大相撲初場所 八日目 ▽映像が語る大相撲 この人この技 北の湖 2016.01.17


左半身よりも右上手取ったほうが自分でも安心感があるんですよね。
こうなればっていう、自分でそういう気持ちがありますから。
高見山戦というのは横綱取りの大事な一番でね十四日目の相撲なんですけど。
(拍手と歓声)的が大きいですから思い切って踏み込みやすいんですよね。
それと大きいだけで逃げないっていう頭がありますから右の脇のほうを目がけて思い切って入っていったんです。
右の上手の取り方なんですけどねずいぶん前のほうを取ってらっしゃいますね。
意外と体が大きいとですね瞬間的に取ったときはいいところ取れるもんですからそれだけ思い切って低く踏み込んでいけば意外と取れたと思いますね。
取ったあとは速いですね。
取ったら相手が力を出す前に先に引き付けて攻めるっていうほうですから。
関脇のとき、足をけがしましてそのときは足が痛かったもんですから逆に先に下からまわしを取って一発相撲を取るようになったんですね。
それが、自信を持ちましてそれから右の上手を取って攻めるようになったんですね一気に。
災い変じて福というかけがしたことで相撲が変わっていった?自分ではずっとそう思ってます。
それがなかったらどうなってるか分かんないと思ってますしね。
相手の右腕ですかそこを目がけて思い切ってまっすぐ入っていきますね。
そうすると、自分の右の上手も脇が締まって出てきますからね。
それで、このちょうどいいところ小指から引っ掛けていくんです。
小指から思い切って入って引っ掛けてくんですね。
普通、かち上げたあとみんな、どうしても左の肩がこっちにきちゃうんですね。
逆に、こっちにきたら相手に上手を取ってくれっていうのと一緒なんですね。
ですからそれを相手の右のほうへ向けて入っていきますとこっちの肩が必ず下手より右のほうが下がるんですね。
下がっている状態で取りにいかないと、いいところのまわしは取れないんですよね。
はじくようにして入っていくんですよね。
相手の上手がくるほうをはじくようにして入っていくとちょうどいい形であたれるんですよね。
また取った瞬間は、攻めるパターンになってるんですよね。
ですから、一気に寄っていけば相手が残れないケースが多かったと思いますね。
上手を取って長い相撲になるのが輪島戦でね、53年の名古屋で大相撲を取られて。
13戦全勝どうしで合いましたからね。
それまで、まだ名古屋場所1回も優勝なかったですからね。
それだけに意地ってもんがあったですね。
自分でも上手、取ってますから逆に持久戦でいったんですよね。
いつも長い相撲を取ってるときは必ず上手を取ってくる傾向がありましたからがっぷり組んでしまえばっていうそういう気持ちもありました。
水入り、入りましたからそのときに、だいぶ肩で息してたみたいですからね下、下りたときに。
そのときに、もう少し長く取ろうっていう気持ちもありました。
もう右の上手を取って胸を合わせば自信持っていけましたからね。
ですから、がっぷりきてくれたら勝負っていうふうに思ってました。
(実況)さすがにしぶとい輪島です。
胸が合った!寄り切り。
北の湖14戦全勝!親方にとって寄りっていうのは何でしょうかね?自分の相撲そのものだと思います。
寄りがなかったら北の湖はなかったですか?寄りがなかったら…そうですねどこまでいけたか分かんないと思います。
大坂⇒40歳前後の北の湖でした。
若々しいね。
やっぱり考えて、当然考えてはいるんでしょうけれど上手の取り方やっぱり理詰めの取り方ですよね。
解説、分かりやすかったですね。
肩を下げて小指から取るんだという話をしていましたね。
そのように教えられるんですけれど、できないんですよなかなかね、簡単なようで。
しかし、立ち合いは今のお相撲さんから見ると手をつかないで高く感じますけれど取ったあと、寄りの腰の低さひざの曲げ具合下から寄り立てる、今の力士にはないものがあるでしょうね。
今でいうと白鵬ぐらいでしょうかね比較をするとすれば。
それぐらい低い体勢で出ていくということでした。
寄りがあったからこそだという話もありました。
それと胸が合ってしまうとつり上げて。
つりも強かったですよ。
数々の記録も、当時打ち立てています。
今も残っている記録もたくさんあります。
その一部です。
優勝回数は24回です。
当時は最年少記録をたくさん打ち立てましたね。
21歳2か月で横綱になりました。
優勝回数が意外と少ないのは取りこぼしもあったからね慌てる部分もあったから。
しかし、何かないとね。
金星の供給の数も史上1位です。
自然とそういうことになるよね。
しかしすごい横綱だったことは間違いないね。
この記録にいちばん近い力士というのが白鵬です。
優勝回数では北の湖を上回っています。
この2人の記録を比較してみます。
まだ北の湖が1位の記録もあります。
白鵬が追いつくまであと12場所です。
白鵬は、横綱としての勝ち星があと5勝で北の湖に並びます。
それを今場所中に達成するでしょうね。
その可能性が高くなってきている白鵬の記録です。
これだけ見ても白鵬は相当強いということが分かりますね。
当時と今とでは状況も違いますしね。
どっちにしてもすばらしい横綱ですよ。
今の元気な映像を見ると昨年亡くなったとは、ちょっと思えないぐらいね。
本当に惜しい人を亡くしたね。
40歳前後の北の湖さんの映像でした。
つやつやしていたね。
白鵬の記録もご紹介しましたがきょう結びで嘉風の挑戦を受けます。
これは楽しみな一番の1つです。
白鵬が10対1と対戦成績はリードしていますが秋場所、嘉風が勝っています。
秋場所と九州場所続けてご覧いただきます。
実況
動きの速さはあります嘉風。
敗れた白鵬連敗。
引き落とし。
同じ相手に続けて負けられません。
これで決まったなんと勝負はあっけなし。
大坂⇒先場所は白鵬が立ち合いを変えました。
張って右にずれるような立ち合いでした。
変化ですよね。
横綱が変化をするくらいだから嘉風のあたりはもちろんのこと相撲に警戒心を与えているよね。
その立ち合いを見ていただきます。
張って動いて、嘉風自身も反省していました。
張って体を開かれたということですね。
張って上手を取れるという白鵬にとっても意識してそうしたのではなくて無意識のうちに気持ちが逃げていたというかそうとも取られますよね。
過去10勝しています。
嘉風の相撲は前に前出てくる力士ですからどうしてもはたきというのが有効的にはなりますよね。
余裕があるからね。
余裕がない力士だとだめだけど白鵬は余裕がありますから体勢を見てはたいているからね。
非常に楽しみな対戦が結びに組まれています。
琴奨菊はきょうは稀勢の里戦です。
きょうは好取組がたくさんある中日八日目です。
幕内最初の取組輝と豪風が土俵上です。
連日札止めでお客さんがみえてくれているのに休場力士が多いのは申し訳ないよね。
何度もお伝えしているように御嶽海がきょうから休場です。
これで再出場も含めて8人目の休場です。
平成26年の秋場所10人休場しました。
そのとき以来の多い数字です。
輝と豪風です。
新入幕の輝がここまで2勝5敗です。
制限時間いっぱい。
きのう輝は不戦勝で2勝目を挙げました。
その白星をいいきっかけにしたいということを本人は話をしていました。
気合いが乗ってきました。
豪風は5勝2敗と白星を先行させています。
輝の圧力が20cm以上身長の低い豪風に通用するかどうかという一番です。
最初の一番から待ったがかかりました。
立ち合いで先手を取りたいというのはどちらも同じです。
押し相撲どうし。
押し出し豪風の勝ちです。
輝は6敗目です。
向正面は元小結垣添の雷親方です。
お待たせしましたよろしくお願いします。
