ニュース詳細
アサヒ 欧州ビール2社の買収入札に参加1月16日 6時16分
k10010373541_201601160618_201601160620.mp4
国内のビール系飲料の市場が縮小するなか、大手ビールメーカーの「アサヒグループホールディングス」は、海外事業を強化するため、ヨーロッパのビールメーカー2社を買収するための入札に参加し、本格的に交渉していくことになりました。
関係者によりますと、「アサヒグループホールディングス」は、▽イタリアの大手ビールメーカー、「ペローニ」と、▽オランダの老舗のビールメーカー、「グロールシュ」を買収するための入札に参加しました。
2つの会社を傘下に収めているのは、世界2位のビールメーカー「SABミラー」ですが、「SABミラー」は世界最大手の「アンハイザー・ブッシュ・インベブ」に買収され経営統合することで合意していて、規制当局の承認を得るため、シェアの高い地域で事業の売却を進めることを明らかにしていました。2社の売却には、海外のほかのビールメーカーも関心を示しており、今後、本格的な交渉が進められます。
アサヒは国内のビール系飲料の市場が縮小するなか、海外事業の売上比率が10%余りと、日本のほかの大手ビールメーカーに比べて低いことから、2つのビール会社の買収で海外事業を一気に強化したいねらいがあります。
2つの会社を傘下に収めているのは、世界2位のビールメーカー「SABミラー」ですが、「SABミラー」は世界最大手の「アンハイザー・ブッシュ・インベブ」に買収され経営統合することで合意していて、規制当局の承認を得るため、シェアの高い地域で事業の売却を進めることを明らかにしていました。2社の売却には、海外のほかのビールメーカーも関心を示しており、今後、本格的な交渉が進められます。
アサヒは国内のビール系飲料の市場が縮小するなか、海外事業の売上比率が10%余りと、日本のほかの大手ビールメーカーに比べて低いことから、2つのビール会社の買収で海外事業を一気に強化したいねらいがあります。