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くいデータ改ざん 住民の約9割が建て替え希望
1月15日 15時57分

くいデータ改ざん 住民の約9割が建て替え希望
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横浜市のマンションで‘傾き’が見つかり、建物を支えるくいのデータの流用や改ざんが行われていた問題で、マンションのおよそ9割の住民が全棟の建て替えを希望していることが、管理組合が行ったアンケートで分かりました。建て替えには、法律で所有者の5分の4以上の同意が必要ですが、アンケートの結果はこの条件を満たす結果となりました。
この問題で、マンションの販売会社は4棟のマンションすべてを建て替えることを基本とし、転居を希望する場合は、建て替えて分譲したときに想定される価格で買い取るなどとする補償内容を示しています。
マンションの管理組合は先月、入居している705世帯を対象に、今後の対応にいて2回目のアンケートを行い、97%に当たる685世帯から回答がありました。
それによりますと、「全棟建て替えを希望する」が628世帯で全世帯の89.1%と最も多く、「一部の棟の建て替えや補修を希望する」が32世帯で4.5%、「現時点で決まっていない」が21世帯で3%となりました。
法律で、マンションの建て替えには所有者の5分の4以上の同意を得る必要があると定められていますが、アンケートはこの条件を満たす結果となりました。
管理組合は来月中に通常総会を開く予定で、アンケートの結果を基に今後の対応方針を決めることにしています。

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