ほんとにあれがスタートラインだと思います。
たかみな流人づきあいのアドバイスは番組ホームページへ。
みんなもクラスの「空気」見直してみない?皆さん耳が聞こえづらいと感じていませんか?年だからといってそのまま放置していませんか?年齢とともに聞こえにくくなる難聴を「加齢性難聴」といいます。
加齢性難聴者は60代後半で急増し70代に入ると男性の半数女性でも4割以上の人がなります。
高齢になればなるほど増えていき全国ではおよそ1,500万人を超えると言われています。
こちらの夫婦は74歳になる夫の聞こえが悪くなったと妻が心配しています。
しかし夫は聞こえの悪さに気付いていません。
しかし加齢性難聴が進行すると自動車が近づく音に気付かないで危険な目に遭ったり会話がおっくうになったり疎外感から抑うつになる事もあります。
加齢性難聴の原因それは耳の奥深くにありました。
こちらは耳の中で音を感知する有毛細胞です。
これらの細胞が老化に伴って少しずつ減っていく事で聞こえづらくなるのです。
実は最近の研究では加齢性難聴の進行とさまざまな病気との関係が明らかになってきました。
…という事が分かってきているんですね。
加齢性難聴の進行を遅らせるヒントは生活習慣にありました。
そしてこんな事はありませんか?こんにちは。
こんにちは。
7時?聞き間違いなど加齢性難聴の目安となる4つのチェックポイントを紹介します。
更に国井さんが…あ〜。
補聴器の賢い選び方や使い方もお伝えします。
老化現象だと思って諦めるのはまだ早い。
加齢による聞こえにくさを遅らせる事はできないか。
難聴と上手につきあう方法を探ります。
風吹ジュンです。
国井雅比古です。
今日は「加齢と難聴」がテーマです。
いや切実ですよ私にとっては。
最近やっぱり本当耳が…特に左耳が聞こえにくいというんですかね。
風吹さんは?私は何かもしかしたら実感がないのかもしれないですね。
もしかしたら…かもしれないって思いましたね今。
自覚症状ないんだ?まだ。
自覚症状はないですから。
ちょっと気になりますね。
あ〜気にはなる。
ゲストの方をご紹介します。
藤田弓子さんです。
ようこそいらっしゃいました。
こんにちは。
藤田さんは耳の方はどうなんですか?耳の方は大丈夫だと思うんですけどあんまり人と比べた事がないんでね。
あんまり嫌な事は聞きたくないからちょっと遠い方がいいのかもしれませんけど。
そういう事もあるかもしれないですね。
ただ車のクラクションが聞こえなかったり「危ないよ」って言われてもね聞こえなかったら。
あと台所の音も女性は大事ですよね。
チリチリ火がついてるとか。
水がちょっと出てるとかね。
沸騰してるとかね。
そういうのは分かんないものね。
なるほどね。
ではまずはこの加齢性難聴に悩んでいる家族を取材しました。
こんにちは。
最近夫の聞こえが悪くなったと民江さんは感じています。
しかし当の本人は聞こえの悪さを自覚していません。
長年務めた高校野球のボランティアコーチを1年前にやめた嘉昌さん。
家で過ごす時間が増え民江さんが嘉昌さんの難聴に気付いたのはそのころでした。
それはテレビを見ていた時の出来事。
いつの間にかボリュームが上がっていたのです。
更にドラマを見ている時嘉昌さんはセリフを聞き逃してしまい民江さんに尋ねる事があるといいます。
他にも聞こえない事が出てきました。
(電子音)嘉昌さんはテレビを見ていると湯を張った知らせをする電子音を聞き逃してしまいます。
これから年を重ねるにつれてますます聞こえが悪くなるのではないかと民江さんは心配しています。
やっぱりよくならないにしてもどんどん悪くなるんじゃないかという不安がね。
私もやっぱり主人にちょっとそういうふうに思ってるところがあるので身につまされました。
でもお二人のやりとり聞いてると楽しかったですね。
楽しいですよね。
いいご夫婦で。
さてここからは難聴に詳しい専門家にお越し頂いております。
耳鼻咽喉科の専門でいらっしゃいます内田育恵さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。
テレビの音量が上がっているというふうに話がありましたね。
あれで気が付く方も多いんですね。
そうですね。
テレビの音量はやはり一緒にテレビを見ている他の方との比較がしやすいという点でやはり難聴に気付くきっかけになる事が多いようです。
そもそも加齢性難聴というのはどんな症状なんでしょう?加齢に伴って聴力が低下するものを言うんですけれども加齢性難聴とか老人性難聴というふうにも呼ばれています。
