東京都内のガソリンスタンド。
レギュラーガソリンの店頭価格はおとといには105円だったが、今日午後に104円へとさらに値下げしたとのこと。
ガソリンの価格はどこまで下がるのか。
今日今週12日時点のレギュラーガソリンの全国平均の小売価格が発表された。
去年10月には130円台だったが、ついに120円を割り込んで6年8カ月ぶりに110円台に突入した。
原油価格の下落による恩恵はガソリン価格以外にも及ぶかもしれない。
今日、エネオスのブランドでガソリンスタンドを展開する石油元売大手のJXエネルギーは4月からの電力販売の全面自由化に向けて料金プランを発表した。
エネオスカードで電気料金を支払うとガソリンの価格も割引するとのこと。
4月から電力販売に新規参入する業者はさらに料金が値下がりしていく可能性があると言う。
LPガス会社と提携した電気料金のプランを既に発表した東燃ゼネラル石油によると、大手電力会社と同じように原油などの燃料費の変動に応じて電気料金を調整する仕組みを導入するとのこと。
現在のような原油価格が2月、3月と続けば4月以降に電気料金の値下げも期待できるということになりそう。
この原油価格の値下がり、その影響は電気代やガソリン代が安くなるだけではありません。
例えば、国際線の飛行機に乗る際に支払う燃油サーチャージというものがありますけれども、日本航空と全日空の日本発の欧米路線は片道1万500円でしたがそれが7000円となりました。
旅行代金が少し安くなりそうですよね。
そして灯油も18リットルの価格は2年前と比べますと、これだけ安くなりました。
このほかドライクリーニング代ですとかハウス栽培の果物や野菜の価格にも恩恵があるかもしれません。
今年は産油国イランの制裁解除によりまして市場にさらに原油が流れ込んで原油安が進むと見られています。
その結果、産油国の経済が悪化すれば世界の株価はまた下がることになります。
喜んでばかりはいられません。
そして、その原油安の影響を引きずりまして東京市場で株価が急落しました。
東京株式市場は取引開始直後から全面的に売り注文が広がり、平均株価は一時700円以上値を下げた。
午後には3カ月半ぶりに一時、1万7000円を下回る場面もあったが、その後、やや値を戻し終値は1万7240円だった。
インドネシアの首都ジャカルタの中心部で14日午前、複数の爆発と銃撃があり現地メディアは市民2人が死亡したほか、実行犯4人が自爆などで死亡したと報じています。
現地時間今日午前、ジャカルタ中心部のショッピングモールなどが建ち並ぶ大通りで、合わせて6回の爆発があり、警察と武装グループとの間で銃撃戦になった。
この爆発と銃撃戦で少なくとも市民2人が死亡、警察官と市民合わせて10人が重傷を負った。
また武装グループの4人が自爆などで死亡した。
現場で撮影された映像からは緊迫した様子が伝わってくる。
現地の警察は現場周辺の道路を封鎖し数百人の態勢で捜索と警備に当たっている。
現地の日本大使館は取材に対してこれまで日本人が爆発に巻き込まれたという情報はない、引き続き情報収集に努めると話している。
地元メディアはインドネシア警察が過激派組織イスラム国の関与が疑われると述べたと伝えているが、その明確な根拠は示されていない。
実に19年ぶりのことでした。
去年1年間のビールの出荷量、これは発泡酒と第三のビールを除いたビールの出荷量ですけれども、去年を上回りました。
ビール離れを打ち破ろうとビール各社や飲食店では新たな挑戦を始めています。
先月オープンしたばかりのビアホール。
看板メニューはステーキやスペアリブなどの肉料理だが、目玉は、料理だけではない。
きめ細かい泡を楽しめる注ぎたての生ビールで海外の人気ブランドなど9種類を取りそろえている。
ビール離れと言われ続けてきたが、ここにきて、ビール復活の兆しが出てきていると言う。
今日発表された去年1年間に国内で出荷された発泡酒と第三のビールを除いたビールの出荷量はわずかながら前の年を上回った。
実に19年ぶりのことになる。
