こんばんは。
スキーを楽しみにしていた大学生ら14人もの命が奪われました。
なぜバスは行程表と違うルートを走ったのか。
多くの疑問が残されています。
長野県軽井沢町で起きた、スキーツアーバスの転落事故。
先ほど、14人全員の身元が判明し、その中には、尾木直樹さんの教え子も含まれていました。
今夜、長野県内の病院。
教育評論家の尾木直樹さんが取材に応じた。
まだ情報が全然つかめないものですから、とりあえず安否確認で来て、順番に病院を回っていこうという状態です。
実は、尾木さんが大学で教えていた学生10人が事故に巻き込まれ、少なくとも2人が犠牲になったのだ。
4年生が8人も行ってますので、本当にショックです。
それで極めて残念ですね。
こんな事故を起こすバス会社っていうか、許せないですよね。
神奈川県川崎市の大学生、林晃孝さん22歳もその一人だ。
友人によると、誰からも慕われる存在だったという。
高校時代なんか特に、ほとんど毎日一緒にいたので、とても優しくて、つらいときなんかも、心の支えになってくれるような、本当に優しい友達でした。
ありがとうって、今までありがとうって、伝えたかったです。
突然奪われた14人の命。
無数の赤色灯に照らされた現場。
救急隊が、白い息を吐きながら、救助活動を行う。
きょう午前2時ごろ、事故が発生。
氷点下4.1度の中、懸命の救助活動が続けられた。
夜が明けた現場上空。
ガードレールを突き破り、バスは完全に横倒しになっております。
バスの裏側があらわになっています。
目の前にある木がえぐれています。
木の皮がえぐれていまして、激しくぶつかった様子が分かります。
車体はへこみ、フロントガラスは大破。
バスの座席は、外に投げ出されていた。
現場は、群馬県と長野県にまたがる国道18号線上の入山峠からおよそ1キロの場所だ。
事故からおよそ10時間後、バスはクレーン車でつり上げられた。
あらわになった衝撃の強さ。
今、正面に見えてきました。
あちら、かなり原形をとどめていないバスが、今もうすでに、道路上に上げられている状況です。
真ん中を中心に、折れ曲がってしまっています。
乗客・乗員41人が乗ったバスは、群馬県側から長野県方面へと国道を走行。
緩やかな左カーブにさしかかったところで、反対車線にはみ出し、ガードレールを突き破って、およそ5メートルの崖の下に転落したと見られている。
男性9人、女性5人、合わせて14人が死亡。
26人がけが、うち2人が重体だ。
乗客のほとんどは、18歳から20代前半の若者だったという。
町の公民館には、ひつぎが次々と運び込まれていた。
救出された乗客たちが語った、事故の瞬間。
都内の大学に通う22歳の男性。
当時、前から2列目の窓側に座っていたという。
うとうとしてたので、寝てたんですけど、ぱって起きたときに、なんかやばい、やばいっていう声が、後ろから聞こえて、と思ってたら、ガードレールに突っ込んで、そっから僕も意識失ってて、起きたら、もう真っ暗で、で、すごい状況になっていて。
何か音、がしゃんっていう音とか、大きい音っていうのは?
