山の中を縫うように走る国道。
バスが道路から転落しました。
緩やかな左カーブ、バスはガードレールを突き破って、こちらに転落しました。
乗っていたのは長野県のスキー場に向かっていた若者たち。
異変が起きたのは午前2時ごろでした。
この事故で、乗客や乗員14人が亡くなりました。
大学生の田原寛さん。
友人たちとスノーボードをするため、バスツアーに参加し、事故に遭いました。
この30年で、犠牲者の数が最も多いバス事故となりました。
こんばんは。
ニュースウオッチ9です。
河野キャスターは、あす総統選挙が行われる台湾にいます。
後ほど中継でお伝えします。
14人の命を奪ったスキーバスの事故。
乗っていたのは、乗客39人と乗員2人。
乗客の多くが大学生などの若い人たちでした。
事故が起きたのはこちらです。
群馬との県境に近い、長野県軽井沢町です。
バスは国道18号を群馬方面から長野方面へ向かっていました。
急な曲がり道が続く山道を抜けて、県境を越えた緩やかなカーブの所で、道路から転落しました。
現場では当時、積雪や凍結もありませんでした。
多くの犠牲者を出した事故。
一体何が起きたのでしょうか。
事故から10時間余りがたった現場。
ニュースウオッチ9取材班の目の前で、バスが引き上げられました。
バスの骨格部分がこう、ゆがむような形になっていまして、衝撃の大きさを物語っています。
車体を起こすと、被害の大きさがよく分かります。
天井部分を見ていきますと、V字形にへこんで、非常に大きな衝撃が加わったということが分かります。
乗客の荷物でしょうか、かばんやスキー用具などが次々に運び上げられます。
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