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 気象庁は17日、急速に発達する低気圧の影響で、18日は東日本と北日本の太平洋側を中心に大雪になり、平野部でも雪が積もる恐れがあると発表した。東京23区は同日正午までに最大10センチの積雪を見込んでおり、首都圏は降雪が激しくなる時間帯が、通勤・通学時間帯に重なると予想される。猛ふぶきや暴風にも警戒するよう呼びかけている。

 低気圧は本州の南岸を北東に進み、低気圧が通過した後は強い寒気が入り込む。このため北日本~西日本は21日ごろまで強い冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に大雪になる可能性がある。

 関東甲信地方は低気圧の通過に伴って、18日昼前まで雪の予想だ。同日正午までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、甲信地方で40センチ、関東地方北部山沿いと平野部で30センチ、関東地方南部平野部では15センチ。