ニュース 2016.01.15


5時になりました、ニュースをお伝えします。
きょう午前2時ごろ、長野県軽井沢町のバイパスで、スキー客を乗せたバスが道路から転落し、乗っていた41人のうち、乗客12人と乗員2人の合わせて14人が死亡したほか、27人が病院に搬送されて手当てを受けていて、意識がない人もいるということです。
警察はまもなく、過失運転致死傷の疑いで、東京のバス運行会社を捜索する方針です。
きょう午前2時ごろ、長野県軽井沢町の国道18号の碓氷バイパスで、スキーツアー客を乗せて、群馬方面から長野方面に向かっていたバスが、反対車線を越えてガードレールに突っ込み、道路のおよそ3メートル下に転落しました。
バスには、乗客39人と乗員2人の合わせて41人が乗っていて、警察によりますと、乗客12人と乗員2人の14人の死亡が確認されました。
警察はこのうち6人の身元が確認されたと発表しました。
4人は大学生で、川崎市中原区の林晃孝さん、東京・小金井市の小嶋亮太さん、東京・杉並区の大谷陸人さん、東京・八王子市の田原寛さん、またバスを運転していた土屋廣運転手、補助員の勝原恵造運転手です。
現場のカーブは緩やかで、当時、積雪はなく、凍結もしていなかったということで、警察によりますと、現場の路面にはバスのタイヤの跡が残っているということです。
ツアーを企画した東京・渋谷区のキースツアーによりますと、事故が起きたバスの乗客は、男性が25人、女性が14人で、年齢は18歳から38歳だということです。
バスは昨夜、東京を出発して、長野県飯山市の斑尾高原に向かっていました。
行程表では、群馬県の松井田妙義インターチェンジから関越自動車道に入り、長野県の佐久インターチェンジなどを経由して、斑尾高原のホテル前に到着する計画になっていましたが、事故を起こしたバスの乗務員が事前の行程表とは異なるルートを走っていたということです。
警察は、東京・羽村市のバス運行会社の関係者から事情を聴いているほか、まもなく過失運転致死傷の疑いで、会社を捜索する方針で、事故が起きた原因について、調べを進めることにしています。
国土交通省によりますと、バスの事故で死者が10人を上回ったのは、昭和60年1月、長野市の国道で、スキーの貸し切りバスが川に転落し、25人が死亡した事故以来で、今回はこの30年で、犠牲者の数が最も多いバス事故となりました。
では続いて気象情報、あすの天気です。
冬型の気圧配置が続くため、北陸から北の日本海側は、広い範囲で雪が降ったりやんだりするでしょう。
太平洋側は広く晴れますが、東北の太平洋側は、明け方から昼前に雪が降りそうです。
2016/01/15(金) 17:00〜17:05
NHK総合1・神戸
ニュース[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:24322(0x5F02)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: