サッカー リオ五輪アジア地区最終予選 グループステージ 日本×タイ 2016.01.16


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カタール・ドーハ、アルアラビスタジアムです。
リオデジャネイロオリンピックを目指す、若き日本代表が、アジア地区最終予選、大会2戦目を迎えます。
大会初戦、北朝鮮を相手になんとか勝利をもぎ取った、23歳以下の日本代表。
そこから中2日で迎える、きょうはタイとの一戦です。
放送席の解説は松木安太郎さん、中山雅史さんです。
お2人、どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。
徐々に日も傾き、始めたカタール・ドーハです。
さあ、この大会は、アジアに与えられた僅か3枚のオリンピックの切符を懸けた戦いです。
オリンピック本戦と同様、23歳以下で争われ、アジアの16チームが参加。
まずは4チームずつに分かれてのグループステージが現在、行われています。
各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出し、そこからさらに勝ち進んだ上位3チームだけが、オリンピックの出場権を獲得します。
とにかく松木さん、厳しい戦いが、これからさきも続いていくということですね。
本当、そうですねよね、一つずつ、大事に勝っていくしかないという大会ですね。
しかもご覧いただいていますように、前回大会までとは、予選方式が変わりまして、ここカタールで全試合が行われ、およそ3週間という短期間ですべてが決まるという方式に変わりました。
中山さん、このあたりの難しさというのも、特に若い選手ですし、多少あるでしょうね。
ここはやはりコンディション作りですよね。
常にベストの戦いができるとは限らないですけれども、どれだけ回復力を向上させるかというところですよね。
中2日できょうの一戦も行われます。
そんな中、日本は大会初戦、難敵といわれていた北朝鮮に対して、開始5分、コーナーキックから、センターバックの植田直通がゴールを決めまして、1対0。
そのあとは苦しい時間帯もあったんですが、からくも勝ち点3をつかみましたとにかく松木さん、勝ったということが大きいですよね。
いや、大きいですね。
初戦ね本当にどのチームも勝ちたいところで、日本が勝利できたというのは。
しかも内容的にはちょっと危なかったですからね。
そうですね。
そして一方、きょうの対戦相手のタイは、初戦、強敵、サウジアラビアと引き分けています。
言い方は乱暴かもしれませんが、中山さん、われわれが、サッカーのタイ代表と聞いて、思い浮かべるようなレベルではなかったですよね。
いや、正直僕もなめてましたよね、タイ代表を。
ここまでやるのかと、驚かされましたね。
ですから松木さん、当然ですが、オリンピックを懸けた一戦。
きょうも、決して楽な試合には恐らくならないでしょうね。
そうですね。
ですからタイはもう完全にきょう、日本をターゲットにしてますから。
この一発勝負で、なんとか勝ちたいと思っていますから、そのへんはね、十分注意して戦わなければいけないと思いますね。
初戦、勝ち点3をもぎ取った日本。
きょう、タイに勝つことができれば、手倉森ジャパンは、まずはリオオリンピックに向けて決勝トーナメントの進出を決めることができます。
ただ、逆に言えばきょう勝つことができなければ、このグループBは、最終節まで恐らく4チームすべてに決勝トーナメント進出の可能性が残る、大混戦になってしまいます。
きょうも大事な一戦が始まります
加藤さん、だから引き分けるとね、日本が、すごくめんどくさくなりますからね。
とにかくきょうは勝たなくてはいけません。
手倉森監督は、強い日本が戦うのではなく、強くなるために日本が戦う、そんな大会にしたいと話しました確かに初戦の北朝鮮戦は、私たちが期待するような、圧倒的な試合運びではなかったかもしれません。
ただ若い選手たちは、一つ一つ試合を経験しながら、この先大きく成長していきます。
このアジアでの戦いを勝ち抜いた先に、オリンピックはもちろん、日本サッカーの未来があります。
これからの日本代表を担っていかなくてはいけない選手たちです。
さあ、まずはタイの国歌が演奏されます続いてスタジアムには、日本国歌が流れます。
リオオリンピックアジア地区最終予選、日本にとってのグループステージ第2戦、タイとの一戦が、まもなくキックオフを迎えます。
さあ、それではここで、日本のきょうのスターティングメンバーをご紹介します。
中2日という日程の中で、手倉森監督は実に6人、スターティングメンバーを変えてきました。
ゴールキーパーは変わらず櫛引、ディフェンスラインに…、岩波、室屋、ダブルボランチに、キャプテンの遠藤、そして7番の原川。
左に山川、右に矢島、9番鈴木武蔵、そしてスピードスター、16番の浅野拓磨という11人になりました。
中山さん、もちろんコンディションの問題もあると思うんですが、これだけメンバーを代えてきたというのは、少し驚きましたね。
驚きましたよね。
これは全く予想がつかなかったですね。
いろんな選手のコンディション、あるいは、1戦目の調子を見て、監督が判断したものでしょうね、これもね。
その中でどうでしょう、松木さん、きょうはどの選手にまずは注目ですか?
やっぱり浅野選手ですよね。
彼のスピードが、このチームでどれだけ生きてくるかというところでしょうね。
相当メンバー、代わりましたからね。
とにかく、出た選手のいいところを全部、このゲームに出してもらいたいという、そういう思いです。
そして、久保、南野といった、海外組が、きょうはベンチからのスタートです。
そしてタイのスターティングメンバーは、このようになっています年齢制限のないいわゆるA代表でも、戦う選手が、実に6人含まれているタイ。
中でも日本が気をつけなくてはいけないのが、このチームのキャプテンでもある、18番のチャナティップです。
このチャナティップを、中山さん、日本はしっかりと抑えることができるか、きょうは、大きなポイントになりそうですね
そうですね。
この選手はあんまり、ドリブルはしないんですけれどもね、はたいて走る、はたいて走るで、ペースをつかんできますし、この選手からパスが供給されてきますから。
どう抑えていくかですよね。
158センチ、小柄な選手でタイのメッシとも国内ではいわれているといいます。
ただ、今、中山さんおっしゃったように、決してドリブルをたくさん仕掛けてくる選手ではないなという印象が、われわれも第1戦を見て、ありました。
さあ、勝てばグループステージ突破が決まる一戦です。
改めてですが、松木さん、逆に言えば、きょうは、勝たなくてはいけない、そんな見方もできますね。
引き分けだと、本当にもう各チーム、チャンスが出てきますのでね、なんとかね、勝ってほしいと思います。
大幅にメンバーを入れ替えてきました、23歳以下の手倉森ジャパン。
まさにこの大会は総力戦です。
さあ、きょうはどの選手がスターになるか。
リオデジャネイロオリンピックを目指す戦い。
きょうの第2戦が始まりました。
きょうは白のユニホームが日本です。
右に遠藤取って、そして前半が始まりました。
まずは左サイドバックの亀川がディフェンスに来た日本です。
タイのスローイン。
体を入れていった原川。
原川がそのまま追っていきます。
まずはこの前半の立ち上がりですが、松木さん、初戦の北朝鮮戦、選手たちに話を聞くと、少しロングボールを蹴り過ぎてしまったという話をしていましたよね。
縦に急いだという感じなんでしょうけども、ただ、チームのコンセプトとして、縦にいこうというものが、ある程度選手たちに、ちょっと多めに出てしまったかなという北朝鮮戦でしたけれどもね
そして今のシーンはタイの18番チャナティップが、やはり体の強さも見せたというシーン。
今、14番の豊川が来ました。
小さいんですけど、強いですよね。
強いですね。
ただ日本もね、あの選手に渡ると怖いと思ってますから、チェック早いですよね。
きょうはウズベキスタンとイランの審判団、主審はパンタシエフさんが務めます。
ただ、攻めも守りもやっぱり気をつけなきゃいけませんね。
まずは最初のピンチ、日本。
ボールが入ってくる間だ。
はね返していった。
危ないな、よく当てたよな。
ここは奈良が跳ね返していった、日本です。
前の試合は、出場機会がなかった背番号13の奈良竜樹が、きょうはセンターバックに入っています。
前の北朝鮮戦では、ゴールも決めた植田が入っていたポジションですが、きょうは手倉森監督、奈良を起用してきました。
このへんですよね。
細かいパスをつないでくる。
11番ピニョ。
そして左サイド、対応していく日本。
ここにチャナティップがいます。
タイ。
そのまま原川が追っていきます。
やはりパス、回してきます。
そしてここでクロスボールが入ってきます。
落ち着いて対応していったのは、12番の室屋。
今回、このチームでは唯一の大学生です。
明治大学の3年生の室屋。
やっぱり、タイの18番チャナティップ、やっぱりいいですねなかなかフリーにさせたら、いいボール出てきますからね、これ、気をつけないとだめだね。
手倉森監督も話していたんですが、もしかしたらタイは、日本相手には引いてくる可能性もあると言っていましたが、中山さん、ここまで見ていると、そういう様子はなさそうですね、来てますね。
かなり前から。
前から奪われた。
さあ、ピンチになる、右サイドにボールが出て、追っていく、かわされたゴールキーパー、最後は櫛引が触りました。
コーナーキックです。
いやぁ、立ち上がり、タイのペースになろうかという、このグループステージ第2戦です
ちょっと気をつけたいですね
中盤の、ちょっとしたルーズなプレーから始まりましたね。
危ない、これ最後、どうなんだ、これ。
キーパー。
あとに触ったようにも見えましたが。
われわれから見ると、そう見えるんだよね。
ただ、判定はコーナーキックということになりました。
さあ、ここも集中して守らなくてはいけません。
まずは防戦から始まったきょうの一戦、日本です。
十分注意だよ、これ。
高いボールが入ってきて、ファーサイド、ヘディング!ここはポスト左、外れてます。
フリーにしちゃだめだよね。
体寄せたいですよね。
1人は痛いですよね。
特にタイと日本の平均身長考えても、日本のが大きいわけですから、ここはね、フリーでやらせちゃまずいですね
きょうは高さでは、日本に分があります。
タイの場合、フィールドプレーヤーでは、180センチ台は17番のタナブーンという選手、ただ一人だけです。
17番のタナブーンという選手ただ一人です。
入れちゃだめだと思いますよね。
さあ日本、左サイドバックの亀川、この亀川も、前の試合、出場機会がなかった選手です。
逆に高さはやっぱり、にっぽんはむりだと思わせるようなプレーをしなきゃいけませんから、立ち上がりはフリーで打たすのはちょっとどうかなと思いますね。
前の試合は、セットプレーから得点を奪っている日本。
ここは、浅野が狙っている。
スピードのある浅野が狙っていきました。
そしてここにチャナティップですタイ。
ただ、キャプテンの遠藤がプレッシャーをかけて、今度は鈴木武蔵、奪った日本。
鈴木がそのままいきます。
このこぼれ球は矢島。
右サイドバックの室屋もプレッシャーをかけていきます。
さあ、ここでまたタイが仕掛けてきます。
スピード感のあるタイ。
一気に日本陣内まで来る、ここで岩波が足を出していった日本。
背番号7はティティパンです。
年齢制限のないA代表でプレーをする選手が含まれているタイ代表やはり中山さん、ここまで見ていても、ちょっときょうはあなどれないというのは、間違いなさそうですね。
非常にリズムのいいパス回しをするんですよね。
ここまで見た時点では、日本代表も、絞れないんですよね、ターゲットを。
今もやっぱり、自分たちのボールを失った瞬間から、すぐにディフェンスに入りますからね。
細かいパス回しはタイだ。
これ、亀川のカット。
早いボール回しがいいね。
チャナティップ、チャナティップ。
日本の背番号14は豊川。
その豊川がプレッシャーに行きます。
ナイス。
そしてここで浅野。
スピードの浅野。
快足を飛ばしていく。
さあどうする?浅野!縦に行った、縦に行った。
少し足がかかりましたが、ただ、まずは初戦、出番のなかった16番、サンフレッチェ広島の浅野拓磨が持ち味を見せていきました。
一番得意なところですね。
左サイドでね、突破するかなと思ったけど、相手の足にちょっと当たっちゃった感じで、スピードが落ちましたね。
50メートル5秒台という快足の浅野。
前の試合では、結局、ピッチに立つことはできませんでした。
悔しさがある、その分、悔しさをこの試合にぶつけたいと話していた浅野です。
やってくれるでしょう。
ねえ。
きょうは白のユニホームが日本です。
いいボールだ。
日本がクロスを入れてフォアから入ってきた。
矢島だ。
ここはゴールキーパー、速攻、ファインセーブ。
この前の…戦も、すごいセーブでしたからね、今の、…。
乗ってますね。
ゴールキーパー、ソンポーンが抑えました。
タイの場合には、ゴールキーパーソンポーン。
初戦となったサウジアラビア戦では、PKも止めているゴールキーパーです。
松木さん、きょうはこのソンポーンのゴールを割れるかどうかですね。
そうですね。
これ大きいと思います。
だから、それもあまり意識しなくてもいいところですけどね。
キーパーがいい、いいというのは、あまり意識しないで、いつもどおりやってもらいたいですね。
先ほどは背番号21矢島慎也がシュートを打っていった日本です。
そしてここで鈴木武蔵、中に送っていきます。
中には浅野。
ジャマイカ人の父を持つ、背番号9の鈴木武蔵。
この鈴木もスピードが武器の選手です。
中山さん、きょうは鈴木と浅野という2人の2トップがどんな働きをお互いに見せるかというのが、非常に楽しみですよね。
そうですね。
どっちかというと、鈴木武蔵のほうがターゲットになると思うんですよね。
その落としたボールに対して、浅野がどう反応していくのか、そこを周りが狙っていけるかということだと思います。
その鈴木が競っていって、競り勝ったボールに浅野、胸でトラップして。
鈴木と浅野がいいコンビネーションでボールに絡んでくれるとおもしろいですけどね。
タイ代表もそれほど引いてはいないようなので、後ろにスペースはあるんですよねそこを、この2人がどう狙っていけるかですね。
ここはパスをつないでいける日本です。
14番の豊川、そして亀川も上がってきました。
豊川がそのまま前線に行きます。
ここにキャプテン、背番号3番の遠藤航。
この遠藤も、まずは初戦、北朝鮮戦、苦しい試合だったとはいえ、勝ったことは大きいというふうに話していました。
勝ち点3を持って、きょうの第2戦に臨んでいる日本です。
さあ、室屋が上がってきてクロスボール、上がってくる。
パーサイド。
ここにキャプテンの遠藤。
頭で落としていきます。
いいですね、13番室屋ね。
攻めも1戦目もよかったですし、すごくね、はつらつとプレーしていますよ。
室屋成。
唯一の大学生ですが、本当に初戦も思い切ったプレーを見せてくれました。
浅野が出ていく。
トラップ。
シュート!ポストだ!そしてもう一度。
キーパー、触ってるんでしょうね、あれ。
ちょっと…。
浅野のシュートは決まらず。
ただ、今のゴールの処でよくやっぱり、浅野、速いね。
あそこに追いついちゃうんだから
一気にトップスピードになって、抜け出しました、浅野。
ただ先制点とはいきませんでした日本。
ここは激しく潰していった日本です。
どうでしょう、中山さん、少し立ち上がり、ふわふわとしていた中で、ちょっと日本、落ち着いてきましたか。
自分たちのよさ、それぞれの選手のよさを出し始めてますよね。
さあ、ここは日本が相手陣内でボールをキープします。
ここに21番の矢島。
矢島から右サイド抜けていって、低いクロスボールは、鈴木武蔵。
また戻ってくる。
ヘディング、ああ!
