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韓国 中国に北朝鮮への影響力行使求める1月15日 7時48分
核実験を行った北朝鮮への対応を協議するため、14日、韓国の高官が北京を訪れ、中国側に対し北朝鮮に対する影響力を行使し、日米韓3か国などと連携して圧力を強化していくよう求めました。
韓国外務省のファン・ジュングク(黄浚局)朝鮮半島平和交渉本部長は14日、北京に到着し、北朝鮮の核問題を巡る6か国協議の議長を務める中国の武大偉特別代表と会談しました。
会談に先立ってファン本部長は記者団の質問に対し、「北朝鮮は貿易のおよそ90%を中国に依存しており、中国は相当な影響力を持っている。中国は重要な役割を果たすべきだし、果たせると思う」と述べ、中国の強い影響力の行使に期待を示しました。韓国の連合ニュースによりますと、ファン本部長は会談で、北朝鮮への圧力強化で一致した日米韓3か国の協議の結果を踏まえ、中国側に対し、より建設的な役割を果たすよう求めました。
一方、中国政府は14日夜になって、韓国側と会談を行った事実のみを発表しました。ただ、中国外務省の洪磊報道官は、14日の記者会見で、「半島の非核化を実現し、核拡散を防ぎ、東アジアの平和と安定を守ることは、各国の共通の利益であり、共通の責任だ」と強調しており、中国側は会談で、非核化の実現に向けた責任は関係各国がそれぞれ負うべきだという考えを示したものとみられます。
会談に先立ってファン本部長は記者団の質問に対し、「北朝鮮は貿易のおよそ90%を中国に依存しており、中国は相当な影響力を持っている。中国は重要な役割を果たすべきだし、果たせると思う」と述べ、中国の強い影響力の行使に期待を示しました。韓国の連合ニュースによりますと、ファン本部長は会談で、北朝鮮への圧力強化で一致した日米韓3か国の協議の結果を踏まえ、中国側に対し、より建設的な役割を果たすよう求めました。
一方、中国政府は14日夜になって、韓国側と会談を行った事実のみを発表しました。ただ、中国外務省の洪磊報道官は、14日の記者会見で、「半島の非核化を実現し、核拡散を防ぎ、東アジアの平和と安定を守ることは、各国の共通の利益であり、共通の責任だ」と強調しており、中国側は会談で、非核化の実現に向けた責任は関係各国がそれぞれ負うべきだという考えを示したものとみられます。