こんにちは。
長野県軽井沢町で、きょう未明、スキーバスが崖下に転落しました。
これまでに14人が死亡し、27人が重軽傷を負っています。
一方、転落事故を起こしたバスの運行会社は、13日に国土交通省関東運輸局から行政処分を受けていたことが分かりました。
事故があったのは、軽井沢町の国道18号線の碓氷バイパスです。
警察などによりますと、午前2時ごろ、緩やかに下る左カーブにさしかかったスキーバスが、対向車線を突っ切って、崖下に転落しました。
この事故で、男性9人、女性5人の合わせて14人が死亡し、27人が重軽傷を負って、搬送先の病院で治療を受けています。
路面は凍結しておらず、当時、運転していた男性は死亡しました。
警察は事故原因を調べるとともに、過失運転致死傷の疑いで、運行していた都内のバス会社を、きょうにも家宅捜索する方針です。
このバスの乗客は合わせて39人で、事前の申し込みでは、ほとんどが20代ですが、10代の人もいるということです。
そんな中、乗客の女性がつい先ほど、事故当時の様子を語りました。
女性の悲鳴みたいな、きゃーっていうのを聞きました。
すごい、結構スピードでてるなって感じはして、その勢いのスピードのまま、カーブをぐって曲がったときの感じで。
目覚めたら、外にいて、バスじゃなくて、外にいて、落ち葉とか土とかの上に寝てたんで、ああ、外にいるんだな、自分っていうのが分かって、それで隣にバスがあったので、ああ、事故が起きたんだなっていう感じですね。
それでは事故現場の上空から、梅津アナウンサーが中継でお伝えします。
事故現場上空、事故に遭ったバスを捉えています。
画面中央にある木によって、車体は大きくくの字に曲がっています。
午前2時、恐らく休んでいる方が多かったであろう車内も、乗客の方にとっては、バスが突然横転し、屋根が急に迫ってきたといった状況が起こったものと思われます。
事故が起きたのは、碓氷バイパスです。
画面右下から左の方向にバスは走行していました。
では事故が起きた場所を確認します。
スキーバスは昨夜、東京都内を出発して、長野県のスキー場に向かうため、群馬県方面から軽井沢町に向かう国道18号線の碓氷バイパスを走行していました。
この画像のとおり、急なカーブが何か所もあることが確認できます。
そしてスキーバスは、軽井沢駅からおよそ2キロ地点の緩やかな左カーブにさしかかったところで、対向車線を突っ切って、車体の右側を下にして、高さおよそ5メートル崖下に転落しました。
では事故現場の現在の状況について、宮本アナウンサーが中継でお伝えします。
長野県軽井沢町の国道18号碓氷バイパスの事故現場です。
事故を起こしたバスは、ここから100メートルほど先の画面左側、道路脇に転落したままです。
現在、立ち入りが規制されていて、このあと、レッカーでバスをつり上げる作業が行われることになっています。
道路状況ですが、現場は下り坂で、緩い左カーブです。
バスは対向車線をはみ出したあと、ガードレールを突き破って、5メートル下の崖に転落。
運転席側を下にした状態で、横倒しになっていました。
バスの天井部分は、立ち木にぶつかって押しつぶされ、その勢いで窓枠が飛び出し、ガラスにひびが入ったり、粉々に砕けたりしていました。
またフロントガラスも大破していました。
事故当時、雪は降っておらず、路面も凍結していなかったということです。
こちらの映像は、事故発生からおよそ2時間後に現場を通りかかった男性が撮影したものです。
当時の状況を聞きました。
折れ曲がったガードレール。
崖の下に落ちたバスは、運転席側が下になって横倒しです。
これは事故が起きてからおよそ2時間後の映像です。
撮影した男性に話を聞くことができました。
ガードレール突き破って10メートルほどかな、の所に横転してたんで、ガラス割れて、進行方向右側に倒れたような形でいました。
左側、若干潰れたような形になってましたね。
事故発生から2時間が経過しても、けが人の搬送は続いていたといいます。
シートの上に、何人か寝せられてはいたみたいなんだけど、足しか見えてなかったんで。
5、6人だったかな。
当時の道路の状況は。
くねくねはしてるんですけど。
道路って凍っていましたか?
