11月横浜市磯子区で「エンディングノート書き方講座」が開かれました。
参加者は区内に暮らす50代から80代の人たちです。
磯子区では…人生の最期に備え介護や医療相続や葬儀などについての書き方を教えています。
今エンディングへの備えについて関心が高まっています。
今回番組でアンケートを行ったところ3,000人を超える回答が寄せられました。
およそ32%と終末期の医療が最も大切と答えた人が多かったのです。
今医療や介護の現場では終末期の医療について健康な時から考え自分の意思をノートに書く事を勧める動きが始まっています。
終末期の医療を考えるヒントやノートにまとめる方法を紹介します。
そして自分が……など書く時のポイントをお伝えします。
更に急な入院に備えておきたいものとは何か?その中身を番組後半でお伝えします。
終末期の医療に備え前向きな暮らしにつなげていきましょう。
風吹ジュンです。
国井雅比古です。
この番組ではこれまで相続ですとかお墓のことそれからエンディングノートを取り上げましたね。
今日はエンディングノートの医療版といった意味ではですね終末期の医療について考えます。
風吹さん何かふだんからいろいろ考えてますか?思いますよ。
思います。
だから電話で娘とは話したりした事ありますけど書いてはないですね。
ノートにはしてませんね。
さっきのアンケートで一番気になるのはこの医療でしたよね。
この問題は関心が高いようですね。
はい。
それではゲストをご紹介します。
安藤和津さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
何か同世代だからお互いにひと事じゃないですよね。
みんなそうですここは。
そうね。
具体的にどういう医療を望むとかいう事考えてますか?考えてます。
私この間それも話しました。
もう痛いのは嫌。
延命要らない。
だって最期ぐらい自分のやりたいようにねしてもらいたいじゃないですか。
今日は一緒にお話を伺っていきたいと思います。
まずは身内の死をきっかけに自分の終末期の医療について意識し始めた方たちを取材しました。
ご覧下さい。
東京都に暮らす…。
現在娘さんと2人で暮らしています。
小林さんが案内してくれたのが妻睦子さんの部屋です。
(取材者)手前が奥様用で向こうが生徒さん用で。
今から7年前睦子さんは肺腺がんで亡くなりました。
3歳の頃から始めたピアノを弾き続ける事が何よりの生きがいだった睦子さん。
病に侵されたのは亡くなる1年ほど前の事でした。
小林さんは抗がん剤の副作用で苦しみ入退院を繰り返す睦子さんを献身的にサポートしました。
そんなある日の事小林さんは入院していた睦子さんから相談を受けました。
それは最期は家に戻りたいという願いでした。
小林さんは睦子さんの希望を受け入れて自宅に介護設備などを用意。
本人の望む形を実現しました。
自宅で過ごした10日後睦子さんは静かに息を引き取りました。
睦子さんの経験をきっかけに小林さんは今自分自身の終末期の医療について考える事を大切に感じノートにその思いをつづっています。
そしてこの方も自分の終末期について考えています。
東京都に暮らす…。
夫と次男の3人で暮らしています。
見せてくれたのは市販のエンディングノートです。
口座引き落としされているものやローン財産などについて今の状況をまとめています。
また自分の葬儀についても準備していました。
義理の父信正さんは20年ほど前肺がんで亡くなりました。
抗がん剤の治療を受けて体力が弱っていた信正さんは救急車の中で人工呼吸器をつけられそのまま病室へと運ばれます。
その姿を見ていた田さんは終末期の医療の在り方について真剣に考えるようになったと言います。
どんな形の医療を信正さんが望んでいたのか?今でも考える事があると言います。
こうした経験から田さん自身も終末期の医療についてノートにまとめるようになったのです。
和津さんちょっとこう涙が…。
いろんな思いが交差して…。
私も本当にこれで良かったのかなと思う状況だったんで本当に自分の意思がはっきりしてる間に自分はどうやってほしいかというそういう伝達はしなきゃだめだなって思いますね。
母の時は全く分からなくて。
