生字幕放送でお伝えしています六日目の幕内の後半戦最初。
琴勇輝と隠岐の海。
やはり実力者、押し出し隠岐の海の勝ち。
序盤すばらしい内容で相手を突き放していった琴勇輝ですがきょうはつけませんでした。
きょうは正面の解説元大関琴欧洲鳴戸さんです。
琴勇輝の部屋で指導をなさっています。
琴勇輝にとってはどうだったんでしょうか。
鳴戸⇒よくあたって突いていきましたけど隠岐の海が体が柔らかくて下から下から吸収されましたね。
右を絞ってもう1回起こしていこうとしましたが通用しないですね、隠岐の海の圧力に負けてしまいましたですね。
琴勇輝の腕が伸びるタイミングが合いませんでした。
それだけ隠岐の海力の違いがあるということなんでしょうかね。
もともと実力者ですからもっと番付、上に上げて盛り上げてほしいですね。
三役経験のある隠岐の海です。
非常に状態がよさそうなのでこのまま白星を重ねて。
あす隠岐の海は平幕全勝の高安との対戦です。
正面解説は元大関・琴欧洲の鳴戸親方⇒青色向正面は元小結・小城錦の中立親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
休場力士がきょう3人出てしまいました。
大関の照ノ富士。
おとといの相撲で右の鎖骨を折ってしまいました。
鎖骨骨折で初土俵以来初めての休場です。
安美錦は東の前頭筆頭という番付ですがインフルエンザで回復すれば土俵に立つことができるというところです。
常幸龍は右膝の内側側副じん帯損傷ちょうど1年前の初場所でも痛めた常幸龍の右膝気の毒なことにきのうまた痛めてしまいました。
3人がきょうから休場となります。
ここまでの取組です。
送り出しで誉富士の勝ち貴ノ岩がはたき込みで勝ち千代大龍が上手投げで勝ちました。
押し出しで豊響の勝ち押し出しで千代鳳の勝ちこのあとの取組はまた後ほどご紹介します。
土俵上は制限時間いっぱいです。
宝富士と魁聖の2人です。
けんか四つ過去は6対6行司は木村庄太郎です。
さすがに左四つは宝富士です。
寄り切り、宝富士の勝ち2勝4敗魁聖も2勝4敗です。
きょうは向正面、小結小城錦中立さんです。
やはりこれはけんか四つ、自分の組み手ということでしょうか。
中立⇒そうですね左四つになったということと勝負のつけ方がよかったかなと思いました。
最後のときにですね魁聖の上手のほう、それを一枚まわしだったんですがあのまま引き付けられると残されるということで切る形を取りながら寄ってるんですよね。
魁聖が取っている右の上手があまり力が出ないような形にしたということですね。
いずれにしてもけんか四つの体勢を作った宝富士が攻めきりました。
宝富士、2勝4敗となりました。
魁聖も2勝4敗。
初日から6日間連続の満員となっています国技館あすの十両の取組をご覧いただいています。
さて注目の一番を迎えました。
小結勢、関脇嘉風の対戦。
勢がきのう初めて横綱に勝ちました。
鶴竜に勝ちました。
そして嘉風はきのう大関の豪栄道に勝ちました。
決まり手は足取りという発表でしたが完全にこまたをすくっての勝ちでした。
今場所、この鮮やかなまわしに替えてきています。
嘉風が新関脇という地位に番付を上げてきています。
気の持ち方が変わったと本人は話をしていますが相撲の中身も変わってきてるんじゃないでしょうか。
思い切って相撲を取れていると思いますね。
今まで中途半端にあたって引いたりしていましたがこの1年ちょっと前からですね勝ちにこだわると自分の相撲を取りきるということを意識して相撲を取っているみたいですね。
そして攻めの速さがあります。
対戦相手は勢。
こちらはもう体に芯が入ったというのかがしっと重みが出てきています。
きのうも鶴竜に対して圧力で攻め込みました。
大分県佐伯市出身、嘉風。
大阪・交野市の出身の、勢。
三役対決です。
嘉風、寄り倒し嘉風の勝ち。
