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日銀総裁 「世界の金融市場の動き大きい」1月14日 13時55分
日経平均株価が再び大きく下落したことについて、日銀の黒田総裁は14日開かれた銀行業界の会合で、「ことしに入ってやや騒がしい状況になっている。世界的に金融市場の動きが大きなものになっており、市場の動向は引き続き注視する必要がある」と述べました。
また、原油の先物価格が大きく値を下げるなか、物価の動向について、「原油価格の下落を背景に物価は伸び悩んでいるが、日用品の幅広い品目で値上げの動きが続いており、物価の基調としては着実に改善している」と述べました。
そのうえで黒田総裁は、「日銀は2%の物価上昇率の実現に向けて大規模な金融緩和を続けており、必要になればさらに思い切った対応を取る用意もある。できることは何でもやり、2%の物価上昇率の目標は必ず実現する」と述べ、物価の基調に変化が生じれば追加の金融緩和も辞さない考えを改めて強調しました。
そのうえで黒田総裁は、「日銀は2%の物価上昇率の実現に向けて大規模な金融緩和を続けており、必要になればさらに思い切った対応を取る用意もある。できることは何でもやり、2%の物価上昇率の目標は必ず実現する」と述べ、物価の基調に変化が生じれば追加の金融緩和も辞さない考えを改めて強調しました。