まあ足は出さないか分かんないけど。
干渉自体が全ていけないわけではないのよ。
ここら辺の頃合いとか見分けとか過保護との違いとかいろんな事がやっぱり今混乱してて特にこの3年4年というのはすごく話題になってきてますよね。
番組で行ったアンケートによると56%の保護者が自分を過干渉だと感じている。
ちなみに今回集まったホゴシャ〜ズ6人のうちれんげさん以外の5人が過干渉を自覚。
そこで…更に…4年生なのに親が脱ぎ着させてしまう。
今度は出来栄えが気に入らず…皆さんのご家庭ではいかがですか?あららっておっしゃってましたが。
朝のは分かりますね。
ライラックさんも分かる。
(すずらん)時間がないからね。
遅刻してもいい忘れものしてもいい宿題やってこなくてもいい。
こんなんで…朝から寝るまでず〜っと言っちゃう。
私もね毎朝言い続けるのは心が苦しいのでじゃあいいやと思って言わないでおこうと思ったら…
(たけのこ)これは駄目だなと思ってやっぱり私が言わなきゃと思ってスイッチが入って毎朝…分単位で決めていくので…子どもは宿題やりますけど途中でもう時間嫌になってくるので床に寝そべって遊び出すんですよね。
昨日なんか…
(一同)え〜!駄目じゃないですか。
こんな事言っちゃいけないかもしれないけど子どものためというよりは自分がイライラしない?ついついやってしまう過干渉。
過干渉を繰り返してきたというたけのこさんにはこんな体験が。
何気なく息子に聞いたら…。
実はこれかなりの危険信号。
過干渉によって…親から干渉を繰り返し受けると…これは親にとってはすごいね大事な仕事なんです。
うっかりしてると過干渉になり過ぎちゃうとねほんとに無責任な子になりますよ。
だって自分が決めたんじゃなくてママが決めたんでしょう?点数悪かったらママのせいだよ。
やらした練習させてくれたページがよくなかったとかね全部親のせいになっちゃう。
だって親がやってるんですもの。
でも自分が例えば好きなものだったら例えばこれは自分が決めるというのないんですか?「夕飯何か食べたいのある?」とかこうね楽しい会話で振ってみようかと思ったらやっぱ「お母さん決めて」って言われると「え〜?」って。
子どもに意思がないというのがちょっとやっぱり心配で。
そんな子はいないんだよほんとは。
漫画とか「ドラえもん」が好きなんですけど「ドラえもん」の漫画を買いに行った時に何巻かいっぱいあって「ママ何巻買ったらいい?」って言うから「ママ分かんないよ」と言って。
「ドラえもん」途中から読んでもね大丈夫だもんね。
1話完結。
そこじゃないでしょう。
でもその時はどうする…選んであげるんですか。
だから「1巻から買ってみれば?」とかって言っちゃったんですよ。
そこで多分ね選ばせればよかったのにまた余計なすぐ何か言っちゃうから。
「分かった」って言ってじゃあ1巻から買う事になったという。
ここで…ずっとちょっと考えてて。
過干渉と過保護との関係で言えばね過保護というのは保護を過大にしているというだけで子どもが決定した事をきちっとケアしてあげるわけ。
サポートする。
「野球選手になるんだ」と言ってそれを決定するのは子どもが決定した。
「そうか。
だったらお父さんグローブいいのを買ってあげるぞ」とかね「あの少年野球チームの監督友達だからちょっと頼んで入れてもらおうか」とかこういうのを過保護と言うんです。
決定したのを全力でバックアップしてくれるわけですから別に大いに結構ですよ。
過干渉というのは干渉しちゃって決定してないのに親が口出したり手を出してやらせようとするわけでしょう?尾木ママいわく過干渉と過保護の違いは子どもが自分で決定しているかどうか。
ここが大事なポイントだという!ここでちょっと日常の何気ない会話の中にも実は過干渉に陥ってしまうそんな落とし穴があるという例をご紹介したいと思います。
…と聞いてしまう事ない?実はこれも過干渉になってしまう場合が。
この質問はあらかじめ親が友達との遊びに限定して聞いている。
だから…そうではなく……という聞き方をすれば?子どもは一日の出来事を思い出してその中からどれを話すか自分で決める事ができる。