これが嘉風の強くなったところ。
どんどん攻めていきます。
相手の小手投げも強烈ですがこれについていきました。
次の春場所、大阪途中、七日目には34歳になります嘉風。
場所前も堂々と大関を目指しますという発言をしました嘉風です。
鳴戸さん、きょうの攻めはどうだったでしょうか。
きょうも相撲内容、いいですよね。
あたって突いて突いて下から低くして、左四つになっても胸を合わせずに嫌がってまた突き放して、こう頭を下げてそこから体の寄せ方が上手ですね。
隙間を与えずに左を寄せて小手投げ、相手の力が入らないように封じました。
中立さん、どう見ましたか。
嘉風、相手の研究といいますか相手の嫌なところ嫌なところをついてるように見えますよね。
最終的にきょうの一番は勢の右は一度も差させてもらっていませんから。
研究したところを信じて徹底しているということでしょうね。
それにしても強くなってきました嘉風、年齢は全く関係ありません。
まもなく34歳を迎える嘉風ですが4勝2敗。
あす日馬富士戦は、嘉風が上回っています。
嘉風は日馬富士に6対3ダブルスコアでリードしています。
2階席の上のほうですが嘉風の応援団が入っています。
押し倒しで臥牙丸の勝ちです。
押し出しで高安の勝ち。
首投げで妙義龍の勝ち。
寄り切りで佐田の海の勝ち。
突き落としで徳勝龍の勝ち。
嘉風のリポートです。
先場所、千秋楽でいろんなことを考えてるうちに引き落とされてしまった。
きょうは思い切って前に行こうと差したあと、相手の小手投げは十分頭に入っていたと言っていますね。
嘉風研究の結果です体も十分に反応しました。
土俵上は稀勢の里と逸ノ城です。
解説の鳴戸さん稀勢の里とは下位力士から競い合って出世してきました。
それだけ気になる存在であると思いますが。
相変わらず体調がよさそうですね。
しかし3勝2敗の成績きょうは逸ノ城戦です。
逸ノ城はここまで1勝4敗その1勝は照ノ富士に勝った一番。
左右のけんか四つです。
こういった立ち合いがある逸ノ城です。
なかなか両者攻め手がありません。
土俵際、軍配は稀勢の里に上がった。
稀勢の里の足が残っていたか。
物言いはありません。
勝ったのは稀勢の里。
逸ノ城、少し未練を残しながら土俵を下ります。
勝ち名乗りは稀勢の里。
それにしても薄氷を踏む白星の稀勢の里です。
土俵際、かなり微妙でしたが鳴戸さん、残っていましたかね。
さて、安美錦休場です。
館内からどよめきが起きていますが、残念な安美錦の休場原因はインフルエンザ。
対戦相手、大関の豪栄道が勝ち名乗りを受けます。
安美錦、ここまで1横綱1大関に勝ちました。
インフルエンザですから回復すればまた土俵に立つことになると伊勢ヶ濱師匠も話をしていました。
今の逸ノ城と稀勢の里の相撲を振り返ります。
完全にけんか四つということで稀勢の里、少し左に動き気味でしたが押っつけようという気持ちがあったんでしょうか。
逸ノ城が差し勝ちましたね。
差し勝ちしても自分の右をつけていても左の使い方左手を生かしてないですよね。
相手の動きもあってあとでついていきますね。
自分から攻めていくと流れが変わりますがね。
逸ノ城、先に落ちました。
稀勢の里にとっては大関としてはあまり褒められる勝ち方ではないんでしょうか。
無理に攻めると左の上手を取られるので流れの中で白星を拾ったと言っていいんじゃないでしょうか。
稀勢の里にはなんとか優勝をという声がいちばん大きく聞こえてくるんですが、稀勢の里なんとか白星をもぎ取ってあすは勢との対戦です。
土俵上、大関では勝ちっぱなしの琴奨菊が上がってきました。
対戦相手は松鳳山です。
琴奨菊については部屋の鳴戸さんには先ほど伺っていますので向正面の中立さんに聞いてみたいと思います。
琴奨菊の5日間どう見ていますか。
腰の下ろしも十分ですし常に攻める姿勢でいますよね。
