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パク大統領 北朝鮮制裁で中国の関与求める1月13日 12時06分
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韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領は、北朝鮮の核実験について容認できない挑発だと厳しく非難するとともに、「中国が必要な役割を果たすと信じている」と述べ、北朝鮮に対する制裁強化で中国の積極的な関与を求めました。また、慰安婦問題を巡る日本との合意については、元慰安婦の女性たちの希望を反映させた妥当なものだとして、国民に重ねて理解を促しました。
韓国のパク・クネ大統領は、13日午前10時半からソウルの大統領府で国民向けの談話を発表し、北朝鮮が4回目の核実験を行ったことについて、「全世界の平和と安全を脅かす容認できない挑発だ」と厳しく非難しました。そして、パク大統領は、北朝鮮が態度を変えるような、以前とは異なる強力な制裁が必要だと強調したうえで、「中国が国連安全保障理事会の常任理事国として、必要な役割を果たすと信じている」と述べ、北朝鮮に対する制裁強化で中国の積極的な関与を求めました。
パク大統領は、続いて記者団の質問に応じ、慰安婦問題を巡る日本との合意について、「元慰安婦の女性たちが健在であるうちに日本からの謝罪を受けて名誉を回復するため、切迫した気持ちで交渉に臨んだ」と説明しました。そのうえで、「韓国政府は事前に全国の元慰安婦の女性たちと会って希望を聞き取り、共通する内容を忠実に反映させた結果だ」と述べ、合意は妥当なものだとして国民に重ねて理解を促しました。
パク大統領は、続いて記者団の質問に応じ、慰安婦問題を巡る日本との合意について、「元慰安婦の女性たちが健在であるうちに日本からの謝罪を受けて名誉を回復するため、切迫した気持ちで交渉に臨んだ」と説明しました。そのうえで、「韓国政府は事前に全国の元慰安婦の女性たちと会って希望を聞き取り、共通する内容を忠実に反映させた結果だ」と述べ、合意は妥当なものだとして国民に重ねて理解を促しました。