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独 世論調査で過半数 ”難民受け入れ対応できず”
1月16日 1時01分

中東などから押し寄せている難民や移民に関するドイツの最新の世論調査で、半数以上の人が受け入れに「対応できない」と答え、難民が起こしたとみられる暴行事件などをきっかけに難民の受け入れに対する不安が増していることが分かりました。
世論調査は、ドイツの公共放送が行ったもので、15日、結果が公表されました。
それによりますと、ドイツが難民の受け入れに対応できるかどうかについて「対応できない」と回答した人が、前回調査が行われた去年10月に比べて3ポイント増えて51%と半数を超えた一方で、「対応できる」と答えた人は、5ポイント減って44%となりました。
また、押し寄せる難民に対して「不安を感じる」と回答した人は48%、「不安を感じない」と答えた人が50%となり意見は割れました。さらに、難民はドイツを豊かにするかという質問には、「そう思わない」と答えた人が48%で、「そう思う」と回答した人(45%)を3ポイント上回りました。
ドイツでは、去年の大みそかの夜に西部のケルンで、難民が複数の女性を乱暴したとされる暴行事件なども起きていて、今回の調査を通して、国民の間に難民の受け入れに対する不安が増していることが分かりました。

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