よしもと新喜劇【「彼女のおメガネに叶いたい!」】 2016.01.16


(場内拍手)
(太田)いや〜清水清水。
なあカップル同士でデパート来たけどやっぱ楽しいな。
(啓之)ほんまやなぁ。
(太田)いろんな服あるけどでもやっぱりこの服にはかなわんわ。
(啓之)おいちょっと待ておい!最高やなこれ。
(啓之)おい太田太田!
(太田)何?何?
(啓之)この服何なん?一体。
(太田)「何?」ってこれ優ちゃんの顔やん。
優ちゃんとのなつきあった記念日にお互いの顔のTシャツプレゼントしよういうてもらったんや。
(啓之)せやけどなんか恥ずかしないか?これは。
(太田)全然恥ずかしくないよ。
なあ?あっでも優ちゃん俺の顔のTシャツ着てないけどどうしたん?
(優)ごめ〜ん!それねなくしちゃったの。
えっな…なくしたん?ごめん!ああ〜そうか。
じゃあまたプレゼントするわ。
ありがとう。
(成美)啓之君ちょっとさこれええんちゃう?
(啓之)あっこれええな。
ちょっと着てみよっかな。
ちょっとどんな感じやろな?
(太田)なんでお前が着てんねん!おいおいおい!ちょっと待て待て。
えっ?えっ?えっ?えっ?なんでお前が着てんの?ちょっとこれどういうこと?優ちゃん。
(啓之)冗談やんか。
なっ?びっくりさしたろうと思っただけやんけお前。
(太田)ああ…ドッキリ?
(啓之)そうやんかもう。
(太田)やめてやびっくりしたわ。
(啓之)もっと見ようぜ。
(太田)そやな。
ちょっと待ってみんな見て見て。
誰か来るけどあれなんやろう?
(啓之)ほんまやな。
(太田)うん。

(楽器の演奏「明日があるさ」)
(啓之)上手〜!
(太田)いやすごいなぁ。
(成美)ええ〜すみませんちょっとこれなんですか?
(ひで子)ただいま当デパートではお誕生日キャンペーンといたしましてお誕生日のお客様に曲のプレゼントをして回ってるんです。
(啓之)ふ〜ん。
(成美)ええ〜ちょっと私今日誕生日なんですけど!
(松浦)そうなんですか。
おめでとうございます!じゃあですねまずあの〜バースデーソングをやらしていただきますので皆さん一緒に歌ってください。
(啓之)ありがとうございます。
(松浦)じゃあいきましょう。
123…。

(楽器の演奏「ハッピーバースデートゥーユー」)
(優・太田)・ハッピーバースデー
(啓之)終わりかいおい!えっ?いやこれで終わりですか?
(松浦)すみません。
ここまでしか練習してないんですよ。
(啓之)ええっ!?そうなんですか?
(松浦)すみません。
(啓之)ちゃんとした曲ないんです?
(松浦)ああ〜じゃああの〜皆さんおなじみのあの曲を。
(啓之)「あの曲」?
(太田)おなじみの曲?
(楽器の演奏)
(太田)おなじみ言うてるやんな?なんか聴いたことある?
(優)分からん。
(太田)聴いたことないやんな?えっこれおなじみ?
(楽器の演奏「ファミリーマート」出入り音)
(啓之)「ファミリーマート」やないかおい!えっ?ええっ?いやこんな感じの曲なんですか?
(松浦)あっ全体はああいう感じの曲なんですよ。
(啓之)ほんまです?うそでしょ?ピンポン
(ギターの音)
(啓之)正解かいおい!はあ?なんや?これ。
しょうもない!
(松浦)ちょっと「しょうもない」ってなんですか。
一生懸命演奏したのになんてこと言うんですかほんと。
なんですか?あなたちょっと。
(松浦)言い過ぎちゃいますか?あんたが悪いんでしょ!
(成美)ああ〜ちょっと啓之君!もう!ああ…誰か〜!
(松浦)引っ張らないでください!
(太田)お前らもうケンカ…。
(けんじ)どうしたんや?おい。
おお〜こらこらこらこら!何をもめてんねん?松浦やめろお前は!えっどうされました?
(啓之)この人らがね失礼なことばっかりするんですよ。
(けんじ)えっ!?お前は…。
ほんと申し訳ございません。
お前らええかげんにせぇよ。
お客様に失礼なことしたらあかんやろ!貧乏そうでも客は客や。
(啓之)ちょっと待ておい!聞こえてますよあなた。
(けんじ)冗談でございます。
ちょっと場の空気が悪かったので和まそうと思いました。
申し訳ございませんでしたね。
はあ?何お前笑ってるん?えっ…いやちょっとあの〜イライラされてるのは分かるんですけど手は出さないでくださいよ。
いやあんたが悪いんでしょうが。
やめてくださいって。
なんやねん言うてんねん。
何なんですか?
(啓之)痛い〜!!
(けんじ)すみません。
(啓之)いやお前何すんねん!
(けんじ)いやいや違うんです!
(啓之)何が違うねん!イラッとしたんです。
いやそれがあかんねやほんま!ほんと申し訳ございません。
これお詫びにはなりませんが…。
(啓之)いやいらんよ!
(けんじ)いやそうおっしゃらずに。
ゴミ捨てといてください。
ゴミかいおい!パンパンにたまっております。
捨ててこいそれやったら。
冗談でございます。
和ましたい一心でございます。
ふざけてないやろな?ほんま。
とんでもございません。
気をつけてくださいよ。
すみませんでした。
あの〜ところでお客様気に入ったお洋服ございましたか?
(成美)そうなんです。
ちょっとこの服試着したいんですけど。
(けんじ)そちらでございますか。
こちら試着室になってますんでぜひご利用くださいませ。
どうぞどうぞお入りください。
はいはいはい。
(啓之)ちょっと待て待て待て!ちょっとおいおい!出てこい出てこいお前おい!お前何してんねん一体これ。
(けんじ)えっ?えっ?
(啓之)なんで一緒に入んねん!
(けんじ)勘違いされてますね。
いや違うんですよ。
この服背中にチャックが付いててね自分で上げることができないんです。
えへへへっ。
(啓之)いやだからおい!おいおい理由になってないぞ!
(けんじ)ちゃんと述べました理由。
(啓之)何考えてんねん!もうええ。
俺が入る!
(けんじ)いやちょっとお客様!いやちょ…ちょっと待ってください!
(太田)ちょっとあんた。
(けんじ)なんですか?
(啓之)いや開いてるぞおい!
(けんじ)もう鈍くさくて…。
すみません気をつけます。
(啓之)気をつけろ!ほんまに。
(けんじ)すみませんでした。
(太田)ええかげんにせぇよ!ですよね。
いやいやあんたや!あんたが注意したらええねん。
はい申し訳ございません。
お前ここの責任者か?いや違います。
あっ違うん?誰が責任者や?責任者…。
ああ〜言うてたら向こうから来ました。
すみません。
(太田)「すみません」やないで。