何気ない会話の中でも自分で考え行動する力は育つのだ。
「今日学校どうだった?」って聞くと沈黙が長過ぎてだから一生懸命思い出してるのかもしれないんですけど…言わないかもしれないよね。
(笑い)すずらんさん。
せっかくみんな慰めてるのに。
私もほんとにもう一緒で。
質問攻めにしてそうすると「普通」とか「同じ」とか。
やっぱりそれはお母さんが知りたい事を聞いてるだけなのよ。
お母さんのある意味での自己満足というの?それは子どもだっていつもと同じって言いたくなるわそりゃ。
今日お集まりのホゴシャ〜ズの皆さんの中で過干渉とうまくつきあっていらっしゃる方がいるんです。
それがライラックさんなんですよね。
以前は本当にもうハイビスカスさんのようにたけのこさんのように。
ああ分かる分かるってさっき思いました。
教えてくれるのは…ライラックさんが向かったのは長女みきちゃんの部屋。
みきちゃんとの朝食。
ライラックさんはみきちゃんの左手がテーブルに出ていない事が気になりついつい…以前のライラックさんならしつこく注意していたが今は違う。
ライラックさん…実はこれが…そうイライラする対象から目を離し新聞の広告を見る事で言いたい気持ちをグッと抑えるのだ。
食事を終えたみきちゃん。
登校の準備をしなきゃいけないのに…母親としてはイライラしちゃいそう。
あれライラックさ〜ん?何してるんですか?更には自分のお弁当を作りお化粧まで始めた。
その横では洗濯機を回している。
そう過干渉にならないためのポイントは監視しない事。
自分の事に専念する事で距離をとりイライラするのを防ぐのだ。
登校時間が迫ってくるとみきちゃんはライラックさんに言われなくても自分で準備を始めた。
そして…無事時間どおりに登校した。
既に自分の準備が完了しているライラックさんは出勤までの時間に余裕ができた。
まさに一石二鳥!皆さんも試してみませんか?1個言っちゃうともうダーッて出てきちゃいますよね。
見てるとやっぱり言っちゃうので見ない方がいい。
結構勇気要りますよね。
勇気要りますね。
でももうイライラが絶頂期だったんで。
お子さんはどうです?お母さんが何で何も言わないんだろうっていうのが結構プレッシャーになったというか逆に。
逆にいいんだ。
でもそれで時間どおりに。
すぐにああいうふうにパッパッとはできなかったですけどだんだんと。
すずらんさんはなんかちょっと距離を置くみたいな子どもと。
そんな時間というのをつくられたり?近くにいると例えば土曜日とか日曜日とかだともうなんか「いつまで寝てるの」とか「今日は何をするの」とかっていうふうになっちゃうので私は…私の趣味という事ですか。
そうですね。
でもう朝は私1人で出かけちゃうんですね。
でテニスをやって帰ってくるのが昼過ぎで。
そうすると…私もすごいストレス発散ですごく楽しいので。
でも始める時にまだ子どもにね習い事とかいろいろさせてあげなきゃいけないのに自分の習い事にお金をかけるっていうのにすごく罪悪感を持ってたんですよ。
だけどもう「えいやっちゃえ」と思ってやったら結構そういう感じでいいふうになってきたので。
まだまだある!過干渉にならないための…「わざわざ仕事を家に持ち帰って子どもが宿題している時間にやる」と。
なるほど。
これだとガミガミ言わなくていいと。
「私の世界あなたの世界」。
病気がきっかけで自分が過干渉であるというのを自覚して劇的に減らした人もいたんですね。
「インフルエンザで寝込んでいたら子どもが自分で登校の準備をし時間どおりに家を出て行きました。
今までの手出し口出しを反省しその後は子どものペースに任せるようにしました」。
なるほど。
やらせてみたら案外できるんじゃないのって。
たけのこさんもちょっと風邪ひくといいんじゃない?あしたちょっと…。
病気になれば…。
過干渉である事に気付いていらっしゃる方というのは今日ホゴシャ〜ズの皆さん多いんですけど番組のアンケートでも自覚がないという方あるいは私は絶対に過干渉なんてしてないと思い込んでいらっしゃる方というのが意外に多いんですよね。
