大科学実験「熱はどこまで伝わる?」 2016.01.16


何を燃やしているの?長〜い銅の棒だ。
今日は20メートルの銅のはしを熱してどのくらい先まで温まるか大実験!だれもが当たり前だと思っている自然の法則や科学の知識。
でもそれは本当なのでしょうか。
答えはやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
あっこぼれちゃった。
ん?焼けてる?ほのおからはなれているのに何で?フライパンの温まり方を見てみよう。
旗をさしたロウ。
フライパンにまんべんなく置く。
たおれた!熱でロウがとける。
フライパンが温まったということか。
直接熱していない所も温まるんだ。
ここまで温まるかな?来た〜!ほのおから遠くはなれた所にも熱が伝わるんだね。
熱の伝わり方をいろいろな金属で調べてみる。
棒は直径1センチメートル長さは50センチメートル。
バーナーではしを熱する。
熱の伝わり方大競争!サーモカメラで温度の変化もいっしょに見てみよう。
おっ銅が速いか?そのままゴール。
記録は8分。
熱が50センチ先まで伝わった。
銅はもっと遠くまで熱が伝わりそうだね。
も〜っと長〜い銅を熱し続けてみよう。
銅製品を作る工場だ。
長〜い銅の棒を作ってもらう。
重そうだね。
一本10メートル。
重さは1トンもある。
これを2本熱がちゃんと伝わるように隙間なくつなぐ。
直径10センチ長さ20メートル。
銅の棒が完成!太くしたので熱し方も変える。
一定の温度で熱し続けられる電気炉を用意した。
1,000℃の高温で棒のせんたん50センチ分を熱する。
旗をさしたロウを立てる。
電気炉から1メートル20センチの地点に最初の旗。
そこから30センチ置きに立てた。
さあ20メートル先まで熱は伝わるかな?制限時間は24時間だ。
大実験開始!熱し始めて1時間。
まだかな?おっロウがとけてきた?やった!棒が太いと温まるのに時間がかかるみたいだね。
たおれた地点の銅の温度を測る。
50℃になるとロウがとけて旗がたおれるんだね。
次の旗は?順調に旗がたおれていく。
でもまだたくさん!何時間かかるんだ?あれ?炉の中の温度下がってない?中の電熱線が切れてた。
長い時間熱し続けたからとけちゃったのかな?電熱線を太いものに変える。
銅が冷えちゃうよ。
早くして。
再び加熱スタート!やった!一度冷えたから時間がかかったね。
さあ次次!おっ?やっと2メートル70センチか。
たおれるまでの時間長くなってない?ねむくなっちゃうね。
おおっかたむいていく。
たおれた!17時間もかけて3メートル。
えっ3メートル!?限界かな〜?すごいほのお。
熱し方を強力にするのか。
うわっ銅がとけちゃってる。
すごい!おおっかたむいた。
あれ…たおれない?引っかかっちゃった。
実験開始からついに24時間。
熱が伝わったのはここまで?この先の温度を測ってみる。
熱した所からはなれるほど温度が低くなっている。
ここから先は同じ温度。
熱が伝わっていないんだね。
熱が伝わったのはここまで。
11メートル10センチ伝わった。
今回の大実験で銅は熱し続けると遠くまで熱が伝わることがわかった。
でも遠くはなれるほど伝わる熱は少なく時間もかかることがわかった。
だからやってみなくちゃわからない。
「大科学実験」で。
2016/01/16(土) 19:45〜19:55
NHKEテレ1大阪
大科学実験「熱はどこまで伝わる?」[字]

大スケールの実験をスタイリッシュな映像で描く科学教育番組“大科学実験”。今回は長さ20mの銅の棒の端を24時間熱し続けたら、どこまで熱が伝わるかに挑戦。

詳細情報
番組内容
フライパンの真ん中を熱しても、取っ手の部分も熱くなる。金属に熱を加えると熱したところから隣へ隣へと、熱は伝わっていく。金属の中でも熱を特に伝えやすい銅。直径10cm、長さ20mの銅の棒を用意し、その端を銅が溶けるギリギリの温度で熱し続けると、熱はどこまで伝わるだろう?銅を24時間熱し続ける大実験!果たして結果は?やってみなくちゃわからない!【ナレーション】細野晴臣
出演者
【語り】細野晴臣

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
趣味/教育 – 幼児・小学生
趣味/教育 – 中学生・高校生

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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