同性パートナーシップ条例が話に上がる時とかに、差別してはいけないという流れでいつも「多様性を認めよう」って話が出るんだけど、あれってゲイからするとちゃんちゃらおかしくて笑える。
そもそもゲイの世界は、多様性なんて全く認めない、徹底的なルッキズムで満たされている。マッチョとガチムチだけが発言権を持っているし、その上きちんと顔が良くないと「マッチョだけどブスじゃんw」と馬鹿にされる。デブも、デブとデブ好き同士で調子に乗ってるだけで気持ち悪い存在とされている。一番悲惨なのは痩せている人達だ。彼らは「キショガリ」と呼ばれ、まるでゴキブリのように扱われている。ノンケの世界みたいに「性格がいいから」なんて綺麗事では恋人なんてできない。身体と顔が全ての、完全なルッキズムヒエラルキーの世界。出会い系アプリでもルックスと身体で人気度合いがレベル付けされランキングされる非情な世界。だからみんな必死に身体を鍛えるし、鍛えてない奴はゴミ屑のような扱いを受ける。
そんなゲイの世界を嫌という程見ているから「多様性を認めよう」なんて綺麗事でゲイが擁護されてるのが本当に可笑しい。ゲイの世界には多様性なんて言葉は存在しない。ひたすら身体と顔の良さが評価されるだけの画一的な世界だ。だから、所詮多様性なんてエリート様達の考えた理想論に過ぎないんだろうなと思うし、ゲイが差別される感覚も良くわかる。それってゲイがキショガリをゴキブリ扱いしてるのと同じだと思うから。