しちゃーるです。
大勢のスタッフと仕事をしていたときの話です。
2011年。私はとある事業で年間延べ38人のスタッフをまとめる制作リーダーとして働いていました。1年間の納品件数は46件(WEB 24件・EC 3件・DTP 19件)担当案件のうち9件が事業の優良事例案件として選ばれました。
私はチームをまとめるために、いくつかの本を読み活用していました。
コミュニケーション能力
伝え方をスマートにすれば、仕事は驚くほどはかどる。
頭のいい説明「すぐできる」コツ―今日、結果が出る! (知的生きかた文庫)
- 作者: 鶴野充茂
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2008/11/20
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 53回
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スケジュール・ファイリングなど
スケジュールを組み、毎日見直す。資料を整理する。
これで仕事が思ったようにスムーズにいく。
図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術
- 作者: サンクチュアリ出版
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2010/01/23
- メディア: 単行本
- 購入: 40人 クリック: 547回
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そしてもうひとつがこの本の紹介です。
いつもデスクの上に置き、ことあるごとに確認していました。
人生のプロジェクト
目的に向かってチームをまとめるため、案件をまとめるため、この本を活用しました。
- 作者: 山崎拓巳
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2007/11/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 8人 クリック: 114回
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人が働くには目的がある。
あなたはなんのために働くのか?
人生はひとつのプロジェクトだ。
目標
何を目指すのか?
どうなればゴールなのかを決める。
段取り
どんな風に進めるか?
やることを洗い出して、タスクのモレやダブりをなくす。
逆算する。
〆切を決める。
優先順位を決める。
リスクヘッジを想定する。
実行
段取りが出来たら実行。
実行していると必ず問題が起きる。
スタッフの間で問題は起きていないか?
進捗は遅れていないか?
とんでもなく間違った方向の物を制作していないか?
常に問題点を報告しやすい雰囲気を作るのがリーダーの仕事だ。
そうすることでリーダー自身の負担も激減する。
検証
プロジェクトが成功しても、誰かひとりが泣きを見たり、スタッフ間に亀裂が出来てしまっていたら意味がない。これを放置して次のプロジェクトを進めることはできない。
何が失敗だったか?もっとうまくやる方法はなかったか?そんなことをプロジェクトに関わったスタッフで話し合い、次につなげていく。
もしも私が一人でがむしゃらに、もしくは強制的にチームを酷使していたら、いくつもの優良事例を出すことは不可能だっただろう。今でもスタッフひとりひとりの頑張りや笑顔を思い出す。ときには仕事がうまくいかず、涙を流す子もいた。でもそれもステップアップのひとつ。最後にはみんなスキルアップして笑顔になっていた。
契約社員で期限付きだったけど1年間お世話になりました。フリーランスを廃業して初めての仕事にぴったりの職場だった。いろいろハイクオリティーな研修やセミナーも受けさせていただいた。皆さんからいただいた寄せ書き、今も大切にしています。
人生はプロジェクトの連続だ。
いくつものプロジェクトを成功させよう。
最小の努力で最大の結果を出すために。
すべてはめざすことからはじまる。
オススメです。
- 作者: 山崎拓巳
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2007/11/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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