雷⇒よろしくお願いします。
豪風の攻めはどうでしたか。
本来の突き押し、厳しいものがありましたね。
豪風はいなしがありますから相手はちゅうちょしたところを逆に突かれて一気に攻められましたね。
身長差が生きたといいますか下からいい押しが出ましたね。
長身の力士はああいう弱点もあるんですよね。
下に入られて押されると弱いですよね。
もろいというよりも、地力が足りないということですよ。
今場所、見ているとね。
幕内ではまだ勝ち越せるだけの力は、はっきり言ってまだないかなと思います。
地力負けですね。
相撲が通じていませんね相手に。
安美錦がきょうから再出場です。
琴奨菊稀勢の里というのは楽しみですね。
そうですね。
琴奨菊が久方ぶりに相撲を見せていますね。
もちろん大関ですからしっかりとこのままと思いますよね。
でも不安もあるんですよ。
右を引っ張り込んで押っつけが上ずったりしていますよね。
あれは上位では通用しないからね。
脇を締めて、前みつを取っていくような相撲になっていかないとこれからなかなか今までどおりにはいかないからね。
リポートです。
豪風が、若い力士の壁になりたいという気持ちがあったので真っ向から押していきましたという話をしていました。
真っ向勝負36歳の豪風のリポートでした。
6勝2敗です。
土俵に貴ノ岩と北太樹が上がっています。
きょう、中入りの時間北の湖前理事長の40歳前後の映像をご覧いただきました。
その弟子にあたります、北太樹です。
親方としても北の湖さん自身は多くのものを残しました。
そうですね。
幾多の幕内力士を出していますよね。
自分が大横綱だっただけあってやはり自分の手で横綱大関を作ってみたかっただろうね。
それはどこかにあるはず。
やり残したようなことがあったとすればね。
自分の手で横綱大関優勝力士は出したのかな?出していないよね。
そういうことも含めてそれはたくさん、やり残したことはあるんじゃないの。
志半ばといったところです。
北の湖前理事長への思いを胸に抱きながら土俵に上がる北太樹です。
制限時間いっぱいです。
ともに白星が先行北太樹が4勝3敗返り入幕の貴ノ岩は5勝2敗の好成績でこの中日です。
貴ノ岩は突っ張りもありますが根は貴ノ岩は右四つ北太樹は左四つのけんか四つです。
木村元基が合わせます。
押し出し、貴ノ岩の勝ち。
拍手
これは貴ノ岩がうまく取りました。
ちょっとこのところ相撲が厳しくなってきましたね場所が始まって最初よりもここ2、3日の相撲がね。
四日目から5連勝。
前に出ていますね。
北太樹は4勝4敗であすからの後半戦です。
右は差しにいきます。
踏み込んでいるよね、足が。
頭を少しはたくようにしてすっと中に入りました。
引いたけれども思い直して万全の相撲ですよ。
まげをつかまえた。
これは勝負がついたあとだからわらにもすがりたい気持ちというか、まげにもすがりたい気持ちでしょうね。
負けたくないんですよ。
貴ノ岩はあすは佐田の海。
北太樹は臥牙丸戦が組まれました。
きょうは敗れてしまいましたが北太樹、師匠だった北の湖前理事長の映像を中入りの時間にご紹介しました。
北の湖が出世が非常に早くて金星を挙げたのが僅かに現役時代1つだけということです。
その唯一の金星、昭和48年の夏場所です。
平幕が横綱に勝つことを金星を挙げるといいますけれども対戦相手が北の富士勝昭さんでした。
まだ二十歳そこそこぐらいですね。
19歳か二十歳ぐらいの北の湖だったわけですがこの体勢でひねりということです。
ひねりというかね膝をついちゃったね。
足腰が弱いということかな。
覚えていらっしゃいますか。
覚えてはいるけれども初めて見ましたよ。
その当時は見たんでしょうけれどもね。
僕も十分なんだけどね。
重いなというのは覚えていますよ。
上手を切って。
僕のほうが、うんと体勢はいいんだけれども腰が高いよね。
ここから振り回すようにいっているんですけどね。
右足1本で北の湖がこらえて。
これが唯一の北の湖の金星です。
よりによってなんだ、僕かね。
北の富士さん、対戦成績を見ると4対2ということで北の富士さんが勝っている。
ああそう、よかった。
若手が台頭してきた。
横綱として受け止めましたね。
はっきり言って戦々恐々としてましたよ、当時は。
大錦と2人が上がってきたときはもっぱら上のほうでもどっちが強くなるのかなとね。
力士仲間でも話題になっていましたよ。
そうだったんですか。
大錦派と北の湖派と分かれていました。
北の富士さんは?僕は北の湖派だと思っていました。
こういった若手がまた上がってきてほしいなという気持ちがありますね。
私はね、たたき上げて中卒で来る子が昔は大半でした。
送り出し、豊響の勝ち。
勝って6勝目。
今場所は心機一転ということで締め込みを銀ねずに戻しています豊響です。
送り出しで豊響の勝ち。
途中までは千代大龍のほうが押し勝っていたようにも見えました。
本当だね、押し勝っていますね。
しかし右のいなし。
豊響が今場所元気ですよねなかなか。
相撲が何と言うんでしょうか足が出ていますよねいつもの場所よりも。
2月に挙式も控えていますので頑張らなければいけないと。
お嫁さん、ねえ。
今、新しく上がってきてほしいという話も伺いましたがきょう中日ということで新序出世披露が土俵の途中で行われています。
今場所は新弟子が13人いました。
1人実業団横綱の坂元が幕下15枚目格付け出しでデビューしています。
それ以外、12人が前相撲を取り終えてきょうの出世披露を受けました。
12人のうち8人が学生相撲出身ということで高校相撲も経験しています。
ますますそういう傾向が強くなっていくんでしょうね。
非常に体格も立派だというのがお分かりいただけると思います。
春場所は就職場所といわれますけれどもその次に多いのが一月場所、初場所です。
向正面の垣添の雷さん武蔵川部屋は2人の新弟子が入りましたね。
2人、入りました。
相撲経験がないということですね。
柔道をやっていた2人です。
日本一を目指してやっていた身体能力の高い2人です。
本当に見ていたら無限の可能性を持っているようで一生懸命頑張って育てたいなと思うようになりました。
2人のうち1人は雷さんのつてだということですね。
私は日体大出身なんですがその関係で、武蔵川部屋に決めていただきました。
どんなことを期待しますか?師匠の武蔵川親方の教えの中で自分も少しでもそれに対して手助けができればいいなと思っています。
12人が新序出世披露を受けて来場所、番付に載ることになりました。
今勝った豊響のリポートです。
うまく体が反応しました。
そして今場所は連敗もしない。
これもいいのではないでしょうかということです。
充実の表情でした。
勝ち越しまであと2勝と迫っている豊響です。
制限時間いっぱいです。
阿夢露4勝3敗。
誉富士は1勝6敗です。
誉富士は東の前頭15枚目で1勝6敗と苦しんでいます。
支度部屋でも非常に渋い表情をしていました。
両者、現在、阿夢露の3連勝中。
寄り切り阿夢露の勝ち。
突き放せませんでした誉富士です。
向正面は押し相撲でならした元小結垣添の雷親方です。
誉富士は突き放せませんでしたね。
立ち合い、決して悪くなかったんですが阿夢露が立ち合いからの二の矢が速かったですね。
一気に攻めましたよね。
だいぶ阿夢露の相撲が厳しくなっているというか力をつけているなと見えます。
以前だと少し押されることもあったんですが、やはり自分から攻めるようになりましたねここ何場所か。
それが勝因につながっているのではないでしょうか。
きのうも佐田の海をとにかく下から押っつけていきました。
誉富士は逆に1勝7敗と苦しくなりました。
あすは十両の英乃海との対戦が組まれています。
阿夢露から新入幕の正代が力水を受けました。
