飯島マネ今月退職決定!でも恩知らずはメリー副社長のほうだ!SMAPだけでなくジャニーズが今あるのも飯島のおかげ
いずれにしても、SMAPの今の人気がジャニーズ事務所と何の関係もないことは疑いようもない。SMAPは一から飯島三智マネージャーが育て、その類い稀なプロデュース・マネジメント能力によって、今のような国民的アイドルに押し上げたのだ。そして、メンバー5人はこの20年以上ずっと、公私両面で彼女に守られてきた。SMAPが恩義を感じるべき相手がいるとすれば、それはジャニーズでなく飯島氏なのだ。
そう考えると、中居らが飯島氏のジャニーズ追放に怒りをおぼえ、飯島氏と行動をともにしようとするのは当然であり、むしろ、自分のために盾になってくれた恩人を裏切り、権力になびいた木村拓哉こそ“恩知らず”というべきだろう。
いや、木村だけではない。実はもっとも恩知らずなのは、ジャニーズ事務所、メリー喜多川副社長だ。なぜなら、飯島氏はSMAPだけではなく、ジャニーズ事務所そのものの今の隆盛をつくりだした最大の功労者、中興の祖だからだ。
前述したように、SMAPがデビューした当時、ジャニーズには売れているアイドルがまったくいなかった。それがSMAPがブレイクさせたことで、それに引っ張られる形で、次々と売れっ子アイドルが生まれていった。
それは、SMAPとのバーターで、ジャニーズがTOKIO、V6、嵐といったグループを売り出すことができるようになったというだけではない。
飯島氏が前述したようにそれまでのジャニーズの常識を打ち破って、SMAPに用いた新機軸が、その後のジャニーズアイドルの有り様を一変させ、活動の幅を一気に広げたのだ。
たとえば、今、ジャニーズのタレントはお笑い、バラエティ、情報番組のMCに当たり前のように出演しているが、これらはすべて、飯島氏がSMAP売り出しの際に、新たに市場を開拓し、先鞭をつけたものだ。
それまでのジャニーズのアイドルは、美少年が歌って踊るだけ、バラエティといってもゲスト出演や歌を歌う合間にやる程度のことだった。それが、SMAPが体をはったコントや情報番組のMCなど、本格的にバラエティ、情報番組に進出、成功したことで、テレビ局がジャニーズアイドルをどんどん起用し始めた。
飯島氏とSMAPがいなければ、TOKIOの『ザ!鉄腕!DASH!!』も、イノッチの『あさイチ』MCも、櫻井翔の『NEWS ZERO』 キャスターもありえなかったと言っても言い過ぎではないだろう。
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