数場所前には脇の甘さいうところも指摘されていましたが腰の下りが十分なだけに簡単に中には入らせないですよね。
ここまでは得意のがぶり寄りからの攻めも出ていますがきょうは松鳳山、西の前頭1枚目に番付を戻してきています。
解説の琴欧洲、鳴戸親方もこの松鳳山には大変な目にあわされましたね。
琴奨菊、注意しなければならない点はどんな点でしょうか。
松鳳山の突き落としに気をつけなければなりませんね。
松鳳山の動きをよく見ていくことが必要ですね。
攻め込んでいっての詰めを誤らないということでしょうか。
ここまでは琴奨菊は白星を5つ並べています。
非常に気は早いんですが佐渡ヶ嶽部屋からの優勝は平成20年の夏場所大関琴欧洲さんから出ていません。
鳴戸さん、そこまで期待を持たせてほしいですよね。
そうですね、本人は頑張っています。
このところ稽古も十分につめるようになってきたということで琴奨菊、大関自身も心の中に自信にもつながっているんじゃないでしょうかね。
それは間違いないですね。
自分の力を信じて稽古することが自信につながりますしね。
さあ六日目の土俵です。
平幕では高安が白星を1つ積み重ねて6戦6勝そのほか琴奨菊と白鵬が勝ちっぱなしできています。
過去は琴奨菊は8勝で松鳳山の3勝です。
拍手と歓声
このところ松鳳山は四つ相撲に変わってきていますがきょうどんな立ち合いを見せるでしょうか。
木村玉治郎が合わせます。
一気に出ました。
琴奨菊の勝ち。
一瞬、立ち合いはたきにいった松鳳山ですがよく琴奨菊突いていきました6連勝です。
松鳳山が奇襲、いきなりはたきにいきましたが落ち着いてました、琴奨菊。
そうですね。
自信を持って運んで突いていきましたね。
押し出しで勝って6連勝。
花道を下がっていきました。
かわって不戦勝という垂れ幕が出ました。
国技館にお見えの皆さん照ノ富士の休場を知らないお客さんも多かったんでしょうか。
かなりどよめきが起こっています。
照ノ富士は、おととい三日目の相撲で右の鎖骨を骨折しました。
初土俵以来、初めての休場です。
きょうの対戦相手、栃煌山が勝ち名乗りを受けました。
琴奨菊が白星を積み重ねた相撲を見ます。
このいきなりの引き。
よく残しましたね。
大関はよくついていきましたね。
やや松鳳山も中途半端だったでしょうかね。
まともにいくと勝てないと分かっているからまあ何としても勝ちたいと動いていったんじゃないでしょうか。
大関、全く動揺しませんでした。
琴奨菊のリポートです。
冷静に取れた、相手の引きも頭にあったし冷静だった。
ここまでの流れはいいよし、と言っていました。
ここまでは落ち着いていますね。
相手の引きも頭にあったという琴奨菊、6戦6勝。
松鳳山のリポートです。
いなそうとしたけどだめですね。
真っ向からいかなきゃいけませんね、という反省の声でした。
見ている私たちも真っ向からいってほしかったなという気持ちです。
残り3番で横綱登場まずきょうは白鵬勝ちっぱなしの白鵬が土俵に上がりました。
部屋にとっても琴奨菊が勝ち続けていきますとムードが全体的に上がっていくんじゃないでしょうか。
そうですね。
全勝で六日目を迎えました。
このままいってほしいですね。
このまま勝ち続けていく雰囲気がありますよ、大関には。
何が変わりましたか?自分の体に自信がついてきましたね。
前に出る圧力が戻ってきました。
それが自信につながっていると思います。
ほかのトレーニング、どうですか。
トレーナーもつけて、いろいろなメニューをやっています。
朝の稽古場ではないところでも稽古をしているということですか。
夕方も稽古をしています。
大関の馬力が戻ってきました。
そして第一人者、白鵬が登場しました。
きのう通算951勝目。
これはもう長い歴史の中で4番目の記録です。
栃ノ心との対戦ですが過去20対0。
幕内では初顔から同じ相手に一度も負けずに最多連勝記録というのは北の湖、金城北の湖が金城に対して29連勝。