(太田)えっなんや?これ。
(川畑)ああ〜どうもどうも。
(けんじ)おはようございます。
なんか騒がしかったけど?
(太田)ええっ?ちょっと待って。
この人が責任者ですか?えっなんですか?こんな有名な人が責任者やなんて。
いやすみません有名ってなんの話されてるんですか?名探偵コナンの友達ですよね?誰やねんそれ!すみませんそれ元太君いうやつでしょ?あの〜茶色の三角形の。
ああそうです。
いやあの…あれアニメですよね?実写版?違いますよ!実写版出てきたらびっくりするでしょもう。
いやいやすみませんそれよりどうされました?
(優)ああ〜もう「どうした?」じゃないんですよ。
あの人がね女性が入ってる試着室に入ろうとしたんです!ええっ!?ちょっと清水君君は何を考えてんねや?
(けんじ)いやあの…違うんです。
僕はのぞきたかっただけなんです。
いやそれがあかんがな。
何も違うことあらへんやないか。
もうほんとに。
で今中に入ってはるんすか?
(優)はい。
ああ〜もう。
お客様先ほどはすみませんでした!・
(成美)ああ〜いえ。
もう気にしてませんから!申し訳ございません。
であの〜ご試着の方はいかがですか?・
(成美)ああ〜デザインは気に入ったんですけどちょっとサイズの方が小さいみたいで。
ああ〜そうですか。
あの〜よかったらちょっと出てきていただけませんかね?・
(成美)ああ〜分かりました。
なんやおい。
な…なんじゃ?こら。
(けんじ)まあまあ確かに小さいですけどそうやってタイトに着られる方もいらっしゃいます。
お前よう普通にしゃべれるな。
何言うてんの?これ。
えっ?
(啓之)すみませんこれ買います。
(観客)ええっ!?いや…「ええっ!?」言われてるやんあんた。
「ええっ!?」って声が聞こえました。
いやいいんですか?
(啓之)はい。
あなたひょっとしてそちら側の趣味があるとか?
(啓之)いや違いますよ。
じゃあどうしてなんですか?ああ〜実は僕ねあの…一人っ子なんです。
いや関係あらへんがな。
なんの関係もないですよ。
ほんまにいいんですか?これ。
(太田)そんなことよりみんなな下のフロア行かへん?俺マフラー買いたいねやんか。
行こうや!なっ?うん。
(観客たち)おお〜!
(けんじ)あの人うまいですね。
いや「うまい」ってなんやねん。
普通に下りはっただけやんか。
(けんじ)ああ〜そうでした?じゃあね。
私も行ってくる。
ははっ…。
(観客たち)ああ〜…。
(けんじ)あの人はまあまあです。
やめろおい!「まあまあ」とか言うな。
ちゃんと下りてはるからね。
(成美)あっねえねえ啓之君私たちも行こ。
うんうん。
(場内笑い)
(けんじ)あの子だいぶ練習…。
いろいろあんねん!いろいろあんねん。
「練習」とか言うなほんとに。
みんなちょっと待ってぇや!普通に行ったでおい。
(けんじ)台なしや。
なんやあいつは。
ほんまにもう。
(けんじ)ねえ。
でどうでもええけど服代もろうてへんのちゃうんかい。
(けんじ)しもうた。
ほんまに君らええかげんにしてくれよ。
まず接客が基本や!しっかりせぇ!ほんまにもう。
(けんじ)おい!元はというたらお前がお客さんとケンカするから悪いねんやろがい!そんなことないですよ!元はといえばお前の演奏が悪いからやぞ。
(ひで子)そんなことないわよ!元はといえばあなたのリードが悪いんでしょ!
(早苗)そんなことないわよ!元はといえばあなたの顔がパンパンやからでしょ!俺の話かいなおい。
ジャンジャン
(楽器の音)なんのオチやおい。
いらんねんそんなん。
やめなさい!このことはね池乃部長に必ず報告さしてもらいます。
(けんじ)ああ〜言うてたら部長いらっしゃいました。
もうちゃんと言うからね。

(池乃)おはよう。
おい清水君!
(けんじ)はい。
池乃部長はいつ来られるんや?
(けんじ)そこいらっしゃいました。
えっどこや?
(松浦)部長?
(早苗)部長!
(池乃)私はここだここだ。
(松浦)いや「ここ」って…。
いてないから。
(池乃)だから来とる来とる。
部長!
(池乃)君皆既日食になっとる。
なんの話ですか!こっちは怪奇現象ですよこれ。
(松浦)怖い…。
声しか聞こえへん。
声聞こえるんやったら…。
声は聞こえてるんすよ。
ほな声に近づこう。
声に近づいて。
はいこっちこっち。
こちらですよ。
・見下げてごらん
(一同)うわっ!びっくりした!
(池乃)ええ〜それはないやろ。
びっくりしました。
(池乃)あんた3回目ぇ合うたで。
(早苗)いや合ってないです。
(池乃)合いましたよ。
(早苗)合ってないです。
部長申し訳ございませんでしたほんとに。
いや違うんですよ。
おおっ!はい?えっ私…えっ?いや〜。
えっ…。
おおっ!ははっ…。
あっあっ…。
いや〜ははっ。
顔パンパンや。
なんの話ですか!
(池乃)はははっ。
びっくりしたよ。
うれしくないですよ。
(池乃)何があったんだ?そんなことよりね彼らの接客態度が悪いから注意してたんですよ。
ちょっと部長からもガツンと雷落としてくださいもう。
(池乃)分かった分かった。
ええかげんにせぇよ川畑。
いや私ですか?いやなんで私なんですか?
(池乃)そうだよ。
上司だろ?君が頼りないから部下がそうなるんだよ。
いやまあそうかも…。
上司がしっかりしてたらいいんだ。
君入社してもう10年目だぞ。
はい。
もっと頑張ろう!分かりました。
以後気をつけます!ああ〜じゃあ君らもう持ち場に戻って。
お客さんを盛り上げてくれよ。
(3人)はい!
(早苗)じゃあ館内演奏して回りましょっか。