和津さんに「私こうなんだけどこうしたいわ」って言ってほしかった?ほしかったしみんな生まれてきたからには必ず死ぬんだからもっとオープンにそういう会話ができる時代になったらいいなと思った。
これすごくいいテーマですよねだから今日。
さてここで専門家の方をお招きしています。
内科医師の渡辺敏恵さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。
内科医師として多くの現場を経験した事から自分らしい「生き」「死に」を考える会を発足させました。
終末期の医療について考えるためのノート作りも行っています。
今のVTRをどうご覧になりましたですか?そうですね。
皆さん身近な方のねみとりをされたあとでそれをご自分の事として受け止めてらっしゃるのはとてもすばらしい事だと思うんですけども今ノートに書き留めてらっしゃる「自分の思い」とおっしゃったんですけどどういうふうなね内容で書き留められているかちょっとそれはね気になるところですね。
そうですよね。
渡辺さんが携わった現場では本人のご意思はどういうふうになってるんでしょうか?もちろんご自分がね意思が表現できる方の時はご家族や医療スタッフともねよく相談しながら決めていくのが根本的な事なんですけれどもただいきなり意識がなくなったりそれからやっぱり今認知症が多くなりましたよね。
そうするとあっという間に気が付かないうちにご自分の意思が判断できない。
さてどうするかという事でそれはやはり現場の方にもそれからご家族の方にもですねかなり戸惑いが出てくると思います。
同じ事で私も悩みました。
どういった?うちの母ものすごい食いしん坊で食べる事が生きがいだったんですよね。
それが経管栄養になって要するに自分の生きがいがなくなっちゃった訳だから1日でも長生きしてほしいというのは私たち家族の何かエゴかなというのとでもやっぱり生きててほしい。
本人はでも生きてるのもつらい。
楽しみがない。
だからこのすり合わせですよね。
本当にすごく分かります今のケース。
さて今介護の現場で自分の最期をどうするのか具体的に考えるためのノート作りが始まっています。
はい鶴見メディカル介護支援ステーション木村です。
こちらは横浜市鶴見区の医師会が運営する訪問看護士やケアマネージャーが勤める事業所です。
4年前鶴見区で暮らす在宅療養者を円滑に支援するためのファイルが作られました。
診断の結果や本人の基本情報の他に体の状態や病気の様子服用している薬の情報などがまとめてあります。
他にも自分が望む医療について意思表示するためのシートも入っています。
この日更に介護をより良いものにしようと勉強会が開かれました。
講師は渡辺敏恵さんです。
ノートのですね最初の方をちょっと開いて下さい。
内容は終末期の医療に関するノートの活用です。
「私の生き方連絡ノート」と書かれたこのノートは6年前渡辺さんと医療の現場で働く人たちなどによって2年がかりで作られました。
今の自分が望む医療について書く項目や意思表示ができる時できない時それぞれでどうしたいのか?具体的に書く項目が記されています。
11月下旬栗原さんと渡辺さんは鶴見区のある家庭を訪れました。
こんにちは。
こんにちは。
どうも。
迎えてくれたのは…挟んでいらっしゃいますか?見せて頂いてもいいでしょうか?妻の洋子さんと2人で暮らしています。
孝彦さんは4年ほど前に肺炎で入院。
胃に直接栄養を送るための胃ろうや喉を切って人工呼吸器をつけて治療を行っていました。
今では人工呼吸器や胃ろうも取れ要介護度も4から1にまで下がり自宅で療養しています。
そんな孝彦さんに栗原さんが渡したのは「私の生き方連絡ノート」です。
書き方を渡辺さんに教わります。
孝彦さん妻の洋子さんの名前を筆頭に娘2人の名前も書きました。
しかし「自分の代わりに判断してほしい人」の部分では娘2人の名前を優先して先に書き洋子さんの名前は3番目にしました。
孝彦さんは自分自身の終末期の医療について客観的に見る事ができたと言います。
でも何かご自身が病気体験してらっしゃるから客観的ですよね。
そうですよね。
妻よりは子供の方が両方の立場を客観的に考えるからというふうにその言葉もメッセージとして残しておけば奥様としてもね。