年齢以外に特別な原因のないものをそのように呼んでいます。
加齢性難聴にはいくつか特徴があります。
加齢による難聴の始まりというのは30歳代から始まるというふうに言われています。
(藤田)そんな若い時?ですので30歳代からゆっくりゆっくり少しずつ進むという事でご本人にはあまり自覚がない。
どこをきっかけに難聴が急に始まったというものではないのでなかなか自覚的には分かりにくいという事がございます。
そして次が…そうですねこれは両耳とも同等に年を重ねていく訳ですので左右の差がないというのも一つの特徴になります。
右と左を比べてみても特にご自分としては変わりがないので気付きにくいという事の一つの理由にもなるかと思います。
という事は逆に言うと片方だけ何か聞きにくいというのは加齢性ではないって事も考えられる?そうですね。
左右の差が著しく違っているという場合はやはり何かの別な病気が潜んでいる可能性を考えますので医療機関にご相談なさる事をお勧めします。
そして…高い音から先に聞こえにくくなるという特徴があります。
アラーム音ですとかお知らせ音は比較的高い音を使っている事が多いですので気付きにくいというのも一つ加齢性難聴の特徴にはなります。
あとは言葉を理解して処理する能力スピードが少しゆっくりになってしまう。
ですので早口を聞き取るのはちょっと苦手という事になってきます。
やっぱりどうしても「さっき何言った?」みたいな事になるのかもしれないですね。
流れは分かるけど言葉を聞き逃すという事になってしまうのかしら。
大変深刻ですね。
女優の仕事をされてる…。
私たちお仕事ではとても大事な事ですよね。
聞き逃したら大変ですね。
年を重ねるごとに起こる加齢性難聴。
私たちの耳で何が起こっているのでしょうか?こちらは耳の中を表したものです。
外から入ってきた音は鼓膜に伝わり振動となって耳小骨に届き渦巻き型の蝸牛へと伝わっていきます。
音の振動はこの蝸牛の内部で電気信号に変えられ脳に伝わり音として認識されるのです。
この蝸牛の中には音を感じ取る有毛細胞と脳へと音の信号を伝える神経細胞があります。
これらの細胞は若い頃はこのように整然と並んでいますが加齢に伴いどんどん減っていき隙間だらけの状態になります。
すると脳へと伝わる音の情報が減り聞こえづらくなるのです。
ひどい。
どんどん減ってっちゃう。
どうしよう。
ちょっとこのメカニズムを内田さん詳しく説明して頂けますか?加齢性難聴では特に外耳から脳に至るこの経路の全てに加齢の変化というのは現れるんですけれども外耳で言えば軟骨が硬くなったりとかですね鼓膜も薄くペラペラになりすぎてしまったりあるいは一部分は厚くこわばってしまったりそしてこの耳小骨という音を伝える小骨も震えにくくなる関節が硬くなるというようなそういったさまざまな変化があります。
その中でもですね内耳の中にあるこの蝸牛の変化というのが一番生活していくうえで音を聞き取るのに支障になる主要な聞こえの低下に関係しています。
これが有毛細胞ですよね。
はいそうですね。
まず左側が正常で右側が難聴で「有毛」というぐらいですからこれ毛ですか?何か。
細胞の頭にですね小さな毛がついていてそれが震えるというような働きをしています。
揺れる。
揺れるんだ。
難聴になりますとこれが不規則にところどころ数が減っていってしまって隙間が空いてまばらになってしまうのですね。
再生する事はないんですか?はい。
残念ながら哺乳類ではこの細胞は再生する事がありません。
それは刺激を受けてどんどん少なくへたっていくというか。
そうですね。
音を聞き続ける事によって揺れすぎて消耗していってしまい大きな音を聞きすぎると取れてしまうという。
細胞が。
刺激的な音って考えればいいんですか?その大きな音というのは?そうですね。
非常に大きな強い音を聞くと1回の音でも取れてしまう事もありますし一定以上の音を長時間聞き続ける事によっても徐々に少しずつ取れていくという事もあります。
ですので大きな音が耳に長い時間入っているという事が一番大きな難聴の危険因子の一つなんですね。
耳も休ませなきゃいけないんですね。
そうですね。
いつもいつも大きな声でしゃべる奥さんのそばにいたら旦那様は抜けていくという毛が。
あまりガミガミ言わない。
あまりガミガミ言うとかわいそうですね。
加齢性難聴になるとどんな音が聞きづらくなるのか?日常生活で確認できる項目の例です。
皆さんも一緒にチェックしてみましょう。
・外出先ではこんな事が起こっていませんか?
