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ダイドーとキリンが自販機で提携 相互に商品供給
1月15日 17時48分

国内の飲料市場が頭打ちとなるなか、大阪の飲料メーカーの「ダイドードリンコ」は、自動販売機の事業を強化するため「キリンビバレッジ」と提携し、相互に商品を供給し合うことになりました。
発表によりますと、ダイドードリンコはキリンビバレッジと業務提携し、ことし4月から全国の自動販売機で、両社の主力商品を相互に販売し合うとしています。
両社の自動販売機は全国で合わせて50万台を超えていて、ダイドーはコーヒーを、キリンは紅茶をそれぞれ供給します。
自動販売機の市場は、少子高齢化やコンビニとの競争などで縮小傾向にありますが、両社は互いの商品の品ぞろえを充実させることで、売り上げを拡大したいとしています。
この分野では、去年7月に「サントリー食品インターナショナル」が「JT・日本たばこ産業」の事業を買収するなど、統合や提携の動きが広がっています。高松富也社長は記者会見で、「相乗効果が出ることを大前提に合意した。自販機の設置やメンテナンスの協業の可能性も検討していく」と述べ、今後、提携の拡大も検討する考えを示しました。

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