全然。
乾燥です。
凍ったりそういうことはない。
そして特に重いけがをした6人が搬送された長野県佐久市の病院が会見を開きました。
医師は頭にけがが多いのは、眠っていて防ぎようがなかったからではないかと指摘しています。
では病院前から中継です。
こちらは佐久総合病院佐久医療センター前です。
午前中の会見で病院は、搬送された重傷者6人のうち、川崎市の22歳の男性が、頭を強く打っていて死亡したと説明しました。
また残り5人のうち2人は意識不明などの重体で、3人が頭の骨を折るなどの大けがをしているということです。
頭にけがをしている人が多いことについて、医師は次のように述べています。
頭を強く振られたような、脳のほうの損傷の方が多いと。
事故は午前2時過ぎだと聞いておりますけれども、眠っているとか、少しこう、無防備なような状況になると思うんですよね。
そこでやっぱり、高さから落ちてますから、かなり衝撃があった、あるいは受け身が取れなかったのかなと想像しますけどね。
心配される重体の2人は、1人が意識不明、もう1人は人工呼吸器を装着していて、現在も懸命の治療が続いています。
以上、病院前からでした。
また、この事故でバスの運行をしていた会社は、運転手の健康状態を把握していないなどとして、おととい、国から行政処分を受けたばかりだったことが分かりました。
東京・羽村市のバス会社から中継です。
こちら、事故を起こしたバス会社、イーエスピーの前にいます。
こちらのイーエスピーおととし5月にバス事業を立ち上げたばかりで、行政処分はおととい、国交省の関東運輸局から出されていました。
関東運輸局が、イーエスピーの業務状況を監査したところ、運転手の健康状態を把握していなかったことが見つかったほか、運転手のアルコール検査など、点呼実施義務違反や、国が定める適正診断の受診を怠っていたことが分かりました。
このため関東運輸局はおととい、イーエスピーに対して、保有するバス1台について、20日間業務停止の行政処分を出して、きょう、イーエスピーからナンバープレートを一時的に没収する予定でした。
一方、バスを運転していたのは、50代と60代の運転手で、健康状態に異常はなかったとしています。
50代の運転手については、10年以上前に転落事故を起こしたとの情報もあり、現在、会社が確認をしています。
事故を起こしたことについては、大変申し訳なく思っております。
お亡くなりになられた方、また、重傷やけがをされた方には、本当に申し訳なく思います。
また、今回の事故はツアー会社が指定したルートとは違う場所で発生していて、これについてバス会社は、ルートは運転手に任されていて、時間調整のためではないかとしていますが、詳しい理由は分かっていません。
以上、バス会社の前から中継でお伝えしました。
一方、バスツアーを企画した東京・渋谷区の旅行会社は、先ほど会見し、乗客39人のほとんどが、18歳から20歳代前半の若者だったと明らかにしました。
このビルの一室にある旅行会社には、早朝から乗客の家族から安否を問い合わせる電話が殺到しています。
旅行会社の社長は、午前9時ごろ記者会見をし、無理な運行はなかったと強調しました。
事故を起こしてしまいまして、大変申し訳ございません。
法令違反をしてるとか、無理な運行をしているとかではなくて。
ツアーを企画したのは、旅行会社、キースツアーで、昨夜11時ごろ、原宿を出発し、数か所のスキー場に向かっていたということです。
乗客39人のうち、18歳から20代前半の若者がほとんどだったということで、会社では家族からの問い合わせに対応しているほか、職員を現地に派遣したということです。
キースツアーでは、代理店を通さず、格安料金でのスキーやスノーボードのバスツアーを売りにしていました。
会社では午後、
インドネシアの首都ジャカルタで起きた爆弾テロ事件で、現場のビルには、事件当時、日本人の幼稚園児およそ30人がいたことが分かりました。
現場のビルの前から中継です。
テロ事件から丸1日がたちました。
目抜き通りの交通は再開し、多くの車が行き交っています。