(楽器の演奏「蛍の光」)帰ってしまうわあれ!閉店や思われるわほんま。
(池乃)ところで川畑君入社して10年目だね。
そうなんですよ。
(池乃)ということは今年はいよいよFA宣言ができるんだね。
まあそういうことでございます。
(けんじ)あの〜すみませんFA宣言ってなんですか?ああ〜清水君知らんかったか?あの〜プロ野球でFA宣言ってあんの知ってるか?
(けんじ)あの〜好きな球団を指名できるあれですよね?そうそうそうそうそう。
それと一緒でね我がNGKデパートも10年たつと好きな部署を希望できるというそういうシステムがあるんや。
へえ〜。
えっ自分の好きな部署どこでもいけるんですか?いや〜でもなまあまあ簡単に言うてもそう甘いことでもないんや。
まず自分が今までいた部署ここには絶対いたらあかんというそういうルールがあってね。
でまああの〜希望の部署を出しても向こうが受け入れてくれへんかったらこれもう入ることもできへんねや。
えっちょっと待ってください。
じゃあどこの部署も受け入れてくれなかったらこれどうなるんですか?
(池乃)そら厳しいよ!これだよ。
(けんじ)えっ?どれですか?
(池乃)こ…これ。
痛い痛っ。
これだよ。
ええっ?これ…乳首ですか?クビだよ。
スッと言うてくださいそんなん。
なんで一回乳首を触りますの?これでいいですやんか。
ほんとにもう…。
びっくりしましたよ。
(池乃)とにかくクビなんだよ。
(けんじ)クビですか?厳しいですねそれ。
ああ〜でちなみに川畑さんはどこの部署指名するんですか?いや私は商品開発部に入ろうと思うてんねや。
(けんじ)えっちょっと商品開発部いうたら商品の買い付けをしたりオリジナルブランドの企画をする…まあいうたら花形の部署でしょ?まあそういうことや。
(池乃)そのとおり。
エリートの集まりだよ。
川畑君君の能力では無理だね。
ちょっと待ってくださいそんなもん分からへんやないですか。
(けんじ)ちょっと待ってください。
あれ…来るの商品開発部の人たちちゃいます?あっちゃんとしとかんと。
足引っ張らんといてくださいよ。
(けんじ)そんなん知りませんけど。
お願いしますよ。
(由美)ごめんやしておくれやしてごめんやっしぃ〜!なんや?おい!ちょっと…。
けったいな挨拶ですねもう。
これを言わないと湯婆婆に間違えられますから。
よう似てますけど。
そら言うた方がええかもしれません。
どうもどうも。
(池乃)川畑君。
直談判したら?「商品開発部に入りたいんです」と。
分かりましたよこれ。
ここで認めていただいたらオッケーですからね。
あの〜末成部長…。
お断りいたします。
まだなんも言うてませんよ。
(由美)どうせうちの部署に入りたいってそう言いたいんでしょ?そうなんですよお願いします。
いや私人生を懸けて一生懸命頑張ります。
お願いします!
(佐藤)うちはエリートしか入れない部署なんだ。
誰に向かってしゃべってんねん。
なんや?こいつ。
(佐藤)君のような落ちこぼれ社員が簡単に入れるようなところじゃないんだよ。
君と我々では月とスッポン。
くだらん。
君のような人間が我々スッポンになれるかな?そっちでええの?月の方じゃなくて?エリートジョークだよ。
何がエリートジョークやねん。
君はほんとに頭の中身が足りないな。
ふっ。
何も言い返せないみたいですよ。
ちょっとほんまに…。
(けんじ)なんぼなんでも言い過ぎちゃいます?腹立ちますね部長あれ。
(池乃)そうだね。
川畑君はいっても私の部下だからね。
(けんじ)ですよね。
(池乃)おい!佐藤とかいったな。
なんだ?大きなえらしやがって。
えっ?「私は人生を懸けて一生懸命頑張りますからよろしくお願いします」。
それ私が言うたやつです!顔の形も私ですね!ええかげんに…。
向こうに文句言うてください。
いや〜末成部長なんとか…。
(由美)もう二度とそのようなことは言わないで。
分かったわね?じゃあ失礼。
行くわよ。
お願いします。
いやケツケツ。
足…足ケツ頭顔!
(けんじ)顔はいいでしょ別に。
あかんとこ全部言うてあげんと。
(佐藤)部長お待ちください。
お前もか。
種類がちょっと違うぞ。
腹立つ。
なんであそこまで言われなあかんねん。
(池乃)いや〜川畑君分かるよ。
よく我慢したね。
いやでもこれ…。
(池乃)あの言いようはないだろ。
ねえほんとに。
川畑君の今の胸の内を考えたら悔しいだろうな〜川畑君。
いやそらそうですよ。
辛抱しろよいろいろある…。
池乃部長ありがとうございます。
清水君これが上司と部下のほんとの関係だ。
心のつながりや!池乃部長仕事中ですんであの…。
ふふふふっ。
笑うとんのかいおい!最低やなこのおっさん。
君はね雑用部の方が向いてるよ。
雑用部?
(けんじ)雑用部いうたらあの〜リストラ寸前の社員が集まるいうたら落ちこぼれの部署でしょ。
(池乃)そうそう。
カスの集まり。
(けんじ)カス?絶対嫌ですから。
そんなとこに行かそうとしないでください。
(けんじ)言うてたらその雑用部来ましたよ。
もう知らん顔しときましょ。
(けんじ)あれそうですよね?
(あき恵)失礼。
(3人)ブッサイクやな!オーマイゴッド!誰に言うてんねん。
みんなそこ好っきゃなこれ。
(あき恵)なんなの?失礼じゃないのよ。
誰がブサイクですって?声をそろえて。
違いますよ。
そんな変な意味じゃないですよ。
なんなの?売り場の業界用語なんですよ。
いや業界用語で「ブッサイクやな〜」いうのは「汚い顔やな〜」。
(あき恵)そのまんまやないか!何を言うてんのよ!「きれいな顔やな〜」という隠語でございますよ。
きれい…おきれいすばらしい。
嫌だきれいだなんてそんな。
ふふふふっ…。
ふふふふっ!ほほほほほっ!コケ〜コッコッコッ!なんで鶏やねん。
なんで鶏なんですか。
(あき恵)川畑君あなたにお話があって来たの。
なんでしょうか?今年のFA宣言なんだけどあなたうちの部署に来ない?どうして私なんすか?あなたならどこの部署もいらないと思うから。
いや気ぃ悪いわ!やめてください。
あのね私はね商品開発部を希望するんです。
(もりすけ)ちょっと待てよ。
えっ?
(もりすけ)商品開発部はエリートしか入れない部署なんだよ。
なんでみんなそこへ行くねん。
えっ?えっ?えっ?
(もりすけ)君のような落ちこぼれの社員が簡単に入れるようなところではないんだよ。
なんやねん。
君と我々ではスッポンとスッポンだよ。
一緒やないかおい!そらそやなお前入ってないからな。
窓際ジョークだよ!大しておもろないやないか。
なんやねんこれ。
腹立つわ。
(もりすけ)本当に君の頭の中身は足りないな。
いやいやお前頭の外見が足りてへんやないかい。
(もりすけ)何も言い返せない…。
言い返したやん!全部言い返したぞおい。
(あき恵)まあまあまあまあ。
とにかくあなたの色よいお返事を待ってるわ。
いやいいですから。
(あき恵)楽しみにしてるからね。
おほほほっ…。
ほほほほっ!
(もりすけ)コケ〜コッコッコッ!お前が言うんかいおい!
(あき恵)わしのセリフやろぼけあほ!言うなぼけあほ!なめとったらあかんでほんま。
怒るでしかし!おっさんみたいになってますよ!ちょっと。
おっさんみたいになってたがな。
今のはおっさんじゃないよやっさんだよ。
やっさんもおっさんや!なんのフォローやほんま。
くっそ〜。
(池乃)川畑君。
えっ?あれだけ希望されてるんだからなあ雑用部の方がお似合いだよ。
やめてくださいよ。
僕は商品開発部ですからね絶対に。
(けんじ)でもね〜。
(真希)お疲れさまです。
(けんじ)おお〜真希ちゃん。
(真希)来週入荷予定の商品のリストお持ちしました。
