上海株式市場 一時２％以上 下落

1月14日 11時44分

k10010370671_201601141205_201601141355.mp4

１４日の中国・上海の株式市場は、中国経済の先行きへの懸念などを背景に、取り引き開始直後から売り注文が広がり、代表的な株価指数は一時２％以上、下落して取り引きが行われています。

中国・上海の株式市場では、年明け４日の取り引きから株価の不安定な値動きが続き、１３日は代表的な株価指数である「総合指数」が、終値としてはおよそ４か月半ぶりに３０００ポイントを割り込みました。
１４日も中国経済の先行きへの懸念が続いていることなどを背景に、取り引き開始直後から売り注文が広がり、「総合指数」は一時２％以上、下落しました。
その後は値下がりした銘柄を買い戻す動きも出ていますが、「総合指数」は日本時間の午前１１時半現在、１３日の終値よりおよそ０．７％値下がりしています。
市場関係者は、「きょうは一部で、中国当局による買い支えとみられる動きも見られるが、投資家の心理は依然として冷え込んだ状況が続いている」などと話しています。