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沖縄 宜野湾市長選告示 現職と新人が立候補1月17日 11時47分
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アメリカ軍普天間基地がある沖縄県宜野湾市の市長選挙が、17日に告示され、基地の早期返還と危険性の除去を訴える現職と、政府が進める名護市辺野古への移設計画に反対する新人の、2人が立候補しました。
宜野湾市長選挙に立候補したのは、届け出順に、▽無所属の現職で、自民党と公明党が推薦する佐喜真淳氏(51)と、▽無所属の新人で、元沖縄県職員の志村恵一郎氏(63)の2人です。
2人は立候補の届け出を済ませたあと、それぞれ支持を訴えました。
佐喜真氏は、「普天間基地のフェンスを取り払うことがわれわれの願いであり、夢だ。あのフェンスをしっかりと自分たちの手で取り払い、市民と共に基地のない宜野湾市をつくり、さらに前進させていく。普天間基地の固定化は絶対にノーだ」と訴えました。
志村氏は、「沖縄県の翁長知事を支え、辺野古の新基地建設にはきっぱりと反対していく。宜野湾市民の命も名護市民の命もひとしく重い。政府が約束した『普天間基地の5年以内の運用停止』を実現できるよう、沖縄県と一緒になって取り組む」と訴えました。
宜野湾市の面積の25%近くを占めるアメリカ軍普天間基地を巡っては、名護市辺野古への移設を目指す政府と、それを阻止しようとする沖縄県が、互いに相手を訴える異例の事態となっています。
選挙戦では、佐喜真氏が自民党と公明党の推薦を受け、名護市辺野古への移設の是非には具体的に触れず、基地の早期返還と危険性の除去に最優先に取り組むべきだと主張しています。
これに対し志村氏は、民主党沖縄県連、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたち、それに地域政党の沖縄社会大衆党が支援し、県内移設では危険性は除去できないとして、沖縄県の翁長知事と共に、政府が進める移設計画に反対を訴えています。
宜野湾市長選挙の投票は今月24日に行われ、即日開票されます。
2人は立候補の届け出を済ませたあと、それぞれ支持を訴えました。
佐喜真氏は、「普天間基地のフェンスを取り払うことがわれわれの願いであり、夢だ。あのフェンスをしっかりと自分たちの手で取り払い、市民と共に基地のない宜野湾市をつくり、さらに前進させていく。普天間基地の固定化は絶対にノーだ」と訴えました。
志村氏は、「沖縄県の翁長知事を支え、辺野古の新基地建設にはきっぱりと反対していく。宜野湾市民の命も名護市民の命もひとしく重い。政府が約束した『普天間基地の5年以内の運用停止』を実現できるよう、沖縄県と一緒になって取り組む」と訴えました。
宜野湾市の面積の25%近くを占めるアメリカ軍普天間基地を巡っては、名護市辺野古への移設を目指す政府と、それを阻止しようとする沖縄県が、互いに相手を訴える異例の事態となっています。
選挙戦では、佐喜真氏が自民党と公明党の推薦を受け、名護市辺野古への移設の是非には具体的に触れず、基地の早期返還と危険性の除去に最優先に取り組むべきだと主張しています。
これに対し志村氏は、民主党沖縄県連、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたち、それに地域政党の沖縄社会大衆党が支援し、県内移設では危険性は除去できないとして、沖縄県の翁長知事と共に、政府が進める移設計画に反対を訴えています。
宜野湾市長選挙の投票は今月24日に行われ、即日開票されます。