(安藤)全然納得いきますよね。
私もこれ頂きます。
実は自治体でもそういう取り組みが始まってるんですね。
ちょっとこちら宮崎市が市民に配布しているノートなんですがこちら実はですね終末期の医療に特化したものなんです。
例えばこのページなんか見ますと告知について治療方針を判断してほしい人などを書き込めるように今のケースですね。
これを書くうえでの参考になると思う冊子があるんです一緒にね。
このノートには書き方の手引きがついています。
心臓が止まった場合や呼吸が止まった場合口から食べる事ができない場合などの医療方法が解説され書きやすくなっています。
将来的にはこういうノートをですね医療とか介護とか消防関係も含めてこのノートを周知して情報を共有化していこうという事をねらっているものなんです。
医療現場から自治体に広がった訳というのがあるんですか?皆さん住み慣れた地域で最期まで過ごしたいという方が増えているんですね。
そうした場合に自治体としてはどうやって皆さんをサポートしていったらいいだろうかというところからこういう動きが始まっていると思います。
渡辺さんVTRにあった「私の生き方ノート」ですけれどもこれがそうなんですね。
はい「私の生き方連絡ノート」ですね。
ちょっと見ていきましょうか。
例えば「今の自分が望む医療」どうやってその病と闘っていくかというぺージですが考えるポイントが左側に書かれていて右側に自分の言葉を書き込むようになっています。
イメージが書かれてますね。
渡辺さんはどんな思いでこのノートを作られたんですか?患者さんご本人の意思表示ができなくなった場合ですね。
やはりご家族は医療の選択をいろいろしなきゃいけない訳ですけれどもご本人が何を考えていらしたかが分からない。
そういう状態で選ぶ事はとってもつらくて心の負担になる事なんですね。
そういう事をたくさん経験しましたので三者で話し合っていけるようにそういう思いで練り上げたノートです。
市販の簡単なノートにメモをしてどんなノートでも大丈夫なんですか?そうですねお一人お一人やっぱりご病気とかによって状況が違ってきますので周りの方ともよくご相談になりながらポイントを押さえていかれれば大丈夫だと思います。
では具体的にどのように書いていけばいいのかちょっとこちらをご覧頂きましょうか。
渡辺敏恵さんが考案した終末期の医療に向き合うためのノートの書き方です。
項目は5つに分かれています。
以上の事を書きます。
まずはノートを用意してボールペンで5つの項目を並べてみましょう。
内容は自由記述です。
落ち着いた気持ちの時に書きやすい項目から進めていきます。
まず1つ目は…。
外科に内科それに皮膚科。
改めて考えてみるといろいろあるなあ。
医療を受ける時参考になったりする事があるからです。
次は…。
長期の入院や痛みがある治療などについて考えを書きます。
例えば今の自分が病気になったとしたら…。
「できるだけ自宅で過ごせる形を取りたい」「激しい痛みが続くのは嫌だ」など具体的に書くと他の人が見た時に分かりやすくなります。
続いて大病を患った時の事について考えていきます。
まずは…。
お母さんの時あまり詳しく病名を告げずに治療を勧めたけど本当はどうだったのかしら。
例えば「自分の病名は知りたいけど余命は知りたくない」など具体的に書いておきましょう。
一方自分で意思表示ができない場合です。
3つに分けて考えます。
1つ目は脳卒中や事故などで…2つ目は病気などで…3つ目は…。
ちょっとお母さんどこ行くの?認知症が進み自分で判断できなくなった場合。
それぞれ何を望むのか書き出します。
そうする事で状況がより具体的になり考えやすくなります。
そして最後の項目は…。
その方たちとは日頃から自分の考え方や生き方について話し合っておきます。
最後に日付も忘れずに書いておきましょう。
分かりやすくて。
いいですね。
良かったですよね。
これだったら受け取った方も何か見やすいしね。
何か今もうまさに私の中でちょうど書き進めてる所の部分がたくさんありました。
私は見ていて自分のわがままじゃないですけど自分本位で書いておけばそこが基本にあって皆さんの考えが入ってくる先生の意見が入ってくるという事ではどうでしょう?