音というより衝撃がすごい、なんかずどんという衝撃が来て、そこからはもう、覚えてないです。
19歳の女性のズボンには、血が付いていた。
これは自分の血じゃないと思います。
ちょっとよく分からないんですけど、目が覚めたら、こう付いちゃってたんで。
この女性は、車内の中央付近の座席に座っていた。
がたがたがたっていう感じの揺れで、若干、車体とかが揺れたりして、そのときに悲鳴が起きて、そこでちょっと記憶がなくて、次、目が覚めたら、隣にバスがあって、でもう外で落ち葉とか地面があったんで、あ、外にいるなっていう感じの所で目が覚めて、起き上がったっていう感じです。
自力じゃ立てないくらい、足が痛かったりとかして、ちょっと立ちにくいっていう方はいらっしゃいました。
前から6列目の窓側に座っていた男性は、事故直後の様子を語った。
僕の近くにいた人は、ちょっと誰だか確認はできないんですが、うなるような、うーうーという感じで、苦しそうな感じでした。
僕は一番左の席だったので、右側の人たちを下敷きにしてるか、それか、座席の上によっかかっているという感じだったと、ちょっと、自分もそのとき、気が動転してて、とりあえず脱出することしか考えてなかったので。
男性は偶然、近くにあった窓から自力で脱出できたという。
インターネットなどで客を募集し、格安の旅行が売りのスキーツアー。
企画したのは、東京・渋谷にある旅行会社、キースツアー。
このたびは当ツアーにおいて、大事故を巻き起こしてしまいまして、ご不安とご迷惑をおかけして、誠に申し訳ございません。
もう、このあとの人生懸けてでも、誠心誠意、遺族に対応していきます。
申し訳ございませんでした。
バスの運行会社、イーエスピーも対応に追われた。
事故で死亡した大学生、阿部真理絵さん。
父親は2つの会社に対して、憤った。
ツアー会社さんと、バス会社さんは、軽井沢の安置所にも来ずにですね、私たちの控え室にも来ないと。
これ以上まだ、何も言うことができませんので、ただ事実として、やはり、こういう会社のツアーに参加させてしまったということは、非常に無念。
希望の会社に就職決まって、非常に楽しみにしていたところがありまして、本当にまだ信じられない状況なんです。
死亡した14人全員の身元が判明した。
神奈川県川崎市の大学生、林晃孝さん22歳。
東京都渋谷区の大学生、田端勇登さん22歳。
八王子市の大学生、田原寛さん19歳。
さいたま市の大学生、阿部真理絵さん22歳。
千葉県市川市の大学生、西原季輝さん21歳。
杉並区の大学生、大谷陸人さん19歳。
神奈川県の大学生、小室結さん21歳。
東京都多摩市の大学生、池田衣里さん19歳。
同じく多摩市の大学生、花岡磨由さん22歳。
小金井市の大学生、小嶋亮太さん19歳。
千葉県の大学生、西堀響さん19歳。
東広島市の大学生、山田萌さん19歳。
田端勇登さんの親族は。
つらいですよね。
本当に、もう、きのうまで元気だったおいっ子がね、こういう状態で、無言で戻ったというのは、非常にもう、悲しいのひと言です。
そして、土屋廣さん65歳と、勝原恵造さん57歳。
2人の運転手も死亡。
当時は、土屋さんが運転していた。
では、なぜバスは、崖の下に転落したのか。
この辺りも、かなり急なカーブですね。
ZEROは、事故を起こしたバスと同じルートで現場に向かった。
国道18号線の碓井バイパス。
群馬県側では急な上り坂とカーブが続く。
しかし、長野県軽井沢町に入ると、道路状況は一変する。
道が下り坂に変わりました。
このようにかなり急な下り坂という印象があります。
正面には、エンジンブレーキを併用するようにといった看板も付いてますね。
空から見ると、曲がりくねった険しい山道を上りきると、緩やかなカーブの下り坂となる。
その先で、バスはカーブを曲がりきれず、横転していた。
地元のドライバーに、考えられる事故の原因を聞くと。
峠を上りきってね、長野県に入って下りにかかるというと、ちょっと気が抜けるっていうこともあるかもしれない。
居眠りしてなくてもね。
ほかにも。
長野県側は下ってくるからね、結構スピードは出ちゃうよね。
バスだとやっぱし、結構重量もあるから、まあ、なんかあれば、結構、スピードが出ちゃう感じかな。
想像以上にスピードが出ていた可能性を指摘した。
午後3時ごろ。
今ですね、あちら、今、正面、青い服を着た方々は事故調査委員会のメンバーの方々です。
今、事故原因についての調査が進められています。
現場の調査を始めた事故調査員。
バスが転落したすぐ手前の路面を調べ始めた。
そこにはタイヤの跡だろうか、黒い跡が。
事故現場につながっていた。
これ、タイヤの跡ですか?
