2016-01-17

夜間はハイビームの話

夜間ハイビームで走ってる車が少ない。

ちょっと改めて考えると

ハイビーム:対向車が運転しにくい。自分が運転しやすい。

ロービーム:対向車が運転しやすい。自分が運転しにくい。

個々のドライバー全体最適を考えてロービームを選択してる。

と考えるのが普通だと思んだが、他方、ロービームでの走行危険さを過小評価してる気がする。

ロービームの性能要件は40m先を照らせること。

となっていて、実際はもっと先まで光は届くけど、それ以上の距離のものは視認出来ないと思っていたほうがいい。

日中モノを見る時は形だけでなくて、動き、影の方向、色、様々な情報を複合してみている。

急に光の先になにか現れたモノがなんなのか、脳内で処理するには時間がかかる。

ロービームでは30mくらいが視認出来る距離と思っていたほうがよい。

ちなみに、時速60kmで巡行中に急ブレーキで止まろうとすると、32mくらい必要だそうだ。

もちろん諸条件によって前後する。

視認までの速度、視認からブレーキを踏むまでの反射速度、ブレーキ性能、タイヤと路面の摩擦、etc

言いたいことは、ロービームで夜間運転することは、かなり危険だということ。

最善を尽くしても止まれるかどうか。

夜は道が空いていて、かなりスピードが出る。

にも関わらずロービームは、かなり危ない気がするんだな。

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    ローの高輝度LEDで整備不良(知恵遅れ調べで軸のズレだとか)だと、ハイよりうざいくらい眩しい ので、サンバイザーへオレンジのプレートをつけて、フィルタしてる 車業界ってアホだ...

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