大鵬、安念山大鵬が21対0さらに白鵬がこの栃ノ心に対して20対0という記録が残っています。
年6場所制になる前の記録では双葉山が笠置山に17対0で勝ったという記録が残っています。
向正面には中立さんです。
白鵬の5日間についてはどうご覧になっていますか?初日は危ないところがありましたけれど、それ以降は調子もどんどん、さらに上げているというふうに思います。
白鵬、通算勝利数はきのう北の湖に並びました。
徐々に大潮の3位も見えてきています。
白鵬は左肘に少し不安を持って迎えたこの場所ですがあまり気にするようなところはないでしょうかね?そうですね、きのうの一番を見ても左の前みつも速かったですしそのあと引き付けもしっかりできているので、大きい相手でも軽く投げていますよね。
きのうは大きな碧山をこの左の上手から投げ捨てました。
きょうは栃ノ心戦。
20回対戦して相四つということもありますが、なかなか栃ノ心が白鵬の牙城を崩すことができません。
行司は式守勘太夫。
この両者を合わせています。
ここも仕切り直し。
制限時間いっぱいとなります。
ここまで勝ちっぱなしだった平幕の高安も勝ち大関の琴奨菊も勝ち6戦6勝としています。
もう1人幕内勝ちっぱなしの横綱白鵬です。
栃ノ心との対戦。
上手投げ白鵬勝って6戦6勝です。
きょうも左の腕を使いました。
これで21対0です。
歴史上2番目の数字になってきました。
幕内で初顔から同じ相手に一度も負けずに、連勝記録としては21連勝として大鵬、安念山に並びました。
大鵬の記録に並びました。
決まり手は上手投げです。
右四つにすぐになってしまって栃ノ心はどうすることもできませんでした。
きょうは白鵬にとって立ち合いすぐに左前まわしという形を作ったわけです。
こうなったらどうしようもないですか。
お互い右四つですね。
右四つになる可能性が高いですからやっぱり立ち合いから低くあたって左上手の位置がですね浅く取って相手の右の力を出させずにさらに相手に上手を与えずに。
やっぱり栃ノ心、どこか意識があるんじゃないですかどうしても勝てないというね。
最後上手投げも右からちょっと一瞬すくうような動きを見せたあとの左からの上手投げでした。
呼び戻しというところまでいきませんが栃ノ心もなんとか左上手を探ろうとしています。
栃ノ心が左上手を取って右四つ、頭をつけたら分かりませんでしたけどね。
その体勢にさせないあたりが白鵬ですね。
このまま白鵬中心でいきそうですか。
白鵬中心もそうですけれどもその下が大関琴奨菊、そして高安全勝でいますよね。
落とさずについていきたいですね。
ついていってもらわないと初場所の優勝の興味が消えてしまいますね。
琴奨菊そしてまだまだ日馬富士も1敗です。
平幕高安が全勝さらに平幕ではきょうは豊響が勝ちました。
隠岐の海も勝って5勝1敗と星を伸ばしています。
栃ノ心のリポートです。
左を取りたかったけれどもいつも取らせてもらえない、だめだと深いため息でした。
それだけ白鵬の立ち合いの鋭さだと思います。
きょうも勝って6戦6勝です。
ここ2場所、賜盃を抱くことができていないだけに白鵬にとっては36回目の幕内最高優勝に向けて中盤戦に入ってきましたが非常にいい形でここまできています。
日馬富士と旭秀鵬が土俵です。
まずこの相撲は右側の旭秀鵬に注目です。
きのうは初めて大関との対戦で照ノ富士に勝ちました。
照ノ富士が肩を痛めていたこともありますが攻めきって初めて大関に勝った旭秀鵬です。
そしてきょうは初めての横綱戦です。
旭秀鵬のリポートです。
きのうは本当にうれしかったですと言っていました。
左四つになって右の上手のいい位置を取れましたという話です。
きょうの相手は同じ一門なので一門の連合稽古で何度も稽古をしていますが当然、右を差させてもらえないし体を密着させてもらえない。
