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バス事故 運転手からアルコールなど確認されず
1月17日 18時07分

乗客乗員14人が死亡した長野県軽井沢町のバス事故で、死亡した運転手からは、これまでのところ、心臓発作の症状や、アルコールや薬の摂取などは確認されていないことが、警察への取材で分かりました。警察は事故直前の運転の状況をさらに詳しく調べています。
15日、長野県軽井沢町の碓氷バイパスで、スキーツアーのバスがセンターラインを越えて道路下に転落し、乗客の大学生12人と乗員2人の合わせて14人が死亡したほか、残る27人の乗客全員が重軽傷を負い、このうち男性2人が重体です。
警察の調べによりますと、バスを運転していた土屋廣運転手(65)は全身を強く打って死亡し、これまでのところ、心臓発作などの症状や、アルコールや薬の摂取などは確認されていないことが、警察への取材で分かりました。
バスは現場の100メートル程手前の緩やかなカーブを曲がりきれずに、ガードレールに接触したあと、右に傾きながら転落したとみられています。
複数の乗客は「事故の直前、バスはスピードが出ていて、左右に揺れていた」などと話していて、警察はどのくらいのスピードが出ていたかや、事故直前の運転の状況などをさらに詳しく調べています。

バスを整備工場に移送 機器やエンジン検証へ

警察は、事故を起こしたバスを検証するため、軽井沢警察署の駐車場に置かれていたバスを、長野県上田市にある自動車メーカーの整備工場に移しました。
損傷が激しいバスは、車両全体をブルーシートで覆われて、17日午後4時前、レッカー車にけん引されながら、ゆっくりと軽井沢警察署を出ました。
警察は18日以降、バスに設置されている機器やエンジンなどの検証を行い、走行時の速度や事故原因の手がかりなどを調べることにしています。

事故現場に献花台設置

軽井沢町の事故の現場には、17日午後、献花台が設けられ、訪れた人たちが花を手向けたり手を合わせたりしていました。
現場には17日朝から亡くなった人を悼む人が次々と訪れました。
現場の道路を管理する高崎河川国道事務所は、訪れる人の安全に配慮して、17日午後、現場近くの路肩に献花台を設けました。訪れた人たちは献花台に花を手向けたり線香をあげたりしたあと、静かに手を合わせていました。
献花台に来て手を合わせていた長野県の60代の女性は、「起こらなくていい事故で、未来のある若い人たちが亡くなり、残念でなりません。事故が二度と起きないよう、しっかり対策を取ってもらいたい」と話していました。

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