じゃないかなと思うんですが。
向こうに行くと、だいぶ太くなってきている。
タイヤの跡がこの辺りからついているというのは、何を意味してるんですか?なんかブレーキをかけたってことなんですか?
ブレーキなのか、あとはこう、傾斜している可能性があるかなと。
遠心力で車体が右側に傾き、車体の重さが右側のタイヤに一気にかかり、片輪走行のような状態で、タイヤの跡がついた可能性があるという。
必要以上にスピードが出ていた?
可能性はあります。
転落の直前、バスはかなりスピードが出た状態だったのか。
事故調査員は、現場から100メートルほど手前のカーブを調査していた。
そこで撮影していたのは路肩。
何かの跡らしきものがある。
タイヤ、ありますよね。
ここが、どうかということなんですよね、側面が。
今、少しうっすらと、黒い跡がついているんですが、これはタイヤの跡の可能性もあるということなんでしょうか。
そうですね。
そうしますと、最初こちらのほうに車が来てから、こういうような形で、反対車線のほうに?そうですか。
事故を起こしたバスのタイヤと、路肩に残った跡。
比べてみると、よく似ているようにも見える。
さらに。
ガードレールのこの辺りには、何か、こすれたような跡が残っていますね。
つまりバスは、手前のカーブで、すでに路肩を走るような異常な走行をしていて、スピードが出たまま転落した可能性も考えられる。
峠越えの難しいルートで起きた事故。
これは、バスの走行ルートが書かれた行程表。
実は、この行程表とは違うルートで走っていたことが分かった。
バス会社によると、スキーツアーの出発地点は東京・原宿。
本来のルートは、練馬インターチェンジから関越自動車道を走行。
埼玉県の東松山インターチェンジで、いったん一般道に降りたあと、松井田妙義インターチェンジで再び高速道路を使い、佐久インターチェンジまで向かうというものだった。
しかし、事故が起きたのは高速道路ではない、国道18号。
なぜ運転手はルートを外れ、深夜の峠越えを選んだのか。
今回のツアーを企画した旅行会社、キースツアーは。
必ず手配書どおりに運行するということが大前提になりますので、そこから勝手に乗務員のほうが、自分の判断で行程を変えるということは、今まで、一度もなかった。
料金を安く済ませるために行った?
それは絶対にないです。
峠を通ることによって、危険性も増しますし、時間ももちろん、上の道よりか下の道のほうがかかりますので、ちょっと、なぜ下道を通ったのかというのは、本当にちょっと、弊社のほうでも分からない。
一方、バスを運行するイーエスピーは。
高速を使うか、下道を使うかについては、時間調整ということが、往々にしてあることは、認識しています。
早く着き過ぎてしまうことを回避するために、行きは少しのんびり行くというのが、スキーツアーのパターンだったと。
早く到着すると、受け入れ先のホテルなどの準備が整っていないため、下道を使って時間調整することは、時々あるという。
だが、会社の運行管理者に連絡せずルートを変更するのは、道路運送法違反に当たる。
昼過ぎ。
国土交通省が、事故を起こしたバス会社の建物に入っていきます。
そのイーエスピーに、国交省の特別監査が。
ルートの変更などについて、調査をしたと見られる。
このバス会社、一体どんな会社なのか。
ほかのバス会社の運転手に聞くと。
スキーツアーとか、外人のツアーとか、いっぱい、結構やってますよ。
急にここ2年ぐらい、急にあちこちで見るようになった。
実は、もともとは警備会社だったイーエスピー。
バス事業を始めたのは、おととしの5月からだという。
死亡した2人の運転手は、ともにドライバー歴10年以上。
勝原さんは創業時からの社員。
運転していた土屋さんは、先月採用されたばかりだった。
午後6時ごろ、特別監査を行った国交省の職員が、イーエスピーから出てきた。
すると、今度は長野県警の捜査員が、過失運転致死傷の疑いで家宅捜索に入った。
そして再び、会社側が取材に応じた。
明らかにされたのは、ずさんな管理態勢についてだった。
ルート変更に関しては、運行管理責任者に連絡あったんでしょうか?
