私の半世紀に渡る車遍歴の中にいつも目立たない存在としてポルシェが有ったのですよね。
カージャーナリスト、構造画家としていつも自分は中立な立場でいなければいけないと思っていたのです、しかし他の人以上にポルシェAGとの繋がりが強く、彼等も私を大事にしてくれるのでどうしてもポルシェを意識しない訳にはいかないのですよね。

自称ポルシェ フリーク、ポルシェ パラノイヤと言われる人達の熱く語る言葉を目にしても自分はこうなってはいけないと言い聞かせてきました。
私のコレクションを見てもロータスを筆頭にそれこそ珍しい車ばかりだったのですよね、その当時としてはポルシェの本流とは言えない928S4を持って本当はポルシェには興味が無いんだよねと嘯いていました。

ここで今回3000ドルで手に入れたボクスターで私のポリシーが揺らぎ始めているのです(汗)。
ウィンドーを直してから初のドライブに今日は出掛けました。
集金と言って実はテストドライブをしたかったのですよね(笑)。
うちに有る大きなアイスボックスがフロントのラゲッジルームにピッタリと納まりこれだと日本食の買い出しにも充分使えるねえと家内と話しながらのドライブでした。
確かにベンツの方がスムーズライドですが燃費も良いボクスターは良い買い物車の役を果たしそうですね。



これは家内が前を走るタンクローリーに映るボクスターの雄姿を撮ったモノです。
帰り道ジャンクションで新しい911ターボと出くわしましたがスーと道を譲ってくれてホンキングして去って行きました。
あ～あ3000ドルのボクスターでもポルシェ仲間と認めてくれたのだなあと爽快な気分になりました。
まさかこの歳でポルシェフリークの仲間入りをするとは思いもしなかったですね(笑)。