(車内アナウンス)「次は新宿新宿です。
山手線総武線中央線はお乗り換えです」。
そしてこんな事はありませんか?こんにちは。
こんにちは。
どうしたんですか?こんなに早くに。
え?え〜7時?1時って言ったよ。
最後はこちら。
皆さん思い当たる項目はいくつありましたか?このチェックリストをちょっと説明して頂けますか?まず電話の音が聞き取りにくいという事ですとか電車内のアナウンスが聞き取れないという事に関してなんですけれどもやはり話をしている相手の口元や表情が見えないというのは一つ聞き取るのに不利な条件になっているという事があります。
また電話の音域はですねもともと少し制限されていますので生で聞く声に比べますと少し音としての情報量が若干少なくなっています。
分かりにくいところがある。
でも電車の中でアナウンスが聞き取れないのも困ったもんですよね。
そうですね。
やはり騒がしい所で周りの騒音に紛れてしまってやはり聞き取りにくくなるというのも難聴のある方の特徴ではあります。
それからですね聞き間違いが多いという事に関してなんですけれどさ行とかは行とかた行というのは高い音の成分を含んでいます。
子音の部分にですね。
さしすせそとかたちつてととかはひふへほとかですね。
加齢性難聴では高い音から先に聞き取りづらくなりますのでその子音の部分を聞き漏らしたり聞き間違えたりしてしまって「しち」の「sh」というところが聞こえずに「いち」というふうになってしまう。
そういうケースはたくさんありそうですね。
よくあるんですよ。
さとうさんとかとうさんを聞き間違えたりとか。
さとうさん…。
そういう事なんです。
難しいですよね。
今聞き取れませんでした。
滑舌が悪いの。
後ろから声をかけられても気が付かないという事なんですけれどももともと人の耳の構造はですねこの耳介耳たぶですね。
これが音を集める効果をしています。
ですので後ろから呼びかけられるとその音を集める効果が使えませんので難聴のある方ではそれがいっそう不利になってしまうと。
そうするとそのチェックの項目が1つでも当てはまったら加齢性難聴というふうにちょっと疑った方がよろしいんでしょうか。
そうですね。
このうちのいくつかがちょくちょくあるという事になってくるとやはり難聴が疑われます。
これはこのまま進行していくといろいろ病気の関連として心配しなきゃまずいような事になっていくようですね。
そうですね。
例えば外出先で危険の察知ができないというような。
車が後ろから近づいてきた時にやはり車のエンジン音も聞き取れずに非常に危ない思いをしたという方もいらっしゃいます。
歩く人だけじゃなくて運転する人危ないですよ本当に。
緊急自動車が来たらよけなきゃいけないのに分かんなかったり踏切の音が聞こえにくかったりね。
そうですね。
他にも弘前大学が青森県の住民に調査したところ聞こえの悪さから脳の活動が低下し認知機能が衰える事が分かってきました。
また会話が減り外出を控えるようになる事から疎外感を感じて抑うつになるなどの症状も報告されています。
では加齢性の難聴になった場合に家族はどんな対応ができるんでしょうか。
その辺を考えていきます。
北海道函館市。
小林聖子さんは2〜3か月に一度函館に住む両親の元を訪ねています。
玄関から声をかけても両親には聞こえていないようです。
テレビを見ていて娘の声に気付きませんでした。
父は自分の部屋にいました。
いらっしゃいませ。
やはり娘の声に気付かなかったようです。
2年前から聞こえが悪くなったという市子さん。
しかし勲さんの方が聞こえづらさが増しているといいます。
(聖子)あったかいけどね。
あったかいねどの部屋も。
だからうちでしゃべる声よりもここのうちに来ると声が大きくしないと…。
小林さんが両親と話をする時は大きな声ではっきりと話す事を心がけています。
他にも気をつけている事があります。