バーだよ、今度は。
豊川のヘディングはクロスバー!熱狂的なタイサポーターからは、悲鳴のような声が漏れました。
ただ、タイは1戦目もこんな感じだったのよ、立ち上がり。
終わってみたら、本当にいい試合、やってますからね、これ、分からないね。
タイ代表、粘り強いんですよね。
やっぱりキーパーのポジションとか、ディフェンスがやっぱり、ぎりぎりのところで、中山さん、なんか寄ってきてるのかもしれない。
だから、ああやって簡単にね、入らないんじゃないかな、バーとかね。
ポストに1回、先ほどの豊川のシュートも、バーをたたきました。
先ほど、映像と音声が乱れたことをおわびいたします。
大変申し訳ありませんでした。
先ほどの浅野のシュートは。
これもキーパー、やっぱりいってるんだよね。
次、いってるからやっぱり焦ってしまうんですよね。
さあ、先制点の欲しい日本。
ここはキャプテンの遠藤です。
少し戻して、亀川。
タイのキーパー、ラッキーボーイだったからね、1戦目も、サウジアラビアにあれだけ攻められてもね。
ここで奪うのは日本か。
イーブンのボールは、チャナティップが抑えます。
タイのチャナティップから、右サイト、ナルバディン。
ここはパスが乱れた。
このへんがね、
細かいステップ、チャナティップ。
…が効くんだよね、このチャナティップね、18番、キャプテン。
このチャナティップは、年齢制限のないA代表でもすでに主力として、ワールドカップ予選を戦っている選手。
2013年には日本の清水エスパルスでも、練習にも参加しています。
ここで奪った日本、倒されます。
ここはカードが出そうです。
背番号10パコーンにイエローカードが今、出ました。
累積でイエローカードを2枚もらうと、次の試合に出場することができません。
ここは日本の原川に対するファウルです。
さあ、ボールをセットしたのは岩波。
パスをここはつないでいきます。
ここに奈良竜樹。
奈良も前の試合はベンチから見つめていましたが、ここは長いボールが出ます、岩波からのフィード、届くかどうか。
走っていったのは室屋です。
室屋も積極的でいいですよね裏や裏へ動いていますからね。
その室屋が動くことによって、矢島が空くんですよね。
矢島が持って、そこからのパスの配球ができているんで、いいチャンスが生まれてますよね。
室屋は第1戦の北朝鮮戦でもフル出場したんですが、そもそも自分がスターティングメンバーと聞いて、ことばも出ない、驚いたというふうに話していたんですが、そのわりには中山さん、思い切ったプレーを、初戦も見せていましたよね。
攻撃、守備、両方に、非常に集中したいい状態でやってましたよね。
ここは浅野が追っていって、タイがタッチラインに逃げましたさあ、日本はスローインのチャンスです粘り強く、ここまでは守備を固めているタイその青い壁を破らなくてはいけません、きょうは白のユニホームです、日本。
細かいパスをつないでいきますが、ここでタイの足が出る、ここにチャナティップ。
対応していくのは矢島。
今度は原川、そして遠藤が奪う。
激しいボールの奪い合い。
つないでくる、タイ。
前を向いて。
これ中盤でね、やっぱり仕事させないっていうのが、いいですね。
これ、1戦目は、あそこ、ちょっとね、空いたんだよね、中盤がね。
きょうはそういうことはないように。
そもそも、このチームを率いる手倉森誠監督は、細かくつなぐ日本のよさ、それに加えて、ロングボールで、少ない手数で一気に相手ゴールに迫る攻撃も、ハイブリッドで持ち込もうという考えを持って、このチーム作りをしてきたわけなんですが、初戦に関しては、その長いボールばかりが出てしまったという反省を口にしていた選手たちです。
ですから中山さん、本来であれば、日本はもっともっとつないでいけるチームではあるということですよね。
そうですね。
バランスですよね。
ロングボールもあり、ショートパスもあり、ドリブル突破もあり、そういうものをうまく組み合わせて攻めるのが理想なんですけどねどうしても最初、初戦ということでね、怖くないプレーというか、セーフティーファーストで、ロングボールが多くなってしまいましたよね。
初戦、北朝鮮戦が終わったあとには、手倉森監督はほっとした表情ではありましたが、いやー、選手たちは硬かったなという話をわれわれにもしてくれました。
きょうは第2戦。
どこまで自分たちらしさ、それをこのピッチの上で表現することができるでしょうか。
23歳以下の日本代表です。
自分たちのよさを、いかに引き出すかということで、広がったり、細かいパスしたり、長いボール出したりと、いろんなことをやって、自分たちの一番いいところを出すと。
これが中山さんおっしゃったように、理想ですからね。
そこを求めてもらいたいということでしょうね。
ここは長いボールが、タイの最前線に出てきます。
落下点には奈良、原川が前に送って、ここに鈴木武蔵。
しっかりとキープして、前を向きました。
そして預けて豊川。
14番の豊川。
あっとここは、豊川に対するファウルです。
この豊川は、そもそも手倉森ジャパン、先に21人の選手を発表して、残りの2人は追加発表という形でした。
その2人のうちの1人が豊川ですドリブルやパスが多い選手が、ドリブルやパスがうまい選手が多いこのチームの中で、豊川いわく自分はボールがないところでの動きに特徴がある、アクセントになれるという話をしていました。
さあ、このボールはタイに渡ります。
中央から、ここで奈良が前に行く。
かわされて、裏のスペースに、一気にサイドを変えてきたタイです。
対応していくのは、背番号15の亀川。
亀川が遅らせて、サポートを待つタイ。
中にボールを送ってくる。
ワンタッチで送ってきて、ここはトリスタンには、通りませんでした。
いやー、だけど、いろいろアイデア持っていますからね。
これやっぱり、スペース空けないほうがいいね。
一つ一つの足元の技術は非常に高いものを持っています、タイ代表。
本当にここ数年、目覚しい進歩を遂げているといわれているタイサッカー。
日本の選手もたくさんプレーしてますしね、指導者なんかもたくさん行ってますから、日本の情報っていうのは相当入ってるだろうし、アジアのやっぱり最高峰の、日本の戦いぶりっていうのも、十分情報として入っていると思いますからね。
日本にとってきつい相手だと思います。
現在、タイの1部リーグでは、選手としては33人、さらに監督としては、日本人8人が指揮を執っているという、本当に日本人が多いタイリーグ。
その中で育ってきた選手たちでもあります。
そのタイリーグで2014年にプレーした、南アフリカワールドカップ日本代表の岩政選手に話を聞きますと、まだまだタイサッカー、課題は多いけれども、中山さん、それを凌駕する勢いが今、タイにはあるんだという話をしてくれました。
国民全体でなんか、サッカーをこう、盛り上げてるという雰囲気がありますよね。
きょうも日本以上のサポーターが駆けつけているタイです。
熱気が伝わってきますよね。
岩波からのボールははね返されます。
セカンドボール、拾ったのはタイのチャナティップ18番。
そしてここはロングボールを狙ってきました。
しっかりとカバーに入った、福岡の亀川。
ここは深いスライディング、ファウルありません。
少しボールをさらすような形になってしまいました。
今度はキャプテンの遠藤。
このキャプテンの遠藤は、来シーズンからは浦和レッズでプレーをすることが決まっていますいったん戻して亀川、そして奈良。
ここは落ち着いてパスをつなぐ時間帯に入りました、日本。
矢島から縦パス、受けたのは浅野そしてキャプテンの遠藤。
左サイドバックの亀川ももう上がってきています。
原川から鈴木、1人かわして、ダイレクトシュート!クロスバーの上。
その前にオフサイドです。
オフサイドか。
ボールを受けた鈴木武蔵のポジションがここはオフサイド。
オフサイドですけど、これ決めたいよね、オフサイドでも。
そうですね。
オフサイドでも、やっぱりゴールに突き刺しておきたいね、ボールを。
うまく相手のディフェンスとディフェンスの間に入って、ボールを運びましたけど。
流れ、すごいよかったですよね。
ちょっと日本のほうがボール長く持ち過ぎっていう印象ないですか。
もっとね。
もっと回したほうが、向こうは嫌がるよね。
だから、持ってる間に詰められてるケースが非常に多いですからね。
おおいですよね。
そうですよね、だからボールが動いてる間に、ポジションを取りたいですよね。
それは一人一人の選手が、少しボールを持ち過ぎているという。
楽に持てるというのもあるだろうし。
ワンタッチをしている間に、パスを出すというよりも、一つコントロールしてからというね。
それをしてることに探してる。
そこから出るということなんで、相手も読みやすいんですよね。
ボールが動いてる間に、そのボールをもらう前のそして、出す瞬間、ルックアップした瞬間に、動きができていれば、自分が欲しいポジションに移動できてれば、相手も取りづらい、行きづらくなるんですよ。
たぶん、受け手もね、少ないんですよ。
なるほど。
顔出す選手がね。
そこの意識だと思うんですけどね
ですから小気味のいいテンポというのは、ここまではタイのほうがいいかもしれませんね。
めりはり、はっきりしてる。
取って攻めるっていうね。
タイはやはり、一つ詰められると、潰されるという危険性が、自分たち、重々分かってますから、そうなった場合、やはりその選手を孤立させない、そして速いボール回し、動かす、そういうことをずっと思ってやってますからね。
とにかく一つ一つの試合の中で、そういった毎回違う課題というのが出てきます。
それを一つ一つクリアしながら、上に行かなくてはいけない日本です。
右に開いた。
浅野、中には今、鈴木武蔵が待っています。
その浅野がボールをキープして、いったん作り直す日本、ここは遠藤。
遠藤からもう中にボールを入れていきます。
ここはアディソンのクリア。
コーナーキックに変わります。
さあ、高さでは分のある日本。
しかも前の北朝鮮戦はセットプレーから得点を奪っています。
そのときゴールを決めた植田は、きょうはベンチですが、ただ岩波をはじめ、高さのある選手はそろっている日本です。
この対戦もセットプレーは、大きなチャンスになると話していた選手たち。
矢島がいいボールを、きっちりと出せば、十分チャンスです。
矢島はどのあたりを狙うか。
ファーサイド、岩波の当たり、こぼれている。
突っ込んでいく。
ここはゴールキーパー、ソンポーン。
キーパー、利いてるな。
勇気ある飛び出しを見せました、ソンポーン。
奈良が果敢にゴールに向かっていきましたが。
最後はゴールキーパー、ソンポーン。
頭でいってるのかな、これ。
鈴木武蔵が頭でいって。
頭で、足で。
遠藤の足が出ました。
だけどこのキーパー、本当、全然ひるまず、くるね。
いやぁ、まさに対戦相手ですから、あまり言いたくはないですが、当たっているゴールキーパーのソンポーンです。
今のケースもそうですけれども、1つヘディング競った、こぼれる、そこをどう狙っていくかですよね。
セカンドボールを狙っていくっていううえでは、今のケースは、非常に狙いを持っていたと思いますね。
最初に競っていったのは、センターバックの岩波だったか、あるいは奈良だったか、そのこぼれたボールに鈴木武蔵、そして遠藤が飛び込んでいったという、今のコーナーキックのシーンです。
まだタイのゴールキーパー、ソンポーンは立ち上がることができません。
さあ、まもなく前半も20分というところですが、松木さん、これ、この大会の日本にとっては、2戦目ということになりますが。
この2戦目、ここまでの日本代表どのように見ていますか?