(けんじ)ご苦労さん。
じゃあ川畑さんチェックを。
はい!真希ちゃんちゃんとやりますんでお任せください!
(けんじ)ちょっと部長。
川畑さん様子おかしないすか?
(池乃)川畑君うんこ漏らしたんか?違いますよ!漏らしたらもうちょっと堂々としてますよ私。
いや違う違う違う違う。
実は私真希ちゃんのことが大好きなんです。
(けんじ)えっ!そうなんすか!?いやでも真希ちゃんいうたらうちのデパートのマドンナですよ。
川畑さんじゃ無理ですよ。
そんな言い方ないやろ。
(池乃)そんなことはないよ。
川畑君告白しなさい。
えっ?前々から思っとった。
あの子はね君にぞっこんだよ。
君を見る目が違う。
今申し込んだら絶対オッケー。
今ですか!?即即即…オッケーオッケー。
分かりました勇気が湧いてきました。
よし。
真希ちゃん。
お断りします。
早いなおい!
(けんじ)ほら部長の言うこと真に受けるからですよ。
ばかだねぇ。
自分で言ぃな!自分の発言に責任持ってくださいよほんと。
(真希)私は商品開発部に入れるような仕事のできる男の人がタイプなの。
そうやったんか真希ちゃん。
ちょうどええわ。
実はな俺入社10年目でFA宣言できるから商品開発部を狙ってるんや。
あっじゃあ川畑さんが商品開発部に入れたらおつきあい考えてあげてもいいわ。
ほんまやな!約束やで。
うん。
よっしゃ俄然やる気出てきたで。
(直子)真希!
(真希)あっ直子!えげつない化け物出てきたがなおい。
な〜んでやね〜ん!!すみません何を振りまいたんですか?これ。
何?今の。
何?何も振りまいてません。
あらっ川畑さんいたの。
何?もじもじもじもじもじもじ。
自分で「もじもじ」言うやつ初めて聞いたでこれ。
(けんじ)川畑さん。
この人川畑さんのこと好きちゃいます?
(今別府直之のモノマネ)な〜んでやね〜ん!!
(けんじ)まねしなくていいですよ。
嫌やわあんなん。
はあ?あの〜…。
お断りします。
早い早い早い!すみません。
まだ何も言ってないのに。
いやどうせ俺とつきおうてくれとか言おうと思うてんねやろ?違うわよ。
私と子供をつくってくださいって…。
余計嫌やわ!そんな…。
めそめそめそめそ。
だから口に出して言うな言うねんお前。
め〜そめそめそ〜!め〜そめそめそ〜!怪獣がほえてるだけやないかこれ。
(けんじ)川畑さん川畑さん。
真希ちゃん諦めてあの子にしたらどうですの?あほなこと言うなそんなもん。
嫌やわそんなもん。
川畑君。
ねっ?いつ来るか分からないような効率の悪い方待つよりもあの子なら君にぞっこんだろ。
えっ?
(池乃)案外と気立てが優しそうだし。
結婚でもしたらいいぞ!毎日毎日地獄だぞ。
嫌やわそんなもん!それが嫌やからですよ。
やめてくださいよ。
いやいいですから。
(池乃)でもな…。
(烏川)じゃまするで。
(池乃)邪魔するねやったら帰って。
あいよ〜。
(観客たち)おお〜!デブが下りただけで「おお〜!」って。
なんや?あれ。
帰っていきはったがな。
戻ってきたがなおい!おいなんで帰らなあかんねん。
あっどうもいらっしゃいませ。
(烏川)あっ客ちゃうねん。
こないだここで買うた服な穴開いとったぞ。
不良品でございますか。
申し訳ございません。
あの〜その服はお持ちですか?
(烏川)おう。
これや。
いや穴開き過ぎやおい!えっ…これですか?そうや。
これ買うとき気ぃ付くでしょ。
(烏川)おいなんや?俺が悪いんか?いやそういうわけや…。
(烏川)おいここのデパートどうなってんねや!?ちょっとお待ちください。
たちの悪いクレーマーですよ。
(池乃)任せなさい。
こういうのはしょっちゅうあるからね。
きぜんとした態度で臨む。
勉強さしていただきます。
(池乃)見ときなさい。
金が欲しいんだろ?帰りなさい!
(烏川)なんや?その言い方。
こっちは穴開いたから持ってきたんちゃうんかい。
分かっとる。
魂胆見え透いとる!それがお前デパートの態度か。
(池乃)ちょっと今取り込んどるから後にしてくれ後に。
だからとっとと帰りなさい!
(烏川)なんで帰らなあかんねん!
(池乃)警察呼ぶぞ場合によったら。
(烏川)勝手に呼べや!お前。
(池乃)「勝手に呼べや」?それが人間に対する態度か!
(烏川)おお…客に対する態度かそれ!
(池乃)だからちょっと…あっえっ?聞こえへんねん。
こっち来て…こっち来てしゃべれ。
おい!
(烏川)どうすんねんこれ。
(池乃)どうするもこうするもあれへんやないかい。
だからこっちへ来て…。
俺が?そっちへ?
(烏川)おい逃げるなおい!なんや?あのおっさんほんま。
(烏川)おい。
お前慰謝料払えや。
もうそれで勘弁したるわ。
お金をお支払いしたらそれで帰っていただけるんですか?分かりました。
(真希)ちょ…ちょっと!川畑さんだめよ!今ここでお金を払ったら相手は調子に乗って何度でもお金を要求しにやってくるわよ。
そんなもんなん?
(けんじ)僕もそう思いますよ。
えっ?わ…分かった。
すみません。
お金をお支払いすることはできません。
なんやと?ほんなら気が済むまで殴らせろ。
「気が済むまで殴らせろ」って…。
(真希)ちょ…ちょっと!川畑さんそれでいきましょう!いや嫌やわおい!怖っ怖っ。
(けんじ)僕もそう思います。
いや無理や…えっ?えっ?解決する?覚悟せぇ!バキ!バキ!バキ!うわっあ痛たたたっ…。
(真希)川畑さんお金を払わないからよ。
どないやねんおい!あんたそうせぇ言うたんや。
(烏川)おい立て立て。
こんなんでは気が済まん。
(西川)どうしました?
(けんじ)ああ〜これはこれは。
川畑さんと同期の西川さん。
ちょっとクレーマーが来てて困ってるんです。
(西川)あっなるほど。
私に任せてください。
西川ええからもう。
(西川)お客様いらっしゃいませ。
(烏川)あっ?どうかなさいましたか?さっきも言うたけどなここで買うた服穴開いとったんやこれ見てみぃ。
どちらに穴が開いておりますでしょうか?見えへんのかお前!ここやんここ!ここ!
(西川)ああ…それはお客様の勘違いでございます。
勘違いちゃうやろお前。
開いてるやんけ!これはあえて開けてあるデザインとなっております。
デザイン?はい。
一度お召しになられてはいかがでしょうか?これを?はい。
ほんまに言うてんの?あっいやもちろんでございます。
試着室の方へ。
あっここでええわもう。
西川大丈夫か?おい。
えっ?
(西川)はいどうぞ。
こちらでございます。
おなかにポイント持っていきすぎやろこれ!よくお似合いです。
お前それほんまに言うてんの?いやちょっとおかしいなと思われるかもしれませんがこれは50年後に流行するといわれている最先端のデザインでございましてお客様は流行の最先端を行かれている…。
お前おかしいやろおい!ちょっと格好よく見えてきたな。
いけんのかいな!えっ?
(烏川)なんかそうとは知らずに文句言うて悪かったな。
(西川)とんでもございません。
こちらがきちんとご説明をしなかったのがいけないんです。
いやいやいやいや。
お詫びといってはなんでございますがこちらを。
当デパートの1万円分の商品券です。
今回はお客様だけ特別に1枚たったの1万円でご提供します。
定価やなそれ!
(烏川)ええんか?
(西川)はい。
(烏川)すまんな。
えっ?いけ…いけてる…えっ?
(烏川)なんか逆に悪いな。
いやいやあの〜ちょっと…。
(烏川)いや〜得したなぁ。
1万円の商品券1万円で売ってもろうた。
なんも得してませんよ!
(西川)ありがとうございました。
なんや?あれ。
(けんじ)まあでも西川さんありがとうございます。
(西川)いえいえいえ。

