「在日韓国人の金融ゴッドファーザー」 李煕健氏日本で逮捕

「在日韓国人の金融ゴッドファーザー」 李煕健氏日本で逮捕

2002年01月25日20時49分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
  2000年末経営破たんした信用組合関西興銀(大阪市)の前会長李煕健(イ・ヒゴン、84)容疑者が25日、理事長の時代系列社のゴルフ場に違法貸出を行った容疑で、大阪府警に身柄を逮捕された。

  大阪府警はこの日、李前会長の長男李勝載(イ・スンジェ、54)前副会長、李正林(イ・ジョンリム、61)前理事長など、関西興銀の旧経営陣5人と違法貸出を受けたコマ開発の堀次利夫(68)前社長など2人を含めて計7人の身柄を拘束した。

  李前会長はコマ開発の持ち分約10%を保有しており、関西興銀の貸出が行われた当時、コマ開発の社長を兼任していた。

  大阪府警によると、関西興銀は1997年9月から2000年11月にかけ、コマカントリークラブを運営するコマ開発に計60億円を貸出したが、そのうち20億円は李前会長などが回収の見込みがないのにもかかわらず融資し、全額を焦げ付かせ同信組に損害を与えたということだ。

  大阪府警は残りの融資も、その相当部分が担保を取らないまま支援されたという点から、追加的な背任容疑について捜査している。

  日本政府は経営破たんした在日韓国人系信用組合の預金を保護するため、巨額の公的資金を投入する代わり、経営陣に対しては法的責任を厳しく問うことにし、昨年にも東京商銀と在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系の朝銀近畿・朝銀東京の経営陣を背任容疑で逮捕したことがある。

  一方、関西興銀を引き受ける機関を物色してきた日本金融庁は最近、MKタクシーの設立者として有名な青木定雄、韓国名・兪奉植)社長が主導する近畿産業信用組合をひとまず交渉対象として選定し、引き受けの手続きを進めている。東京=南潤昊(ナム・ユンホ)特派員
【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事