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オバマ大統領 任期最後の一般教書演説へ1月13日 5時01分
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アメリカのオバマ大統領は、日本時間の13日午前、内政・外交の施政方針を示す任期最後の一般教書演説に臨み、銃規制の強化などを訴える方針で、北朝鮮の核実験や過激派組織IS=イスラミックステートへの対応についてもどのように言及するのか注目されています。
オバマ大統領は、12日夜(日本時間の13日午前11時)からアメリカ議会の本会議場で上下両院の議員などを前に一般教書演説を行う予定です。任期が残り1年となったオバマ大統領にとって今回が最後の一般教書演説になります。
これに先立ってオバマ大統領は「演説では、今後数十年にわたってアメリカがより輝く進路に向かうためわれわれがしなければならない選択について話す」と述べました。
演説で、オバマ大統領は、雇用の改善や医療保険制度改革、それに、地球温暖化対策など、就任後7年間の成果を強調するものとみられます。
そして、銃の乱射事件が後を絶たず犠牲者が増え続けていることを受けて、銃規制の強化の必要性を訴えることにしています。
また、大筋合意したTPP=環太平洋パートナーシップ協定の発効に向けて、議会に対して早期に合意内容を承認するよう求める見通しです。
さらに、核実験を行った北朝鮮や、過激派組織ISへの対応など、外交・安全保障問題についてもどのように言及するのか注目されています。
これに先立ってオバマ大統領は「演説では、今後数十年にわたってアメリカがより輝く進路に向かうためわれわれがしなければならない選択について話す」と述べました。
演説で、オバマ大統領は、雇用の改善や医療保険制度改革、それに、地球温暖化対策など、就任後7年間の成果を強調するものとみられます。
そして、銃の乱射事件が後を絶たず犠牲者が増え続けていることを受けて、銃規制の強化の必要性を訴えることにしています。
また、大筋合意したTPP=環太平洋パートナーシップ協定の発効に向けて、議会に対して早期に合意内容を承認するよう求める見通しです。
さらに、核実験を行った北朝鮮や、過激派組織ISへの対応など、外交・安全保障問題についてもどのように言及するのか注目されています。
一般教書演説とは
アメリカのオバマ大統領は、一般教書演説に先立って、先週、インターネット上に動画を公開しました。
この中で、オバマ大統領は「これが私の最後の一般教書演説になる。私はこれまでの7年間歩んできた道について考えながら演説を書いている」と述べました。
そして、「私は今後数年にわたってわれわれ全員がともに取り組むべきことについて話したい。この演説はあなたたちのためのものだ。みんなに聞いてほしい」と訴えました。
一般教書演説はアメリカの大統領が今後1年間の内政・外交の施政方針を示すもので、全米に向けてテレビ中継されます。
演説は議会下院の本会議場で行われ、上下両院の議員500人余りに加え、閣僚や最高裁判所の判事、それに、アメリカ軍の幹部などが一堂に会します。
憲法の規定に基づくもので、初代大統領のジョージ・ワシントンが始めました。
説得力のある演説を行うため、大統領は直前までスピーチライターなどとともに推こうを重ね、本番に臨みます。
この中で、オバマ大統領は「これが私の最後の一般教書演説になる。私はこれまでの7年間歩んできた道について考えながら演説を書いている」と述べました。
そして、「私は今後数年にわたってわれわれ全員がともに取り組むべきことについて話したい。この演説はあなたたちのためのものだ。みんなに聞いてほしい」と訴えました。
一般教書演説はアメリカの大統領が今後1年間の内政・外交の施政方針を示すもので、全米に向けてテレビ中継されます。
演説は議会下院の本会議場で行われ、上下両院の議員500人余りに加え、閣僚や最高裁判所の判事、それに、アメリカ軍の幹部などが一堂に会します。
憲法の規定に基づくもので、初代大統領のジョージ・ワシントンが始めました。
説得力のある演説を行うため、大統領は直前までスピーチライターなどとともに推こうを重ね、本番に臨みます。
銃撃事件の犠牲者のために空席も
一般教書演説の会場となる議会下院の本会議場の傍聴席には、例年、特別ゲストとして、オバマ大統領が訴える政策に関係する人などが招かれます。
ホワイトハウスによりますと、ことしは、銃撃事件で命を奪われた犠牲者のための席としてゲストが座る席の1つをあえて空席にするということで、銃規制強化の必要性をアピールするねらいです。
アメリカメディアによりますと、2003年のブッシュ前大統領の一般教書演説でも、同時多発テロ事件の犠牲者を追悼して空席が設けられたということです。
また、今回の演説には、先月、西部カリフォルニア州サンバーナディーノで男女2人が銃を乱射し14人が殺害されたテロ事件の犠牲者のパートナーの男性や、内戦が続くシリアから逃れてきた難民の男性も招待されました。
さらに、アメリカのすべての州で男性どうしや女性どうしが結婚する同性婚を認める判断が示された裁判の原告の1人だった男性のジム・オバーゲフェルさんも招かれています。
ホワイトハウスによりますと、ことしは、銃撃事件で命を奪われた犠牲者のための席としてゲストが座る席の1つをあえて空席にするということで、銃規制強化の必要性をアピールするねらいです。
アメリカメディアによりますと、2003年のブッシュ前大統領の一般教書演説でも、同時多発テロ事件の犠牲者を追悼して空席が設けられたということです。
また、今回の演説には、先月、西部カリフォルニア州サンバーナディーノで男女2人が銃を乱射し14人が殺害されたテロ事件の犠牲者のパートナーの男性や、内戦が続くシリアから逃れてきた難民の男性も招待されました。
さらに、アメリカのすべての州で男性どうしや女性どうしが結婚する同性婚を認める判断が示された裁判の原告の1人だった男性のジム・オバーゲフェルさんも招かれています。