(佐藤)いや〜すばらしい!
(由美)ああ〜西川君すべて見させていただいたよ。
(西川)末成部長。
(佐藤)クレーマーをうまくかわし…。
お前そこでしゃべんの好きやなおい。
(佐藤)逆にいい気分にさせデパートになんの損失も与えていない。
君の手腕…すばらしい。
(西川)あっ…。
(由美)ふふっ。
(佐藤)頼もしい。
なんやねんおい。
みすぼらしい。
知らんがな!こっち寄ってくるな。
腹立つわ〜。
(由美)西川君確か川畑君と同期やったわよね?
(西川)はい。
(由美)ということは今年10年目?
(西川)はい。
あっそうか10年…。
あの〜ほら今野球かなんかではやってるあの〜好きなところに行けるええ〜なんとか宣言…なんとか宣言…あっポツダム宣言!おかしいでしょ!あの〜FA宣言でございます。
(由美)あっFA宣言。
それでどう?うちの部署来たら。
よろしいんですか?もう〜あなたのような人材を求めていたんですよ!
(西川)ありがとうございます。
じゃあお茶を飲みながら早速ちょっとお話しましょう。
(西川)あっでも部長川畑も商品開発部に入りたいのでは?
(由美)死んだ人の話はもういい。
生きてますよ!ちょっとあの…。
いや拝むなおい!縁起悪いねんほんま。
(真希)西川さん格好いい!かぁ〜。
川畑さん顔パンパン。
やかましいわおい!川畑さんも西川さんに全部ええとこ持ってかれて最悪ですね。
このままやったら俺商品開発部入られへんがな〜。
そうなるとやで真希ちゃんともつきあわれへん。
どないしたらええねやこれ。
まあなんか方法…。
(池乃)いい方法があるぞ。
えっ?
(けんじ)部長…そうやね?池乃部長。
あれ?そっちかいなおい!
(けんじ)びっくりした。
つながってるんですか?これ。
(けんじ)えっ!
(池乃)いい方法がありますよ。
(けんじ)いい方法ってなんですか?
(池乃)簡単なことです。
ヒットしそうな商品を買い求めたらいいじゃないですか。
はい?そしたら末成部長も君のことを認めてくれる。
なるほど!私がどっからかヒットしそうな商品を…。
なるほどなるほど!
(けんじ)いやいやいや「なるほど」やないですよ。
そのヒットする商品の買い付けがいちばん難しいんですよ。
申し訳ないっすけど川畑さんには無理ですよ。
清水君!なんてこと言う!川畑君には無理だよ。
どないやねん!褒めてくださいよたまには。
(池乃)だからそこを頑張って…努力をしたらなんとかなる。
なるほどね。
分かりました。
そしたらもういろんなとこ回って…。
(けんじ)ある程度もう出尽くしてますしヒットなんてもうなかなか…。
えっ?
(オクレ)こんにちは〜…。
声出せよおい!ほぼ声出てへんがな。
なんや?
(けんじ)えっ?笑うてる。
いらっしゃいませ。
(吉田)突然の訪問申し訳ございません。
私は「岡田発明オフィス」の吉田と申します。
ああ〜はい。
(吉田)で発明家の岡田博士です。
えっ!発明されるんすか?どう見ても発病してるみたいな…。
(吉田)失礼でしょ。
発明家でございます。
発明家の先生ですか。
(吉田)でこちらの責任者の方は?あっ一応私なんですが…。
えっ?でその方が何か?
(吉田)我が研究所では便利商品を発明しておりまして是非ともこのデパートで発売さしてもらえないかと思いやってまいりました。
(池乃)おお〜川畑君いい話じゃない。
ついに…。
今言うてたとこですからね!ここにええ商品があれば…。
よっしゃ!あの〜すみませんどんな商品があるんですか?
(吉田)あっいいですか?まずはですねこれを塗れば必ず落ちる洗剤でございます。
えっそんな強力な洗剤なんすか。
(吉田)はい。
こういうのがね主婦の間では人気が出るんですよ。
これいけるかもしれないっすね。
ほんまに効くんですか?
(吉田)実験してみましょう。
博士。
はい。
(吉田)こちらにですね汚れたTシャツがございます。
ああ〜こういう汚れちょっと取りにくいんすよねぇ。
そうですよね。
はいこの汚れを一瞬で落とします。
(川畑・池乃)ほう〜。
はい!すみませんこれ白のペンキ塗っただけやんこれ。
(オクレ)ペンキちゃうわ!洗剤やわ。
なんでタメ口やねん急に。
えっ?ということはほかの色でもできますか?
(オクレ)おうできるよ。
分かりました。
ちょうどね返品になったちょっと汚れたTシャツがあるんです。
(オクレ)はいはい。
ちょうどおんなじような汚れです。
この赤のTシャツ落としてもらっていいですか?
(オクレ)あっ大丈夫ですよ。
あっ吉田君赤のペンキ出しなさい。
「ペンキ」言うてるやん!今「ペンキ」言うたな?えっ?あかん!帰れよもう〜。
(吉田)ええ〜それでしたらこちらはいかがでしょうか?こちらはですね未来が見えるメガネです。
(オクレ)そう。
未来が見えるメガネ?何言うてますの?いやこれ過去にはやったパーティーグッズでしょこれ。
見た感じはそうかもしれませんがこの鼻の中に最新のテクノロジーを積んでおります。
これを掛けると数分後の未来が見えるんです。
(オクレ)そう。
いやほんま…。
数分後の未来?ほんまかいな?それ。
なら実験してみましょう。
博士お願いします。
こちらにですねカップ麺がございます。
はい。
(吉田)ここに熱湯を注ぎます。
あっわざわざ持ってきてますの?
(吉田)そうなんですよ。
はいはいはい。
(吉田)よし。
入れた。
(2人)はい。
このメガネを掛けてラーメンを見ます。
メガネ掛けにくくないですか?ふふふっ…。
はい。
(オクレ)おっ!未来が見えました。
なんですか?3分後が食べ頃です。
誰でも分かるわおい!誰でも分かるでしょ。
これ書いてますやん。
あかん。
もうええから帰れ。
(吉田)いやそう言わずに。
いらんから。
帰れ!
(吉田)検討お願いします!乳首ドリルすな。
お願いしますよ!ええから帰れ。
よろしくお願いします!置いてください!
(オクレ)吉田君。
諦めて帰ろう。
(吉田)そうですか…残念です。
(オクレ)このままやとうちは倒産してしまうか分からんけど諦めよう。
諦めるとか言わないでください。
きっと明るい未来が待っていますよ!明るい未来?おっこのメガネで見てみよう。
(オクレ)ああっ…。
何が見えましたか?わしらがこの川畑を恨んでここで首をつってる姿が見える…。
博士ロープ買いに行きましょう。
脅迫やないかおい!ええかげんにしてくださいよ。
(吉田)お願いしますよだから。
待ってくださいよちょっとお願いしますから〜。
(安井)じゃましたな!何しに来よったんや?あれ。
(安井)間違えてもうたんやこらぁ。
な…なんすか?
(安井)おいそんなことよりなここで買った服穴開いとったわ。
どないしてくれるんじゃこらぁ。
またクレーマーです。
すみません商品お持ちになられてますか?これや!着てきたんかいな!いやこれ穴という概念やないでしょこれ。
(安井)俺が悪いっちゅうんかこらぁ。
慰謝料払え。
それで許したるわ。
お金を払えばいいんですか?
(安井)おう。
分かりました。
(けんじ)ちょっと川畑さん!さっき「お金払うたらあかん」言うたばっかりでしょ!そうかて払わへんかったら殴られてもうたがな。
(けんじ)分かりますけど…。
そや!じゃあさっきの西川さんみたいにしたらどうですか?ほな末成部長に気に入られて商品開発部入れるかもしれません。
