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米国務副長官 北朝鮮はイランを見習うべき1月17日 16時45分
アメリカのブリンケン国務副長官は、NHKのインタビューで、北朝鮮が核実験を行ったことを受けて、中国が参加したより厳しい制裁措置を北朝鮮に科す必要があると強調したうえで、北朝鮮は核開発の制限に応じたイランを見習うべきだと主張しました。
日本を訪れていたアメリカのブリンケン国務副長官は、NHKとのインタビューに応じ、北朝鮮が今月6日に行った核実験を強く非難したうえで、「北朝鮮を非核化に向かわせる唯一の方法は、非常に強い制裁措置だ。圧力を加え、北朝鮮指導部に核開発を止める正しい決断をさせなければいけない」と述べ、国連安全保障理事会や各国で、北朝鮮に対するより厳しい制裁を決める必要があると強調しました。
さらに、北朝鮮に影響力を持つ中国が鍵を握るとしたうえで、中国政府は習近平国家主席が呼びかけたにもかかわらず、北朝鮮の核実験を止められなかったなどと指摘し、北朝鮮に対するより厳しい制裁に加わるよう、今週北京を訪問し、直接求めていくことを明らかにしました。
また、ブリンケン副長官は「北朝鮮は、われわれとイランが行った交渉から役に立つ教訓を得られる。アメリカは大きな相違がある国とでも、喜んでその相違を解決する」と述べ、核開発の大幅な制限に応じたイランを見習って、北朝鮮も政策を転換し、経済発展に目を向けるべきだと主張しました。
さらに、北朝鮮に影響力を持つ中国が鍵を握るとしたうえで、中国政府は習近平国家主席が呼びかけたにもかかわらず、北朝鮮の核実験を止められなかったなどと指摘し、北朝鮮に対するより厳しい制裁に加わるよう、今週北京を訪問し、直接求めていくことを明らかにしました。
また、ブリンケン副長官は「北朝鮮は、われわれとイランが行った交渉から役に立つ教訓を得られる。アメリカは大きな相違がある国とでも、喜んでその相違を解決する」と述べ、核開発の大幅な制限に応じたイランを見習って、北朝鮮も政策を転換し、経済発展に目を向けるべきだと主張しました。