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北朝鮮の核実験で対応協議 米国務長官が訪中へ1月16日 7時20分
アメリカのケリー国務長官は今月27日に中国を訪問し、北朝鮮が強行した核実験への対応を協議することになり、北朝鮮に対してできるだけ厳しい制裁を科すべきだとするアメリカと、慎重な姿勢を示す中国との溝が埋まるかが焦点です。
アメリカ国務省は15日、ケリー長官が今月27日に中国の北京を訪れて指導部のメンバーと会談すると発表しました。会談では、今月6日に核実験を強行した北朝鮮への対応などについて話し合う見通しです。
北朝鮮の核実験への対応を巡っては、アメリカが日本や韓国とともに国連安全保障理事会の場で、北朝鮮に対してできるだけ厳しい制裁を盛り込んだ決議を可決するべきだとしているのに対し、中国は安保理決議には賛成の立場を示唆しているものの、厳しい制裁を科すことには慎重な姿勢を示しています。
このためケリー長官と中国指導部との会談では、こうした米中の溝が埋まるかどうかが焦点です。
この問題を巡っては13日に、日米韓3か国の北朝鮮問題担当の高官がソウルで対応を協議したほか、14日には中国と韓国の高官が北京で会談しています。また、16日に都内で行われる予定の日米韓3か国の外務次官らの協議でも話し合われる見通しで、関係国による外交が活発になっています。
北朝鮮の核実験への対応を巡っては、アメリカが日本や韓国とともに国連安全保障理事会の場で、北朝鮮に対してできるだけ厳しい制裁を盛り込んだ決議を可決するべきだとしているのに対し、中国は安保理決議には賛成の立場を示唆しているものの、厳しい制裁を科すことには慎重な姿勢を示しています。
このためケリー長官と中国指導部との会談では、こうした米中の溝が埋まるかどうかが焦点です。
この問題を巡っては13日に、日米韓3か国の北朝鮮問題担当の高官がソウルで対応を協議したほか、14日には中国と韓国の高官が北京で会談しています。また、16日に都内で行われる予定の日米韓3か国の外務次官らの協議でも話し合われる見通しで、関係国による外交が活発になっています。