あれ「デザイン」って言うんかいな?
(けんじ)そうそうそうそう。
50年後の?
(けんじ)うん!ほんで商品券1万円の渡して定価で売んの?いやいける?それ。
(けんじ)さっきいけました事実。
いや無理やてそんなん。
(池乃)川畑君大丈夫大丈夫。
すみませんメガネを貸してもらえますか?
(吉田)こちらでよろしいですか?
(池乃)このメガネでどういう結果になるか未来を見たらいいじゃないか。
(けんじ)はっ?それほんまに見えますの?
(池乃)おお〜はははっ。
どうですか?
(池乃)あの男が笑いながら帰っていくのが見えたよ。
笑いながら帰っていくってうまくいくってことじゃないですか。
いけんねやな?その作戦。
(安井)何ごちゃごちゃ言うとんねん。
いや〜すみませんお客様これはデザインでございます。
(安井)デザイン!?50年後に流行する最先端のデザインでございますよ。
(安井)最先端…。
そうなんです。
あっお客様これあの…我がデパートの1万円の商品券なんですがなんとこの商品を1万円でお売りします!
(安井)定価やないかこら!そうでございますよ。
(安井)ばかにしやがって…。
バキバキバキ!なんでなんで…。
(安井)商品券もろうてくぞこら。
俺に偉そうにしようなんて10年早いんじゃ。
はっはっはっ!
(池乃)笑いながら帰ったぞ。
意味が違うやん!もう池乃部長ええかげんにしてくださいほんとにもう!いやそれとメガネ預かったんはいいですけどこんなもん売れるわけないんでしょ。
(池乃)川畑君世の中何が起こるか分からんぞ。
案外これが売れたりするかも分からん。
そうですかねぇ。
真希しっかりしてね。
ええ。
(けんじ)真希ちゃんどうした?そんな深刻そうな…。
あの〜俺にできることやったらなんでもするからなんでも言うてな。
ダイヤの指輪が欲しい。
お前関係あらへんわおい!黙っとれお前は。
真希ちゃんこれねプレゼント。
(真希)えっこれを私に?
(西川)うん。
さっきすれ違ったときにねなんだか落ち込んでる様子だったんで元気を出してもらおうと思ってね。
何か悩み事でもあるんじゃないのか?すれ違っただけでそこまで分かったんですか!?
(直子)西川さんって気が利くし優しいんですね。
(西川)ああ〜いやいやいや。
事務所にケーキを用意してあるんだ。
一緒に食べないか?はい頂きます!
(西川)ケーキはモンブラン。
コーヒーはブルーマウンテン。
いれる水は富士山のミネラルウオーターで。
はっ!山つながりだ。
白々しいわお前は!何もうまないぞほんま。
(直子)ああ〜じゃあ全部山盛りで。
お前雑やなおい!くっそ〜。
俺も「気が利くわ」とか言われたいわ〜。
(池乃)川畑君それだったらこのメガネでね真希ちゃんの未来を先読みしたらいいじゃないか。
なるほど。
先読みして先々物事をしてあげれば気が利くわ…。
いいところにこのメガネが!ちょっと掛けてみますよこれね。
(池乃)どう?おっ。
なんかあの〜真希ちゃんがハンカチをなくして捜しに来てる映像が見えてんけどな。
(けんじ)そういうたらハンカチの落し物ありましたよ。
ああ〜ほらほらこれこれ。
これちゃいます?おお〜!これ映像に映ったハンカチや。
(けんじ)これですやんか。
(池乃)これを笑顔でそっと渡す。
「まあ優しいわね」とこう言うわ。
「気が利くわね」。
(けんじ)真希ちゃん来たから!頑張ってくださいよ。
真希ちゃんはいこれ。
あっ私のハンカチ!ははははっ。
お前何盗んでくれてんねん!ちゃうちゃうちゃう…。
盗んだ…いや真希ちゃん捜してたから!ちょっと待って。
なんで私がハンカチ捜してるの知ってるの?それにこのハンカチが私のってなんで知ってるのよ!!
(直子)分かったわ。
あなたが真希のストーカーだったのね。
違うがなおい!
(直子)とぼけないで。
真希はずっとストーカー被害に遭っていて苦しんでいたのよ!そうよ!私が悩んでるの知ってるくせに知らないふりして…。
何が「俺にできることやったらなんでもする」よ!!いや違うねん。
近づかないで!気持ち悪い!いやいやちょっとちょっと…。
(直子)デブ!お前やそれは!俺なんであいつにまでボロクソ言われなあかんねん。
なんや?あいつほんま。
くっそ〜もうそこまで…。
そう落ち込むなストーカー。
誰がストーカーやねん!あなたなぜか知ってるでしょ?いやいや考えたらまだ希望がある。
落ち込むなと言ってるんだ。
中国にこんなことわざがあるんだよ。
月夜の…。
言えやおい!「月夜の」なんですか?気になるなほんまに。
もう部長何を訳の分からんこと言うてるんですかほんまに。
そこエスカレーターないですよ!くっそ〜!先回り作戦失敗。
いやでもハンカチが悪かっただけで…。
よっしゃもう一回のぞいて…。
なんかあったらなこれ…。
あれ?おかしいぞ。
えっ!?西川とあのおなかの開いてる服着たクレーマーがここでなんや親しげにしゃべってんねんけどなぁ。
なんで?あっ向こうから西川来た。
クレーマーも来たがな。
ちょっと隠れて見といたろう。
(烏川)西川…どうや順調か?ええ烏川の兄貴。
俺が大阪デパートのスパイだということはまったくバレてません。
(烏川)そうか。
俺がクレーマーのふりをする。
お前が上手に対処する。
それを見ていたお前の上司がお前を商品開発部に推薦する。
商品開発部に入ったらこのNGKデパートの情報を簡単に盗むことができる。
(西川)ええ。
女子社員に親切にしてるのも俺の好感度を上げてます。
いやそれと…ああ〜これ。
なんや?このデパートがこれから仕入れようとしている商品のリストが書かれた末成の手帳です。
末成の手帳?でかしたぞ西川。
くっそ…。
ガタッ!
(西川)ん?誰や!誰かおんのか?ニャ〜オ。
(西川)猫です。
(烏川)違うやろ。
なんで猫がデパートに迷い込むねん!ニャ〜ンニャンニャン。
ニャ〜ニャ〜。
ニャニャニャ〜ン。
ニャ〜ニャ〜ニャ〜。
ニャ〜ニャ〜ニャ〜ン。
ニャ〜!ニャニャニャ〜!飼い主とはぐれて困ってるらしい。
分からんやろお前!
(烏川)おいお前今の会話聞いとったんか。
いや何も聞いてません。
西川がスパイだなんてなんにも聞いてません。
(烏川)聞いてるやないかお前!
(西川)これはまずいですよ。
(烏川)よしこうなったら作戦変更や。
あいつをスパイに仕立て上げるぞ。
どうやって?あいつのかばんないか?
(烏川)あいつのかばんにこの末成の手帳入れとくんや。
そしてお前が発見する。
そしたらお前は手柄でこれの持ち主のあいつはスパイ容疑がかかってクビや。
さすがは兄貴。
頭がでかい。
褒めろや!「いいですね」や。
・ほんとなんですよ!
(烏川)来たぞ。
いや〜間違いないんです。
西川スパイなんですよ。
ほらほらこの二人グルなんですよこれ。
(西川)えっ誰がスパイだって?お前やないかい。
(西川)何を言ってるんだ。
俺がスパイなわけないだろ!二人こうやってしゃべってんのが何よりの証拠やないかこれ。
(西川)そんなこと知らないね。
はあ?「知らないね」ちゃうやろ。
なんで二人でいてんねんほんなら。
おかしいやろお前。
(西川)二人でいるのは今もう一度先ほどのお詫びをしていたんだよ。
証拠なんてあるのか?俺がスパイだという。
俺がずっと話聞いてたやないか。
(西川)そんなの知らないと言ってるじゃないか。

