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国際捜査機関の関係者がテロ対策協議1月12日 6時00分
フランスで起きた同時テロ事件など、世界各地でテロの脅威が高まるなか、オランダで国際捜査機関の関係者らが集まる会議が開かれ、過激派組織のメンバーの情報を共有する対策などについて協議しました。
この会議は、今月からEU=ヨーロッパ連合の議長国を務めているオランダ政府が主催したもので、11日にハーグで行われた会議には、国際捜査機関の関係者やおよそ50か国の代表が参加しました。
会議では、過激派組織IS=イスラミックステートなどによるテロが世界各地で起きている現状を受けて、過激派組織のメンバーの活動や所在に関する情報を、ユーロポール=ヨーロッパ刑事警察機構、インターポール=国際刑事警察機構、それに各国の捜査当局が共有する案などについて話し合いました。
また、捜査の手が及びにくい家庭用ゲーム機やメッセージアプリなどがテロリストの通信手段として活用されている状況に対応するため、監視網を強化する必要性についても意見を交わしました。
去年11月にフランスのパリで起きた同時テロ事件では、容疑者の中にISのメンバーとして指名手配されていた男が含まれていたほか、事件のあと、ベルギーに逃走した容疑者を、警察が取り逃がしていた実態も明らかになり、国境をまたいだ捜査協力が重大な課題となっています。
会議では、過激派組織IS=イスラミックステートなどによるテロが世界各地で起きている現状を受けて、過激派組織のメンバーの活動や所在に関する情報を、ユーロポール=ヨーロッパ刑事警察機構、インターポール=国際刑事警察機構、それに各国の捜査当局が共有する案などについて話し合いました。
また、捜査の手が及びにくい家庭用ゲーム機やメッセージアプリなどがテロリストの通信手段として活用されている状況に対応するため、監視網を強化する必要性についても意見を交わしました。
去年11月にフランスのパリで起きた同時テロ事件では、容疑者の中にISのメンバーとして指名手配されていた男が含まれていたほか、事件のあと、ベルギーに逃走した容疑者を、警察が取り逃がしていた実態も明らかになり、国境をまたいだ捜査協力が重大な課題となっています。