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リオ五輪 工事の遅れで建設会社と契約解除
1月15日 8時32分

リオデジャネイロオリンピックに向け、工事の遅れが指摘されているテニスの競技会場について、市は建設会社が意図的に遅らせているなどとして契約を解除すると発表し、開幕まで7か月を切った大会の準備への影響が懸念される事態となっています。
リオデジャネイロ市西部のオリンピックパークに建設が進められているテニスの競技会場は、当初、去年の9月までに完成する予定でしたが工事が遅れ、先月、完成しないままテスト大会が行われました。工事は、まだおよそ1割が残っていますが、担当する建設会社は先月末に350人余りの作業員を解雇し、ことしに入ってほとんど進んでいませんでした。
工事を監督するリオデジャネイロ市は、建設会社が工事の期日を守らず、工事を休止するなど意図的に遅らせているなどとして、14日に契約を解除したことを明らかにしました。これに対し、建設会社側は工事は順調で、契約を解除する理由を公式に伝えられていないなどとして、市を訴える意思を表明して対立しています。
テニス会場の工事は14日現在ストップしていて、市は新たな建設会社を探すとしていることから会場の完成はさらに遅れ、開幕まで7か月を切った大会の準備への影響が懸念される事態となっています。

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