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伊勢志摩サミットで米大統領 同盟の重要性強調へ
1月15日 9時25分

伊勢志摩サミットで米大統領 同盟の重要性強調へ
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アメリカのホワイトハウスの高官はNHKのインタビューに応じ、ことし5月の伊勢志摩サミットに出席するためオバマ大統領が日本を訪問し、日米同盟の重要性を強調するとしたうえで議長国としての日本の指導力に期待を示しました。
ホワイトハウス国家安全保障会議のクリテンブリンクアジア上級部長は、NHKの単独インタビューに応じました。この中でクリテンブリンク氏は、ことし5月に開かれる主要国首脳会議=伊勢志摩サミットについて、「オバマ大統領は日本訪問を楽しみにしている。日米同盟の重要性と活力を示す機会になる」と強調しました。そのうえで、日本が議長国として過激派組織IS=イスラミックステートなどによるテロの脅威や気候変動など国際的な課題を巡って指導力を発揮することに期待を示しました。
一方、サミットに合わせてオバマ大統領が被爆地の広島や長崎を訪問するかどうかについては、「言うのは早すぎる。推測する立場にない」と述べるにとどめました。
アメリカでは日本への原爆投下を正当化する意見も少なくないことから、国内外の世論も見極めながら慎重に検討しているものとみられます。また、クリテンブリンク氏は日本と韓国が慰安婦問題の最終的な解決で合意したことを支持し、アメリカも加えた日米韓3か国の協力関係を強化していく考えを示しました。

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