ルート変更について、運行管理責任者に連絡はありません。
さらに、運転していた土屋さんについては。
いや、スキーは1回目かもしれないですね。
今回が初めて?
ちょっと定かじゃないです。
健康診断受けていたというの、なんか確認できない?
健康診断ですか?
はい。
受けていませんでした。
受けてない。
じゃあ、会社として健康状態の把握は、やはりしていなかったと考えて?
はい。
実は、イーエスピーはおととい、国交省からバスの運行について、行政処分を受けたばかりだった。
運転手13人のうち、10人に健康診断を受けさせず、出発前のアルコール検査なども行っていなかったためだった。
さらに先ほど、国交省の特別監査で、ルートなどが書かれているはずの運行指示書に、出発地点と到着地点以外の経路が何も書かれていないことなどが分かった。
こうしたずさんな管理態勢、事故との関連はあるのか。
それでは事故現場と、バスの運行会社の前から最新情報を伝えてもらいます。
まずは事故現場の右松キャスターです。
右松さん。
私は今、事故現場からおよそ30メートルほど下ってきた所に立っています。
現在、こちらの温度は、手元の温度計でマイナス5度となっています。
ただ、足元を見てみますと、路面が凍結しているというような状況ではありません。
そして、奥のほうは、このように、街灯が全くありません。
ここで明かりを消してみます。
そうしますと、このように、まさに暗闇に包まれます。
今は赤や緑色のライトが点滅しているんですが、しかしこのライトはきのうはありませんでした。
では、明かりをつけてください。
そして現場のほうに近づいていきますと、今ここには、ガードレールが設置されています。
きょう、これは仮に作られたものです。
そして、その左手には、規制のパイロンがありまして、その先、事故現場へと進むことはできません。
ただ、横のほうから、事故現場の状況が少し分かる場所があります。
こちらに来てみますと、ガードレールが谷に向かって大きく曲がって、ひしゃげているのが分かります。
さらにその左側、あちらの木のところには、幹が削り取られた場所があります。
あそこでバスが止まりました。
現場は下り坂ということなんですが、取材してみて、右松さん、どのように感じました?
この場所にいますと、このガードレールから、この木までの距離というのが、比較的、長いというような印象を覚えました。
ですから、バスは、この谷を転げ落ちるようにというよりも、この下り坂の勢いも手伝って、かなりのスピードで飛び込んできたのではないかというのが、この現場からは感じられました。
私たちは先ほど、この道を通ってみたんですが、およそ1キロほど上った所が、この峠の最高点ということになります。
その先から下り坂になりまして、そして、この辺りはかなり慎重にブレーキを踏まないと、かなりスピードが出てしまう、そういった印象を覚えました。
事故直前には、片輪走行になっていた可能性も指摘されています。
きのうこの場所で、一体どのような状況になっていたのか。
その原因究明が待たれます。
続いて警察の家宅捜索が入ったバス運行会社の前から中継です。
平山さん。
東京・羽村市のバス会社、イーエスピー前です。
きょう午後6時過ぎから始まった長野県警の捜索は、6時間余りたった現在も続いています。
家宅捜索の容疑は、過失運転致死傷で、長野県警は関係資料を押収して、バスの運行や安全管理に問題がなかったか、調べています。