メンバーもずいぶん代わってますし、1戦目はやっぱり、早い時間に点が取れたということで、すごく自分たちのやりたいことを、気持ちよく入れたというのがありますけど、きょうのゲームは、これだけチャンス、今のシーンでも見て分かるように、バーやポストにまあ、本当に何本も当ててますから、それでも入らないというところでね、焦らずに、一つずつね、大事にプレーをしていくことが大事だと思いますよね。
もちろん、まだまだ時間はありますけども、この状況が続いていくと、中山さん、どこかで焦りも出てきてしまうかもしれませんね。
そこが怖いんですよね。
こういうものでだんだんタイはリズムをつかんでいきますから、この間のサウジアラビア戦もそんな感じで終わってみれば引き分けという形に持ち込んでますからねそうなる前に、1つ取っておきたいですよね。
きょうはアウエーユニホーム白いユニホームに身を包んでいる日本代表です。
さあ、ゲームがリスタートしました。
その白のユニホーム、日本。
最終ラインからゴールキーパー、櫛引政敏が抑えました。
J1ですでに59試合の出場がある、ゴールキーパーの櫛引。
そしてセンターバックの岩波、そして奈良です。
この奈良は、きょうはスターティングメンバーに抜擢された一人ですが、中山さん、奈良とは札幌時代に、同じチームでプレーをしていましたが、その奈良がセンターバックに入っていて、どんなきょうは特徴を見せてくれるか。
人には強いですからね、もともと。
あとは、ポジショニングとフィードですよね。
そこでどう、日本代表の力になっていくのかっていうところですね。
奈良も、植田、岩波といった2人のセンターバックとは違うものをこのチームにもたらしたいと話していました。
でなければ、自分が3人目としてセンターバックでいる意味がないと話した奈良がカット。
奈良、ボールはまだタイ。
ボールは大きくクリアしていた日本の室屋。
やっぱりね、ゴール前で、細かいことうまいから。
ヒールで流してくる。
この辺でプレーさせたくないね。
亀川のクリアもここは不十分競ってくるタイ。
ここでクリアしていきます、縦パス。
また…。
ここは集中したい、日本。
よしよし。
体を入れていって。
よく、ここは室屋が足を出しました。
少しただ、危ないシーンが続いた、今の日本のシーン。
このときにだから、誰がリーダーで、ちょっと今、状況がちょっと厳しいけど、ちゃんともう一回やり直そうとか、そういう声が今、日本、必要ですよね。
このチームのキャプテンは、3番の遠藤です。
遠藤航はすでに年齢制限のないA代表でも5試合の出場がありますただ、その遠藤に話を聞きますと、このチームは真面目な選手が多くて、黙々とみんなやるんですと。
ただアジアを勝ち抜くには、気持ちを前面に押し出さなくてはいけないときもある。
その部分は、まだこのチームには足りないところかもしれませんと、話していた遠藤です。
13番の奈良もね、結構みんなに声かけてましたよねこういうことが必要ですよね。
3週間足らずで、オリンピックに出られるかどうかが決まるという大会です。
今のもいい。
ここはチャナティップから一気に裏。
ナルバディン、足を出していきます。
対応していくのは奈良。
高ーく上がったボール。
ハーフラインを割りました。
一つ、この90分間というサッカーの試合の中で、すべてが自分たちの支配する時間帯になるとは限りません。
その自分たちの時間帯ではないときに、どの選手がどういった対応、判断をしていくのか。
そのあたりも中山さん、若い選手たちには、これからどんどんどんどん求めていきたいところですよね。
当然、グランドの上でプレーするのは選手ですからね。
その中でどう考え、どう動いていくのかっていうことを、しっかり意識を持って、プレーしてもらいたいですよね。
このチームを率いる手倉森監督も一つ、テーマとして、柔軟性と割り切りというものを掲げています。
亀川から中央、受けたのは遠藤。
右には今度は流していって、矢島。
…も上がってくる。
ここは矢島が中に送って、フリーだ!こぼれている。
…。
ファーサイド、鈴木武蔵がフリーで待っていました。
奈良がはね返して、遠藤、原川。
サイドからの攻撃、いいですね。
これもう、どんどんどんどんやったほうがいいね。
いいものは、先ほどの話じゃないけど、いい事はどんどんやってほしいです。
相手の嫌がることはどんどんと続けていきたい日本。
依然、試合は0対0です。
右からの攻撃、結構ね、いい攻撃してるから。
中山さん、きょうは矢島もずいぶんボールを触ってますよね、積極的に。
いや、多いですね。
矢島がパスを出すことも多いですし、矢島が外で張って、チャンスメークすることが、非常に多くなってますね。
21番の矢島ね。
矢島、室屋のね、コンビネーションが非常にいいですね。
右サイド。
左サイドにもう少し、チャンスが欲しいですよね。
そしてボールは今、遠藤です。
いったん預けて、ここに、ボランチに入っている7番の原川力。
原川は、少しボールを持って、いったん奈良まで戻します。
きょうは右サイドには、矢島、そして12番の室屋、一方の左サイドには14番の豊川と、そして15番の亀川という選手が入っています。
ここは狙っていきますが、室屋がなんとかボールをつなぎます。
よくね、きっちりとやったね。
さあ、そして奈良から、また一から作り直していく日本。
きょうも4・4・2というフォーメーションで、手倉森ジャパンは戦っています。
前の試合、3日前の北朝鮮戦からは実に6人、スターティングメンバーを入れ替えて臨んでいる、きょうのタイとの一戦。
あなどることができない東南アジアのタイです。
そして亀川が1人かわしていく。
さあ、チャンスになるか。
亀川、左足でクロスを上げていく。
高いボールは、入ってきて。
いやぁ、いいですね。
浅野が競っていきましたが、ゴールキーパー、ソンポーンが抑えます。
ソンポーンのタイミングもいいね、研究してるね、15番の亀川、悪いボールじゃないんですよ、いいボールですよ。
ただ先ほど、ちょうど右サイドの攻撃が多いというお話があった中で、今度は左サイドの亀川がしていきました。
バランスがいいね。
そして、ここは遠藤から鈴木武蔵、体を入れて、シュート!
入った!
やったやった!
鈴木武蔵、重たい空気を吹き飛ばす先制点。
さあ、決まりました日本。
ここからさらに勢いに乗っていきたいところです。
背番号9、鈴木武蔵がゴールを決めて、そしてベンチのメンバーのもとへと駆け寄っていきました。
きょうも日本は23人全員でこのゴールを奪いました。
これよくね、相手のディフェンス背中にしながら、思い切って振ったよね。
いいシュートでしたね。
いいシュート、タイミングも早いから。
相手を手で抑えながら。
相手もまさか、このタイミングでって話でしたよね。
キーパーもそうですよ、今。
前半27分、キャプテンの遠藤からのボール、鈴木武蔵がゴールネットを揺らしました。
いや、今、19番のトリスタン、思いっ切りひじ振ってきたね。
倒れているのは、背番号14の豊川でしょうか。
まだちょっと立ち上がれずにいます。
イエローカードぐらい出してもいい。
イエローは出ませんでした。
豊川は立ち上がっています。
うわさの中山さん、この鈴木武蔵のゴールが決まったというのは、本当に重たい空気になりつつあった試合の中では、大きいですよね。
そうですね。
なんか嫌な雰囲気が流れていましたからね。
そういった中で、右足一せんでしたからね。
チームとしても、ベンチメンバーも、ちょっといらついてた部分があったのかなという感じですよね。
点が決まった瞬間、全員外出てましたからね。
爆発させるような形になった日本です。
さあ、そしてそうなると、今度は中山さん、フォワードの心理としては、浅野が火がつくんじゃないでしょうか
そうですね。
この2人で、どこまでタイのゴールに迫れるかというのは、大きなポイントになりますよね。
また16番の浅野は、そういう気持ち持ってますからねだからね、俺も行くぞって、思っているでしょう。
J1チャンピオンの広島に所属する浅野。
浅野には、大きなスペースが広がってますからね、まだまだ。
そこをうまく突いてもらいたいですよね。
とにかく爆発的なスピードが売りの、この浅野です。
タイのディフェンスラインの裏、その後ろのスペースに、長いボールを蹴って、浅野を走らせてもおもしろいかもしれません。
ただ、あとは1戦目でも、やっぱり早い時間帯に点を取ってそのあとですよね。
そこのあとの、やはりきっちりと勝っていくっていう、得点、追加得点を含めて、必要になってきますよね。
最終的には、あの北朝鮮戦は、前半5分の植田のゴールが決勝点になりました。
あれだけでしたからね。
ですから結果、本当にひやりとするシーンが特に後半は次から次に生まれました。
サウジとのゲームでも、タイはちゃんと追い上げてました引き分けてますからね。
それも先制されてるんですよね。
それを引き分けに持ち込み、さらに終盤は、押せ押せだったという試合でしたからね。
もう後半の45分間に関しては、完全にタイが、中東の強豪、サウジアラビアを相手に、試合を支配するという展開になっていました。
その試合でも、追いついたのはタイです。
ここはホイッスルが鳴っていますオフサイドです。
助かりましたね。
助かったね、今ね。
ちょっと今、中途半端ですね。
オフサイドの距離が長かったからね、今ね。
とにかく、まずはリードを奪った日本ですが初戦の北朝鮮戦のこともありますまだもちろんですが、油断するわけにはいきません。
追加点を狙っていきたい日本。
豊川から亀川。
中央、キャプテンの遠藤、先ほどは見事なボールを…に出していきました。
ここも、今度は豊川が抜けていく、胸でトラップ、シュート。
その前にホイッスル。
今、手で、ハンドだった。
ちょっとこう、左手が伸びて、肩と腕のちょうど中間辺りにね。
オフサイドですかね。
旗が上がっていました。
ちょっとあれですけど。
ハンド取られたのかと思った。
遠藤の反転からのこのボールがね、すばらしかったですね。
ここは恐らくオフサイドという判定だったかと思います。
ただ、今、中山さんがおっしゃったように、遠藤、本当に長短のパスが非常にうまい選手です。
対じするね、チャナティップを相手にうまくターンして、そこからのこのロビングというかチョップキックというかね、やさしいパスでしたね。
そしてここは浅野を走らせた日本。
胸でトラップした浅野。
前線にはこの浅野、そして先ほどゴールを決めた、鈴木武蔵がいるきょうの日本です。
ジャマイカ人の父を持つ鈴木武蔵昨シーズンはたび重なるけがに悩まされた鈴木。
プレーができない時期には、焦りもあったという話をしていました。
ただ、だからこそ、プレーができるようになったら、自分の持ち味を存分に発揮したい、そんなふうに考えながら、リハビリに励んでいたといいます。
その鈴木が、まさに右足、気持ちを込めて振り抜きました。
現在は1対0。
日本リードで前半の31分を回っています。
さあ、そしてここはタイのセットプレー
さっきもいいボール蹴ってますからね。
背番号10のパコーン。
正確なキックを持っています。
そのパコーンから巻いてくるボール、ヘディングは?まだこぼれています。
奈良の所、相手の足が高く上がりました。
ファウルになって、日本ボールのリスタートです。
すごいところから、これ。
しかし、奈良はこういうの、恐れませんからね。
来るなら来いというね、男ですから。
非常に気持ちも強い奈良竜樹です。
奈良ももともとは札幌の下部組織で育ちました。
その後、FC東京に移籍、そして今シーズンからは、川崎フロンターレの一員になります。
ここは鈴木武蔵が、縦にみずから仕掛けていく。
気持ちよくやっている感じがするね、合流してからね。
ここは身体能力を見せました鈴木。
相手は、鈴木武蔵を止めるために、2人がかりで来るわけですね。
そうすると、どこかが空くんですよ。
そこをついていけるといいですね
さあ、そしてスローインから、ここは遠藤。
細かいパスをつないでいくのか、矢島。
相手に一度引っかかります。
ただすぐにキャプテンの遠藤が足を出していって、ヘディングでつないでいく。
矢島が抜けていく。
いったんキープして、エリアの中ただ、ここは奪われます。
ここからタイの素早いカウンターに気をつけたい。
室屋が奪った。
すばらしい反応ですね、今。
室屋ね、いいところにね、いい形で体ぶつけてきたよね。
唯一の大学生の代表です。
その代表として、責任を持ってプレーしたいと話していた、室屋のディフェンス。
そして浅野も追っていきます。
前半も30分をすでに過ぎています。
1対0、現在リードしているのは日本です。
亀川から高いボール。
浅野が競っていく。
その浅野が、ここはオフサイドポジションでした。
先ほども松木さんからお話ありましたけれども、とにかく追加点、まずは先ほどの鈴木武蔵、前半27分のこのゴールが、今は決まって、リードを奪っている状況ですが、松木さん、やはり追加点というのも、本当に考えたいところですよね。
今見てても、9番の鈴木武蔵選手ね、いいタイミングと、いい体の使い方やってるから、どんどん集めていいんじゃないかな。
今、逆に向こうのディフェンス、嫌がりますよ。
前の北朝鮮戦でも、フル出場している鈴木。
そこから中2日で迎えているきょうの試合。
ただ、疲れは感じさせません。
さあ、そしてパスをつないでいくのはタイです。
ここにチャナティップ。
うまく1人かわして。
速いんだよね、2タッチめが。
左に間に合うかなと思ったんだけどね。
左から崩してこようという、青いユニホームはきょうはタイ代表です。
矢島、かわされて、今度は室屋が対応。
縦に送ってきますが、岩波がしっかりとクリアしていきます。
よしよしよし。
鈴木武蔵。
矢島につながります。
もう一度、矢島から縦へのボール。
前の試合は、いわゆる海外組、スイスでプレーをする、背番号11をつける久保と鈴木の2トップでしたが、きょうは久保と、そしてJ1の広島でプレーをする浅野という2トップです。
久保じゃなくて、武蔵ですね
失礼しました。
浅野と鈴木の2トップ。
その鈴木が抜けていく。
体入れ替えて、鈴木武蔵がキープ。
味方のサポートを待ちます。
ここはタッチラインを割りましたただ、本当にきょうは積極的にプレーをしている。
いいね、いいね。
奈良が飛び込む。
このインターセプトがね、やっぱりディフェンスのボールは本当に芸術的ですからね。
いいね。
気持ちの入ったプレーを見せている奈良。
この奈良も初戦、北朝鮮戦に出場できなかった、悔しさがあると話してくれた選手です。
それぞれの選手がね、それぞれがもう、出れなければ悔しいですし、それを次に生かす、次の活力にしてますからね。
チームとしては盛り上がってきますよね。
1戦を追うごとに。
こういった短期間の大会は、特に本当に総力戦ですからね、
しかも勝ちながら、お互い切さたく磨しながらよくなっていくという、これがいいですよね。
たぶん、練習の中でも、活気ある練習がなされていると思うんですよね。
それがやはり、試合に生きてきますからね。
ご覧のように、きょうはベンチには、南野、久保、2人の海外組が控えています。
手倉森監督のことばを借りるなら、アタッカー陣の奮起を促したいだからメンバーも代えてくると話していました。
鈴木武蔵のゴールを、どんな思いで、ほかのフォワード陣は見つめたでしょうか。
この短い大会期間の中で、どんどんどんどん成長をしていってほしい、23歳以下の日本代表です。
リオデジャネイロオリンピックに向けて、アジアに与えられたたった3枚の切符を懸けた短期決戦です。
相手の13番ナルバディン、この選手、あんまり使ってない選手だから、今、結構引っかかってるんですよね。
パスミスしてるから。
この選手にボールが渡ったときに日本のディフェンスするときは、相当やっぱり、きつくいけば、そこから取れそうな気がするね。
タイの13番、今、ボールを触ったのが、ナルバディンです。
あの選手ですね。
タイに関しては、この選手だけが、前の試合、出場機会がなかった選手です。
13番ね。
倒されたのは、背番号14の豊川雄太。
豊川は、鹿島アントラーズでプロデビュー。
来シーズンからは、J2の岡山に、期限付き移籍することが決まっています。
長いボール、ここは味方に合いません。
さあ前半も残り10分を切りました。
それをやるから、後ろが狙いを持てるんでしょうね
亀川から鈴木。
追っていったのは、豊川です。
その豊川から、浅野へのボール。
セカンドボールはタイ。
これも豊川が拾いにいきます。
チャナティップつないでくる。
体の使い方、うまいんだよ、この18番。
2人で囲んだんですが、奪えません。
ただ、ここは奈良。
ほらね、今、13番でしょう。
13番のとこ、引っ掛かるから。
タイの13番は、ナルバディン。
ただこの18番のチャナティップは、中山さん、やはり前線の予想どおり、かなりキープ力もありますし、やっかいな選手ですよね。
体の使い方がうまいですよね
そしてその中でタイも、攻め込んでくる。
ここは岩波のスライディング。
ボールを蹴っていきました。
ちょっと痛めた?