これまで糖質オフなどの発泡酒や価格の安い第三のビールに力を入れてきたビール各社が、今年は本家とも言うべきビールを強化すると、そろって宣言した。
1987年に売り出したスーパードライの大ヒットで業界トップを走り続けるアサヒビール。
今月、ビールとしては7年ぶりとなる新しいブランド、アサヒザ・ドリームを投入すると発表した。
プレミアムモルツで快進撃を続けるサントリーも新商品として香るエールの販売を3月から開始。
さらに、一番搾りに代表されるビール、看板ブランド、黒ラベルの販売実績がそれぞれ21年ぶりに前の年を上回ったキリンとサッポロも、ビールの強化を図る構え。
しかし、なぜ今ビールなのか。
背景にあるのは、お酒にかかる税の見直し。
現在、ビール、発泡酒、第三のビールにはそれぞれ異なる酒税がかかっている。
しかし、年内にはビール類にかかる税を見直す議論が始まり、早ければ来年にもビールにかかる税率を下げ発泡酒などにかかる税率を上げようという動きがある。
今後、税率が下がればビールは今より安くなるということを見越して各社はビール強化に乗り出している。
さらに…苦い味やとらあえず飲むといった固定観念から敬遠されることも多いビール。
最近はマイナスのイメージも変わりつつある。
東京都内のクラフトビール専門店。
クラフトビールとは、規模の小さい工房などで職人たちによってつくられたビールで、この店では1つ1つ味わいや香りが異なるクラフトビールを常時10種類そろえている。
消費者がビールに求めるものも多様化してほかのビールにはない味や香りにこだわった独自のビール開発に各社が取り組み始めている。
とりあえずビールから、これしかない飲み物へと変わりつつあるビール。
復活が本物かどうか、これから問われてくる。
日韓両政府の最終合意を受けて慰安婦問題は解決に向かっているわけなんですが、こんな大事なときでも黙っていられない自民党議員がいました。
これは安倍政権の足を引っ張りかねない余計な一言と言えそうです。
日韓関係について、いい方向との評価も出た自民党の外交関連合同会議。
しかし…去年の年末、日韓が電撃合意した従軍慰安婦問題をめぐり、こう発言したのは桜田義孝衆院議員。
同僚議員に抱えられるように姿を現した当人は…自らの発言について、説明することなく足早に国会を後にした。
慰安婦問題で敏感な反応を見せる韓国世論を念頭に安倍総理大臣も細心の注意を払う中でのこの発言に、党内からは…一方、韓国外務省の報道官は…桜田氏の発言を愚かな妄想と一蹴し、日韓合意が着実に履行されるような雰囲気づくりが重要と強調しているが、改善の兆しを見せる両国の関係に、要らぬ一言だったことは間違いなさそう。
桜田氏は先ほどこうしたコメントを出しました。
誤解を招くところがありましたので、発言を撤回させていただきますと謝罪しています。
衆議院選挙での一票の格差の問題。
これを是正するための有識者の答申が出されました。
この中身、国会議員にとって死活問題なんです。
それによりますと衆議院の定数は10議席減りまして、こちらにありますように465となります。
人口の多い東京、千葉、神奈川、埼玉、愛知、赤くなっている5つの選挙区を増やします。
そして人口の少ない青森、宮城、秋田など青くなっている13の県の選挙区を減らすというものです。
これによって一票の格差はおととしの総選挙の2.13倍から、こちらにあるように1.62倍まで是正されることになります。
当然のことながら選挙区が減る県では選ばれる議員も減ることになるわけなんです。
議員の皆さんは一体どう考えているんでしょうか。
選挙区が6から5に減る宮城県。
宮城6区選出の小野寺五典前防衛大臣はこの日、消防出初め式を中座した。
その理由は…1時間半かけて次の会場に向かう。
小野寺氏の選挙区は、気仙沼市など4市1町。
面積にすると東京都よりも広い。
会場に着いたのは、式典開始5分前東日本大震災で実家が被災した小野寺氏。
700人の新成人を前に挨拶に思いがこもる。
宮城の選挙区が6から5に減ると、小野寺氏の選挙区はさらに広がることになる。
一方、選挙区が3つ増える東京都。
世田谷区の成人式に、東京6区選出の越智隆雄議員が訪れた。
