ファミリーマートとコープさっぽろ 業務提携へ

1月16日 15時38分

大手コンビニチェーンの「ファミリーマート」と北海道でスーパーを展開する「コープさっぽろ」は、商品開発や物流などで業務提携する方針を固めました。

関係者によりますとコンビニ業界大手の「ファミリーマート」と北海道でおよそ１１０店のスーパーを展開し食品などの宅配事業を行っている「コープさっぽろ」は業務提携する方針を固めました。
両者は今後、新たな店舗の共同展開や北海道の食材を使った商品の開発、それに物流面での協力など提携の具体的な内容を検討することにしています。
提携によってファミリーマートは、ほかの大手コンビニに比べて店舗数などで出遅れている北海道での事業拡大をねらっています。また、コープさっぽろとしてもファミリーマートのノウハウを生かして、新たなサービスの導入や宅配事業の充実などを進めることにしています。
流通業界では「ファミリーマート」が「ユニーグループ・ホールディングス」と経営統合で合意したほか、「ローソン」が広島市に本社を置く中堅のコンビニチェーンや高知県の食品スーパーと提携するなどコンビニを中心にした再編や提携が相次いでいます。