(渡辺)いい事だと思います。
ちょっとこちらをご覧下さい。
最初のね自分の情報というのはこれは基本的な事ですね。
かかりつけの先生とか病気のある場合病名それからのんでらっしゃる薬などをね基本的に書く欄です。
それから今までの生き方についてというのはこれはね大ざっぱな事で結構ですのでこれを機会に自分が今まで生きてきてどんな事があったか何が楽しかったか何がつらかったかいろんな事を思い出してね人生を振り返るきっかけにして頂ければ結構だと思いますのでね。
それから次がですね病気があるなしに関わらずですね自分が望む医療のイメージというのが大事なんですねやはり。
というのはどんな治療までは受けたいか受けたくないかという事をね書いておかれるといざご自分が病気になった時には考えていく事ができるんですね。
それから次がですね意思表示ができる場合ですね。
それは正直にお書きになっておくと周りがとても助かるんですよね。
「もううちの母は高齢だから本当の事は言わないで下さい」という事でね結局ご本人がご自分の病名もそれから治療の選択も何も知らないままね最期を迎えるって事もねたまにある事なんですね。
その場合の今の問題点って情というかね子供の情としてみれば知らせたくないしつらい思いさせたくないという事がかえって本人にしてみれば人間として何をされてるのか何も知らないまま逝ってしまうというのは。
今ねこれ伺ってて医療機関に自分の意思をはっきり家族以外に知らせておけば今国井さんがおっしゃったみたいな何か複雑な心理によって事実を知らされないで逝ってしまったりとか延命治療しないでくれと言っても延命されちゃったりってそういう難しさはなくなるのかもね。
そうですよね。
それで次ですね今度は意思表示ができなくなった場合。
まず一つがですね元気な方がね突然パタッと倒れた場合ですね。
治療を受けるんだというふうにねしっかりここで確認したいと思うんですね。
それから長い病気慢性の病気でしかも闘病生活を送られている方っていると思うんですけれども自分はここまで闘病生活を送ったんだからこの先例えば状況が変わっても自分はここまでの治療を受けたいとかですねいやこっちの治療を受けたいとかいろんな選択肢が出てくるんですね。
それから認知症の場合ですね。
特に認知症が進んだ場合に自分は自分の生き方としてどうしてほしいかというところまで考えて書かれておくと残された方は本当にね助かると思います。
こういうふうに3つの場合に分けています。
それから最後ですねご自分の代わりに判断してほしい人って事なんですけどもその方にはちゃんと承諾を取ってご自分の考え方をふだんからね伝えておかれるって事がねそれはもう必須ですね。
大事な事です。
書くうえでも気をつけなきゃまずい点ってあります?何か。
そうですね。
まずご自分のね気持ちが落ち着いてる時に書かれて下さい。
あとはですね書いたらおしまいではないんですね。
やはり定期的に見直す。
例えばお誕生日ですとかね。
いい機会だと思うんですね。
という事で内容を書き直す場合ですねその場合には二重線を引いてそこに日付を書いて新しい考えを書かれるという事でご自分がどういうふうに考えていたかという事の歴史がそこに刻まれますよね。
それもとてもねお子さんには響くと思いますので書いても消さないで二重線で残して頂きたいと思っています。
ただこのあれですねノートに書くような事は法的な拘束力というものはないんですよね。
我が国の場合は法的な縛りはないんですけれどもただですね厚生労働省をはじめとしまして日本の医学会などで終末期のガイドライン指針というものが出されていましてそれの基本の考え方というのはご本人の意思を尊重しましょうという事がね基本なんです。
決してむだではなくてむしろ大変助かる事なんです。