(佐藤)大変や〜!大変です。
どうされました?
(由美)私のデスクの…次に仕入れする品物を書いた手帳が盗まれたんです。
西川の仕業ですよ。
こいつはね大阪デパートのスパイなんですよ。
(佐藤)はあ?何言ってるんや!いやいやほんとなんですよ。
(佐藤)うそをつけうそを!いや信じてください!
(池乃)末成部長川畑は確かに仕事はなんにもできません。
でもねうそはいっぱいつくんですよ。
褒めてくださいよ!最悪な男やないですかこんなん。
(西川)川畑ほんとはお前がスパイなんじゃないのか?それを俺のせいにしようとしてるだけだろ!それはお前やろ!
(西川)ああそうか。
ならお前のかばん調べさせてもらうぞ。
なんでもせぇやほんま。
悪あがきはするなお前はほんま。
はぁ…何も出てきませんからね。
これはなんだ?
(由美)あっ!私の手帳。
(佐藤)やっぱりお前がスパイやったんか!ぶるぶるぶるぶる…。
(佐藤)ほっぺた何入ってんねん。
(真希)川畑さんあなたって最低ね!いや違う違う違う…。
(直子)川畑さんぺっ!汚いなぁおい!なんでお前に怒られなあかんねん俺。
(直子)西川さん私西川さんのこと好きになったみたい。
結婚して。
ちょっとやめなさい。
兄貴助けてください。
(烏川)おいおい放れろお前は!
(直子)何よ!川畑のあほ〜!いや俺こっちやおい!
(西川)兄貴助かりました。
(けんじ)やっぱり言いましたね今。
なんでお客様に「兄貴」って言うんですか?ねっ言うたでしょ。
こいつらグルやからですよ!はっ。
見てみぃおい。
(西川)いや違うんです。
私たちは兄弟なんです。
うそつけお前は。
(けんじ)似てないじゃないですかでも。
ねえ?部長あれ…。
(池乃)う〜んそうだねぇ…。
ちょっと。
(池乃)これが兄弟違うか?いや関係ないですよ!
(けんじ)ほんまや!なんの関係もないです。
(烏川)こんなんと一緒にすなよ。
(けんじ)でも似てますよ。
二人ともおにぎり顔ですもん。
誰がおにぎり顔やあほ!俺はおむすびや!一緒やないかいそんなもん。
(烏川)品があんねん品が。
何を言うて…。
白状せぇお前!何突いてくれてんねん。
(けんじ)ケンカやめてくださいちょっと。
えっ?おい…ちょっとこれおい…どっちがどっちか分かりませんよちょっともう!いやもうちょっと!
(西川)あっ…。
兄貴大丈夫ですか?間違えるなよ。
向こうや向こう!白状せぇよおい!
(烏川)違う言うてんねん。
(けんじ)あっなんか落ちてますね。
なんですか?これ。
ん?ええっ!?「大阪デパート専務西川忠志」!?ちょっとこれなんですか?西川さん。
NGKデパートの社員やのになんでこんなん持ってますの?あなた「烏川さん」とおっしゃいましたね?これどういうことですか?「兄貴」って呼ばれてましたよ。
なんか知ってるでしょ!
(西川)兄貴いらんこと言うたらあきませんよ。
いらんこと言うたら俺が大阪デパートのスパイいうことがバレてしまう!
(由美)えっ西川君が大阪デパートのスパイ!?ほらバレた!お前が言うたんや!でも大丈夫です真希のストーカーだということはバレてません。
西川さんが私のストーカー!?またしゃべる!
(烏川)お前や言うたんは!ねっ?こいつらの仕業やったんですよ全部。
バレたらしゃあないのう。
どけ!
(けんじ・川畑)うわっ!
(由美)きゃあ〜!
(烏川)おい捕まえとけ。
おいこの女解放してほしかったらな逃走用の車と穴の開いてない服持ってこい。
いやそら欲しいやろ。
そらものすごい恥ずかしいからなそれ。
恥ずかしいんちゃう。
冷えんねや。
そこかいな!どうでもええ。
車持ってこい!
(真希)きゃあ〜!
(楽器の演奏「火曜サスペンス劇場」のテーマ曲)いちいち音いらんから!何してんねんお前ら。
(松浦)違うんですよ。
音楽で説得しようということですよ。
えっ?えっ?どういうこと?
(松浦)1音1音心を込めて奏でれば気持ちは伝わりますから。
なるほど。
いけるか?頼むで。
(松浦・ひで子・早苗)はい。
(松浦)おいこれを聴いて故郷を思い出してくれ。

