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ロシアとシリア 和平協議を前に合同で空爆
1月16日 7時26分

内戦が続くシリアで軍事作戦を続けているロシア軍は、シリア軍と合同でテロ組織の拠点に対する空爆を行ったと発表し、今月下旬にスイスで行われる和平協議を前に、アサド政権を支える姿勢を改めて示したものとみられます。
ロシア国防省は14日、ロシア軍の爆撃機がシリア軍の戦闘機の援護を受けて、テロ組織の拠点に対する空爆を行ったと発表し、その際の映像を公開しました。
シリアではロシア軍が空爆によって支援するなか、シリア軍の地上部隊が過激派組織IS=イスラミックステートや、反政府勢力の拠点に対して攻撃を行ってきましたが、合同で空爆したのは初めてだということです。
シリア情勢を巡っては、今月下旬にスイスのジュネーブで和平協議が開かれる予定ですが、ロシア外務省はこれを控えて、ラブロフ外相がアメリカのケリー国務長官と20日にスイスのチューリヒで会談することを明らかにしました。ロシアとしてはシリアの和平協議が本格化する前に、テロとの戦いでシリア軍が重要な役割を担っていると強調することで、アサド政権を支える姿勢を改めて示したものとみられます。

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