とにかく踏み込んで右でも左でもきょうは差したいですという話をしています。
対日馬富士戦というよりも結び前の取組というのが非常に本人は楽しみにしているようです。
できればこのあと結びも取りたいですねという話もしていますし勝ったら金星ですねと質問したら声を上げて笑ってうなずいてそれに対する答えはなかったですが何かねらっているようでした。
旭秀鵬きょうは初めての横綱戦を迎えました。
確かに同じ一門ですから稽古では日馬富士の胸を借りています。
相撲界のことばではそして稽古をつけてもらった自分より上の力士に勝つことを恩返しをするという言い方をします。
しかし思い切った相撲を見せてほしいですね旭秀鵬には。
そうですね。
きょうは白鵬が目の前で勝ちましたので日馬富士すでに1敗しています。
連覇に向けては星を落とさずにいかなければいけません。
40代式守伊之助が合わせます。
寄り切り日馬富士の勝ち。
これは全く問題にしませんでした。
日馬富士5勝1敗。
旭秀鵬初めての横綱挑戦が右は入りましたが上手を取らせてもらえませんでした。
2勝4敗となった旭秀鵬です。
決まり手は寄り切りです。
やはり日馬富士も旭秀鵬も力も分かっていると思います。
稽古場で何度も対戦していますしね。
慌てることなかったですね。
突き放しとか、突き落としの可能性があるけれども十分稽古をして右四つ上手もほしいんであろうけども横綱はじっくり攻めていきましたね。
突き上げて突っ張っていくと逆転があってはいけないということですね。
安心して左も右も取っています。
じっくり出て寄り切りましたね。
日馬富士あすは嘉風との対戦です。
やや苦手にしている嘉風です。
過去は嘉風6勝で日馬富士の3勝です。
旭秀鵬のリポートです。
この体勢になってもう上手が取れないので相手が出てきたら思い切り右から下手投げで振ろうと思っていたそうです。
でも引き付けられてそれも打つことができなかったと言っています。
顔を合わせるたびにやはり横綱の強さというのを肌で感じるものだと思いますがまた稽古をしながら近づいていかなければなりません。
旭秀鵬は2勝4敗であすは徳勝龍戦です。
式守伊之助立行司の結びの触れでした。
東横綱の鶴竜。
西は前頭2枚目の碧山。
結びの一番です。
きょう1月15日はかつては成人の日でした。
昭和23年から成人の日が制定されて平成11年、1999年まで1月の15日が成人の日でしたが2000年以降は1月の第二月曜日が成人の日と改正になりました。
いわゆるハッピーマンデー制度で成人の日は第二月曜日に移りました。
15日が成人の日になることはなくなったわけです。
平日の六日目を迎えている大相撲初場所東に鶴竜、西に碧山です。
過去は13対1大関時代に鶴竜が大関の時代に碧山が一度勝ったことがあります。
平成25年九州場所でした。
ブルガリア出身の碧山です。
鳴戸さんもブルガリア出身で先輩にあたります。
上位での対戦の碧山は、なかなか白星を手にすることができません、5日間どうですか。
ねえ。
まだ白星ないので、早くどこか1つ勝ってほしいと思います。
勝てばまた変わっていきますので。
やはり上位ではこの太い腕での突っ張り、突き放しも十分に見せることができません碧山です。
そして鶴竜は勢に敗れて2敗目。
向正面は中立さんです。
鶴竜にとってきょう気をつけなければならないのはどんな点ですか。
やはり立ち合いですよね。
立ち合いで上体を起こされると相手が一気に出てきます。
そこは気をつけなければいけないところですね。
きのうもやや勢の活躍に下がってしまいました。
鶴竜も2敗ですからまだ圏内ということは言えると思いますが1つでも落とすと優勝という目がかなり厳しくなります。
初場所六日目の結びの一番。
寄り倒し横綱鶴竜の勝ちです。
連敗はありません。
碧山の突っ張り。
跳ね上げながら下から入りました。
鶴竜4勝2敗、碧山は6連敗です。