一方で、国土交通省のきょうの特別監査で、バスの運行会社のずさんな運行管理の実態が明らかになりました。
運行指示書には、出発地と到着地の記載しかなく、経路の記載が一切なかったほか、運行が終了していないのに、すでに終了点呼が行われたとして、点呼簿に判が押されているなど、法令違反が相次いで見つかりました。
また乗務記録を確認したところ、ほかの運転手は基準を超える過労状態になっていたということです。
国交省は引き続き、会社側から聞き取りを進めることにしています。
以上、中継でした。
いろんな夢を抱いていた若い人たちの無念、そして大切な人たちを失ったご家族の悲しみ。
楽しいはずの週末が一転して、この悲惨な週末になってしまいましたよね。
そうですね。
それからVTRや先ほどの中継にもあったんですが、バス会社は道路運送法に違反する行為をしていたり、またおとといは、行政処分を受けたばかりだったんですね。
ずさんな管理態勢が明らかになりましたね。
そうですね。
安全だと思って乗っている私たちにとっては、気付きにくい点ですよね。
そうですね。
こうした事実をあらかじめ乗客が知っていたら、果たして、このスキーバスツアーを選ぶでしょうか。
ところで、バスツアーを利用する方も多いと思うんですけれども、自分の身を守るために、これ、シートベルトが重要で、どのようなときにでも、しなければいけないですよね。
そうですね。
今回、どうして事故は起きてしまったのか。
まずは実態の究明が必要です。
次です。
カレーの壱番屋の廃棄されるはずのビーフカツが、横流しされていた問題で、岐阜県は、業者の冷凍庫から、ほかのメーカーのものと見られる、大量の冷凍食品が見つかったことを明らかにしました。
岐阜県が15日、転売に関わったとされる羽島市のみのりフーズを立ち入り検査したところ、横流しされたカレーの壱番屋のビーフカツとは別に、新たに383枚のメンチカツやロースカツなどが、冷凍庫から発見されました。
また、ほかのメーカーのものと見られる、136箱の炭火焼き鳥や、49箱のビンチョウマグロなど、賞味期限の切れた大量の冷凍食品も見つかったということです。
みのりフーズの実質的経営者は、横流ししたダイコーから仕入れたと話していて、県はこれらの食品に関しても調べる方針です。
さて、今夜のZEROカルチャーは、進化し続ける照明の特集です。
最先端の照明、そのキーワードは、付加価値でした。
こちらの会場には、一般家庭でも使えるような照明をはじめ、私たちが見たこともないような照明もいろいろ展示されているんです。
国内外のメーカー250社が一堂に会した、ライティングジャパン。
ことしのキーワードは、付加価値。
まず、杉野キャスターが向かったのは。
折り鶴ですよね。
光ってます、きれい。
並んでいたのは、光る折り鶴。
こちらは、折れる照明。
一体、なぜ折ることができるのか。
光るものって、電球だったりとか、シート状になっているんですか?
シートが、これがシートです。
えっ、これが光ってるんですか?これが光るものなんですか?
光ります。
軽い。
普通の、どこにでもあるようなアルミホイルのような、本当に見てみても薄いですし。
そうですね。
0.1ミリです。
薄い!
電流を通すと光るこちらのシートが、光る折り鶴の正体。
杉野キャスターも、実際に折ってみることに。
また電流を、おっ、あー、すてき。
本当に、ああ、すごい技術革新ですね。
さらに細かく切り取り、光る切り絵も作ることができる。
続いて向かったのは。
あちら、トイレがありますね。
うん?