右耳の方が比較的聞こえやすいという市子さんに右側から話しかけるようにしています。
いただきます。
食卓でも勲さんに声をかける時は注意を引いてから話をします。
こうやって「お父さん」って言って。
ハスカップはおいしいですか?これ一番うまい。
ジャムで。
よかったね。
小林さんは1年前両親にデイケアセンターに通う事を勧めました。
勲さんは得意の書道を再び始めました。
市子さんは趣味の塗り絵を楽しんでいます。
デイケアセンターに通う事で聞こえづらさから減りがちだった会話が増えたといいます。
だよね?そんな感じだよね。
私の父も実は結構もう耳が聞こえないんですけど周りの方がとってもはっきり話して下さるのでやっぱりよく分かる気がしました。
話しかける時トントンと注意を注いでから大きな声ではっきり話すって。
娘さんの聖子さんの方もいろいろ気を遣ってますね。
いろいろポイントが。
そうですね。
やはり大きな声ではっきりとしゃべるという事を気をつけておられましたけれどもあとはゆっくりとメリハリをつける。
そして単語と単語をですね少し区切って話すというのも一つの工夫になると思います。
例えば「あした7時に出かけるからね」というふうにもし伝えたいとしますと…。
というふうに単語と単語の間に本当に小さなスペースを入れるというような事は伝わりやすさに助けになると思いますしまたとても大切な単語だけを繰り返すというのも例えば…。
…というふうに。
それもですね非常に伝わりやすくする一つの工夫であります。
続いては加齢性の難聴の進行を遅らせるための対策を考えていきたいと思います。
まずこちらをご覧下さい。
愛知県大府市にある…ここでは老化予防のための大規模な追跡調査と研究が行われています。
40歳以上の地域住民2,000人ほどが参加し健康状態や環境食生活などを調べながら老化と体のメカニズムを探っています。
その一環として内田さんは健康状態が聴力にどのように影響するのか疫学調査を行いました。
その結果難聴の進行には騒音にさらされる事や喫煙も要因になっている事が分かりました。
更にある病気との関連も明らかになりました。
糖尿病です。
内田さんは2,000人の聴力を調べ糖尿病のある人とそうでない人を比較しました。
特に高い音の領域では糖尿病のない人で難聴になっている人がおよそ40%。
糖尿病のある人は60%を超えています。
糖尿病のある人はない人に比べ1.6倍多い事が分かりました。
糖尿病が影響してる事があるというね。
そのメカニズムでいうとどういう事になるんでしょうか?耳は内耳に特別に行く動脈があるんですけれどもその動脈はその他の動脈とあまり交通がないんですね。
ですので非常に血流が悪くなる事に対して抵抗力が弱いというふうに言われています。
それで糖尿病でもやはりですね血糖値が高くなると血液の中のネバネバ度合いドロドロがですね高度になってそして血流が悪くなったりそれから神経の細胞を傷めてしまう傷つけてしまうという事が分かっています。
え〜そんな事が影響しているとはちょっと想像もしてませんでした。
ちょっとうかうかしてましたね。
でもとても大事な事ですよね。
実は耳を意識するという事は…。
耳の健康を守るという事は実は体全体の健康状態と非常に関係性が深くて体全体を良好に保つヘルシーに保つという事が耳の健康にも影響してくるという事になります。
いわゆる食べる事のバランスとかそういう事でもあるんですか?そうですね食事に関しましてもやはり栄養バランスを非常に整えるという事がよいという事が言われています。
難聴の対策というと一つは補聴器という手がありますよね。
実は耳鼻咽喉科にはですね難聴外来ですとかあるいは補聴器外来というものがあります。
私がその補聴器外来を訪ねてきました。
ご覧下さい。
国井さんが訪れたのは宇都宮市にある総合病院です。
ここの耳鼻科では補聴器外来を設けています。