…ともどもいっちゃったっていう感じかな。
大丈夫でしょうか。
室屋が倒れています。
ひざですか。
ひざね、お皿のところにもろに入ると、しびれた感じでね、すごい痛くなるんだよね。
ここで、これが入ってるんだ。
背番号12が室屋です。
ああ、どういったか。
ここか?最後のボールのところだ。
味方どうしの接触だったでしょうか。
足の裏が、ひざに入ったんじゃないでしょうかね、岩波の。
室屋がまだ立ち上がれずにいます。
こちらは背番号2番の松原健。
同じ右サイドバックでプレーをする選手です。
いや、室屋、結構いい仕事してましたからね、大丈夫かな。
今大会、ここまでは、ただ一人のけが人もいない、23人の手倉森ジャパン。
今、室屋はなんとか立ち上がりましたが。
ひねったようには見えなかったので。
何度見てもいいね。
これ、武蔵、いい。
やはり速いですよね、ここからの。
相手、来れないですもんね。
キーパーも反応しきれないですねあれはね。
長い足を振り抜いたきょうの鈴木武蔵の日本にとっての先制点さあ、室屋はどうやら、そのままプレー続行ということになりそうか?
レフリーに言わないで入ったっていうことですか。
そうか、もしかして。
それだね。
ピッチの外から中に入る場合には、いったんレフリーの許可を得なくてはいけません。
それがないまま入ってしまったのかもしれませんね。
室屋にイエローカードが出ました。
ちょっとあれでしたよね。
室屋は今大会、これが1枚目のイエローカードです。
必要ないイエローカードだね
ちょっと思わぬ形でイエローカード、警告を受けてしまいました。
そして今は幸い、室屋は何事もありませんでしたが、改めてですけれども、中山さん、きょうはベンチスタートになった選手たちも、いつ出番が来てもいいように、そして出番が来たときには、自分たちらしさを出せるように準備をしておかなくてはいけないわけですよね。
当然ですね、それは。
それはこの試合だけに限らず、これから続く、まだ試合続きますから、その試合に向けて、どれだけ自分がコンディション上げていけるのかっていうところが勝負になりますからね。
恐らくきょう、メンバーを6人入れ替えてきた、手倉森監督としても、競争意識を芽生えさせたいという思いもあるかと思います。
ここは日本のファウルになって、もうリスタートしている。
チャナティップからナルバディンへのボール、中、フリーでクロス上げてくる、1人、選手がフリーになっている。
遠藤が対応していくが、かわされて。
ここはゴールキーパーの櫛引
チャナティップ、やはり速いですね。
ここっていうときには、すぐさまボール出しますからね。
侮れないですよ。
タイの背番号18番。
158センチと小柄な選手なんですが、チャナティップ。
きょうもやはりタイの攻撃の中心はこの選手です。
さあ、ボールは日本。
現在、1点をリードしている日本が、ここは、前半の残り時間5分を切って、どうこの残り時間を考えていくか岩波から奈良。
矢島がちょっと落ちてきて、ボール触ってますけどね。
サイドに入るだけでなく、そこでのボールのつなぎ役にもなってますよね。
そして、ボールはタイです。
まず岩波が厳しくスライディング
ナイスだね。
チャナティップから出たあとのボールを、ここは狙っていった日本。
センターバックの岩波がずいぶんと前まで出て、しっかりと相手の攻撃の芽を摘み取りました。
トリスタンから、やはりボールを受けたのは、チャナティップです。
遠藤がついていく、日本。
ここで奪い返して、原川から前へここは浅野を走らせる。
スピードがある浅野。
いいね。
もう追いつきそうな、そんな勢いを見せました。
いったんゴールキーパーのソンポーンまで戻したタイです。
さあ、前半、徐々に残り時間も少なくなってきました。
追加点欲しいね。
この時間で取ると楽になるんだよな。
現在は、リードは最少の1点です、日本。
きょう勝てば、グループステージの突破が決まります。
グループステージを突破した先で準々決勝、準決勝と勝ち抜いていき、上位3チームに、リオデジャネイロオリンピックの出場権が与えられます。
そのためにも、まずはきょう、とにかく勝って、グループステージ突破を早く決めたい日本です。
こういうところがね、タイねしっかりとディフェンスしてくるからね。
前線が動き出している。
長いボール、裏を狙っていきました。
ここは体を入れていった、12番の室屋。
どうやらひざは問題なさそうです
大丈夫そう、よかった、よかった。
さあ、ここもスローインからリスタートしていって、鈴木武蔵が受けました。
タイの熱狂的サポーターの声が響くカタール・ドーハ、アルアラビスタジアムです。
その中で、その声援を背中に受けて、タイがボールをつないでいきます奪いにいく、白のユニホームが日本。
今度は、日本サポーターの声が聞こえてきました。
現地在住の方もいるかと思いますただ、遠くここカタール・ドーハまで、日本から駆けつけたという方もいるはずです。
さあ、今度は高い位置で日本がチャンスを迎えます。
コーナーキックですね。
チャンスですね、これ。
ここで、この試合取れたよね。
大きいね、ずいぶんね、いろんな選手も使えるし。
日本はきょう、2本目のコーナーキックです。
さあ、前半、残りあと2分というところ。
追加点なるか、キッカーは矢島慎也。
矢島からのボール、今度は高いボール、ファーサイド、浅野。
浅野が追っていって、一度またいで、みずから仕掛けていきましたここはタイボールに変わります。
ただ、浅野の気持ちが出たシーンです。
ボールを受けたのはチャナティップ、前を見て、一気に長いボールを送っていきます。
カバーに入っていた室屋。
飛び出していく。
ここは守備範囲の広かった、ゴールキーパーの櫛引政敏。
この時間は本当に、ゴールを奪えば、大きな追加点になりますし、逆に奪われると、後半に向けてかなり重くのしかかる1点になります。
大事な時間帯を迎えている日本です。
その中でタイが長いボール、はね返していった。
亀川。
拾ったのはナルバディン。
狙っていきたい13番のチャンスです。
ここ、チャンス。
チャナティップ、ボールを落ち着いてつないでいきました。
やはりただ、松木さん、1人、しっかりと相手の状況を見極めて、狙う選手もある程度考えながら。
必要だと思いますよ。
これ、ベンチもね、たぶんハーフタイムでやるかもしれないですし。
そして中央、キャプテンの遠藤、きょうは1アシストを記録しています。
その遠藤からボールを受けた豊川強烈なシュートも、豊川、ここはパスだ。
拾った、遠藤!遠藤も強烈なシュートを持っています。
右サイド、スペースを狙ったボール。
打ってもいいな、今のは。
最後、打って終わりたいですね。
今、豊川から矢島にパスが通らなかったんですね、その矢島がその前に右サイドでボールを1回受けて、そこでつないでから、あそこに走り込んでいるんですよね。
いいアクセントをつけてますよね打ったらよかったな、遠藤、いいシュート持ってるからな。
強烈なミドルシュートを持っているキャプテン、3番の遠藤です。
はね返していった奈良。
そしてきょう、1ゴール、鈴木武蔵がしっかりと抑えます。
ここは急ぎません。
前半も手元の時計では、アディショナルタイムに入りました。
今、スタジアムにもアナウンスが流れます。
前半のアディショナルタイムは2分です。
さあ、ここでスピードアップできるか。
遠藤の前には大きなスペースがある。
遠藤がボールを運んでいく。
右サイドバックの室屋も動いています。
ここはいったんボールを受けた矢島、遠藤。
遠藤にはチャナティップがプレスをかけていきます。
さあ、前半ももうほとんど時間がないという中、最後、この前半を日本はどう締めくくるか。
センターバックの奈良から亀川。
最前線では浅野もボールを待ってます。
岩波、ゴールキーパーの櫛引まで戻します。
1点をリードしてる日本。
ここは櫛引、足を取られて、このボールがタイに渡る!前に送って、11番のピニョ。
ここは亀川、よく体を入れた。
ただもう一度タイボール。
ピニョが前を向く。
預けて、チャナティップの左足。
ラストパスを送ってきました、パスサッカー日本。
助かったよ、今の。
しかし、角度のつけたパス、よく出すね、これ18番。
意表をつくパスでした。
ただやっぱり、本当にいいディフェンスをするねこのタイは。
ディフェンスから、そして日本のゴール前まで迫ってきたタイ。
このラストパスです、チャナティップ。
感じられなかったですよね。
でもいいパスでしたね、今ね。
反応できてれば、タイにとっては、大チャンスですからね、日本にとっては大ピンチですけど。
でもあそこでも打たないんだね。
案外ね。
先ほど、映像と音声が乱れたことをおわびいたします、大変失礼いたしました。
さあ、ボールは白のユニホーム、日本です。
スピードを生かして、浅野が飛び出していきますが、ここはオフサイド。
あと加藤さん、松木さん、中山さん。
櫛引が少し足滑らせましたよね。
ところどころきょう、ここ4日目で、4試合目なんですよ。
ちょっと実際、ピッチで見ていても、ところどころ荒れ始めているところがあるので、後半に向けても、気をつけてほしいですね。
きょうはピッチには、進藤潤耶アナウンサーがいます。
ここで前半終了のホイッスルです日本は鈴木武蔵が、なんとかタイゴールをこじあけました。
1対0で前半を終えました松木さん、やはり決して楽な試合では、きょうもないですね。
オリンピックを目指す23歳以下の日本代表、タイとの一戦。
前半は1対0、日本がリードをして折り返しました。
松木さん、本当にきょうも苦しい戦いになってますよね。
そうですね、立ち上がりね、どうなるのかなと思いましたけれどもね、やっぱりいい時間帯に点を取りましたよね。
前半の27分、キャプテンの遠藤からのボールを鈴木武蔵が押し込んだという形で右足振り抜いていきました。
中山さん、本当に気持ちのいいゴールでしたよね。
そうですね。
非常に、武蔵選手でしか取れないタイミングで打っているのかなという感じがしますよね。
だから相手も行けない、キーパーも反応しづらいような、そんなシュートでしたね。
本当に松木さん、武蔵らしいゴールが決まりましたよね。
やっぱりね、バーとかポストに当たったあとですからね。
よかった。
ポストをたたくシュートもありました。
クロスバーをたたくシュートもありました。
その中で決まった、この鈴木武蔵のシュートです。
日本から遠く離れた、カタール・ドーハの地で、リオデジャネイロオリンピックを目指して戦っている23歳以下の若き日本代表。
大会2戦目、タイとの一戦。
前半を終えて1対0。
鈴木武蔵のゴールが前半27分に決まりまして、リードをして、このあと、後半を迎えるという形になります改めて中山さん、このゴールシーン、いかがでしょうか?
