ニュースウオッチ9▽深夜スキーバス転落事故で14人死亡…原因と背景を徹底取材 2016.01.15


山の中を縫うように走る国道。
バスが道路から転落しました。
緩やかな左カーブ、バスはガードレールを突き破って、こちらに転落しました。
乗っていたのは長野県のスキー場に向かっていた若者たち。
異変が起きたのは午前2時ごろでした。
この事故で、乗客や乗員14人が亡くなりました。
大学生の田原寛さん。
友人たちとスノーボードをするため、バスツアーに参加し、事故に遭いました。
この30年で、犠牲者の数が最も多いバス事故となりました。
こんばんは。
ニュースウオッチ9です。
河野キャスターは、あす総統選挙が行われる台湾にいます。
後ほど中継でお伝えします。
14人の命を奪ったスキーバスの事故。
乗っていたのは、乗客39人と乗員2人。
乗客の多くが大学生などの若い人たちでした。
事故が起きたのはこちらです。
群馬との県境に近い、長野県軽井沢町です。
バスは国道18号を群馬方面から長野方面へ向かっていました。
急な曲がり道が続く山道を抜けて、県境を越えた緩やかなカーブの所で、道路から転落しました。
現場では当時、積雪や凍結もありませんでした。
多くの犠牲者を出した事故。
一体何が起きたのでしょうか。
事故から10時間余りがたった現場。
ニュースウオッチ9取材班の目の前で、バスが引き上げられました。
バスの骨格部分がこう、ゆがむような形になっていまして、衝撃の大きさを物語っています。
車体を起こすと、被害の大きさがよく分かります。
天井部分を見ていきますと、V字形にへこんで、非常に大きな衝撃が加わったということが分かります。
乗客の荷物でしょうか、かばんやスキー用具などが次々に運び上げられます。
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