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バスのルート変更 運転手からツアー会社に相談も
1月16日 21時07分

事故を起こしたバスが「行程表」と異なるルートを通っていたことを巡り、スキーツアーを企画した会社の担当者が「バス会社の運転手から、過去に何度かルートの変更の相談を受けていたことがあった」と、話していることが分かりました。
これは、バスツアーを企画した東京・渋谷区の「キースツアー」の福田万吉代表が16日午後、報道各社の取材に対し明らかにしました。
この中で福田代表は、事故を起こしたバスが「行程表」と異なるルートを通っていたことについて、ツアー会社の担当者がバス会社の運転手の1人から、「行程と違う1つ先の高速道路の休憩所まで行きたい」とか、「そこまで料金は変わらないから大丈夫だよね」など、出発前に何度かルートの変更の相談を受けていたことを明らかにしました。
福田代表によりますと、こうした相談があったことは知らされていなかったということですが、担当者は運転手とのやり取りなどから、本来とは異なる道を通っていた可能性があることを認識していたとしています。ただ、事故のバスが出発した14日にはこうした相談はなかったと話しているということです。
また福田代表は、バス会社から事前の通告なしに行程と違う高速道路の料金を請求されることがたまにあったことを明らかにしたうえで、「料金の請求は金額を書き込むだけで領収書は必要なく、『混んでいたため』などという理由に納得できれば、特にきつく言うことはなかった」と話しました。

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