非常に、胸がスカッとするようなシュートシーンでしたよね。
ちょっとね、そこまで攻めあぐんでいたというか、なかなかゴールにボールが入らなかったんで、そういった意味で、ここですかっと決めてくれましたよね。
そして今出ています、データ上ですと、タイのシュートは1本ということなんですが、松木さん、ただこの数字以上の怖さというのは、タイ、感じましたね。
ペナルティエリアの日本のゴールの近くで、やっぱりいいプレーしてますからね。
あそこでやっぱりいいプレーさせないように、なるべく、あそこでプレーさせないことが大事だと思いますね。
あとやっぱりフィニッシュ。
シュートのところで、もうちょっときちっと決めることが、きょうのゲームの課題かな。
さあ、日本の選手たちがピッチに戻ってきました。
こちらはグループBの順位表ですきょう、タイに勝てば日本は第3戦、サウジアラビア戦を残して、決勝トーナメント進出を決めることができます。
ただ、引き分けですと、怖いですからねやっぱり追加点ですよ、きょうは
初戦、タイはサウジアラビアと対戦、そのときも1点をリードされましたが、後半に追いついているタイ代表。
このあと、中山さん、タイがどう出てくるかは分かりませんが、まずは日本としては、とにかく追加点が欲しい後半ですよね。
そうですね。
しかも、この後半の立ち上がりですよね。
どう入ってくるのか。
タイが勢いを持ってくるというのは予想つきますから、それをどう抑えていくのか。
そうなった場合、取ったボールを周りがいち早く反応する。
ボール保持者に対して、1つ、2つ、3つぐらい、パスコースを作ってあげることがボールをつなぐことにつながりますから、そういうような動きが必要になってきますよね。
一方で松木さんはどうでしょうか?前半の日本、ご覧になって。
ああ、そしてタイは、やはり選手をこの後半、変えてきます。
そして日本も変えてきます。
日本は20番のオナイウ阿道の姿が見えました。
フォワードに入る選手です。
ナイジェリア人の父を持つ、オナイウ阿道が入ります。
鈴木武蔵の姿が見えませんので、鈴木武蔵に代えてオナイウということになりそうです。
そうですね。
そしてタイのほうも22番出てきました。
タイの22番も、恐らく最前線の武蔵に代えてフォワードに入る選手です。
まずは鈴木武蔵に代えて、日本はオナイウ阿道。
タイも22番、フォワードの選手です。
チェンロップという選手が、この後半、入ってきます。
この後半、やはりタイはそうですが、日本の手倉森監督も動いてきました。
20番のオナイウ阿道は非常に身体能力の高い、ジャンプ力のある選手です。
日本のフォワードの中では貴重な高さも期待できるオナイウ。
さあ、満を持して、今大会初出場ということになります。
中山さん、このオナイウ、後半、期待したいですね。
どういうプレーを見せてくれるのか、やはり鈴木武蔵が、前線で体張ってましたからね。
そういったプレーを見せると同時に、あとは自分の特徴を生かしてもらいたいですね。
さあ、グループステージ突破へ、後半の45分が始まりました。
白のユニホームが日本、そして青のユニホームがタイです
加藤さん、タイは10番、前半イエローをもらったパコーンに代えて、22番のチェンロップですね。
そしてその22番のチェンロップは、やはり今、最前線に入っているというタイ代表。
一方の日本も、この後半は、浅野と、そしてオナイウという2トップになりました。
日本が抜けていって、中には、そのオナイウも待っている。
立ち上がり、いいと思いますけど、ただね、タイはこれ、22番もやっぱりいい仕事するんでね、このチェンロップ。
これ、気をつけなければいけないですね
このチェンロップは前の試合、サウジアラビア戦では、スターティングメンバーだった選手です。
さあ、ただ、まずは後半の立ち上がり、日本がチャンスを迎えます。
コーナーキックのチャンス。
頂いちゃいましょうね。
後半から入っているオナイウの動きにも注目しましょう。
キッカーは矢島。
高さのある選手がゴール前、みんな集まっています。
オナイウはニアに来た。
チェンロップが跳ね返してきたタイ。
セカンドボールには原川。
反応している矢島。
ただ、相手にゴールが渡って、クリアしてきたチャナティップ。
そして1人かわした、ピニョ。
スピードがある。
そのまま1人で行って、残りチェンロップに、預けます。
後半から入っている。
こちらが22番のチェンロップ。
チェンロップだね。
まだパスをつないできますがここはなんとか体を入れていきました。
最後は背番号3、キャプテンの遠藤航です。
ただね、タイの22番、11番、この18番、この辺が絡むとやっぱりいい仕事しますからね。
キャプテン18番チャナティップ、11番フォワード、スピードのあるピニョ。
そして後半から入っているこちらが22番、体も強く、ためが作れる選手です、チェンロップ。
ディフェンスでもね、ヘディングの高さ、生かしてましたから。
比較的、小柄な選手が多いタイの中にあって、このチェンロップは178センチ、78キロ。
ひときわタイの選手の中では大きな体格をしています。
あとやっぱり、日本は今、交代したね、20番のオナイウ阿道、この選手をもっと積極的に使ってゲームに入りやすくしてあげることが大事だと思います。
どんどんボールを出してあげるといいと思いますね。
体も強く、ポストプレー、いわゆる前線でボールをキープすることもできるオナイウ。
そのオナイウがキープして、浅野が抜け出すという展開を作れるでしょうか。
後半は、オナイウと浅野の2トップです。
手倉森ジャパン。
さあ、そしてここは日本陣内でタイボールのスローインです。
キープしてチェンロップから、7番のティティパン。
日本のゴールキックです。
今の22番のチェンロップが体を日本ディフェンスの前に張って、そこからほんのちょっとタッチして、味方を使うというプレーしてましたから、明らかに基点になりえる選手なんですよね。
ここをどう抑えていくかなんですね。
前半には中山さん、タイにはいなかったタイプの選手が後半、入ってきたわけですよね
そうなんですよ。
ターゲットを絞りやすいという面ではいいのかもしれないですけれども、ただ、そこをうまく使われてしまうと、今度ピンチになるということになりますから。
そして、今の場面では、まずは20番オナイウが高さを見せました。
20番のオナイウ阿道。
高いね。
これ魅力だよね。
ナイジェリア人の父を持つオナイウ。
さあ、そのオナイウも動いて、…。
浅野。
そして室屋。
まだ浅野が追っていきます。
最前線、フォワードの位置に入っている、浅野。
そしてオナイウが抜けていく!さあチャンスになる。
オナイウ、トラップして、体を入れて、ブロックして。
折り返して、シュートは打てないもう一度、今度は原川。
縦に行って、折り返せるか?
きた!
ここで矢島!
やった、やった。
矢島慎也の追加点!
いい流れだったね、今。
完璧な形で日本が後半、大きな追加点を奪い取りました。
やったね!うれしそうだね、21番。
171センチの矢島が、ヘディングでゴールを奪いました
いやー、だけど、その前の7番の原川。
ここでまず一つまあ、合わなかったんですけれども、このあとのね、7番の原川がよくここでね、またいいボールを上げましたよ、完璧でしたね。
そして最後は、矢島がジャンプ一番、たたきつけていきました。
矢島も、そしてすぐにベンチへと駆け寄っていきました。
さあ、大きな大きな2点目が入りました、日本。
2対0、リードを広げました。
もともとは浦和レッズの下部組織で育った矢島。
まあ、岡山では、来シーズンからは背番号10も背負います。
非常に手倉森監督が高い信頼を寄せているプレーヤーです。
その矢島、ヘディングでゴールを奪いましたその矢島から、今度はオナイウが抜けていく。
先ほどもこのオナイウからのチャンスメークでした。
オナイウがボールをキープする。
体が強い。
コーナーキックです。
このあたりが中山さん、オナイウ阿道の持ち味ですよね。
そうですね、サイドでしっかり基点になれますよね、流れたときに。
その裏にスペースがあったら、そこのスペースも狙えるというところがありますからね。
そしてこちらが、先ほどの矢島のヘディングゴール
いや、原川のボールも見事だったね。
さあ、このまま勢いに乗っていきたい日本は、今度はその矢島が、コーナーキックを蹴っていきました。
これもいいボールだ。
岩波、裏から!その後ろから最後は奈良
ちょっと下にたたきつけ過ぎちゃったね。
そうですね。
岩波の頭の上を越えて、最後は奈良のヘディング。
見えなかったのかな。
本当にただ、この奈良という選手も、力強い表情を見せる選手です。
ほかの選手にはない何かをきょうチームにもたらしたいと話していた奈良竜樹。
そしてここも、後半から入っているオナイウ。
ちょっとここはボールコントロールうまくいきませんでした。
でもこうやってね、どんどん動いたほうがね、入っていけますよね。
まずは前半、きょうは鈴木武蔵のゴールが決まって、そして後半に入って、矢島のゴールが決まりました。
アタッカー陣の奮起を促したいと話していた、手倉森監督ですからどんどんどんどん、このあと試合が進むにつれて、こういった意味での競争という意識もどんどん芽生えてくるでしょうね。
だからまあ、本当に勝ちながら、競争しながら強くなっていくっていうね。
奈良がひじが出ていたのではないかという。
今、ファウル取られたんでね。
そしてボールはタイです。
チャヤワットから前へ。
前を抜かれて、奈良が体を入れて、クリアしていきます。
前線の浅野には通りません。
タイ、ナルバディンのスローインそしてここに注意しなくてはいけないチャナティップ。
2人でも潰せない。
そのチャナティップのシュート、右に外れていきます。
打ってきたね。
キープ力もありますよね。
2人で今、日本、奪いに行ったんですが。
ただ、コースは決してまずくはない。
やはり後半も、このタイはキャプテン、チャナティップを中心に、攻撃を組み立てていくということになりそうです。
競ったあとのボール、反応したのはチャナティップですタイのメッシと呼ばれているチャナティップですが、決してボールを持ち過ぎることはありません。
ここはキャプテン、遠藤が狙っていた。
中盤、ボランチと呼ばれるポジションでプレーする遠藤から奪ったのはチャナティップだ。
岩波が対応して、そしてオナイウ、ダイレクト。
11番は、前の試合、ゴールを奪っているピニョ。
そのピニョから縦にパスが出て、チェンロップ、チャナティップとつないで、左サイドも上がってきている。
ピーラパット。
このあたりは選手は、年齢制限のない、A代表としてもて出ていて、ふわりとしたボールを送ってくる跳ね返していきました。
おーっとファウル。
日本のファウル。
どっちだ?PK?
PK!
おいおい、本当?
この亀川のプレーが、PKという判定になりました。
ええ?
少し呆然とする、亀川諒史。
いやぁ、今のがPKですか。
嫌、一瞬、競りにいってるんだけどね。
いやぁ。
ボールよりも相手の頭にいっているっていうところを取られたのかもしれないね。
でも、ちょっとあんまり、選手がさっきも、奈良が文句言ったあとに、こういうシーンがあったから、ちょっときをつけたほうがいいかもしれないね
さあ、キーパー、櫛引。
外れた!クロスバー。
いやぁ、きょうはよく当たるわ。
クロスバーに救われた形になりました、日本!
きょうはよく当たるね、これ、試合で。
こっちのボールは全部当たってるよね。
ひやりとしました。
滑ったんですか?
ミートして、滑ってますね。
助かりました、日本。
助かったね。
いやー、そしてただ、今度はタイのコーナーキックです。
先ほど進藤さんから、レポートで、グラウンドが相当荒れてる…がありました。
チェンロップのシュート!櫛引。
ちょっと嫌な時間だね、これね。
タイが攻勢を強めています。
ここは22番、後半から入っているチェンロップ、難しい体勢からのシュート。
ただ、櫛引、ここはよく止めてくれた。
難しいよね、あれ、ワンバウンド、本当、自分の手前で1バウンドしてますからね。
さあ、そして今大会、ここまではほとんどショートコーナーで来ているタイ。
ここは直接入れてくる。
スルーして、日本のシュートは大きく外れて、ゴールキーパーの櫛引が押さえます。
いやぁ、今のようなシーンが続くと、改めて、まだ油断することができないという話になります、日本。
中2日でこのあとは中東の強豪、手倉森監督も最も警戒しているサウジアラビアとの試合を控えています。
先ほどのペナルティキックのシーンは、足を取られたキッカー、クロスバーに救われた形になりました日本。
とにかく、きょう勝ってグループステージ突破を決めたい日本です。
ただ、襲いかかってくるタイ。
チェンロップがキープをして、右サイドから早いボールが入ってくる。
セカンドボールにはチャナティップ、そして浅野が反応。
いったん預けて、縦パスはオナイウ。
そして、ここで浅野が抜けていく。
遠藤から浅野へのボール。
得意のスピードを生かして、中にいく、浅野。
キープできるか。
滑りますね。
滑るんだね。
グラウンドがちょっと、らんぴーだね。
ゴール前が少し滑るような、そんな選手たちの動きが見られています。
ここまで見られています。
ただ、浅野のあの魅力は、スピードです。
それでね、PK助かったからね。
しかし、バーとかポストとか、よく当たるね、きょうは。
日本の前半、ポストとクロスバーに当たるというシーンがありました。
そして先ほどのタイのPKはクロスバー。
ここでボールを受けたオナイウ。
相手に引っかかって、ここからカウンターです。
チェンロップに対しては、奈良が強くいく。
加藤さん、タイがここで選手代えますね。
ちょっと今。
今、奈良が、少しチェンロップとやり合っています。
ちょっとおとなしくしてたほうがいいな。
このレフリー、ちょっとかなりねすぐやって来る感じ。
きょうはウズベキスタンのタンタシェフ主審です。
中山さん、選手が目をつけられることもあるんでしょうか?ちょっと踏まれたんですかね、奈良は。
そうですね。
さっきもPK取られる前、こんなシーンありました、すごく、嫌な感じですね。
気をつけたほうがいいね。
そしてそのPKを失敗したティティパンは今、ベンチに下がりました。
代わって、同じく中盤の登録です。
ミッドフィールダー登録、4番のチャオワットが入りました、タイです。
2対0、現在はリードがあります、日本。
きょうは勝てばグループステージ突破が決まります。
リオデジャネイロオリンピック、アジアに与えられた3枚の切符を懸けた、この大会です。
3戦目は、中東の強豪、サウジアラビアとの試合が、中2日で、しかも控えている日本です。
そこに向けて、遠藤も話していたんですが、2戦目でグループステージ突破を決めることができれば、中山さんそれは日本にとっては今後のことも考えて、非常にアドバンテージになりますよね。
大きなアドバンテージをもらったことになりますからね、そこをうまく利用できますよね。
休息に充てることもできますし、使えない選手をさらにここで使って、試すこともできますからね。
18日間で最大6試合行うことになります、短期決戦。
リオデジャネイロオリンピックのアジア地区最終予選です。
さあ、ボールはタイのチェンロップ。
チェンロップから横に送っていって、ここは、日本のフォワード、20番のオナイウが持っていって、今度は16番浅野拓磨が追っていきます。
広島でプレーする浅野。
そしてタイがボールをつないでくる。
ここでナルバディンからボール。
よし、よし。
よく足を出しましたが、タッチラインを割りました。
ここも奈良が気持ちを込めたディフェンスです。
シュート!打ってきました。
9番チャヤワットの強烈なシュートは、ポストの右に外れていきます。
ここは見送っていった、ゴールキーパーの櫛引。
さあ、2対0。
コースには入ってますけどね、サイドからのシュートなんで、それほど危険も少ないのかもしれないですけど、もう1歩、2歩、寄せたいところですよね。
ここはオナイウが競り勝って、浅野が胸でトラップして、前を向いて、仕掛けていった!得意のスピードを生かして、中を見た、浅野の折り返し、矢島のシュートはブロック。
もう一度。
クリアされます。
おっと、ここは奈良の所、チェンロップが、櫛引が出ていく。
どうだ?どうだ?チェンロップが抜け出して、ゴールには誰もいない。
ただ、よくここは日本、守りました。
これ、よく。
いやあ、櫛引が飛び出していきました。
そしてそのあと、奈良がクリアしたという、今の形です。
ちょっとばたついている日本。
ただ、ただ、うまくつないで、浅野からオナイウ、そしてオナイウから浅野!浅野が、開いて、中には今、オナイウ阿道、あと1人です。
ゆっくりと今、矢島がニアサイドに入ってきて、ここでボールが上がって、オナイウの高さ!
