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高村氏とロシア下院議長 対話活発化を確認
1月14日 4時04分

高村氏とロシア下院議長 対話活発化を確認
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モスクワを訪れている自民党の高村副総裁は、13日、プーチン大統領の側近のナルイシキン下院議長と会談し、両国の関係を強化するため、安倍総理大臣とプーチン大統領の首脳会談をはじめ、さまざまな分野で対話を活発化させていくことを確認しました。
この中で、ナルイシキン議長は、ウクライナ情勢を巡る日本のロシアへの制裁措置を念頭に、「両国の経済協力は困難な状況にあり、去年10月までの貿易額は前の年より30%減っている」と指摘し、経済分野での連携を強化するよう求めました。
これに対し、高村副総裁は「貿易額の減少は石油価格の下落などによるもので、政治的な要因は全くない」と述べました。そのうえで、高村氏は「政治、経済、文化など、重層的な関係ができることが望ましい」と述べ、両国の関係を強化するため、安倍総理大臣とプーチン大統領の首脳会談をはじめ、さまざまな分野で対話を活発化させていくことを確認しました。
また、北朝鮮の核実験について、ナルイシキン議長が「北朝鮮の行為にふさわしい外交上の措置が必要だ」と述べたのに対し、高村氏も「さらなる核実験などを防ぐうえでも、国連安全保障理事会で強い内容の新たな決議を採択すべきだ」と応じました。
高村氏は、14日、日本に帰国します。

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