重要な事ですね書いておくって事はねやはりね。
お医者様の立場でもそうなんですね。
さてこのノートを書く事以外でもさまざまなやり方で終末期の医療について備えている方がいらっしゃいます。
ご覧下さい。
東京都に暮らす…現在1人暮らしです。
夫の光徳さんは6年ほど前多臓器不全で亡くなりました。
掛田さんには3人の子どもがいます。
それぞれ結婚し家庭を築いています。
少しでも子どもたちに負担を掛けたくないとセミナーを受けてエンディングノートを書いています。
もちろん終末期の医療についても考えています。
治る見込みがない時には病名を告知しないでほしい事や延命措置に対する考えがつづられています。
ノート以外にも自分がいつ病に倒れてもいいように備えている事があります。
まず1つ目はこちら。
現在も働いている掛田さん。
家に帰ると向かったのが自分の部屋です。
仕事で使うかばんの置き場所を決めています。
かばんを置くと着ていた上着はすぐさま押し入れへ。
必ず元あった場所に戻し整理整頓を心がけています。
掛田さんの備え2つ目はこちら。
見せてくれたのが自分の住所や電話番号血液型などの他に子どもたちの連絡先を記した「緊急連絡カード」。
自分で考え長男の成徳さんにパソコンで作ってもらいました。
実は掛田さん持ち運ぶかばんに緊急連絡カードを入れているんです。
仕事で使うかばんに買い物などで使う袋にも入っています。
掛田さんの備え3つ目は「入院時」と書かれたこちらのかばんです。
その名も「緊急入院袋」と名付けられたこのかばん。
下着や寝巻き洗面道具など入院した時に必要になるものが入っています。
更に中には夫光徳さんの入院の経験から得た工夫もありました。
診察などをしやすいようにとの心配りから前あきのシャツを入れています。
医療についてノートに書き記すだけではなく実用的な備えも大切だという掛田さん。
備えた事で趣味の海外旅行も心おきなく楽しんでいます。
立派な方ですよね。
もう頭が下がって耳が痛くてどうしていいか分からない。
ちょっと掛田さんの備えをまとめて…いや〜驚きましたね。
でもねこの始末のよさ。
どうですか。
整理整頓はされていますか?
(安藤)いやしたやさきにもう散らかってますのでちょっと難しいですねこれは。
私もひとの事は聞けません。
これもないでしょ?緊急入院の。
(安藤)何にもないです。
本当に今とっても反省してます。
これやんなきゃだめだなやっぱり。
(安藤)これ作ろう。
作りましょうね。
じゃ私たち「やった?」って確認しますからね。
しましょうね。
いかがですか?この掛田さんの…。
そうですね。
お見事というほかないですよね。
実はですねアメリカのオレゴン州という所があるんですけどもそこではですね医療に関するカードですねそれを冷蔵庫のドアにですね貼り付けておく。
そうすると救急車が来ますと隊員さんはまず冷蔵庫を見てそこの緊急カードを確認するってそういう事もあるのでね。
日本の自治体でも一部でそういう事を推奨してる所もあるんですけども。
そういう事を取り組んでる所があるんですね。
そうです。
いろいろ今日渡辺さん伺ってきましたけれども「一番基本的に大事な事だよこれは」ってのはどういう事なんだろう?そうですねまず第一としてはご自分の最期を考えるという事はご自分がそれまでどうやって生きていくかどうやって何を大事に生きていきたいかって事を考える事だという事をねちょっと考えを変えて頂きたいんですね見方を。
前向きに生きていくって事につながると思いますのでね。
それが一つ。
それから記録したノートを書く事がご自分の世代からその次の世代へ伝えていくノートだという側面もあるという事も一応認識して頂けたらと思うんですね。
人間って考えたらね必ず泣いて生まれるでしょオギャーって。