人口85万人を超える世田谷区。
今でさえ選挙区は東京5区と6区に分かれている。
先ほどの宮城6区と比べると、東京6区の方が20万人近く人口が多いのに面積は60分の1。
越智氏は、都市部には人が多いが地域のつながりが希薄であるためきめ細かい対応で要望を吸い上げる必要があると話す。
今回の答申は都市部の人口が増え地方が減るという日本の現状を反映したものと言えるが、一票の格差の裁判を起こした升永弁護士は今回の答申内容でも格差を解消するには不十分だと指摘した上で、格差が解消するまでは解散・総選挙をすべきではないと訴える。
今回の答申を受けて、衆議院の大島議長は各会派に1カ月ほどで結論を出すことを求めた上で今国会中に公職選挙法の改正案を津波の発生はありませんでした。
午後0時25分頃、北海道浦河沖を震源とする地震があり、浦河町や函館市などで震度5弱を観測。
浦河町の薬局ではワインのビンが棚から落ちて割れた。
気象庁は、余震による雪崩や崖崩れに注意を呼びかけている。
アメリカで史上最高、1等賞金が1770億円という宝くじの抽せんが行われました。
果たして今回は当せん者が出たのでしょうか。
マイナス2度の気温の中、アメリカ・ニューヨークで人々が足を止めるのは路上の売店。
買い求めているのは、今、アメリカで注目の宝くじ、パワーボール。
こちらニューヨーク郊外の、よく当たるとされるお店なんですけれども次から次へとくじが飛ぶように売れています。
パワーボールは1口2ドル、235円ほどで44の州で販売されている。
6つの数字の組み合わせを当てるのだが、2カ月あまり、すべての数字が一致する1等の当せん者が出なかったためたまりにたまった1等賞金はなんと、およそ15億ドル。
日本円にして1770億円と世界の宝くじの史上最高額。
この店では、売り上げがいつもの2倍以上に増えたとのことだが、ニュージャージー州のレストランでは先週9日、こんなことも。
42人の従業員がパワーボールを共同購入し1等の1050億円が当たったと大騒ぎに。
ところが、当せん番号だと思っていた数字は実は過去のもので、大喜びした従業員たちは、愕然としたとのこと。
熱狂しているのはアメリカだけにとどまらない。
くじは、アメリカに住んでいなくても購入できるため隣国カナダから国境を越えて買いに来る人が後を絶たないと言う。
1等当せんの確率は2億9200万分の1だがたった2ドルで一獲千金をつかめるかもしれないという桁違いの夢物語。
その全米注目の宝くじの抽せん会が日本時間の今日、午後1時に行われた。
果たしてその結果は?宝くじ運営元はツイッターで、少なくとも3カ所で1等の当せん者が出たことを明らかにした。
このうち1カ所はロサンゼルス郊外のコンビニエンスストアで販売されたとのことだが、2016/01/14(木) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ ニューズアイ[字]
取材経験豊富な竹内明を中心に、佐古忠彦も新加入。TBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えます。
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番組内容
きょうのニュースを速く深くわかりやすく。徹底取材したVTRに加え、今さら人に聞けないニュースのポイントもわかりやすく解説。政治・経済・事件はもちろん、身近なニュースや生活情報もお伝えします。「Nトク」では全国各地で起きているホットな出来事を徹底的に掘り下げます。
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【Nスタ ニューズアイ】
竹内明(TBS報道局)
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加藤シルビア(TBSアナウンサー)
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