過干渉である事に気付いてないという保護者の方の実例というかそういったものをちょっと映像でご覧頂きたいと思います。
親の過干渉に苦しむ子どもたち。
そんな彼らの意外な居場所があった。
NPO法人の代表を務める橘ジュンさん。
夜の街で子どもたちの声に耳を傾け危険な目に遭う事のないよう見守る活動を行っている。
橘さんが気付いた事。
夜の街を居場所にしている子どもは過干渉を受けている場合が少なくないのだ。
こんにちは。
こんにちは。
中学3年生のアイコさんもその一人だ。
母親から過干渉を受けているというアイコさん。
今アイコさんは受験勉強の真っただ中。
ここにも母親の監視の目が。
(橘)えっそれドア開けるじゃん?つらいのは母親から信用されていない事だ。
更に……とアイコさんは言う。
それでも時に母親から逃げ出したいと思い自殺を考えてしまう事があるという。
親の思いに苦しむ子どもたちがいる。
あなたは心当たりありませんか?親は過干渉である事に気が付いていないと。
この2〜3年よく言われるようになりましたよね。
人生にまで干渉してくる。
こうなってしまうとあの彼女も苦しんでいましたけども。
親の期待に応えたいっていうのがまた切ないですね。
そこまではまっちゃってますよね。
実は映像に登場したアイコさんと同じような体験経験をされたのがれんげさん。
れんげさんそうなの?なので見ててちょっとグッとくるとこがあって。
何のために生きているのかずっと分からなかったんですけど。
家から出たくなって旦那と知り合う事ができてもう早く結婚して家から出たいという事で…やっと最近こうカウンセラーの人にやっと生きている意味が分かった気がするってやっと言えるようになってきたので。
すごいだから…やっぱりお母様は過干渉であるという意識は全く…。
ないです。
なかった?だから実際私みたいな子になってほしくなくてなので…ありがとうございます。
親の思いは愛情で何とか幸せな人生を送れるようにと思っていい学校に入れていい成績取ってとこう思うわけでしょう。
でもそれを決定するのはやっぱり本人なんですよね。
その決定のサポートはありだけれども親が前に出てしまったらやっぱりあの…駄目ですよね。
それと今VTRの中ですごく大事だなと思ったのは子どもはですね親にその事をなかなか言えないと。
そこのところがやっぱりものすごく怖いですよね。
反抗してバーンと言ってくれれば「そしたら言ってよ」というふうに親は思うか分かんないけど。
とても言えないでしょう。
だから言いなりになっちゃうから親が自覚して変わらないとこの問題はどうしようもないと。
親が変わるという事でスタートをしていかないとね。
もしかしたら考えを押しつけているかも。
もしも過干渉だと気付いたら…ホームページには詳しい解説も掲載中。
是非アクセスを!番組では過干渉に関する皆さんのご意見やお悩みをまだまだ募集しています。
「ウワサの保護者会」ホームページまでお寄せ下さい!2016/01/16(土) 12:00〜12:25
NHKEテレ1大阪
ウワサの保護者会「過干渉 やめたいけれど…」[字][再]
「過干渉」とは、子どもの考えや行動にいちいち働きかけ、親の思いどおりに動かそうとすること。過干渉についての悩みや疑問を語り合い、過干渉にならない工夫を伝える。
詳細情報
番組内容
テーマは「子どもへの過干渉」。「過干渉」とは、子どもの考えや行動にいちいち働きかけ、親の思いどおりに動かそうとすること。保護者の中には自分が過干渉をしていると自覚しつつもやめられず、どうしたらいいか悩んでいる人が少なくない。番組では、ホゴシャーズが悩みや疑問を語り合い、過干渉にならないための知恵を出し合う。また、親の過干渉に苦しむ子どもの気持ちを伝え、親が気をつけるべきことは何であるかを伝える。
出演者
【出演】教育評論家、法政大学教授…尾木直樹,【司会】高山哲哉,【語り】都さゆり
ジャンル :
趣味/教育 – 教育問題
バラエティ – トークバラエティ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0x0808)
EventID:14502(0x38A6)