医師の新田清一さんです。
補聴器外来ではまず耳の診察から行います。
小型のカメラを使って外耳や鼓膜など耳の中の状態を調べます。
これが正常な鼓膜。
ちょっと見えますかね。
次に行うのは聴力検査です。
さまざまな周波数の音を出してそれを聞いてもらい反応を確かめます。
どの程度聞こえるのか両耳の聴力を調べます。
検査結果を基に医師が診断します。
じゃあ国井さんこちらご覧になって頂いて。
まずこの見方なんですけどねこの縦の軸がですね聴力レベルといいまして下に行けば行くほど難聴。
大体20ってとこですね。
この辺りを目安に考えて下さい。
あらら。
これは国井さんの聴力検査の結果です。
縦軸は聴力のレベル。
下に行くほど難聴が疑われます。
横軸は音の高さです。
右に行くほど高い音になります。
そして青い線が左耳赤い線が右耳の聴力です。
20デシベルが難聴の目安となるライン。
国井さんの場合両耳とも高い音が聞こえづらいという事が分かりました。
レベルとしては軽度難聴。
軽い難聴にちょっと入り気味ですね。
左の方がちょっとあれですけどおおよそ同じぐらいなんですね。
やっぱりこれはあれですか…。
どうなんでしょう。
使った方が聞こえはよくなるんですか?早速補聴器を試してみます。
まずは補聴器の調整です。
この病院では言語聴覚士が補聴器の調整を行っています。
国井さんの聴力検査の結果を基にコンピューターを使って高い音が聞こえやすくなるよう設定します。
このようにして一人一人に合った補聴器が作られます。
初めて補聴器を体験する国井さんいかがでしょう?しかし急に聞こえがよくなるために音が不快に感じる事があります。
この音だ。
こういう音嫌なんですよ。
不快ですよね。
あ〜そういう音。
特にそういう音を強くしてますから。
補聴器はすぐに使いこなせる訳ではありません。
慣らす事が大切なのです。
ここでは試聴用の補聴器として持ち帰り生活の中で試しながら調整を行い購入するかどうかを判断します。
…というような話はお勧めしてますね。
国井さんいかがでした?補聴器の着け心地は。
ワクワクどうなるかと思って着けましたがよく聞こえるんですよ。
よく聞こえるのは雑音も。
私の場合は高い音を例えば70%聞こえるようにして音を補っていくと。
それに慣れてきたらもう80%100%ってだんだん上げていくんですね。
いきなり買っちゃいけないんだ。
そうなんですよね。
ちゃんとやっぱり合うものを見つけて。
こちらにいろいろとその補聴器。
補聴器にはさまざまなタイプがあります。
こちらはポケット型。
音楽プレーヤーのような形ですね。
こちらは耳の中に入れる耳穴型。
耳の穴の型を取って作ります。
国井さんが着けていたのがこちらの耳かけ型です。
何かおしゃれですよねかけ型も。
「着けてるよ」という感じで。
かなりデジタル技術が進歩する事によって補聴器の小型化が実現されるようになりました。
そして色やデザインもですねかなりバリエーションが豊富で洗練されてきているというのが最近の補聴器の事情になります。
またあと非常に便利になってきたのはGPS機能が補聴器に付いていて補聴器をどこかに置き忘れてしまったり紛失してしまったという時にスマートフォンで追跡したりとか。
ちなみにおいくらぐらいなんでしょうね?大体5万円代から50万円ぐらいまで非常にばらつきがあります補聴器の価格帯は。
補聴器選びのポイントはまず耳鼻咽喉科の補聴器相談医に診察してもらいます。
そして医師と連携している認定補聴器技能者のいる店で購入。
補聴器相談医は全国にいます。
日本耳鼻咽喉科学会のホームページなどで調べる事ができます。
さて内田さんねうちの方のNHKネットクラブアンケートの中で言えば実は耳鳴りについての問い合わせが多かったんですね。
この耳鳴りと難聴って関係があるんですか?ですのでやはり何かの病気が隠れているという可能性もありますので耳鳴りがある方は一度医療機関で正しく評価を受けられる事をお勧めします。