泣いて生まれてね去る時はねみんなで笑顔でね「お疲れさま」って。
「ありがとう」と言って終われたら一番いいと思うんですよ。
そのためにはこのノートってすごい大事なポイントになると思った。
渡辺さん安藤さんありがとうございました。
ありがとうございました。
あっという間に時間が過ぎました。
今日はどんな?今日のお茶は「千両茶」。
千両。
はい。
千両万両…。
千両なんですよ。
中国の湖南省の黒茶なんですけどもね。
ちょっとこちらをご覧下さいませ。
もう結構色が出てますね。
いい色ですね。
お写真の方これが茶葉の束なんですけども高さが156センチ重さ36キロ。
「黒茶大王」とも言います。
大王。
はい立派ですね。
三重構造の竹かごに蒸した原料のお茶を詰めて今大人7人ぐらいでギュ〜ッと細く締め上げて作られるんですね。
この中に入っているものをこうやって固めるんだね。
すごいですね。
ちょっとこれいいですか。
そうするとこれが今束の中でこう長くなってる…。
木の幹のようにねしっかりと。
じゃお茶の方を…。
じゃお茶飲みましょう。
この方が匂いが分かるかもしれません。
あ〜。
何でしょうねこれ。
複雑な味ですね。
そうですか。
しみじみとしたおいしいお味ですよね。
やさしいですね味がね。
軽いおいしい味です。
あ〜落ち着きました。
さて視聴者の皆さんの輝いてる姿をお伝えする「私の団塊スタイル」です。
「私は宮城県の北部沿岸にあるかやぶきの家で育ちました。
仕事で岩手に移り定年を迎える頃にかやぶきの家がどのくらい残っているのか調べ始め写真集を8年前に自費出版しました」。
え〜そうなんですね。
「取材を通じてかやぶきの家を維持していくには多額の経費がかかる事を知り誇りを持って住んでいる人の大変さを痛感しました」。
いやいいですねこのたたずまいね。
「現状や保全について広く知ってほしいと願っています」。
でも興味深い資料ですよね。
楽しいでしょうね。
こうやって取材して重ねていくと情報がね。
この「私の団塊スタイル」では皆さんから写真とお便りを募集しています。
趣味や仕事に打ち込んでいる輝いてる姿をお送り下さい。
皆様からのご投稿お待ちしています。
今日は終末期の医療でしたけれど…。
ねえ。
「ピークエンド」という言葉がありますけど一番良かった事が最後になるように死ぬ時もピークエンドだといいですよね。
本当に幸せな今日は死ぬのにもってこいの日だって思いながら死ねる。
そんな詩がどっかでありましたね。
ありましたよ。
心おきなく旅立ったらいいなとは思いますね。
気持よく。
そうありたいですよね。
ありたいですね。
2016/01/15(金) 11:00〜11:45
NHKEテレ1大阪
団塊スタイル「どう備える?終末期の医療」[解][字][再]
今回は、エンディングの備えの中から終末期の医療について考える。病気のことは全て知りたいのか?などをノートにまとめるポイントや常備しておきたい物などを紹介する。
詳細情報
番組内容
老いや死について前向きに備える人が増えている。今回は、さまざまなエンディングの備えの中から終末期の医療について考える。病気のことは全て知りたいのか?意思表示できなくなった場合、代わりに誰に判断してもらいたいか?などをノートにまとめるポイントを紹介。さらに、終末期医療に関連した“緊急連絡メモ”や“緊急入院袋”など備えておきたい実用品などについても伝える。
出演者
【ゲスト】エッセイスト…安藤和津,【解説】東京女子医科大学内科医師…渡辺敏恵,【司会】風吹ジュン,国井雅比古,【語り】バッキー木場
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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