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韓国高官が訪中 北朝鮮への影響力行使働きかけへ
1月14日 15時06分

核実験を行った北朝鮮への圧力強化で一致した日米韓3か国の協議の結果を踏まえ、韓国政府の高官が14日、北京を訪れ、中国側に対し北朝鮮に対する影響力を行使するよう働きかけることにしています。
韓国外務省のファン・ジュングク(黄浚局)朝鮮半島平和交渉本部長は、日本時間の14日昼前、北京の空港に到着しました。
ファン本部長は14日午後、北朝鮮の核問題を巡る6か国協議の議長を務める中国の武大偉特別代表と会談し、4回目の核実験を行った北朝鮮への対応を協議します。
13日にソウルで行った日本、アメリカ、韓国の高官による協議で、3か国は北朝鮮に対し、国連安保理で新たな制裁決議の採択を急ぎ、圧力を強化することで一致しています。
ファン本部長は北京の空港で記者団の質問に対し、「今こそ中国と関係各国の協力をより確実なものにし、北朝鮮に、非核化をしないと相当な対価を払わされると分からせるべきだ。中国は重要な役割を果たすべきだし、果たせると思う」と述べ、中国側に対して、日米韓との連携を強め、北朝鮮に対する強い影響力を行使するよう働きかける考えを示しました。
ただ、中国政府は、北朝鮮を強く非難しながらも対話を通じた解決を堅持していく姿勢を示しており、協議を通じてどこまで足並みをそろえることができるのか注目されます。

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