あちらに見えるビルが、爆発のあった現場です。
その4階には当時、日本人の幼稚園児およそ30人がいました。
泣きじゃくってる子もいましたけれども、幼稚園の先生方がですね、あやしながら、退避するときには非常にスムーズに退避をしてもらいました。
移動してる間に、軽くぱんぱんぱんというような音がしまして。
事件当時、爆発のあった大通りに面した窓の近くで、幼稚園児およそ30人を対象に、絵本の読み聞かせが行われていました。
爆発音がしたため、吉田さんはスタッフと共に子どもたちを奥の部屋に避難させました。
その後、幼稚園に無事に戻ったということですが、子どもたちに心理的ショックが残らないかを心配していました。
さて事件の全容が少しずつ分かってきました。
警察は、テロの首謀者が2014年以降、シリアで過激派組織イスラム国に参加している男と見られると明らかにしました。
警察は死亡した実行犯5人の身元の特定を急ぐとともに、組織の全容解明を進める方針です。
CoCo壱番屋が廃棄したカツが不正に転売された事件で、新たに見つかったチキンカツについて、岐阜県の食品会社が、産廃業者から無料で譲り受け、人にあげたこともあると説明しました。
チキンカツはね、私が食べるために頂いたものなんですよ。
人にあげたことはあるんですか?
そういうこと、人にあげました。
岐阜県の食品会社、みのりフーズの責任者は、社内から見つかったCoCo壱番屋のチキンカツについて、けさ、このように話しました。
岐阜県は、みのりフーズの取り引き先の羽島市の弁当店でも同じチキンカツ10枚を確認していて、弁当店の話から、みのりフーズが転売した可能性もあると見て、詳しく調べています。
きょう午前10時前神戸市灘区の六甲トンネル南側入り口付近で軽自動車と乗用車が絡む事故があり軽自動車が炎上しました。
この事故で軽自動車の運転手が死亡、乗用車を運転していた男性もケガをして病院に運ばれましたが意識はあるということです。
警察によると車2台が正面衝突したとみられますが、どちらが対向車線へはみ出したか詳しい状況はまだわかっていないということです。
この事故で現在六甲トンネルは上下線ともに通行止めとなっています。
京都市の医師の男が交通違反をした際に自分の患者になりすましたとして逮捕された事件で、男が「魔が差してやった」と供述していることが分りました。
心療内科医の清水光明容疑者
(42)は去年、交通違反で警察官に呼びとめられた際に、患者名義の住民基本台帳カードを示し、交通違反キップにも患者の名前を書いた疑いが持たれています。
カードには清水容疑者の顔写真が印刷されていましたが、名前や住所は患者のものでした。
清水容疑者は警察の調べに対して容疑を認め「魔が差してやった」と供述しているということです。
警察は、住民基本台帳カードが不正に取得された疑いがあるとみて詐欺容疑で調べているほかパスポートも不正に取得した疑いがあるとみて清水容疑者を追及しています。
きのう大阪市此花区で30歳の男性が車にひき逃げされて死亡し、警察は福岡県のトラック運転手の男
(40)を逮捕しました。
きのう午後5時40分ごろ大阪市此花区島屋の交差点で、会社員の雪本真生さん
(30)の運転するバイクが車に接触して転倒し雪本さんは死亡しました。
目撃者の証言などから警察はきょう福岡県須惠町のトラック運転手田中昭宏容疑者
(40)を割り出し逮捕しました。
田中容疑者は当時仕事中で、「当たったことには気づかなかった」と容疑を否認しています。
先日亡くなった「上方落語四天王」の最後の1人、桂春團治さんを悼む声が、落語界から寄せられています。
桂春團治さんは、桂米朝さんたちとともに「四天王」と呼ばれ、上方落語の復興に力を尽くし、今月9日に85歳で亡くなりました。
けさ、桂文枝さんが会見で、「最後の四天王」との別れを惜しみました。
今月26日には、お別れの会が天満天神繁昌亭で開かれます。
2016/01/15(金) 11:30〜11:55
関西テレビ1
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