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韓国外務省「元慰安婦に直接会い理解求める」
1月12日 17時47分

韓国外務省は、先月の日韓外相会談で、両国が慰安婦問題の最終的な解決で合意したことを受けて、元慰安婦の女性たちと直接会い、交渉の経緯や合意の内容について理解を求めていく考えを示しました。
韓国外務省は先月、慰安婦問題の最終的な解決で日本と合意したあと、イム・ソンナム(林聖男)第1次官が、元慰安婦の女性たちが共同で暮らすソウル市内の住宅を訪ねるなどし、交渉の経緯や合意の内容について説明を行っています。
これについて、韓国外務省のチョ・ジュンヒョク(趙俊赫)報道官は12日の記者会見で、外務省の関係者が11日に別の元慰安婦の女性を訪ねたことを明らかにし、「韓国政府の最優先事項は、被害者の方々の名誉と尊厳の回復、そして心の傷を癒やすことだ」と述べ、直接会って説明することの重要性を強調しました。そのうえで、「合意を履行する過程では、元慰安婦の方々の意見がとても重要だ。説明し、理解を求め、そして意見を聴取する作業を着実に行っていく」と述べ、今後も元慰安婦への説明を続けていく考えを示しました。
韓国政府としては、今回の合意への世論の支持を得るには、元慰安婦たちやその支援団体の理解を得ることが重要な課題となっていますが、支援団体からは、韓国政府のこうした取り組みについて「外務省が元慰安婦たちを分裂させようとしている」と、厳しい批判の声も上がっています。

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