トイレの中に入ってみると、センサーが反応し、照明が点灯。
さらにこの照明は、もう一つ特徴が。
実は、照明の真ん中にセンサーが付いていて、中にいる人がどういう姿勢を取っているのか感知することができる。
もし倒れてしまった場合には、転倒と表示される。
さらにこの照明は、呼吸も検出可能。
呼吸を止めてみると。
照明が赤くなり、外部に伝えるモニターには、呼吸なしの文字が。
高齢化社会を見据え、1人暮らしのお年寄りの家庭や、病院、介護施設での使用が期待されている。
続いてはこちら、美味色LED。
これはどういうものなのか。
実は、スーパーマーケットの生鮮食品売り場に向けて開発されたLED。
右が従来の照明を使っている場合、左が新開発されたLED。
比較してみると、イチゴやマグロなどが、より鮮やかに見える。
これは、食品の赤色が、より強く発色するように作られているため、白熱球や蛍光灯では、これまでもあったが、LEDでは日本初となる。
キーワードは付加価値ということなんですが、これやっぱり、照明プラスアルファで、私たちの暮らしも、彩りのある豊かなものになればいいですよね。
そうですね。
実際に取材を通して、今まで照明といえば、暗い場所を明るく照らす存在だったんですが、今や、私たちの生活までも明るくする存在に進化しているのを感じましたね。
以上、ZEROカルチャーでした。
スポーツは卓球の話題からです。
卓球には柔道や剣道のように、段位があることを皆さん、ご存じでしょうか。
初段から始まって、最高位は10段です。
その10段は、オリンピック優勝など、段位認定の基準が定められているんですが、きょう、全日本選手権に、かつてこの大会を制し、7段を持つこちらの3選手が登場。
リオでの10段昇格を目指す選手たちですが、まさかの展開が。
大会3連覇を目指す、7段の石川佳純。
対戦するのは、5段の宋。
1ゲームを選手した石川でしたが、第2ゲーム、20歳の宋の勢いに押され、このゲームを奪われます。
迎えた第3ゲーム。
ここで、リオに向けて強化しているという攻撃が。
サーブ、相手のレシーブ、その次の一打で決める3球目攻撃。
この場面でも。
3球目で決める。
この3球目攻撃に、手応えをつかんだという石川。
一気に流れを引き寄せます。
こうなると、女王は止まりません。
第5ゲームでは10連続ポイントで一気に勝負を決めた石川。
ベスト8進出です。
こちらもベスト8入りを狙う7段の福原愛は、4段の加藤杏華と対戦。
画面上の福原。
この素早いラリーを制すなど、3ゲームを制し、勝利まで残り1ゲームとします。
するとここで、相手が戦術を変更。
福原得意のバックではなく、フォアの方向を狙われます。
フォアを攻められる福原。
さらに。
フォアを狙われることでリズムを崩し、ゲームカウント3対3の同点とされます。
迎えた最終第7ゲーム。
勝負どころでもフォアが決まらず、まさかの逆転負けの福原。
リオイヤーの全日本は、ベスト16で敗退です。
同じような負け方をまたしないように、頑張っていきたいと思います。
一方、男子では8度目の優勝を目指す7段、水谷隼と、5段の町が対戦。
2年前の決勝カードと同じ一戦をスーパー小学生、張本智和君も見つめます。
オリンピックと同じ緊張感で戦っているという水谷。
エースの意地で、この激しいラリーを制します。
気迫あふれるプレーで、相手を圧倒した水谷。
ベスト8進出を決めました。
きょう、都内に日本スポーツ界の顔ともいえるアスリートが、一堂に集結。
内村航平選手、澤穂希さんなど、豪華な顔ぶれがそろう中、羽生結弦選手が、ほかの競技のスーパースターを質問攻めです。
本当、大きいなと思って。
自分、こんなにちっちゃかったんだなって思いました。
初対面となった羽生と大谷。
1994年生まれの同世代に、聞きたいこととは。
どのようにして、ボールに重みというか、そういうものを伝えていくのかなというふうに、思いました。
そうですね。
体重を増やすのも、一つの手段でしかないので、軸を大切にしていくのがやっぱり大事かなと。
続いて羽生は、2人の体操金メダリストを直撃。
ひねり王子、白井健三とは、演技の動きを話し合う場面も。
そして世界王者、内村航平には、こんな質問が。
体操のひねりって、まっすぐやるんですか?とか、技術的なことをたくさん聞かれましたね。
研究熱心なんだなっていうふうに、だから金メダリストなんだろうなと思いました。
Jリーグ新シーズンの開幕を告げる、フジゼロックススーパーカップ。
去年のJリーグ王者、サンフレッチェ広島と、天皇杯優勝、ガンバ大阪が、シーズン初タイトルを懸け、来月対戦。
両者が意気込みを語りました。
シーズンの幕開けですし、いい形で勝てればいいかなと。
勝てば、その借りを返せるのじゃないかなと思うんで、是が非でもそこは、
長野県のバスの転落事故は、亡くなった14人、全員の身元が判明しました。
軽井沢町の事故現場から中継です。
右松さん。
先ほど、中継でお伝えした時間から、およそ20分ほどがたちました。
そして私、この場にいて、何台の車がここを下ってくるのかを数えていたんですが、今現在、28台の車がここを下っていっています。
ですから、1分に1台以上ということで、比較的、交通量はあるという印象なんですが、ただ、そこでバスが通ることは一台もありませんでした。
そして、下ってきた車を見てみますと、やはりこのカーブにさしかかってきた所では、かなりスピードを落として慎重に走行している、そういった様子がうかがえました。
村尾さん。
あと1時間ほどで、事故のあった時間になりますよね?