向正面の中立さんに伺います。
鶴竜のきょうの攻めはどう見ますか。
ちょっとあたったあとに上体が起き加減になったんですけれどもそのあとに相手の突きをうまくかいくぐって中に入りましたね。
そのあと流れで出ていきました。
きのう勢に敗れた鶴竜ですが、きょうは相手の突っ張りをかいくぐりながら中に入っての攻めでした。
正面は元琴欧洲の鳴戸さんです。
どうですか鶴竜のきょうの攻め。
立ち合い負けしなかったので相手の突っ張りをはねて、うまく中に入って体を寄せていきました。
きのうの相撲を引きずっていないということですね。
このあと鶴竜もなんとかついていってほしいところです。
土俵上は聡ノ富士の弓取式です。
この弓取式というのは結びの一番の勝った力士に代わって行います。
聡ノ富士もかなりこの弓取の経験をしてきました。
非常にキレのある見事な弓取式を行います。
(館内)ヨイショ!
拍手
聡ノ富士の弓取式が終わりました。
打ち出しは5時55分です。
結びの一番をもう一度ご覧ください。
互いに頭であたっていきました。
碧山がなんとかふりほどきたかったんでしょうが。
中に入れないで突っ張って行きましたね鶴竜は。
鶴竜も下がりませんでしたね。
一瞬もぐったところですね。
うまく中に入りました。
鶴竜のリポートです、何も考えず立ち合いしっかりあたることだけを考えてそのとおりに相撲を取ることができたと納得の表情でした。
相手が誰であっても下から下からしつこく攻めていきました。
それが鶴竜の相撲です。
寄り倒しで勝って4勝2敗の鶴竜です。
幕内のきょうの結果です。
きょう土俵に復帰した千代鳳は押し出して勝ちました。
ことしの初白星です。
徳勝龍も初日が出ました。
嘉風、いい相撲でした。
寄り倒しで4勝2敗。
稀勢の里、苦戦しましたが逆転の突き落としで勝ちました。
安美錦はインフルエンザで休場です。
照ノ富士が入門以来初めての休場です。
右の鎖骨の骨折です。
嘉風がいい相撲で勝ちましたのでそこから結びの一番まで連続でご覧ください。
寄り倒しで嘉風が勝ちました。
突き落としで稀勢の里の勝ち。
琴奨菊が押し出しで勝ちました。
白鵬上手投げの勝ち。
日馬富士が寄り切りで勝ちました。
鶴竜が寄り倒しで勝ちました。
六日目終わりました。
幕内はこれで6戦6勝が横綱白鵬大関琴奨菊、平幕の高安の3人です。
1敗で横綱日馬富士、平幕で隠岐の海と豊響です。
きょうの向正面は中立さんでした。
1つ2つ盛り上がっていきそうな感じですか。
中立⇒白鵬は十分力を示しています。
琴奨菊は大関調子がよさそうです。
このまま並行していっていただきたいです。
正面は鳴戸さんでした。
琴奨菊、ついていってほしいです。
ぜひはっぱをかけてください。
激励してくださいね。
分かりました。
2016/01/15(金) 17:05〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲初場所 六日目[二][字]
【解説】正面(幕内)鳴戸(元琴欧洲),向正面(幕内)中立(元小城錦),【アナウンサー】正面(幕内)藤井康生,<副音声>【実況】ヒロ・モリタ
詳細情報
番組内容
【解説】正面(幕内)鳴戸(元琴欧洲),向正面(幕内)中立(元小城錦),【アナウンサー】正面(幕内)藤井康生,<副音声>【実況】ヒロ・モリタ 〜国技館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)鳴戸(元琴欧洲),向正面(幕内)中立(元小城錦),【アナウンサー】正面(幕内)藤井康生,<副音声>【実況】ヒロ・モリタ
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
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