東京農業大学の出身の正代です。
4勝3敗と白星先行でこの中日です。
弱気な発言もおなじみになってきました。
そんな弱気な力士じゃないと思うしね、将来性はたくさんありますよね。
ただ、立ち合いの少し胸を出すような受ける相撲は正代は徐々に変えていかないとね。
なかなかそれだといけないよね。
きょうは同じ熊本出身の佐田の海戦です。
熊本出身の幕内力士の対戦はおよそ4年ぶりということになります。
正代と佐田の海です。
2人とも熊本?そうです。
そうですか。
平成21年初場所の天鎧鵬、芳東以来の4年ぶりの熊本どうしの対戦になります。
正代は新入幕で中日を迎えたということで、きょうは西のリポーターが話を聞きます。
弱気なコメントもありません。
冷静に分析してくれましたいい相撲も悪い相撲がはっきりしています。
前に出ていると勝てるんですが下がってしまうとどうしても守りに入ってしまいます。
やはり立ち合いでいい相撲、悪い相撲の分かれ目になっています。
3連勝してしているときはしっかりと踏み込んで前に出られている。
ただ負けた相撲は幕内経験豊富な関取が多いですから立ち合いの駆け引きがうまいなと思います。
その駆け引きで誘われるように立ってしまうとどうしても受けに回ってしまうという分析です。
師匠からも下がったら弱いんだからということを口酸っぱく言われているということで中日折り返し体も疲れていませんし動けていますとにかく立ち合いの踏み込みに集中して止まらずに攻めていきたいということを話していました。
立ち合いの、そのあたりが幕内の力士のうまさということでしょうか。
うまさといいましょうかもっとやっぱり体勢を低くして立たないといけませんね。
あたって上のほうに伸び上がりませんね。
懐が深いからね。
きょうはもろ差しをねらっていく佐田の海戦。
佐田の海は正代のことを立ち合い馬力があると思っているという話をしています。
簡単には正代相手に中に入れないのではないかということを言っていました。
宇土市出身の正代と熊本市出身の佐田の海です。
軍配は佐田の海です。
土俵際もつれましたが物言いです。
佐田の海が痛めたわけではありませんね。
大丈夫ですよ。
審判部が上がるのを待っていたんですね。
目まぐるしい攻防ですね。
攻防、応酬、これがいいんですよ相撲はね。
非常におもしろい一番になりました。
うっちゃりという決まり手が最近少なくなっているだけにこれは佐田の海の相撲でしょうね。
先に落ちているということでは正代ですが飛んでいるということをどう判断するかということですね。
両前まわしを取りましたね。
立ち合いからのスピード差し身は佐田の海のほうが上ですからね。
しかし、あそこでうっちゃりは見事なもんでしたね。
決まらなかったにしろ、あの執念腰の柔らかさやはり、いいものを持っているなという感じがしますね。
協議が少し長くなっています。
軍配は佐田の海に上がっています。
ただいまの協議について説明します。
行司軍配は佐田の海の寄り倒しを有利と見ましたが両者の体が落ちるのが同じではないかと物言いがつき正代の体が、先に落ち佐田の海の勝ちとします。
軍配どおり佐田の海の勝ちです。
もつれた相撲どんどん積極的に手を挙げて物言いをつけてどんどんつけるようにしないといけないと思いますね。
確認ということでもいいんだしね。
雷親方の目の前で最後のうっちゃりでしたね。
雷さんはどうご覧なりましたか。
少しやはり正代のほうが先に落ちたかなあという感じでしたね。
よく粘りましたね正代は。
そうですね。
十両ではこの相撲でも勝てるんですが幕内のこの辺りだと反って相撲を取るとこれが限界かなと思いますね。
北の富士さんが、さっきおっしゃったようにもう少し腰を下ろして攻めるようにすればもっともっと勝機が生まれてくるのではないかと思います。
一度、体を入れ替えて入れ替えられても、また最後うっちゃろうとした正代。
まともに胸であたられてるもんね。
足腰がいいね、正代は。
上手投げも残しましたね。
佐田の海は攻めが速いからね。
休んでくれるとまた構えも立て直すことができるんですがね。
全く休む気がありませんでしたね。
いい内容の相撲になりました。
両者ともに4勝4敗の五分になりました。
正代のリポートです。
うっちゃってなかったですかねと名残惜しそうでした。
うっちゃったときにこれはいったと思ったんだそうです。
それでもすぐに体が割れなかったですね。
相手はさすがですねと話していました。
最初に寄られたところですくってうっちゃるような感じでしたねあそこで決められていればねと話しています。
負けてもにこにこしているね正代は。
それがまたおおらかなところなんでしょうね。
将来性というのも感じさせました。
佐田の海のリポートです寄り倒したという感触だったと話しています。
うっちゃられたという感じではないと自分で思っていた低くいったら、たまたまうまくいったと話しています。
しっかりとあたろうという佐田の海の立ち合いだったのかもしれません。
館内が沸く相撲でした。
北の富士さんみんな10代で優勝していく中北の湖さんが21歳2か月正代は24歳ですね。
そういう力士は、そう多くないでしょうけどもね。
この間は青山学院の監督さんが言っていたけれども平均年齢が高くなってきているんではないかと話していましたけれどもさすがはいいところを目につけているなと思いましたね。
土俵上は制限時間いっぱいです。
木村寿之介が合わせます。
きょうは勝った臥牙丸。
ようやく玉鷲戦の連敗を止めました。
平成23年の秋場所以来の玉鷲戦の白星です。
本当に久々だったんですね。
決まり手は押し出しです。
突き押しどうしの相撲だからねむしろ臥牙丸のほうが有利ではないかと思うんですがね。
すごい反応が館内からありました。
お伝えしているように御嶽海がインフルエンザできょうから休場です。
インフルエンザだからどうしようもないのかもしれないけどね。
体調を合わせて自己管理だよね。
原監督も話していましたよね。
幕内の力士が体調を崩すと体調を考えなければいけないということですよね、各力士は。
徳勝龍は不戦勝で2勝目を挙げています。
玉鷲の低いあたりでしたこれをこらえてから臥牙丸、逆襲です。
左から最初すくったのがうまくいきましたね臥牙丸は。
一瞬立ったとき顔が緩みましたかね。
199kgの体を生かしました。
自分の取組を見た臥牙丸です。
ずっとしゃべりっぱなしでした臥牙丸は。
4年ぶりというのは本人も知っていました。
慌てて取ると転がされたりするのできょうは落ち着いて取れた右の突き放しがよかったです。
うれしいがきのうも勝ったらよかったねと本人は話しています。
臥牙丸4勝4敗、五分です。
玉鷲は2勝6敗となりました。
土俵上に元気な隠岐の海6勝1敗。
妙義龍4勝3敗両力士が上がっています。
きょう1月17日阪神・淡路大震災から21年になります。
小学校3年生になる直前妙義龍は揺れているときに、起こされた記憶があると話していました。
兵庫出身ですが忘れることは絶対にありませんと話しています。
ことしも支度部屋で話をしてくれた妙義龍です。
21年前ですかね。
私もお見舞いに行ったんですよ協会の使者として。
驚きましたね。
街のすさまじい破壊のされ方に。
妙義龍は当時の映像を鮮明に覚えていると話しています。
隠岐の海はここまで6勝1敗と元気です。
五日目微妙な一番で黒星になりました。
6勝1敗です。
そうね。
よく勝っていますね。
もともと強いんだけどね。
十分な稽古を積んでいると思わないけれどもね。
強いんでね。
左四つになるとこの体を生かしてだからそれだけに憎まれ口をたたくんだけどねこれからでしょう。
あと何番勝てるかね。
白星を伸ばしていけば。
10番ぐらいは勝ってもらわないと困るんだけどね。