そうですね。
手元の温度計では、現在マイナス6度ということで、徐々にやはりこの冷え込みは厳しくなってきました。
まさにこの暗闇の中、そしてこのいてつく寒さの中で、きのうは14人の方が亡くなり、そして26人の方がけがをされました。
まさに、救助を待っている状況の中では、かなり不安や、さらに痛み、苦しみ、そういったものが渦巻いていたのではないかと思うと、非常にこの場にいて、胸が詰まる思いがします。
NHKさいたま放送局に所属する男性記者が、取材で使うタクシーチケットを、個人的な用事に使うなど、100万円前後を不正利用していたことが分かりました。
ほかの記者も不正利用していたもようで、NHK広報部は、内部調査で判明した。
事実関係を精査のうえ、厳正対処するとしています。
台湾のトップを選ぶ総統選挙をあすに控え、与野党の候補が今夜、最後の訴えを行いました。
今回の選挙は、独立志向の強い、最大野党・民進党の蔡英文氏が、現政権が進める、中国との融和政策に懸念を示す有権者を取り込み、大きくリードしています。
あす投票、深夜には大勢が判明する見通しですが、8年ぶりの政権交代の可能性が高まっています。
横浜市のマンションが傾いている問題で、マンションの管理組合がきょう、建て替えに関する2回目の住民アンケートの結果を公表しました。
全棟建て替えを希望する住民が、全世帯の89.1%となり、法律で規定されている住民全体の5分の4の賛成を上回ったため、来月末の住民総会で、全棟建て替えが正式に決定する見通しです。
15日、ニューヨーク株式市場のダウ平均株価が、一時、400ドル以上、値を下げ、1万6000ドルを割り込みました。
アジアとヨーロッパ主要国の株価が下落しているうえ、ニューヨークの原油の先物価格が、一時、1バレル29ドル28セントと、12年2か月ぶりの安い水準まで下落したことが影響しています。
お天気です。
あすは太平洋側で冬晴れとなりますが、あさって以降は、低気圧の影響で、全国的に荒れた天気になりそうです。
今後の情報に注意が必要です。
では、全国のあすの予報です。
北陸や北日本の日本海側は雪の所が多いでしょう。
関東から九州は晴れそうです。
仙台の雪は明け方までで、日中は晴れ間が出るでしょう。
予想気温です。
朝はけさと同じくらいでしょう。
北日本は氷点下。
東京や大阪は2度の予想です。
日中も、北海道は0度に届かず、真冬日が続きそうです。
民主主義に反した決定だと、非難の声が上がっています。
週末の予定をお伝えするウィークエンドブックマーク。
土曜日、政権交代なるか。
台湾の総統選挙が行われます。
そして日曜日、阪神・淡路大震災から21年、追悼行事が行われます。
経済情報ですけれども、原油価格の下落だとか、中国経済の失速、これらを背景に、今、世界的に株安が進んでいるんですね。
リスクを回避する動きの中で、比較的安全といわれる円が今、買われているんですね。
円高が進んでいます。
今、116円台で取り引きされています。
ではまた来週。
2016/01/16(土) 00:10〜01:10
読売テレビ1
NEWS ZERO“警察官の拳銃”を発砲 37歳男の動機は?…横須賀[字]
あのアプリ×宅配業者 新サービスの理由は▽泡を吹き…池袋「危険ドラッグ」暴走判決▽爆弾テロなぜ?…銃撃戦も ジャカルタで▽石川佳純&福原愛ベスト8は?卓球全日本
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