(楽器の演奏「故郷」)
(楽器の演奏・1音ずつ)
(烏川)もうええわもう!1音ずつ弾くなもう。
しんどいわ。
ジャンジャンオチいらん!引っ込んどれほんま。
何してんねん。
放してくれおい!
(烏川)うるさい!
(池乃)帰れ。
(烏川)また出てきたんかちっこいの。
(池乃)ん?帰れと言っとる。
(烏川)お前呼ばれてもないくせにどっか行くんやろどうせ。
(池乃)ああ〜そんなことはせん。
(烏川)はあ?
(池乃)帰らんかったらお前が痛い目に遭うぞ。
(烏川)おもろいこと言うやんけ。
(池乃)ほう〜そうか。
わしの回し蹴りが受けれるかな?
(烏川)回し蹴り?
(池乃)そうや。
あんたのこめかみが砕ける。
かまわんねんな?
(烏川)やってみろや。
(池乃)よっしゃ分かった。
倒れたらすぐに救急車呼んだってくれ。
そしたら命は助かる。
なっ?こんな男でも生きる権利はあんねや。
(烏川)俺のこめかみここか?
(池乃)本番はこれからや!バキバキバキ!
(烏川)おらぁ!おらぁ!
(池乃)ははははっ。
その程度のキックか。
まだまだ…。
救急車呼んでくれ。
あんたの分かい!何してるんですかもう。
(吉田)聞いてください。
1年後の未来が見えるメガネが完成したんです!
(池乃)今そんなこと言ってる場合じゃない。
いやあいつらが人質を取って立てこもってるんですよこれ。
(吉田)それでしたら私が戦います。
大丈夫ですか?あなた。
(吉田)先ほどの数分後の未来が見えるメガネで相手の攻撃を先読みします!なるほど。
これ掛けてどう出てくるか分かったら勝てますよね?さすが!
(吉田)任してください。
いや飛んでる飛んでる。
ちゃんとちゃんとちゃんと。
もう一回お願いします。
違いますやん!違いますやん。
こうやって…。
(吉田)なってますやんか!なってますやんか!帰れお前。
意味ないねんお前は。
はよ帰れあほほんま。
どういうことやこれは!ふふふふっ。
あほ〜。
お前や!何しに来た?あいつら。
(烏川)お前らいつまでふざけんねんこらぁ。
はよ車用意せぇ!もうええ。
冗談はここからや。
(烏川)まだあんのかい!ええっ?ここまでや。
ここまでや。
おいその子はな俺の大事な子や。
ええから放せ。
さもないと容赦せんぞ。
(烏川)おい格好つけとったらお前からいてまうぞ。
お前から刺すぞ言うとんねん!やれるもんやったらやってみぃや。
(烏川)覚悟せぇやこらぁ。
(けんじ)ああ…あっ!バキ!次はお前や!
(西川)くそ〜!うっ!うっ…うう〜。
おお〜。
なんもしてへんがな。
何しとんねんお前こらいくぞ。
せぇ〜の!
(けんじ)何をしてますの?もう。
(けんじ)いりませんよそんなん。
(佐藤)部長こいつらを警察に引き渡してきます。
おい行くぞ!いや何してんねん。
なんちゅう下り方やねんおい。
出てきたがな!シンクロやないねんから。
(由美)川畑君疑ってごめんなさいね。
とんでもございません。
(由美)でもあなたのお手柄よ。
よかった。
ということは商品開発部に入れていただけるんすか?
(由美)もちろんじゃないですか。
ありがとうございます。
やったぁ!真希ちゃん聞いてくれたか?商品開発部に入れんねん。
ということは俺とつきおうてくれるよな?
(真希)ええ。
私川畑さんのこと好きになっちゃいそう。
やった〜!!
(けんじ)すげぇ。
(池乃)川畑君よかったねぇ。
じゃあ1年後の君の未来を見てみよう。
そうですよね。
順風満帆なところ見ていただいて…。
部長さっきの二人を警察に引き渡してきました。
(由美)ご苦労さまでした。
(佐藤)社長に報告したところ社長直々に川畑君にお礼がしたいとのことです。
えっ…社長がわざわざ?いやでも私社長にお会いしたことないんですけどどんな方なんですか?
(佐藤)あっいらっしゃいましたあの方です。
どうも。
お前かい!
(けんじ)ええっ?いやいやこれ雑用部のあき恵さんでしょ?
(佐藤)社長はふだん身分を隠して社員たちと一緒に働いてるんです。
(由美)うちの部署の者だけが知ってたんです。
はあ〜。
っていうかあの…身分じゃなくて顔隠して働いた方が…。
どういう意味かしら?すみませんそういうわけじゃ…。
(あき恵)川畑君お手柄だったわね。
あなたの活躍ぶりはちゃんと聞かしてもらったわよ。
いや〜私もあの…。
あれ?
(あき恵)何してんの?何?すみません。
蛾が付いてんのかなと思って…。
やめてちょうだい。
こんなとこに蛾付けてブラブラ歩かないでしょ。
すみません。
いや蛾付けてイキってるから変やなぁ思って。
(あき恵)もう〜ユーモアセンスも群抜ね。
「群抜」って…。
ユーモアセンスゼロですね。
(あき恵)何言ってんの?私はあなたが気に入ったわ。
あなたのような人を探し求めてたの。
もしよければ私の娘と結婚して私の会社を継いでくださらない?商品開発部どころか次期社長でございますか!?いや喜んでよろしくお願いします!ぺっ!
(真希)ああっ!引っ込んどけお前は!さんざんばかにしやがってほんま。
よろしくお願いいたします。
(あき恵)ということはオツケーということね?オツのケーでございます。
結婚もさしていただきます!
(あき恵)ああ〜よかった。
実はね娘もあなたのことがとっても気に入ってるみたいなの。
すみません…。
その〜娘さん…えっ?いや私お会いしたことありましたっけ?
(あき恵)ちょっとお待ちあれ。
えっ?えっ?なんや?
(あき恵)こっちよいらっしゃ〜い!は〜い!お前かいおい!これ!?
(池乃)川畑君1年後の未来が見えたよ。
えっなんすか?二人の間にブッサイクな赤ん坊ができとるよ〜。
嫌やぁ〜〜!!
(直子)ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっぴゅるぴゅっぴゅぴゅっぴゅるぴゅっぴゅ…ドン!
(ナレーション)
この世のすべての人が幸せになれるという経典を求め…
4人は天竺へ
(すっちー)目指すは天竺です。
(4人)オー!
しかし妖怪ビッグコブラの恐ろしい企てにより現代の台湾にタイムスリップ!?
(すっちー)すごいわ。
(レイナ)これおいしいの。
(吉田)つま先やめろ。
顎やめろ。
脇やめろ。
ドリルせんのか〜い!
妖怪ビッグコブラとその一味が4人の前に立ちはだかる
ヒュ〜
(口笛)カァー!
(効果音)
(松浦)スパッツ履いとんかい!
今夜は有田の度肝を抜く…
2016/01/16(土) 12:54〜13:54
MBS毎日放送
よしもと新喜劇[字]【「彼女のおメガネに叶いたい!」】

デパートで働く川畑。いつも同僚に良いところばかりとられてしまう…そこで未来が見えるメガネを手に入れ挽回をはかる!!しかしそこでとんでもない秘密を知る!!

詳細情報
番組内容
デパートで働く川畑。
いつも同僚に良いところばかりとられてしまう。
そこで未来が見えるメガネを手に入れ挽回をはかる!!
しかしそこでとんでもない秘密を知る。
果たして川畑が知った秘密とは一体・・・お楽しみに〜。
 
出演者
川畑泰史、清水けんじ、西川忠志、前田真希、今別府直之、末成由美、佐藤太一郎、浅香あき恵、もりすけ、Mr.オクレ、吉田裕、烏川耕一、安井まさじ、松浦真也、金原早苗、服部ひで子、太田芳伸、清水啓之、今井成美、廉林優、池乃めだか
ほか
公式HP
【公式HP】
http://www.yoshimoto.co.jp/shinkigeki/
【番組HP】
http://www.mbs.jp/shinkigeki/
 
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。

ジャンル :
劇場/公演 – 現代劇・新劇
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)

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