きょうの妙義龍戦は展開としてはおもしろくなりそうですね。
妙義龍にとって相撲がしっかりしているからね。
胸を合わせてしまってつかまえたら隠岐の海のほうがいいからね。
妙義龍はやはり胸を合わせたくないってことですね。
そうですね。
木村晃之助が合わせます。
まだまだまだの声。
隠岐の海が立てませんでした。
待ったなしの声。
小手投げ、逆転隠岐の海の勝ち。
妙義龍はあと一歩出ませんでした。
隠岐の海、勝って7勝目。
やれやれという顔に見えますが。
やっぱり懐が深いし攻めきったと思っても体も柔らかいからね。
勝ち運にも乗っているという感じもしますけどね。
立ち合いからは妙義龍がのど輪で起こして一方的に攻めていった内容になりました。
それでも隠岐の海もかなり応戦して攻めるところは攻めていましたしね。
まあ、しかしこのままでいきそうな気もしますよね。
のど輪で起こされてうまく回り込んで。
逆に押し返していこうとしました。
押し返した分だけ最後残れたというのがあったんでしょうか。
うまく妙義龍が。
足を滑らせそうで体勢が悪かったんですがやっぱり体が柔らかいんですね。
あまり隠岐の海にやってくれそうとか聞かれないので。
あんまり褒めるのもおかしいけど褒めているつもりはないけどしかし可能性は持っている力士ですよ。
誰もが認めるところなんですよね。
隠岐の海、7勝目を挙げました。
今夜の「サンデースポーツ」のお知らせです。
北の富士さん、きょうも解説をよろしくお願いします。
疲れるよ。
そんなことをおっしゃらず。
先週もさすがの解説だったと思います。
いやいや。
室伏さんがいい体をしていてね。
あの人が若かったら相撲をやったら強かったよね。
惜しいことしたね。
当時スカウトできたらよかったですね。
蒼国来がきのう連敗を5で止めました。
千代鳳が、ふくらはぎのけがで休場していましたが再出場してから白星を2つ重ねています。
向正面は元小結垣添の雷親方です。
千代鳳ですがふくらはぎのけがで休んでまだ痛みがある中でここ2日間、連勝なんですよね。
雷⇒相撲を見るかぎりでは前にも出ていますしテープが気になりますが本来の相撲が取れているんじゃないですかね。
この力士はもっと上の番付で取ってもらいたい力士なのでね。
けががあると下がるのはよくないということになるんでしょうか。
自分も膝のけが手術をしたんですが下がるとどうしても負担がかかるので前に出ることがいちばん大事だと思いますね。
制限時間いっぱいです。
過去は5回顔が合って蒼国来が4勝千代鳳が1勝です。
先場所は蒼国来が組み止めて寄り切りで勝っています。
この一番も晃之助が合わせます。
寄り倒し、蒼国来の勝ち。
少し顔をしかめました千代鳳です。
徐々によくなっているとはいえまだ痛みがある千代鳳です。
蒼国来の力強い四つ相撲でした。
決まり手は右からの上手投げを取りました。
左を差しにいくように立ったんですね。
自分から、珍しいね。
最初は上手を取られていなかったので寄っていけたんですが蒼国来が徐々にいい体勢を作っていきます。
こういう相撲はできれば千代鳳は取らないほうがいいね。
けがをするもとですからね。
突き押しの低い体勢でいくべきだったですね。
なんとか右足でこらえようとしていたんですが蒼国来が右からの上手投げです。
千代鳳は左で残すとぐしゃっといっちゃうからね。
右足で残すしかありません。
十両この一番は出羽疾風剣翔戦です。
実況
出羽疾風もろ差し。
いい形を作りました。
つり出し出羽疾風の勝ち。
大坂⇒お互いつり合ってという取組になりました。
小さな出羽疾風が、つり出しで新十両の剣翔を破っています。
蒼国来のリポートです。
千代鳳関の足が悪いのが分かっていたので組み止めれば、なんとかなると思っていた。
千代鳳が差してきました。
ですから蒼国来としてはもってこいの展開だったということです。
そのあと上手を取って攻めていきました蒼国来です。
幕内前半最後の一番制限時間いっぱいです。
豊ノ島と旭秀鵬です。
3回顔が合ってすべて旭秀鵬が勝っています。
豊ノ島はもろ差しをねらうんですが旭秀鵬が突っ張ってそれをさせないという展開。
過去3回とも突っ張っている旭秀鵬。
寄り切り。
豊ノ島の勝ちです。
最後は右で渡し込むような体勢にもなりました。
物言いはつきません。
残っていたんだね。
おっとここで。
いや違いますね。
勝負審判の交代です。
いまさら無理だ。
勝ち名乗りを受けていますから。
私もお客さんの反応につられてしまいました。
初めて旭秀鵬戦、白星です。
右、かち上げるようにして豊ノ島がすぐ密着しましたかね。
相手は逃げるだけですからね。
右からの渡し込みです。
本人は途中で出たと言っていますね。
本人としては渡し込まれる前に回り込みの最初の段階で出た感触があったようですね。
それを確認して、本人はああここかと言っていました。
出たかどうかは分かりませんが本人は出たという意識があったようですね。
決まり手は渡し込みです。
力士は出たなというのは直感的に分かるんですよ感覚で。
本人が言っているのは確かかもしれないね。
もう一度、見てみます。
回り込んだところ。
あの辺で分かっているんですよかかとの感覚で。
だからそれは確かです。
決まり手は渡し込みなのであそこの場面をとってはいないんですが本人は分かるということでした。
蛇の目に足がついた可能性があります。
御嶽海、インフルエンザできょうから休場です。
きょうはなんといっても2番に注目。
琴奨菊稀勢の里戦7戦7勝の琴奨菊に5勝2敗の稀勢の里、大関どうしの対戦。
そして結びの一番7戦7勝の白鵬に新関脇の嘉風が挑む一番です。
白鵬嘉風戦は過去は10対1と白鵬が大きくリードしています。
去年の秋場所嘉風が引き落としで勝ちました。
先場所は、はたき込みで白鵬が勝っています。
この2番をご覧いただこうと思います。
実況
敗れた!白鵬連敗。
引き落とし。
同じ相手に2場所続けては負けられません。
張っていった、これで決まった。
なんと勝負はあっけなし。
大坂⇒2場所前は次の日から白鵬が休場するきっかけになった白星になった嘉風です。
先場所は白鵬が少し右に張って動くという相撲で嘉風がもろくも崩れてしまった一番になりました。
瞬間に白鵬が首をひねったよね勝負ついたときにね。
やっぱり自分でも納得がいかないんでしょうね。
あれで決まるとは思わなかったという話を白鵬はしていました。
そうなの?それだけかなり警戒心があったと思うんだよね。
確かに、白鵬に考えさせているわけですから。
先場所の一番です。
右に動いて確かに決めにいったという感じではなかったかもしれませんが。
これを受けてのきょうの対戦がどうなるかということですが。
そうですね。
嘉風、今場所も調子がよさそうですね。
白星先行でここまできましたね。
嘉風というと同じ大分出身ということで向正面の垣添の雷さんにも聞こうと思います。
雷さん。
そうですね。
実績、番付からして白鵬関と言いたいところですがここ数場所、嘉風はいい動きがいいですし立ち合いのあたりそのあとの動きいいからきょうは相当横綱も集中してくるんじゃないですかね。
どうなるか分かりませんね。
それだけ嘉風の動きがいいということでしょうか。
あたったあともしっかり攻めていますしとにかく動きが速いですよね。
もう1つ好取組7戦7勝の大関琴奨菊と稀勢の里の対戦です。
実に58回目の対戦です。
武蔵丸貴ノ浪に並ぶ回数です。
もう手の内を知り尽くして。
しかも場所前は二所一門の連合稽古で3日続けて稽古もやりました。
先場所は琴奨菊が休場で稀勢の里が不戦勝です。
この1年でも勝ったり負けたりです。
今場所に限っては琴奨菊のほうがうんと相撲の内容がいいですからね。
琴奨菊は立ち合い鋭くあたってそのまま動いていけば琴奨菊。