高いね。
ただ、櫛引がちょっと痛んでるんですよね。
日本のゴールキーパー、櫛引が倒れています。
こちらはオナイウのヘディングのシーン。
さっきのだよね。
さっき、向こうの選手と接触しましたからね。
エリアの外で接触したのが。
ちょっと櫛引、心配です。
先ほど、飛び出した際に接触が味方どうしだったか。
相手にね。
いや、チェンロップですね。
接触がありました、22番のチェンロップと接触をして、今、まだ櫛引は立ち上がれずにいます
あの飛び出しがなければ、チェンロップにフリーで持っていかれるところでしたから、いい飛び出しではあったんですけれどもね。
勇気ある飛び出しを見せました、櫛引。
昨シーズンは清水エスパルスで、自身もチームも苦しいシーズンを過ごしました。
来シーズンは鹿島アントラーズに期限付き移籍で加入することが決まっている櫛引。
この櫛引も恐らく、立ち上がりましたので、大丈夫そうです。
ゴールキーパーというのは特殊なポジション。
1人しか出ることができないと話していた櫛引。
その分、出ることができないほかのゴールキーパーの思いも背負って、自分はゴールを守りたいんだと話してくれました。
この先も、あと30分ほどですが、櫛引が日本のゴールの前に立ちはだかるということになってくれそうです。
さあ、最終ラインからパスをつないでくるタイです。
タナブーン、右に送っていきます。
タイとしても、初戦は引き分けました、勝ち点1を手にしました。
この試合で日本に負けるようなことがあると、一気に決勝トーナメント進出は苦しくなります。
タイは実に48年ぶりのオリンピック出場を目指しています。
中でもタイは、前回のつまりロンドンオリンピックの予選の際には、1次予選で出場資格のない選手を出場させてしまい、失格になっています。
そういった意味でも、国民の、このオリンピックにかける思いというのが、中山さん、相当タイは強いでしょうからね。
そうですね。
詰め掛けているお客さんの数を見るとね、相当この代表チームに、熱意を持って接してますよね。
ここはそして、室屋が倒されて、ピーラパットにイエローカードが出そうです。
背番号2番、左のサイドバック、タイのピーラパットに、イエローカードです。
でも12番の室屋は本当にね、1戦目2戦目と、アグレッシブにいってるね。
積極的にここも仕掛けていきました。
ちょっと低いね。
変なつき方しましたね。
ーつき方してたね。
前半にもちょっとひざを痛めるようなシーンがあった室屋。
強いね。
大丈夫、大丈夫。
さあ、そして室屋のその仕掛けで得たフリーキックです。
キッカーは、ここも矢島。
高さのあるオナイウ、さらには186センチの岩波、そして奈良も強さ、高さを兼ね備えています。
どのあたりを矢島は狙ってくるかゴールキーパーはソンポーン。
左手を挙げて、矢島からのボールこぼれている。
うーっと、逆サイド。
逆サイド。
ここももう一度クロスが上がって、トラップして豊川、オーバーヘッド。
シュート放っていった、14番の豊川雄太です。
そしてすぐに反撃に転じるタイ。
オナイウの足に当たりますが、ここでチャナティップ。
そんなタイの選手たちの背中を押す、大きな声援も響いています。
中にもう送ってきて、22番のチェンロップという選手が後半から入っているタイです。
オナイウ、ボールをキープできるか。
タッチは割っていない。
今度は矢島のディフェンス。
奪った日本。
しっかりつないでいきますキャプテンの遠藤、そして右のサイドバック、室屋。
いったんゴールキーパーの櫛引まで戻します。
櫛引から高いボールが上がって、遠藤が競って、このセカンドボールはどちらに出るか、もう一度遠藤が行く。
センターバック、岩波から右のサイドバック、室屋室屋はもう前線を狙っていきますオナイウが追っていく。
さあ、松木さん、後半も18分から19分になろうというところですが、2対0。
このあとの試合運び、日本はどんなことを意識していけばいいと思いますか。
やっぱり点は取られないで、追加点ですよ。
だから、勝ってるだけではなくて、やっぱり次につながっていくようなチームのプレーっていうものを求めなきゃいけないです。
これは追加点で、ディフェンスはやっぱりゼロで抑えるというね。
オリンピックの出場権を懸けた戦いはまだまだこの先も続いていくということを考えると、この試合一つで、中山さん、終わりではなく、どんどんどんどんつながっていくわけなんですよね。
そうですね。
だから、この試合をどう終わらせるかですよね。
その次につながっていく終わり方をしたいですよね。
いいね、今の。
室屋が仕掛けていきました、このシーンも、積極的で。
もともと、手倉森監督も、とにかく失点をしないという点を重視して、チーム作りを始めました。
さあ、矢島がここはボールを受けて、中に送って、浅野が抜けて、シュートはブロックされる。
もう一度、矢島がいく。
2人の間、かわしていきます。
なんとかクリアしていったタイです。
いやぁ、中山さん、きょうは本当に前半から矢島が積極的にボールを受けてますよね。
矢島を経由して、誰かに落としていくという形で、矢島がいいところに、いいタイミングで入ってますよね
その矢島が今、ボールを持っています。
浅野とのボール交換。
矢島が中にそのまま入っていって、室屋は縦に仕掛けていく。
いったん切り返して、ここは相手の足にかかります。
ここは厳しくディフェンスにいく日本ですが、チェンロップがキープします。
問題ないですもんね。
岩波、遠藤、そして原川が潰しにいきました。
加藤さん、タイ、3人目の選手代えてきますね。
11番、フォワード登録のピニョに代えてミッドフィールダー登録、中盤の16番タナシットが入ります。
このタナシットは、非常に足元の技術もある選手ですこれでタイは、3人の選手交代枠を使い切ったということになります。
あと、加藤さん、日本の選手たちは、いわゆるアタッカー陣、1戦目出た選手たちが、日本が攻めて、だいぶゴール裏でウォーミングアップ、上がってきたんですけど、日本の選手たちが攻め込んでくると、そのウォーミングアップを止めて、本当に食い入るように気にしながら見つめてますね。
少しずつペースを上げていって、今、どうでしょうか。
久保が呼ばれましたか?
今、ピッチに呼ばれましたね。
海外組の一人です。
現在、スイスでプレーをしている久保裕也、フォワードの選手が日本は呼ばれました。
さあ、そしてその日本はシュートを打っていきました。
距離はありましたが、本当にきょうは積極的なプレーを見せています。
矢島慎也の右足のシュート。
さあ、そして前の北朝鮮戦はスターティングメンバーでした、久保裕也。
高校3年生のときには、当時のザッケローニ監督に、年齢制限のない日本代表に招集された経験も持つ久保。
その久保が、準備を進めている日本ベンチです。
オナイウがキープして、このセカンドボールの激しい奪い合い。
原川。
タイボールのスローイン。
さあ、このあと久保は誰との交代ということになるでしょうか。
ボールをつないでいく日本。
ここはただ、タイにボールが渡って、チャナティップを経由していきます。
キャプテンの遠藤が激しく行く。
ただチャナティップもボールを失わない。
今度は浅野。
強いんだよね。
本当にね。
ただ、前に行かせないということで、あれで正解だと思います。
しっかりとキャプテンの遠藤もプレッシャーを与えていきました。
そしてここはスピードを生かしてくるタイです。
室屋が攻守に、きょうも躍動しています。
唯一の大学生。
明治大学の3年生の室屋成です。
2点差になってから、やっぱりディフェンスも積極的にいくようになったんですね。
本当に思い切って行って、かわされても後ろがいるというねそういった意味ではいいディフェンスになってきましたね、日本。
アグレッシブなディフェンスも見せている日本。
そして、久保は、どうやら浅野との交代ということになりそうです。
久保はこの世代では、いち早く海外に渡りました。
現在はスイスでプレーをしています。
非常に中山さん、右足でも左足でも、シュートがうまい選手なんですよね、久保は。
シュートうまいですし、シュートに至るまでのボールの持っていき方、非常に足元柔らかいんですよね。
そして相手がきた、その裏を取るのがうまいんですよね。
ただ、そんな久保も、前の試合では、なかなか持ち味を出せなかったと本人は悔しそうに話してくれました。
そのリベンジの機会が、このあと巡ってきます。
ただ、まずはここは日本は守備の時間。
タイのセットプレーです。
どんなボールを送ってくるでしょうか。
先ほど代わって入った、4番のチャオワットは、左利き。
その左足、鋭いボールが入ってきて、こぼれている、チェンロップのシュート!もう一つ。
櫛引、しっかりキャッチしました。
さあ、そして櫛引はここはいったん、少し落ち着いて、時間を使います。
現在は2点のリードがある日本です。
ただ、この後半、22番のチェンロップを最前線に入れてきたタイ。
まだまだ怖さがあります。
ここはオナイウがしっかりとキープをして、矢島を経由して、今度は浅野。
浅野もベンチに下がる前に、何か一仕事、このピッチに残すことはできるでしょうか。
室屋からキャプテンの遠藤。
遠藤は正確なボールがある。
逆サイドの豊川を狙っていきました。
そしてこのボールを追っていくのは、7番の原川。
左サイドバックは、きょうはPKを与えてしまいました。
ひやりとするシーンもあった、福岡の亀川です。
その亀川にボールが渡ります。
亀川は昨シーズン、J1昇格を果たした福岡で大活躍をした選手、ここは長いボールで来ますが、オフサイドです。
ぎりぎりだけどね、オフサイドかな。
豊川が一つ、特徴を見せたシーンです。
白のユニホーム、日本。
ここは長いボール。
豊川の特徴である、中山さん、こういったボールのない所への、裏への飛び出しを狙ったシーンでしたよね。
いい狙いですよね。
タイ代表、かなりライン上げてきましたからね。
そのタイミングを見計らって、うまく出たはずなんですけれどもね、ちょっと早かったなっていうところですよね。
ドリブルやパス、ボールを持ってから、うまい選手が多い中で、アクセントになりたいと話していた豊川の飛び出し。
そして、ここで浅野拓磨がベンチに下がります。
代わって入るのは、スイスでプレーをする、このチームのエースストライカーになることが期待されている、久保裕也です。
中山さん、浅野としては、きょうは悔しい試合になったかと思いますが、この悔しさ、この先の試合で晴らしてほしいですよね。
まだまだありますから、そこで自分の特徴をね出してくれればいいですよ。
さあ、そして代わって入った久保ですが、どんなことを期待したいですか?
