前回「ぶっとい煙草」に見えるお灸を紹介しました。
棒灸の使い道は、火をつけた面を患者の肌に向けて、3センチくらい離してホバーリングさせると温かい。というものでした。
コロンのバーベキュー
コロンってお菓子知ってます?美味しいですよね。
そのコロンを串刺しにしたようなお灸があります。
この白い串刺しになっているものがお灸です。これまた美味しそうでしょ?
「灸頭針」という技術
鍼灸師とか整体師とかって、たいてい時間で治療してますよね?
だいたい10分1000円を目安に割引があったり、格安店だと1時間3000円くらいのお店もあります。
じゃあ、その限られた時間で
「針もしたい、お灸もしたい。なんでもかんでも全部したい!」
って思ったとき、どうするか。
灸頭針という凄い技術があるのですよ。
灸頭針は、針の持つところに、お灸の塊を乗せて火をつけるんです。
そうすると、針を伝って、もぐさの薬効がじわりじわりと体の奥深くに入る・・・と昔の人は言い伝えてきました。
実際のところ、お灸が熱いだけで、薬効が針を伝うことはありません。
それでも、針治療とお灸治療がいっぺんにできると、相互作用で何か良い効果がありそうな気がしてきませんか?
針とお灸、2つの技術を同時に体験できる贅沢治療。それが灸頭針