あたりからの動きが止まったときに稀勢の里。
相撲の性質上そういう結果になるんでしょうね。
このあとの優勝争いまだ中日なんですが優勝争いを考えると琴奨菊は勝っておきたい一番です。
チャンスかどうかはまだ言い切れませんが久しぶりに元気ですからね。
もう少し勝っていきたいよね。
手拍子
館内大きな拍手が起こっています。
琴勇輝と高安です。
後半最初から好取組です。
琴勇輝5勝2敗そして高安6勝1敗です。
初場所、中日八日目幕内後半の取組。
初顔合わせとなります琴勇輝と高安。
この一番は突っ張って琴勇輝組み止めて高安ということがいえます。
高安は突っ張りもあるんですが両方取れるのが高安です。
星が上がっていますし楽しみな一番ですね。
琴勇輝がね。
この人、自分の体に合った相撲を取っているよね。
そしてなかなかきっぷがいいよね。
場所前、一門の連合稽古でこの2人は稽古も一緒にしています。
琴勇輝がよかったです。
お稽古場はね。
でも高安のほうが、力的には三役経験者ですし上だと思ってますけどね。
恐らく高安とすると止めにいく立ち合いになりますかね突っ張らせないような。
突き合いということもあるかもしれませんね。
そう簡単には琴勇輝もつかまらないと思いますしね。
まだ時間前です。
高安はちょっとツラ相撲のところがあるから崩れだすと意外ともろくなってくるからね。
連勝連敗という意味では初日から6連勝だったんですがきのう敗れました。
きょうどういう気持ちでいけるかどうかでね。
番付を下げた今場所の高安です。
慌てなければ勝てると思って落ち着いて相撲を取っていると前半の土俵を振り返っています。
休場者が多いということで幕内の後半は9番です。
ここで制限時間いっぱいです。
非常に厳しい表情です。
気合いの声
ほっ!合わせる行司は庄太郎。
はたき込み、高安の勝ち。
連敗はしませんでした。
勝って7勝目です。
決まり手は突き落としです。
懸命に突っ張っていましたね。
よく戦ったほうですね。
自分のペースに持ち込みかかったからね。
もろ手突きからいつもの流れで突き放していきました。
高安は左を差しにいったのかもしれませんが右からすぐにいなしてそのあと琴勇輝の攻めです。
攻め勝ってますからね。
あてがってしのぎながら左からの突き落としです。
まだ高安のほうが上かなという感じですね。
今場所は西の前頭8枚目という番付です。
三役に定着するかと思ったんですけれどね。
高安はけがで番付を下げています。
先場所は2桁の番付で勝ち越して今場所は8枚目です。
この番付ならばという感じですね。
決まり手は引き落としです。
決まり手の訂正がありました。
リポートです。
敗れた琴勇輝は花道の奥のモニター再生を見ていました。
土俵際まで押していきましたよね。
最後のところでここや、と言いました。
最後もう1つ、下から押せればという思いだったそうです。
あと一歩というところになりました琴勇輝です。
決まり手は引き落としです。
琴勇輝はあす横綱初挑戦です。
日馬富士と対戦します。
安美錦はインフルエンザで2日間、休んできょうから再出場です。
リポートです。
ただいまと言ったあとみんなに迷惑をかけてしまったかもしれませんねと言っていました。
というのは、熱が出たのは初日の夜なんだそうです。
初日の夜38度の熱があってただ熱は下がって体も動くのでそのまま出続けたんだそうです。
そしたらのどが痛くなってきたのでインフルエンザがはやっているので早めにお医者さんに行こうと思っていたらインフルエンザと言われてしかも治りかけだと言われたそうなんです。
ですから休養を取るようにと言われて、2日休んでるときには完全に回復して元気いっぱいだったそうです。
もしかするとインフルエンザの最中に出て移してしまったかなということを反省していました。
ただいまと言うあたり安美錦らしいところですね。
役者がいないとさみしいですよ。
初日の夜は勝っていますし二日目には金星を挙げました安美錦です。
1つは不戦敗になっています。
記録上は2勝4敗1日の休みです。
碧山がここまで白星がありません。
7連敗中です。
制限時間いっぱいです。
この両者現在碧山が5連勝中です。
恵之助が合わせます。
左に動いて自分で倒れてしまいました。
碧山、ようやく平成28年の最初の白星です。
決まり手は突き倒しです。
安美錦が左へ大きく飛んで右のかいなを取るようにしてきましたね。
やっぱり休んでいるうちに勘が鈍りますからね。
十分な運動神経が戻っていないということですよね。
決まり手は突き倒しです。
もろ手突きで倒したということになるわけですね。
自分でバランスを崩しただけですね。
安美錦。
2日ほど休んでも土俵の勘というのは鈍るんですか。
それはそうですよ。
能力的に落ちているはずですよ。
リポートです。
本人もそのように言っています。
2、3日休んでいたから勘が違ったなと言っていました。
低くあたると同時に右からいなそうと思ったのが左に動いてしまってその分、自分が思った動きではなかったので、右足が突っ張ってしまったと言っていました。
全然違ったなと言っていました。
思ったとおりに体が動かなかったという安美錦の談話です。
あすの取組です。
あすから後半戦です。
琴勇輝が初めての横綱戦となります。
初日から7連勝で中日を迎えた琴奨菊。
すでに入場して西の控えです。
同じ大関の稀勢の里戦がこのあとです。
優勝争いということを考えれば稀勢の里も1敗もできない状況です。
両者にとって大事な取組が2番あとです。
土俵は制限時間いっぱいです。
ともに黒星が先行している2人です。
この両者の対戦は左四つになったり右四つになったり巻き替えがあったり四つ相撲のだいご味を堪能できる対戦です。
宝富士は左四つでも右四つでも栃ノ心の上手を警戒したいということを言っていました。
寄り切り宝富士完勝。
きょうは宝富士の相撲になりました。
北の富士さんいつも差し手争いになったり四つ相撲の攻防がありますよね。
栃ノ心も相当強いけどね。
力負けもしていないし。
差し勝っていましたね。
右から押っつけていきました。
きのうも確かそんなような感じだったと思うんだけれど相撲が強くなっているね。
栃ノ心もなんとか突き放そうとしているんですけれど。
低い体勢で。
もともと腰の高い力士ですけれど。
4連敗から始まったことしの初場所でした。
これで星を五分に戻してきました。
あの怪力と思われる栃ノ心が力負けしたね。
がぜん楽しみですね。
もちろん東の前頭2枚目ですから返り三役を目指しての宝富士です。
リポートです。
一番前ですがようやく新年初白星の碧山です。
長かったですと言いながらしみじみと語ってくれました。
相手の変化、やはり頭にあったということです。
それも警戒していたということです。
あすからもまた頑張りますということです。
新年の初白星を挙げた碧山です。
4連勝の宝富士のリポートです。
珍しくにこやかに戻ってきました。
左も入って右も、と身ぶり手ぶりで会心の相撲を説明してくれました。
それぐらい手応えのある取組だったのかもしれません。
栃ノ心戦は3連敗中だった宝富士です。
その連敗を止めて今場所は4連敗のあと4連勝です。
土俵に松鳳山と栃煌山です。
この一番のあと琴奨菊と稀勢の里の大関どうしの対戦があります。
松鳳山がきのうで連日続いていた横綱大関戦が終わりました。
勝ったインタビューがありましたけれど、寂しいということばを使っていました。
向正面には松鳳山の高校の先輩なります、垣添の雷親方です。
雷さん、松鳳山、横綱大関戦が続いていましたね。
ここまではどう見てましたか?よく健闘しているんじゃないですか。
数場所前までは10枚目で相撲を取っていて、このままずるずるいくのかと心配していたんですけれどここまできましたね。