やっぱりゴールですよね。
チェンロップ、中に折り返してくる。
ここは足を出して、奈良竜樹。
これはやっぱり、ディフェンスの気持ちからすると、われわれゼロに抑えるから、追加点を出してくれと。
もっと楽になるわけでね。
ですから、やっぱりそのための交代だと思っていいと思います。
ここもタイが攻め込んでくる足に当てた。
ディフェンス頑張った、ふんばってますね。
ボールはピーラパット、追っていくか。
中にボールが入っていく。
ヘディング!チェンロップのヘディング、外れていきます。
いやぁ、でもね、タイもね、攻めにボリュームがアップしたときには、やっぱりそれなりの攻撃ができるんでね、今のもね、ちゃんとついてたからいいですけど。
チェンロップには奈良がね、しっかりついているんですけれども、ただ、チェンロップがね、やはり日本人では見せないような日本人では見せないような、このターンからのシュート。
そのタイミングを持ってるんですよね。
先ほどから2本ぐらいあったんですけれども、そこは気をつけて、体を寄せたいところなんですよね
そのチェンロップは、20歳です。
23歳以下という大会の中でも、若い部類にさらに入るチェンロップが前線で躍動しています。
一方、こちらは日本の現在のフォーメーションです。
浅野拓磨に代わって、前線には久保裕也が入っています
久保には点ですよ。
得点ですよね。
浅野もよかったんですけどね。
彼のまだ活躍しなければいけない場面っていうのはたくさん出てくるから。
次ですよね。
あと加藤さん、手倉森監督が言ってましたけど、選手のプレー時間というのを、グループステージ、本当にとにかく考えたいと言ってましたから、次のサウジ戦であったり、準々決勝なんかも、もう考えてるかもしれないですね
まずは鈴木武蔵は前の試合、北朝鮮戦でもフル出場でした。
その鈴木はいったん、ベンチに下げました。
さらに浅野もベンチに下げて、今は、久保とオナイウという2トップです、日本。
中2日、厳しい日程で、オリンピックの切符を懸けた試合は続いていきます。
ここで左サイドの豊川へのボール。
豊川、1人かわしますが、ラインを割ります。
タイボールのスローインです。
本当にこの中2日という中で試合が進んでいきます。
その厳しい日程こそが選手たちを大きく成長させてくれるんではないかというふうに手倉森監督も話していました。
そしてもう一つは、中山さん、きょうは何度も伺っていますが、競争、総力戦になっていく中で、代わって入ってきた選手がどんな活躍を見せるかですよね。
だから今まで出てた選手は不完全燃焼のまま退いていると思うんですよね。
そして、その代わった選手がどういう活躍をするかっていうのも、不安なまなざしで、チームですから、当然勝つこと、活躍することを望むんですけれども、そこは非常に複雑な感情でしょうね。
前線、タイにボールが出ますが、ここは奪いました、奈良です。
いい構えしてます。
あとはとにかく残りの時間、まもなく、あと17分から16分というところですが、松木さん、
追加点も取れればそうですがあとは今後のことも考えて、無失点で、きょうの試合も終えたいですよね
そうですね。
あとはね、この中盤中心に、自分たちのリズムで最後までこのゲームを終えたいとなると、うまい、うまい。
前を向いた、うまく前を向いたオナイウ、久保も前を向いて呼んでいる。
久保が寄っていって、ここは低いボール、久保は見送って、相手にボールが当たります。
久保も前の試合、北朝鮮戦ではなかなかボールを受けられなかった。
味方との距離感があまりよくなかったというふうに反省をしていました。
そういった意味では、久保のよさ、23歳以下の中に、こんないい選手がいるんだなということを、ぜひ見せてほしいと思います。
背番号11、フォワードの久保裕也。
現在、スイスでプレーをしている選手です。
ここでボールを奪った岩波、さあ、その岩波の前には、久保がボールを呼んでいますが、どうだ。
オフサイドはない。
久保が抜けていく!ゴールキーパーと1対1。
久保のシュート!入った!
これだよね。
代わって入った久保裕也。
日本の3点目を奪いました!
いやあ、今インターセプトからすばらしかったね。
カットからもう、一気にいきましたからね。
日本の、ある意味では層の厚さを証明するようなゴールシーンになりました代わって入ったばかりの久保のこのシュート。
オフサイドライン、ぎりぎりというところで抜け出していきました。
いやいや。
ソンポーン、ゴールキーパーの手には当たりましたが、そこは久保も気持ちが勝ったというシーンになりました。
久保の前にね、やっぱりインターセプトから来たという流れが、本当にいい流れでしたよね。
そうですね。
岩波ですよね、今、パス出したのは。
岩波がいいカットからのあのタイミングを見計らったパスですよね
すばらしかったね。
センターバックの岩波がかなり高い位置までボールを運んでいって、そのまま、久保にラストパスという形になりました。
さあ、日本、3対0になって、残りはあと15分です。
きょうの試合、勝つことができれば、決勝トーナメントの進出が決まります。
大きな大きな3点目になりました日本の11番久保裕也の今大会最初のゴールになりました。
さあそしてもう1点、取れるかどうか。
久保が、ここは左に流れて、追い越していった。
豊川がここはオフサイドポジション、フラッグが上がっています。
ただ、あれじゃないですか、鈴木武蔵選手も1点、久保選手も1点ということでね、両フォワードが取ってるから。
やっぱりチームとしては、すごく乗っていきますよね。
松木さん、そのアタッカーのゴールを見てた南野選手が今、ベンチに呼ばれました。
じゃあ、南野も今度はねというところでしょうね。
これは、オナイウのさっきのオナイウのプレーね、前を向いて。
さあ、そして日本は、もう1人の海外組、このチームのエースである18番中盤、ミッドフィールダーとしてプレーをする南野拓実が呼ばれました。
南野拓実は、きょうが21歳の誕生日。
特に前の北朝鮮戦、1本もシュートを打つことができず、本当に悔しそうにベンチに下がっていった姿が印象的です。
さあ、そしてボールを受けたのはフォワードの久保。
久保からは前につながりません。
チャナティップに対して厳しくいった遠藤。
ここはファウルを取られます。
今ね、室屋がいい動きしてるんですよね。
このタイミングに合わせてね、出してあげれば、大きなチャンスかなと思ったんですけれどもね。
今ね、ちょっと遅れたね。
さあ、そして、南野も控えていますが、まずはここは日本のチャンス、左サイド、切り裂いていって、折り返せるかどうか。
サイドバックの亀川が高い位置まで仕掛けていきました。
さあ、そしてこのあと、南野が誰と代わって入ってくるでしょうか。
前の試合は、ほとんど何もすることができませんでしたと話していた南野です。
ただ、ネガティブな思いはないです。
そんなふうにも話してくれた南野が、これから入ります。
矢島君じゃないですかね。
21番、矢島に代わって、日本、18番、エース、南野が入ります特に、松木さん、きょうは矢島が本当にすばらしいプレーも見せたし、ゴールも決めました。
みんな、いいプレーしてますよ。
そして、やはりフォワードがね、きちっと点を取っているという部分では、この南野選手にすごくいい刺激を与えながらの、この残り時間の彼のプレーですよ
この南野も、すでに年齢制限のないA代表、ハリルホジッチ監督率いる、日本代表の一員としてもプレーしている選手です。
その南野がこのあと、中山さん、どんなプレーを見せてくれるか、本当に楽しみですね。
楽しみですね。
オーストリアのザルツブルクで現在、海外組としてプレーをしている南野です。
どう前線で絡んでいくかですよね。
まあ、北朝鮮戦では結構、サイドに張ってるケースが多くあったんですね。
なかなかボールに触る機会も少なかったと思うんですけどね。
きょうはもっと中にもね、仕掛けていってもらいたいですね
そしてここはチャナティップがキープして左に送ってピーラパット。
もう一度チャナティップ、チャナティップの前の空いているが、もう一度、前に送っていく。
日本の原川。
ピーラパットが中、パスを送って、岩波がついてくる日本。
もう1人行く。
ここは南野のディフェンス。
中にボールが上がってくる。
櫛引、よく抑えました。
よく取ったよ。
勇気を持って飛び出していきました、櫛引。
ぶつかってきてるからね、これ。
ちょっとこれ、危ないシーンですから。
よく放さなかった。
そうですね。
ナイス。
櫛引の下に入り込むような形になりました。
きょうはいろんな所にぶつかってるね。
1番の櫛引。
足だったり、胸だったりね。
大丈夫かな。
ただ、すべての出られないゴールキーパーたちの思いも背負って、自分はこのピッチに立ちたいと話していた、この櫛引。
強い思いでもって、恐らくこのあとも立ち上がってくるはずです。
昨シーズンは清水エスパルスでプレー、来シーズンは鹿島でプレーをする予定になっている櫛引が立ち上がりました。
さあ、残りはあと10分ということになりました。
3対0、リードしている日本です。
鈴木武蔵、やじましんや、そして久保裕也のゴールが決まりました。
あとは代わって入った18番南野のゴールは、このあと生まれるか。
オナイウが競り勝ちます。
ボールをつなぐタイ。
ここは蹴ってきます。
さあ、中盤でボールを拾いました。
現在は久保、そしてオナイウの2トップ、右に18番の南野が待っていますさあ左サイドから攻め込む日本。
いったん戻して、ここは原川が落ち着いてパスをつないでいきます。
自分はボールを触ってなんぼの選手、そんなふうに話していた原川そして、南野。
右サイド、室屋。
きょうは積極的に仕掛けている室屋成です。
改めてですが、中山さん、この南野の特徴、どんなところに強みのある選手なんでしょうか。
ここは久保が強引に行って。
フォワードがボールを持ったときですよね。
2トップがボールを持ったときの飛び出しですよね。
そしてそれができないときに足をもらうような…をして、そしてそこからのミドルもありますし、自分で仕掛けて、ゴールをこじ開けるという力も持ってますからね。
オールラウンドプレーヤーですよね。
非常に得点能力の高い南野です。
ザルツブルクでも、ここのポジションやってますから右サイド。
かなりアップダウンの激しいプレーを、向こうでも見せてましたね。
そういうプレーも期待できますね
さあ、その南野、きょうはまずは1本シュートを打っていきたいところです。
その南野の頭の上をボールは越えていきました。
岩波が競り勝って、そして南野、胸で落として。
ちょっとね、相手、激しくなってきたから。
そうですね。
けがも気をつけながら、この残りの時間、プレーしなければいけませんからね、日本は。
だから、こういうときこそ、早めにボールを裁いていくっていう、チーム全体のこのキープ力、簡単にするっていうのが必要です
抜け出しているのは南野ですが、ここはオフサイドです。
ですから松木さん、この自分たちの状況、あるいは相手の状況に合わせて、残り時間も考えて、いろいろとプレーをするしかたを変えていかなくてはいけないということですね。
もちろん、もう相手はね、かなり激しくボール際来てますからこんなところでやっぱり、つまらないけがをしないようにね、それもやはりチームの考え方として、残り時間、必要になってきますよね。
途中から入った18番の南野選手のような、やっぱり点をね、もうなんですか、狙っていくっていうね、時間関係ないですね。
この残り時間で、自分が何ができるかというところに、挑戦してほしいですよね。
ミドルも持ってますからね。
積極的に狙ってもらいたいですよね。
きょうが21歳の誕生日の南野拓実。
勝利をチーム全員で分かち合いたい、そんなふうに話していました。
先ほど浅野選手にも言ったように彼らが活躍する場面は、これからいくらでも出てくるから。
だからね、それまでにね、きっちりと準備整えて、気持ちもすべてね。
さあ、ここはダイレクトで。
久保がうまく抜けていった。
南野も横にいくが、久保はみずから行く、どうだ?かかったか?
PKだ。
笛が鳴って、PK。
久保が仕掛けてPKを取りました、日本!