それから中耳炎と難聴についてももっとよく知りたいという声がたくさん届いてますけども。
ですので聞こえは悪くなるんです。
ただしその中耳炎も徐々に徐々に起こったりあるいは風邪をきっかけに難聴が進んでしまうというような時にその滲出性中耳炎が合併している事がありますのでそれも注意が必要です。
いずれにせよちゃんと診察を受けて病院に行った方がよいという事ですよね。
そうですね。
もう聞こえないんだ年なんだって諦めない方がいいようですね。
藤田さんいかがでした?今日のお話。
やっぱり耳もそうですけど体が健康でないと耳も健康でないというね。
だから日頃の生活がやっぱり大事ですよね。
藤田さん内田さん今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
今日は何の?今日の…。
珍しいですね。
1枚の葉っぱですけども。
大寒の一葉茶。
大寒の頃の葉を使って作られる日本茶の一種なんですが独特な発酵をしたお茶です。
頂きます。
香りはありますね。
お味もうっすら柔らかく。
寒い冬を頂くようなちょっとありがたいような気がします。
続いては視聴者の皆さんの輝いてる姿をお伝えする「私の団塊スタイル」です。
「私は40年以上カツラを作る仕事をしています。
実は2歳の時に頭にやけどを負い髪が生えなくなったため私自身も着用していますが中にはカツラというとどうしても恥ずかしくて抵抗がある人も少なくありませんでした。
そこで人工毛髪の余りを使ってグリーティングカードを作り始めました」。
お〜かわいいですね。
ジョークが効いていて。
あ〜面白い。
「おじさんの頭のイラストに毛を貼り付けた立体感のあるカードや色とりどりの髪を料理に見立てて並べた写真など周囲からも好評です。
笑顔になれる人を増やすためカツラ作りもカード作りも続けてゆくつもりです」。
あら〜面白い発想ですよね。
すてき。
「私の団塊スタイル」では皆さんから写真とお便りを募集しています。
趣味や仕事に打ち込んでいる輝いてる姿を是非お寄せ下さい。
皆様からのご投稿をお待ちしています。
風吹さん今日はいかがだったですか?今日はね。
いや耳が意外なところに影響していて意外なところからも難聴の原因になってるというね。
早めてしまったりとか。
難聴だから年だからという事ではなくてやっぱり聞く事が脳の刺激になってた。
なるんですね。
何か聞こえてりゃいいやとか少し聞こえなくても生活にものすごく支障があれば別ですけども。
健康だと思ってますからね。
思っちゃいますからね。
今日話を聞いててやっぱり放置していくのはよくないなという。
2016/01/15(金) 20:00〜20:45
NHKEテレ1大阪
団塊スタイル「あきらめないで!聴力の老化」[解][字]
今回は、高齢者に多くみられる加齢性難聴の進行を遅らせる対策や加齢性難聴の年老いた親との上手な向き合い方、そして、補聴器の上手な利用などを伝える。
詳細情報
番組内容
年をとれば、聞こえにくくなるのは自然なこと。原因となる病気がない場合、“加齢性難聴”と考えられ、気づかないうちになっているのが特徴だ。進行すると、会話についていけず孤立したり、耳から脳に入る情報が減って生活の質が低下したりする。今回は、進行を遅らせる対策や加齢性難聴の年老いた親との上手な向き合い方、そして、補聴器の上手な利用などを伝える。
出演者
【ゲスト】藤田弓子,【解説】愛知医科大学特任准教授…内田育恵,【VTR出演】耳鼻咽喉科医師…新田清一,【司会】風吹ジュン,国井雅比古,【語り】バッキー木場
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
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