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対IS空爆で市民8人が巻き添え 米軍発表
1月16日 8時26分

過激派組織IS=イスラミックステートに対する軍事作戦を進めるアメリカ軍は、イラクやシリアで実施した空爆で、市民8人が巻き添えになり死亡したとする調査結果を発表しました。
過激派組織ISに対する軍事作戦を進めるアメリカ中央軍は15日、市民が巻き添えになった疑いのある空爆に関する調査結果を発表しました。
それによりますと、去年4月から7月の間にイラクとシリアでアメリカ軍が実施した5回の空爆で、市民8人が死亡し3人がけがをしていたことが分かったということです。このうち、6月にシリアのソルクでISの部隊を狙った空爆では市民3人が死亡したほか、7月にシリアのラッカでISの幹部を狙った空爆でも付近にいた市民が巻き添えになり3人が死亡したということです。
アメリカ中央軍は発表で深い遺憾の意を示す一方、空爆はいずれも戦争に関わる法に沿って適切なあらゆる予防措置が取られたとしています。
対ISの空爆を巡っては市民団体が、巻き添えになった市民の犠牲は数百人の上るおそれがあると指摘しており、アメリカ軍は引き続き調査を進めるとしています。

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