トップページ社会ニュース一覧バス検証し 事故直前の状況捜査へ
ニュース詳細

バス検証し 事故直前の状況捜査へ
1月18日 5時01分

乗客乗員14人が死亡した長野県軽井沢町のバス事故で、警察は近く、事故を起こしたバスを検証し、運行記録計などを中心に分析して事故直前のスピードや運転の状況などを詳しく調べ、事故原因の解明を進めることにしています。
今月15日、軽井沢町の碓氷バイパスで、スキーツアーのバスがセンターラインを越えて道路の下に転落し、乗客の大学生12人と乗員2人の合わせて14人が死亡したほか、残る27人全員が重軽傷を負い、このうち男性2人が重体です。
警察の調べによりますと、バスは、現場の100メートルほど手前の緩やかなカーブを曲がりきれずに左側のガードレールに接触したあと、右に重心が傾きながらセンターラインを越えて転落したとみられ、複数の乗客が「事故の直前、バスはスピードが出ていて、左右に揺れていた」などと話しています。
警察は、事故を起こしたバスを検証するため、17日、激しく損傷したバスを軽井沢警察署から長野県上田市の自動車メーカーの整備工場に移しました。
警察は近く、検証を始め、運行記録計やエンジンなどを中心に分析し、事故の直前、どのくらいのスピードが出ていたかや運転の状況などを調べ、事故原因の解明を進めることにしています。

関連ニュース

このページの先頭へ