うまいボールの運び方でしたね。
…からPKになるという、ここで体入ってますからね、完全にもう。
きてるね。
すっと抜け出していって、そして、ここでPKを得ました、111番の久保。
日本にもPKを与えてるんでね、このへんはもう、すんなりとレフェリーも頂いちゃったって感じ。
その久保みずから、迷わずにボールを取って。
さあ、自分がキッカーだということで、ボールを置いていきました久保、きょう2点目となるかどうか。
真剣な表情、ゴールを見据えて、久保が落ち着いて決めていきました。
日本4対0。
ナイスゴール。
後半の39分、久保、きょう2ゴール。
いやぁ、本当に中山さん、日本としては決して楽な戦いではなかったものの、気持ちよく、本当に今はゲームを進められてますよね。
まあ、非常に時間を追うごとにね、チームとしても、やるべきこと、狙いどころをね、絞って、うまく戦ってますよね。
あとは先ほど、松木さんからもお話があった、代わって入ってきた選手が、こうやって持ち味を見せている。
これも大きいですよね。
これはね、まだ試合に出場してない選手も含めて、すごくいい刺激になります、チーム全体が、ぐっと、こう力をつけてきますからね。
こうなると、今、ピッチに立っている選手でいえば、オナイウであったり、南野、そういった選手のゴールを取りたいという気持ちも出てくるでしょう。
そしてここは久保に対する厳しいプレッシャー。
ファウルになります。
さらにベンチには下がりましたがサンフレッチェ広島でプレーする浅野拓磨も、きょうは恐らく悔しい思いでもって、ベンチに下がったかと思います。
そんな選手の悔しさを晴らす舞台も、まだまだ待っています。
短期間で一気に試合が行われるとはいえ、まだこのリオデジャネイロオリンピックアジア地区最終予選は始まったばかり。
きょうが日本にとっては、2試合目です。
現在、4対0でリードしている日本ですさあ、ここで南野がいますが、ファーサイドまで送っていって、室屋が上がってくる。
ここはタッチラインを割りましたきょうの試合、勝てば決勝トーナメントの進出が、まずは決まります日本。
さらにそのあと、準々決勝、準決勝と勝ち抜いていき、上位3チームには、ことし8月に行われる、リオデジャネイロオリンピックの出場権が与えられます。
6大会連続のオリンピックの出場を目指す日本です。
この5大会続けて日本がオリンピックに出ているということで、それがプレッシャーになると同時に、楽しみでもある、そんなふうに話してくれた選手もいます。
世界へと続く、オリンピックという道を途切れさせないためにも、選手たちは戦っています。
さあ、ボールはゴールキーパーの櫛引、ここはしっかりと時間を使っていきます。
残り時間はすでに5分を切っています。
日本とタイの一戦。
とにかくこのまま、松木さん、しっかりとゼロで後ろは抑えて、次の試合につなげていきたいですね。
そうですね、あとはきっちりと一つずつのプレーを正確に、大事にプレーをするってことが大事だと思いますね。
点差よりも、やっぱり次につなげていくような、自分たちのリズムっていうのをここでね、残り時間、少ないですけども、そこでもやらなきゃならないと。
中山さん、やはりこういった短期決戦、集中開催というときには、勢いのあるチームというのは、怖さがやっぱりあるんじゃないですか。
まあそうですね、そういった意味で、この2戦目でだいぶ日本も勢いをつけてきてますからね。
それを失わないような終わり方をしたいですね。
この大会に入る前には、得点力不足というものも指摘されていた日本だけに、きょうのこの4得点、これは大きな意味を持つかと思います。
残り時間もまもなくあと3分というところ。
48年ぶりのオリンピック出場を目指す、タイもまだまだ諦めてはいませんパスをつなぎながら、なんとか日本陣内にゴールを運ぼうとしていきます。
ここは南野がディフェンスに行きます。
今度はキャプテンの遠藤。
遠藤もきょうは中盤でずっと相手の攻撃を潰しています。
遠藤から前へ。
久保。
そして、さあ南野。
中にはオナイウ。
南野の折り返しは相手に当たってオナイウがまだ追っていきます。
コーナーでしょう。
日本ボールのコーナーキックです。
右サイド開いていった、18番の南野が一つ、チャンスを作りました。
セレッソ大阪の下部組織で育ちました南野。
現在はオーストリアにその活躍の場を移しました。
その南野がそのままボールをセットして、コーナーキックです。
さあ、日本、もう1点奪えるか。
南野からは、高いボール。
ここはゴールラインを割りました手元の時計も、まもなく後半42分から43分に入ろうとしています。
きょうは前半の27分に、鈴木武蔵のゴールが生まれましたそのあと、後半に入って矢島、久保、そしてさらにPKで久保がもう1点。
4対0、大きくタイに対してリードを持っている日本です。
ここで落下点には南野。
ただ、タイのピーラパットが奪って、そのままボールを運んでくる最後まで最後まで集中して守りたい日本。
室屋成のディフェンスです。
室屋、ずっといいね、いい、いい。
きょうも本当に攻守によく走ります、唯一の大学生です、室屋成。
さあ、その室屋が最後に…ボール、タイのコーナーキック。
ここはどんなボールか。
ショートコーナーだ。
ここで中へのボール。
行ってるしね、今の。
体を投げ出しました。
ただ、細かいパスつないで、チャナティップ。
細かいボールタッチで、縦に仕掛けてくる。
奪えるか日本。
ファウルボールはチャナティップここで中にクロスボールが入ってくる。
いいよ。
いや、本当に室屋が攻守にきょうは躍動しています。
ベリーグッドだよ。
運動量もありますし、攻撃参加、あるいはクロスの質もいい室屋。
久保が抜けていく、ここは体を入れられますが。
ちょっと手、引っ張っちゃったな。
ここは久保のファウルということになりました。
20番のオナイウが間に合うようにとね、ちょっと腕を引っ張っちゃって。
仲よしじゃないんだけど、腕を引っ張った。
そしてここも、またも室屋。
しっかりと体を入れます。
相手の左サイドの攻撃は、ことごとく室屋が抑えて、そしてワンタッチで落として、久保からファーサイドは、豊川が走っていく。
この裏への飛び出しが、豊川の武器。
どちらに出るか、豊川がボールを抑えて、中には久保が待っています。
右足持ち替えた豊川、ふわっとしたボール。
今、南野にね。
ファーサイドは南野拓実が待っていました。
見えてたんですけどね。
ここは長いボール。
櫛引がしっかり蹴り出していきます。
さあ、後半もアディショナルタイム、追加時間に入りました。
え後半のアディショナルタイムは3分です。
ここは攻め込んでくるタイ。
チャナティップがボールを左に送って。
室屋がここも対応していく日本です。
戻っていった、南野もディフェンス。
南野が奪って。
そう、南野。
久保、そして遠藤。
もう一つチャンスを作れるか、日本。
豊川、左サイドの亀川も上がってきた。
そして久保も前線、動きだしている。
どこを狙うか、豊川。
ここは少しタイミングが合わなかったでしょうか。
もう一度組み立て直す日本です。
亀川、原川。
裏行ったんだけど、あれ開いたらフリーでね、もらえたんだね。
もう1点という気持ち。
みんな一緒。
一緒でしたよね。
みんな点が欲しいんだよね。
さあ、ボールはタイです。
チェンロップ、しっかりとキープをして、このまま、しっかりと無失点で終えたい手倉森ジャパン。
裏へのボールはオフサイドです。
いいね。
このグループBには日本とタイ、さらには北朝鮮とサウジアラビアと4チームが入っています。
日本は初戦、北朝鮮に勝っていますので、きょう、このままタイに勝つことができれば、まずは準々決勝、決勝トーナメントの1回戦への進出が決まります。
リオデジャネイロオリンピック出場をかけた、アジア地区の最終予選、日本にとっての第2戦です。
ここまで4対0、大きくリードを奪って日本。
残り時間も徐々に少なくなってきました。
日本コールも響いています。
カタール・ドーハ。
高く上がったボール。
競っていくのは原川。
もう一度。
ホイッスルが鳴って、ここはタイが素早いリスタート。
あとイエローカードと、けがだね。
そうですね。
久保がチャナティップから奪って、遠藤からのボール。
もう一度。
惜しいね。
みんな、なんかね。
走っていました。
さあ、そしてチャナティップ。
日本に対して、一矢報いようというタイ。
そのタイを後押しする声援も響いています。
チャナティップが攻め込んでくる。
奪って、今度は南野です。
南野は1人、2人とかわして、そのままボールを運んでいく。
まだボールをキープする南野。
フォローがいないんですよね
ちょっと出すところがなかったでしょうか。
流しちゃったね、周りがね。
ゴールキーパーの櫛引。
アディショナルタイムも2分台。
オナイウがボールを追っていきます。
オナイウが行く。
マイボールにできたか?ここはマイボール。
オナイウのもとにボールがこぼれて、さあ、南野拓実。
仕掛けていって、左足。
惜しいな。
シュート放っていった。
ただ、ここはゴールキーパーに止められました。
そしてここで試合終了のホイッスル。
遠くブラジル・リオに向けて、まずは決勝トーナメント進出。
一歩を踏み出した日本代表です。
4対0。
タイを下しました。
さあ、これで、まずはゴールという意味でいうと中山さん、きょうは4得点を奪えたことが本当に大きな大きな意味がありますよね。
大きいですね、前線の選手が4ゴールですからねこれは大きいですね。
この勝ち点3を積み重ねたことで、日本は、このグループ、トップをキープしたということになります。
サウジアラビア戦を残して、決勝トーナメントの進出が決まりました。
ただ、今度はまた中2日でサウジアラビア戦があります。
次は、松木さん、1位通過を狙うための試合ということになりますね。
そうですね、やっぱりこのペースを乱さない、誰が出ても同じようなゲームができるというのが、これが理想だと思いますから、そこに向けてね、いい準備してほしいと思いますよね。
そのためには、きょうは無失点で終えられたというのは、松木さん、本当に次につながるんじゃないでしょうか。
そうですね。
やっぱりラッキーなところもありましたしね、次につなげてほしいと思います。
さあ、そしてまもなく、このチームを率いる手倉森誠監督のインタビューが聞けそうです。
いやぁ、2連勝ということになりました、日本です。
放送席、放送席、Uー23代表、手倉森監督です。
まず、これで2連勝、グループステージ突破しました。
本当、厳しさをもって戦おうという、ちょっとPK取られてね、あそこで1点差に詰められたらという状況でしたけれども、なんとかしのいでね、あとはまあ、僕らはメンバーを変えて戦って、こうしてその思いを示せたというところが、非常によかったなと思います。
きょう6人、メンバーも入れ替えながら、それからアタッカー陣の奮起も促したいとおっしゃっていました、結果から見れば、いろんなつかんだもの、大きいんじゃないですか
アタッカーが点取ってくれたんで、これをこれからの戦いにね、みんなが勢いを持ってやってくれればなと思います。
次のサウジアラビア戦は、その先も見据えたゲームにできると思います。
どんなゲームにしたいですか?
まずはコンパクトなサッカーを少し心がけて、ちょっとショートカウンターでね手数かけない攻撃と、取ったあとのポゼッションというのを、うまくコントロールしたゲームができれば、最高ですけどね。
本当にナイスゲームでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
日本、手倉森監督のインタビューでした今の手倉森監督の表情もそうですし。
放送席、続いて、先制点の鈴木武蔵選手です。
まずはチームとして2連勝、グループステージ突破、おめでとうございます。
ありがとうございます。
きょうのゲーム、振り返ってみて、鈴木選手、どうですか?
そうですね、結構、自分たちでボール握って、ペースつかめてたんで、やろうとしていることができた試合だったかなと思います。
立ち上がりから日本、猛攻仕掛けながら、ポストだったり、バーで、なかなかゴール取れず、その中で鈴木選手のゴール、どんな気持ちでしたか?
航君との関係性がよかったっていうのが、すべてかなというふうに思いますね。
ゴールのところは、思い切って振り抜きました。
もうあれはワンタッチでくると信じて?
そうですね。
もう航君に来たときに、裏って要求してたんで、声出して、そこでちょうどいいボール来てくれたんで、それはすごいいい関係だったなというふうに思います。
これでチームとしても、次の試合も戦いやすくなりましたよね。
そうですね。
すごい戦いやすいし、グループステージ3戦3勝して、トーナメントへ向かっていきたいです。
ナイスゴールでした。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
鈴木武蔵選手、きょうは先制点を奪いました。
そのインタビューをお聞きいただきました。
放送席、放送席、きょう2ゴールの久保選手です。
お疲れさまでした。
ありがとうございます。
途中出場からの2ゴール、自分としては、手応え、どうでしたか?
でも結構スペースが空いてたんで、裏を狙おうと思っていましたし、1試合目、点取れなかったんで、きょうは取りたいと思ってました。
アタッカーとしては、得点力というところは、ずっと言われ続けてきたと思うんですけれども、得点を取ってみて、どんなことを今、感じますか?
チームがうまくいっていればフォワードの選手も点取れるかなと。
きょうはベンチからのスタートということになりましたけれども、どういうふうにチームを見てたんですか?
すごく立ち上がりもすごいよかったですし、フォワードの武蔵が最初、点取れたことで、チームがすごくいい方向に向かったかなと思います。
鈴木選手のゴールは刺激になりました?
正直、うれしかったです。
これで1次リーグ突破が決まりました。
ここから先の戦いというのは、どんなことが重要になってくるでしょうか?
一発勝負なんで、先制点取れれば、かなり楽になる試合もあると思うんで、チームでもっとまとまって、やっていけば、勝てると思います。
お疲れさまでした。
ありがとうございます。
きょうは2ゴールを挙げました、久保裕也のインタビューでした。
とにかく、鈴木武蔵、そして久保というフォワード陣がゴールを奪った、きょうの日本です。
放送席、放送席、キャプテンの遠藤選手です。
お疲れさまです。
これで1次リーグ突破が決まりました。
今のお気持ちを聞かせてください
やっぱり初戦勝って、次もしっかり勝って決めたいという思いはあったので、内容的にも少し前回よりはよくなったので、しっかり結果が得られて、まずはよかったと思います。
初戦、非常にテンションが高いゲームのあとで、きょうの試合を迎えたわけですけれども、試合前に選手どうしでは、どんな声をかけ合っていたんでしょうか。
いつもどおり入るっていうところで、立ち上がりから前から行って、前節の反省を生かして、ボールをつなげなかった部分だったので、そこはしっかりつなげるときに、つないでいこうという話をしていて、そこはよかったところだと思います。
先制点の場面は、遠藤選手からのスルーパスでしたけれども、どんなイメージだったんですか?2016/01/16(土) 22:20〜00:30
ABCテレビ1
サッカー リオ五輪アジア地区最終予選 グループステージ 日本×タイ[デ][字]

北朝鮮との激闘を制し、リオ五輪出場へ白星発進!!グループステージ突破をかけて、東南アジア最強王者・タイと激突!!エース・南野ら、心一つに勝利を目指す!!

詳細情報
◇番組内容
初戦で北朝鮮との激闘を制した日本。第2戦の相手は、東南アジア最強王者・タイ。勝てば決勝トーナメント進出が決まる一戦。負ければ一転、ピンチに陥る絶対に負けられない戦い!!南野、久保のWエースを中心に、重要な一戦に挑む!!日本代表に大声援を!!
◇出場予定選手
【GK】櫛引政敏(鹿島アントラーズ)、杉本大地(京都サンガFC)、牲川歩見(サガン鳥栖)
【DF】松原健(アルビレックス新潟)、山中亮輔(柏レイソル)、亀川諒史(アビスパ福岡)、奈良竜樹(川崎フロンターレ)、室屋成(明治大学)、岩波拓也(ヴィッセル神戸)、植田直通(鹿島アントラーズ)、三竿健斗(東京ヴェルディ)
◇出場予定2
【MF】大島僚太(川崎フロンターレ)、遠藤航(浦和レッズ)、原川力(川崎フロンターレ)、矢島慎也(ファジアーノ岡山)、中島翔哉(FC東京)、豊川雄太(ファジアーノ岡山)、南野拓実(ザルツブルク)、井手口陽介(ガンバ大阪)
【FW】久保裕也(BSCヤングボーイズ)、鈴木武蔵(アルビレックス新潟)、浅野拓磨(サンフレッチェ広島)、オナイウ阿道(ジェフユナイテッド千葉)
◇出演者
【解説】松木安太郎、中山雅史
【実況】加藤泰平(テレビ朝日アナウンサー)
【インタビュー】進藤潤耶(テレビ朝日アナウンサー)

☆東京スタジオ
吉野真治(テレビ朝日アナウンサー)
◇会場
〜アルアラビスタジアム(カタール・ドーハ)
◇おしらせ
☆リオ五輪アジア地区最終予選 AFC U−23選手権
【グループステージ】
1月19日(火)よる10時25分〜 第3戦「日本×サウジアラビア」
テレビ朝日系列で地上波独占放送!!

☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/soccer/u-23rio/
◇おしらせ2
☆テレビ朝日 サッカー
【HP】http://www.tv-asahi.co.jp/soccer/

☆日本サッカー応援宣言 やべっちFC
毎週(日)深夜0時10分から放送!!
※放送時間変更の場合あり
【HP】http://www.tv-asahi.co.jp/yfc/

ジャンル :
スポーツ – サッカー
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
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日本語
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