聞くところによると稽古もできているみたいなので中盤戦から後半戦にかけて楽しみですね。
日馬富士と豪栄道に今場所勝っています。
きのうの豪栄道戦は松鳳山の相撲できょうも思い切っていってほしいです。
もちろん返り三役というのが頭に入っている西の前頭筆頭の松鳳山です。
この松鳳山は今場所琴奨菊との対戦が終わっていますけれども、琴奨菊について立ち合いが低いのに圧力がものすごくあったという話をしていました。
やっぱり琴奨菊は好調なんですね。
同じ福岡の琴奨菊がこのあと登場です。
栃煌山が3横綱との対戦を残している中で3勝4敗でこの中日です。
ぱっとしませんね。
制限時間いっぱいです。
おととしの名古屋場所以来およそ1年半ぶりの対戦です。
最終的にともに中に入りたいという相撲です。
松鳳山は突っ張りもありますがきょうはどういった立ち合いを選択するでしょうか。
玉治郎が合わせます。
突き落とし、栃煌山の勝ち。
少し最後、足が流れたでしょうか松鳳山。
勝ったのは栃煌山です。
星を五分に戻しました。
向正面は元小結垣添の雷親方です。
松鳳山はどのように映りましたか。
少し左に変わり気味のあたりですが考えていったんでしょうがそのあたりも攻めていますけれども少し足が流れてしまいましたね。
本来そこから左を差して中に入りたかったんでしょうけれどもやはり栃煌山、その辺りは実力者ですからなかなかやはり入らせてくれませんでしたね。
決まり手は、上手出し投げです。
拍手と歓声
大きな拍手です。
手拍子
そして再び手拍子です。
琴奨菊は白鵬と並んで初日から7連勝。
この一番、勝ち越しが懸かります。
稀勢の里は5勝2敗です。
きょうが58回目の対戦です。
武蔵丸貴ノ浪と同じ回数ということになります。
過去は琴奨菊の31勝稀勢の里の26勝。
左四つに渡り合うことが多い対戦です。
取組の中身を見ると琴奨菊はしっかりと踏み込んで立っていきますが稀勢の里は最近、琴奨菊戦ほとんど踏み込まずにその場で受け止めるというような立ち合いになっています。
そこで圧力を止めれば稀勢の里の展開。
そのまま動いて前に出ていけば琴奨菊という相撲内容になります。
北の富士さん。
はい。
7連勝のうちの1人の琴奨菊です。
攻め勝って早く勝負をつけたいんでしょうね。
できれば左四つはいけませんからね。
いいところを取って左の前みつを取って右をのぞかせて低い体勢から一気に出るとそのような相撲が理想的だとは思いますね。
稀勢の里は左四つでがぶっと動きを止めて胸を合わせてなんとかしたいですね。
そうすると断然有利ですね。
この一番に関して稀勢の里は過去ほとんど踏み込んでいません。
出足負けするんですよ。
そういうことなんですね。
稀勢の里は、悪いときは定位置のまますっと上体を伸ばすでしょうそこにまともに琴奨菊のあたりを受けると下がらないといけませんよね。
大体そこでいったん下がってから止めることができれば稀勢の里の流れになりますけれども。
ただ今場所は、今の状態ははるかに琴奨菊のほうがいいですからね。
だからどちらが有利かと言われれば琴奨菊のほうが有利かなというようなそんなふうに見ていますよ。
まだ中日で勝ち越しも決まっていない段階なんですが稀勢の里も後半を考えると優勝争いということを考えるともう1敗もできません。
3敗になったら優勝はとてもとても。
優勝争いに残るためには勝たなければいけないという稀勢の里です。
大事な一番です。
いつもね、僕は思うんだけれども稀勢の里は仕切っているときの歩幅が狭く感じてしょうがないんだよね。
影響はありますか。
恐らくあの歩幅では膝を曲げられないしね。
不自然ですよね。
さっきの北の湖さんのように腰を割って膝を曲げて膝から寄るというあの体勢では今の歩幅ではできないよね。
この両者には日本出身力士の優勝が望まれています。
拍手と歓声
行司の待ったなしの声が響きます。
寄り切り、琴奨菊の勝ち勝って勝ち越し。
拍手と歓声
左から押っつけられて止まりかけたんですが最後まで止まりませんでした琴奨菊です。
8連勝、中日勝ち越し。
決まり手は寄り切りで琴奨菊の勝ちです。
おととしの名古屋場所以来の中日勝ち越しの琴奨菊です。
稀勢の里はきょうは左からの押っつけを選択していきました。
その辺りはよかったんですがただ、出足がね圧倒されましたね。
きょうは稀勢の里も左を小さくではありましたが踏み込みました。
ちょっと見てしまったね。
止まるかなと思ったんですがやはり止まりませんでした。
きょうの右はね結構押っつけが効いてるんですね。
右は差しにいった動きを押っつけてここは稀勢の里の押っつけもすごいものがありましたが。
琴奨菊は攻める気持ちが強いね。
これは止まりませんね。
まあ、気力で圧倒されてしまったというかね。
これで勝ち越しですから琴奨菊は優勝へ。
これはなんとかね、横綱陣にくっついていってほしいですよ。
日本生まれの力士の優勝がこれで10年遠ざかっています。
10年。
ねえ、長いね。
ひと昔だ。
北の富士さん、ずっとおっしゃってますよね。
ちょっとしつこいとよく言われます。
日本出身力士の優勝を願っているファンも多いと思います。
僕が生きている間に優勝するかな。
長生きしていただいて。
中日勝ち越しの琴奨菊。
あすから気持ちよく後半戦、いけますね。
とにかく気持ちが充実していると思います。
相撲がね、多少体勢が不十分でも出てやろうという気持ちが出ていますね。
恐れないほうがいいですよ。
足を滑らせて転ぶこともあると思うけど失敗を恐れずに持ち味を出さなきゃいけないです、どんどん前に出て。
その前に立ちはだかる横綱です。
道は険しいけれどもできないことはないね。
これだけの相撲を取っています琴奨菊は。
勝った琴奨菊のリポートです。
支度部屋の中に入って満面の笑みに変わりました。
いろいろ取り口のことや勝ち越しのことなどいろいろ聞きましたが何を聞いてもいやあ、よかったですよしよしということでとにかく勝ち越せたということがまずうれしいということです。
あとは大きな歓声が勝ったあとも起きました。
大関への期待が高いですよと言いますと最後までにこにこの顔ではい頑張ります頑張りますということです。
中日勝ち越しはおととしの名古屋場所以来の琴奨菊です。
勝ったあと大歓声でした。
土俵は豪栄道と魁聖です。
豪栄道が右手首のけがの影響もあると思いますけれどもここまで不戦勝を含めて4勝3敗です。
相撲内容が悪いよね。
勝った相撲も首投げにいってみたり苦し紛れの相撲が結構多いですしね。
一番くらいかな豪栄道が自分で攻めて勝ったのは。
非常に相撲がよくないです。
3横綱との対戦を残していますので豪栄道は、きょうはできれば勝っておきたいという魁聖戦です。
確かに歓声という意味では琴奨菊と稀勢の里には大きな歓声が沸いていましたが。
本当は人気のある力士なんだけれども大関に上がってからはすっかり精彩を欠いているからね。
大関というふうに胸を張れるような成績を残していないから豪栄道は。
制限時間いっぱいです。
魁聖はここまで2勝5敗。
寄り倒し、魁聖の勝ち。
最初は、ねらいどおりの前まわしが取れたんですが豪栄道、最後はまわしを切られてしまいました。
ちょっと精彩を欠いていますかね。
ちょっと大関としちゃ情けない内容ですね。
これで、なかなか勝ち越すのは見通しが悪くなってきたからね。
3横綱2大関との対戦がまだ残っている中で4勝4敗です。
やっぱり消極的だよね相撲が。
なんとかかわしてやろうという感じです。
きょうも呼び込みました。
あたりは踏み込んでこの前まわし。
そのあと前に出ようとしないで投げをね打ってしまうんですよ。
上手を取られて上手を切られてしまいます。
こうなると魁聖の十分です。
向正面の雷さん。
