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「下町ボブスレー」ジャマイカ代表が採用発表
1月17日 17時17分

「下町ボブスレー」と名付け、東京・大田区の町工場のグループが開発している競技用のそりが、映画のモデルにもなった南国ジャマイカの代表チームに採用され、両者が共同会見を開いて、正式に発表しました。両者は今後新型のそりを開発し、再来年に韓国で開かれる冬のオリンピックを目指します。
「下町ボブスレー」は、東京・大田区の町工場など延べ100社が開発した競技用のそりです。
開発したグループとジャマイカの代表チームが、17日、長野市で共同会見を開いて、採用を正式に発表し、覚書に調印しました。
ジャマイカは1988年のカルガリーオリンピックに初出場し、映画のモデルにもなるなど話題となりましたが、そりの開発などの資金の不足が課題となっていました。
今回の採用を受けて、町工場のグループはそりを無償で提供し、両者は今後さらに改良を加えた新型のそりを開発して、再来年に韓国で開かれるピョンチャンオリンピックを目指します。
記者会見で、ジャマイカボブスレー連盟のクリス・ストークス会長は、「町工場のグループは技術的な対応をすぐにできる力がある。オリンピックで上位を目指し、両国の友好にもつなげたい」と述べました。
また、下町ボブスレーのグループの舟久保利和さんは、「高い技術を世界に発信する大きなチャンスで、やるからにはオリンピックでトップを目指したい」と話していました。

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