今回は「僕と一緒に使ってみよう、キーワードプランナー」です。
トップページからツールへの行き方、さらに特定の単語を例に挙げて使い方を解説しますので、まだ使ったことのない方は是非とも一緒に操作してみましょう。
まずはアドワーズに登録しよう
なにはともあれ、まずはグーグルアドワーズに登録してください。
こちらはGmailのアカウントがあれば簡単に登録可能です。
これが済んだことを前提に、アドワーズのトップページからいかにして「キーワードプランナー」を使っていくかを解説します。
※アドセンス配置記事におけるGoogle関連のツール画面キャプチャ画像公開は規約違反ですので、すべて文字で説明させていただくことをご了承くださいませ。
実際の使い方
検索ボリューム画面まで
1 ホーム画面
2 運用ツール(「ホーム画面」の右4つ隣)
3 キーワードプランナー
4 フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索→ここで書きたい記事のメインワードを選択(ここではダイエットとしましょう)
5 左下「ターゲット設定」が、上から
- 日本
- 日本語
- Goole
となるように設定する。
※除外キーワードは応用なので今は気にしなくていい。
6 右下「キーワードオプション」
7 「入力した語句を含む候補のみを表示」をオンに→保存
8 左下「候補を取得」をクリック
関連ワードの表示とソート
「検索ボリュームの傾向」がドドンと画面に出てきたでしょう。これが「ダイエット」で月々に検索されている総数です。「ダイエット」単体でこのように数百万アクセスがあるわけではありません。「ダイエット ○○」「ダイエット △△」のように、それを交えたワードでの検索総数なわけですね。ではグラフの下を見てましょう。
タブを「キーワード候補」に切り替えてください(デフォルトは「広告グループ候補」になっている)。
まずは単体「ダイエット」が一番上に来ており、検索数がわかりますね。なんと67万回です。これはすさまじい数字。というのも、僕がキーワードプランナーで狙うワードは2000~6000。それに対して数十万という数字は途方もない。これはとてもではないが僕の実力(ドメインエイジ・情報収集力・サイト構成力など総合的なSEO)では勝負できない。それこそダイエットの大御所サイトが凌ぎを削っていると思われます。
さらに下に行きましょう。ここには「ダイエット ○○」の「○○」に入るキーワードとその検索ボリュームがずらりと並んでいますね。これでは順序がわかりずらいので、ソートをかけてあげましょう。「月間平均検索ボリューム」をクリックします。若干の読み込み時間、強制的に画面の上に戻されてしまいましたが、ご安心を。また先ほどの場所へ戻ってみましょう。「月間平均検索ボリューム」の横に「↓」が付きましたね。これでソート完了。関連キーワードがボリュームの多い順番にソートされました。
ワード選定とニーズサーチ
次は一番上「ダイエット方法」を見てください。H28/1/17現在ではこれは70000少々のボリュームがありますね。この数字の左側にグラフのような小さなアイコンがあるのがおわかりですか?これにカーソルを乗せてください。すると「ダイエット方法」というワードで各月の検索ボリュームがわかりやすく表示されるのですね。こうして絞ったワードの月々の需要も把握できることは見逃せない要素です。
さて、みなさんはこの「ダイエット方法」で勝負をかけますか?もしかけるのだとしたら、まずはGoogleで「ダイエット方法」で実際に検索をかけてみてください。《NAVER・まとログ・ダイエットブックBIZ・THE GOAL・gooダイエット》現時点ではこのような順番となりました。NAVER・まとログ・ダイエットブックBIZさんのコンテンツだけを確認した時点で、とてもじゃないけど個人では勝負できないような情報量・コンテンツの厚みがあるのがわかります。これに打ち勝とうと言うのであれば、当然サイトは「ダイエットブログ」に方向性を定め、日々ダイエット情報を発信して検索エンジンに「君のところはダイエット専門なんだね」としっかり認識させる。その上でこれら競合よりもボリュームのあるコンテンツを作る。それで初めて勝負ができるレベルではないでしょうか。
いざ勝負!(記事作りのコツ)
キーワードプランナーに戻りましょう。もう少し下の方を見てみましょう。ありました、美味しそうなワード!
「ヨガ ダイエット」 6600 221円
「一ヶ月 ダイエット」 6600 144円
「玄米 ダイエット」 6600 201円
「ジョギング ダイエット」 6600 309円
もう涎が出そうなキーワード(笑)というのも、検索ボリュームは6000前後と適当であり、さらに推奨入札単価(検索ボリュームの右側の数字です)もそれなりに高価。これはそれを含む記事の広告単価が高いことを意味するので、アドセンスクリック単価に関連します。まさにコンテンツ作りにはうってつけのワード群と言えそうです。
では、これらの単語をすべて含めて記事を作ればいいのか?いやいや、それでは欲張りすぎでしょう。そんなにキーワードや情報を詰め込んでは、検索エンジンや読者が混乱してしまう。ですので、自分の得意な分野だと思ったワードを1つでもいいのでチョイスしてみてはいかがですか?
僕だったら迷わず「ジョギング ダイエット」を選びます。日々の習慣としてジョギングを行っているので、リアリティのある記事を書く自信があります。なんなら一ヶ月間のデータを記録して「これくらい減りましたよ!」っていう説得力のあるデータを提示できるかもしれません。あわよくば「一ヶ月 ダイエット」の客層も取り込めるかも。ウハウハですね(笑)実体験を交えた信憑性のある記事は、検索エンジンに好まれる傾向にある。これは三ヶ月間、ブログと向き合ってきた実体験に基づき確信しております。
無論、ニーズリサーチは致します。先ほどの手順を思い出して下さい。この場合ですとGoogle「ジョギング ダイエット」で検索ですね。実際にサーチしてみたところ、やはり上位表示されるのはダイエット関連の専門サイトが多いのですが、先ほどの「ダイエット方法」とコンテンツの厚みを比べてみてください。圧倒的に記事内容が薄い(相対的に、ですが)のがおわかりですか?ここが狙い目なのですよ。
ここで、いよいよ勝負の時が来ます。
あなたの実体験を交えた、しかも減量できたデータを読者の納得のいく形で、オリジナルの文章でしっかりと示せればベストです。文字数は3000文字は欲しいですが、最低でも2000は越えたいですね。見出しを適度に使って見やすいサイト構成を心がけ、さらに「ダイエット」や「ジョギング」などのワードを文章中(h2タグ内かベター)に自然な形で盛り込みましょう。
もちろん、SEOを満足させ、かつ検索者の目を引くキャッチーなタイトリングが望ましいですね。僕なら「【実録】ジョギングダイエットを一ヶ月続けてこんなに痩せた!」こんな風にタイトリングしますよ。ただし、このタイトルに見合う記事内容でなければ、そのサイトは検索表示で上位にいけないばかりか、信用を落とすことになります。タイトルで釣るのは長期的に見てもおすすめはできません。実力をつけましょう。
これらのことを地道に実践し、記事公開後も新たな情報があれば記事に付加して情報に厚みを持たせ、愛情をかけて記事を育てれば、長期的にお客さん(ユーザー)の訪れる優良な記事(資産)となるのです。
あとがき
いかがでしたでしょうか、今回はキーワードプランナーを一緒に操作する感覚で使い方を説明させていただきました。サイトを成長させる上でなくてはならないツール「キーワードプランナー」是非とも活用してくださいね。
以上。