豪栄道右が結局取れなかったんですか。
そうですね。
大関はしっかりとあたりはよかったんですがそのあと、いいときは一気にあのまま出るんですけれども下がって全く精彩を欠いています。
いつもの大関ではありません。
きょうは、あれだね。
土俵下に張本勲さんが来ているから喝だな。
言われそうだな。
毎場所毎場所、勝ち越しが精いっぱいという成績じゃね豪栄道はいかんと思いますよ。
魁聖は連敗を止めて3勝5敗。
あすは全勝の大関琴奨菊戦です。
豪栄道はあすは横綱の鶴竜戦が組まれました。
ここから横綱の登場です。
まずは6勝1敗の日馬富士。
目の前で琴奨菊が8連勝と星を伸ばしました。
きょうは勢戦です。
勢は、この足よくないですか?きのうは頑張っていましたよね。
その中でも懸命に相撲を取っています。
左のすねを痛めています。
白いものを巻いています。
徐々に痛みが増してきているということなんです。
肉離れ?打撲だという話です。
かなり腫れていてだいぶ腫れは治まってきているということです。
それでも、できることをきょうできることを精いっぱいやりたいと勢は言っています。
勢らしい発言だよね。
勢に休まれたらね。
大関豪栄道関を破った魁聖関です。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
最初、左の上手を取られましたけれどもそのあとの展開はどうですか。
まあ上手が取れたからあとは右を差すしかないと思って右を差して前に出るしかないと思ってなんとか腰を下ろしてそれでいきました。
前に出られましたね。
これで大関を破って4連敗していたあの連敗を止めました。
そうですね。
成績は、あまりよくないんですけれども連敗を止められてよかったです。
これで後半に向けての大きなはずみになるんじゃないですか。
そうですね。
あしたからまた大関戦が続くんですけれど一日一番気合いを入れて頑張ります。
三役目指して頑張ってください。
頑張ります。
おめでとうございます。
ありがとうございました。
最後にっこりの魁聖です。
6勝1敗の日馬富士と2勝5敗の勢です。
きょうも左のふくらはぎに白いものが見える勢です。
過去は6回顔が合ってすべて日馬富士が勝っています。
先場所1分近い相撲になりました。
右四つの形。
勢は右四つが得意です。
それで粘りましたが最後は日馬富士が寄り倒しで勝っています。
右四つだったらまだいいんだよね。
胸が合ってしまったり先に上手を取ったらおもしろいものがあるかもしれないね。
痛みがある中だとは思いますがそれでもきょうできることをしっかりやろうという勢です。
今場所の相撲は先場所の相撲よりいいですよ。
どの辺りに感じますか?やはり重みが出てるよね相撲にね。
先場所は軽かったけど。
先場所はその中で13勝2敗で日馬富士は優勝を果たしました。
歓声
日馬富士の中日、勢戦です。
日馬富士の勝ち。
日馬富士7勝1敗と星を伸ばしました。
左足をかばいながら戻ります、勢です。
本当にけがをしている力士が多すぎますな。
せっかくのいい一番なのにね。
決まり手は、上手投げです。
日馬富士は、もう回りながら左上手を取りにいきました。
ねらいどおりですね。
足首まで内出血が見られます勢です。
痛そうです。
花道を下がります。
懸命に土俵を務めましたけれども敗れています。
日馬富士の、上手投げです。
向正面からです。
上手は速かったですね。
横綱は上手、速かったですね。
やはりちょっと左足が心配ですね勢。
左の足でふんばる形になってしまいました。
琴奨菊も勝ち越しを決めましたし同じ横綱の白鵬が7連勝です。
負けるわけにはいかない日馬富士。
すでに初日から7連勝の白鵬が控えに座っています。
西の控えです。
きょうは結び新関脇の嘉風戦です。
嘉風は集中力を高めています。
白鵬の前に、琴奨菊が8連勝で勝ち越しを決めています。
嘉風も33歳で大関ということばを場所前、口にしましたね。
引退をそろそろ考えていい年頃ですよね。
もうベテランでそろそろ、そういうころでしょうそれが、今や大関よりもいい成績を残していますからね。
大関の希望が出てきた。
やる気が出てきた、ねらうというよく言ってくれたけどね。
ほかの力士たちは何をしているんだというそう言わざるをえないですよね。
本来は若手が絡んでこなければいけないですね。
若手の中から出てこないとね。
白鵬に嘉風戦がきょうの結びです。
結び前で、逸ノ城と鶴竜です。
鶴竜も少しぱっとしないけどね。
逸ノ城もこれでひどい状態になってきたね。
左上手が取れたときは前に出るんですけれども上手が取れないと、右を差した状態で止まってしまいますね。
完全に体を持て余している状態ですよね。
一時期、本人もダイエットと言ってはいたんですけれども今や、214kgです。
どういう稽古をしているのか分かりませんけれどもこの巨体を支えるには相当な鍛錬が必要というね足腰が、鍛錬をして。
重たい体を支える下半身、膝がしっかりと曲がってこなければいけませんね。
そうなんです、そのうちにけがをしていくんだよね。
まだ若いからね、まだまだやれば強くなれる力士ですからね。
22歳ですからね。
このまま終わってもらいたくはないね。
終わるわけじゃないと思うけれどね。
制限時間いっぱいです。
過去は5対2。
逸ノ城は初対決で不戦勝です。
それ以外は鶴竜が勝っています。
鶴竜はもう星が落とせない状況になっています。
式守伊之助が合わせます。
形は鶴竜、寄り切り、鶴竜の勝ち。
一瞬、出られましたけれども巻き替えてもろ差しの形を作って鶴竜、6勝目です。
決まり手は寄り切りです。
一瞬ではありましたけれども逸ノ城が引っ張り込んで。
巻き替えにいったのかな。
巻き替えようとしたところを出られたんだね。
しかし鶴竜、余裕ありましたね。
鶴竜勝って6勝2敗。
逸ノ城は1勝7敗あとがなくなりました。
御嶽海、インフルエンザできょうから休場です。
琴奨菊は8連勝、攻め続けました。
初日から7連勝の横綱白鵬。
左肘に白いものがありますが。
対戦相手は新関脇の嘉風です。
安定感という意味ではきょう、白鵬が勝てば40回目の中日勝ち越しということになります。
その中で横綱戦に挑む嘉風です。
過去は白鵬の10勝嘉風の1勝です。
この1年で見ると1対1ということになります。
仕切りが始まっています。
先々場所、嘉風が初めて白鵬を破りました、引き落とし先場所は白鵬が立ち合い右から張って、右に動いてはたき込みで勝っています。
嘉風、白鵬の立ち合いいつもと違う立ち合いが見られましたけれども、それを踏まえてどういくかということになりますね。
嘉風のリポートです。
とにかく自分の全力を出し切りたいという気持ちで土俵に上がっていながら最近は勝ちたいという気持ちが出てきた。
勝ちたいという欲が出るのは決して悪いことではないと思うんだけれども先場所の白鵬戦といい今場所の鶴竜戦といいきのうの日馬富士戦といいそういう気持ちが出すぎて体が思ったふうに動いていない先場所は白鵬戦も自分の上体に力がいきすぎて体が思ったように動いていない自分がここで相撲が取れているのは、全力を出し切りたいという気持ちその気持ちで前に力を出し切ったときにやはりいい相撲が取れている。
勝ちたいという気持ちが出てしまうと消化不良になって、動きが悪くなってしまう。
ですからもう一度原点に戻ってきょうはいろいろなことを考えずに全力を出し切るんだとそういう気持ちで相撲を取りたいと話しています。
中日の結びの一番はめったに取れることではないので頑張りたいと話しています。
50本近い懸賞が回りました。
雷さん、嘉風サイドから見るとどうするでしょうかね。
横綱を立ち合いから押し込みたいですね。
慌てさせて、そこからですね。
