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NASA 小型シャトルを民間企業と開発へ1月15日 10時51分
アメリカは、2024年までの国際宇宙ステーションへの物資の補給を民間企業3社に任せることを決め、地球と宇宙を行き来できる小型のスペースシャトルを企業と共に新たに開発するとしています。
NASA=アメリカ航空宇宙局は14日に記者会見を開き、2024年までの国際宇宙ステーションへの水や食料などの物資の補給を民間企業3社に任せると発表しました。NASAはすでに、ベンチャー企業のスペースX社など、2つの企業がそれぞれ開発した2機の無人輸送船に宇宙ステーションへの物資の補給を任せていますが、2019年からはさらに1社加えるとしています。
この1社は、宇宙機器メーカーのシエラネバダ社で、将来的には人が乗り組んで地球と宇宙の間を行き来することも想定した小型のスペースシャトル「ドリームチェイサー」の開発を進めています。
NASAは、3社と最大で総額140億ドル(約1兆6500億円)の契約を結び、少なくとも18回の打ち上げを行いたいとしていて、その実現のための開発も支援するとしています。
会見したNASAの担当者は「民間の力を生かすことで、宇宙ステーションをより有効に活用できるようになる」と述べ、民間による宇宙開発をさらに加速させたいとしています。
この1社は、宇宙機器メーカーのシエラネバダ社で、将来的には人が乗り組んで地球と宇宙の間を行き来することも想定した小型のスペースシャトル「ドリームチェイサー」の開発を進めています。
NASAは、3社と最大で総額140億ドル(約1兆6500億円)の契約を結び、少なくとも18回の打ち上げを行いたいとしていて、その実現のための開発も支援するとしています。
会見したNASAの担当者は「民間の力を生かすことで、宇宙ステーションをより有効に活用できるようになる」と述べ、民間による宇宙開発をさらに加速させたいとしています。