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米ロ首脳が北朝鮮対応を協議 制裁巡り温度差も1月14日 11時10分
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アメリカのオバマ大統領はロシアのプーチン大統領と電話で会談し、北朝鮮が強行した核実験への対応を協議したものの、国連安全保障理事会でどの程度厳しい制裁を科すべきかを巡っては温度差があることをうかがわせています。
アメリカのオバマ大統領は13日、北朝鮮が今月6日に核実験を強行してから初めてロシアのプーチン大統領と電話で会談し、対応などについて意見を交わしました。
ホワイトハウスによりますと、電話会談の中で両首脳は、北朝鮮の核実験について、国際社会が結束して強力な対応を取ることの重要性について話し合いました。
また、ロシア大統領府は、両首脳が、水爆の実験だったと確認された場合には国際社会が北朝鮮に対して厳しい対応を取るべきだとの認識で一致したとしています。
ただ、プーチン大統領は「関係各国が最大限に自制し、この地域の軍事的な緊張を高める行動を取るべきではない」とも述べたということで、北朝鮮に対して、国連安保理でできるだけ厳しい制裁を科すべきだとするアメリカとの間に温度差があることをうかがわせています。
また、両首脳は、今月下旬にスイスのジュネーブで和平協議が行われるシリアの内戦の問題について、アサド政権と反政府勢力の間の対話を促すことの必要性を話し合ったということです。
ホワイトハウスによりますと、電話会談の中で両首脳は、北朝鮮の核実験について、国際社会が結束して強力な対応を取ることの重要性について話し合いました。
また、ロシア大統領府は、両首脳が、水爆の実験だったと確認された場合には国際社会が北朝鮮に対して厳しい対応を取るべきだとの認識で一致したとしています。
ただ、プーチン大統領は「関係各国が最大限に自制し、この地域の軍事的な緊張を高める行動を取るべきではない」とも述べたということで、北朝鮮に対して、国連安保理でできるだけ厳しい制裁を科すべきだとするアメリカとの間に温度差があることをうかがわせています。
また、両首脳は、今月下旬にスイスのジュネーブで和平協議が行われるシリアの内戦の問題について、アサド政権と反政府勢力の間の対話を促すことの必要性を話し合ったということです。