白鵬側から見たらどうですか?やはり出方しだいでどうでも取れますからね。
よく見ていくということではないでしょうかね。
嘉風は無心になって取るということなんでしょう。
そして取れればいいんだけどなかなか難しいことだよね。
制限時間がいっぱいです。
拍手と歓声
琴奨菊が先に8連勝で星を伸ばしています。
初場所中日、白鵬と嘉風。
白鵬の勝ち。
血がついています、白鵬の体。
嘉風がどこか出血したかもしれません。
鼻血でしょうか。
鼻血ですね。
短かった、でも、嘉風いい相撲でしたね。
勝ったのは白鵬、8連勝です。
中日勝ち越し40回目、白鵬8連勝です。
白鵬は油断を見せませんでしたね。
常に前に前にでしたね。
白鵬と琴奨菊が全勝で2人です。
「大相撲初場所八日目」をお伝えしました
こんばんは。
ニュースをお伝えします。
急速に発達する低気圧の影響で、あすにかけて全国的に風が強まり、東日本や北日本の太平洋側を中心に湿った雪が降り、関東や東北の平野部でも雪が積もるおそれがあります。
その後も、強い冬型の気圧配置が続いて、北海道や日本海側を中心に大雪となるおそれがあり、交通への影響や、吹雪などに十分注意が必要です。
気象庁によりますと、低気圧の接近に伴って、東日本や北日本の太平洋側を中心に、今夜遅くから湿った雪が降り始め、あすにかけてまとまった雪が降るおそれがあります。
あすの夕方までに降る雪の量は、多い所で、東北で60センチ、関東甲信で50センチ、北陸と東海で30センチなどと予想され、東京23区など、関東や東北の太平洋側の平野部でも、所によって雪が積もる見込みです。
また、あすは全国的に風が強まり、最大風速は北日本から西日本の陸上で15メートルから20メートル、海上で20メートルから25メートルに達すると予想され、その後、さらに風が強まり、波が高くなる見込みです。
あすの夜以降は、強い冬型の気圧配置となるため、さらに雪が強まり、あすの夕方からあさって夕方までに降る雪の量は、いずれも多い所で、北海道で120センチ、北陸で100センチ、東海で70センチなどと予想され、広い範囲で大雪となるおそれがあります。
北海道や東北から西日本の日本海側などでは、来週にかけて雪が降り続き、大雪が予想されるほか、太平洋側でも雪の積もる所がある見込みで、平年よりも降雪量がかなり多くなるおそれがあります。
気象庁は、積雪による交通への影響や吹雪、それに高波などに十分注意するよう呼びかけています。
アメリカのケリー国務長官は16日、イランの司法当局がアメリカの新聞記者など、イラン国内で有罪判決を受けた5人を釈放したと明らかにしました。
核開発問題を巡る最終合意の履行に合わせて、アメリカとの懸案の解消を図るイラン側の思惑も背景にあるものと見られます。
釈放された5人には、イランとアメリカ双方の国籍を持ち、去年1月、スパイの罪などで訴追され、有罪判決が出された、アメリカのワシントン・ポスト紙のテヘラン支局長や、2011年に拘束されたアメリカ海兵隊の元隊員が含まれているということです。
アメリカ政府は非難声明を出し、早期の釈放を求めていました。
一方、アメリカ側もイラン人の被告など7人について恩赦を与えたということです。
ケリー長官は、核開発問題を巡る最終合意と今回の釈放は、直接関係がないとしています。
イランの司法当局は、体制の利益のためだとしており、最終合意の履行に合わせ、アメリカとの懸案の解消を図るイラン側の思惑も背景にあるものと見られます。
民主党の輿石東参議院副議長は、山梨県昭和町で記者会見し、ことし夏の参議院選挙に立候補せず、今期限りで政界を引退する意向を明らかにしました。
輿石参議院副議長は、夏の参議院選挙への対応についてこのように述べ、今期限りで政界を引退する意向を明らかにしました。
輿石氏は参議院山梨選挙区選出の当選3回で、79歳。
小学校の教員として、教職員組合の活動に取り組み、平成2年の衆議院選挙に旧社会党から立候補して初当選しました。
その後、民主党に移り、平成10年の参議院選挙から連続3回、当選しました。
民主党の参議院議員会長などを務め、野田政権では参議院議員として初めて幹事長に就任し、党運営のかじ取りを担いました。
平成25年8月からは、参議院副議長を務めています。
下町ボブスレーと名付けた競技用のそりについて、東京・大田区の町工場のグループと、採用したジャマイカの代表チームは共同会見し、今後、新型のそりを開発して、再来年、韓国で開かれる冬のオリンピックを目指すことを明らかにしました。
東京・大田区の町工場など、延べ100社が開発した下町ボブスレー。
ジャマイカ代表のチームはきのう、ボブスレーのコースで実際に乗って、性能の高さを確認しました。
開発したグループとジャマイカの代表チームはきょう、共同会見を開いて、採用を正式に発表し、覚書に調印しました。
ジャマイカの代表チームは、資金の不足が課題となっていましたが、町工場のグループはそりを無償で提供するということです。
両者は今後、さらに改良を加えた新型のそりを開発して、再来年、韓国で開かれるピョンチャンオリンピックを目指します。
家庭向けの電力小売りが自由化されることし4月以降、電気の契約先を変えてみたいと回答した人が7割に上ったという調査結果がまとまり、消費者の関心の高まりがうかがえます。
この調査は、大手広告代理店、博報堂が、去年11月に、インターネットを通じて全国の20代から60代の男女1000人を対象に行ったものです。
調査結果について、大手広告代理店では、まずは様子を見たいという声も多い。
各社には、安さに加えて分かりやすさや生活スタイルに合ったメニューを提供することが求められているのではないかと話しています。
次に、新春の都大路を駆け抜ける、都道府県対抗の全国女子駅伝。
レース終盤まで目が離せない展開となりました。
全国女子駅伝は、中学生から社会人までの9人でたすきをつなぎます。
序盤から飛ばしたのは京都。
大会新記録を更新するペースでトップを守り、2位に1分以上の大差をつけてアンカーへ。
一方、京都に1分37秒差の4位でアンカーにつないだ愛知。
去年、5000メートルで世界選手権にも出場した鈴木は、目の前の選手を追いかけることだけを考えたと、ぐんぐん京都を追い上げました。
すばらしい走りで来ました、愛知の鈴木亜由子、ここで、トップに立ちました。
アンカーで大逆転の愛知。
悲願の初優勝です。
2016/01/17(日) 16:00〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲初場所 八日目 ▽映像が語る大相撲 この人この技 北の湖[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)雷(元垣添),【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)雷(元垣添),【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久,<副音声>【ゲスト】ステュウット・アトキン,【実況】ロス・ミハラ 〜国技館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)雷(元垣添),【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久,<副音声>【ゲスト】ステュウット・アトキン,【実況】ロス・ミハラ

ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:14816(0x39E0)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: