分裂、解散危機騒動の渦中にあるSMAPのデビュー25周年を記念した5大ドームツアーが、白紙になっていたことが16日、分かった。関係者によると、8月末から開催予定だったが、木村拓哉(43)がジャニーズ事務所残留を決め、中居正広(43)ら独立組4人と対立構図ができた昨年12月に同事務所がキャンセルを申し入れていた。ファンのために25周年ツアーを成功させたい木村はグループ存続のために動いており、4人が戻ることがかなえば“おわびツアー”が実現する可能性もある。
解散騒動で打ちひしがれているファンに、さらにショッキングな事実が発覚! 25周年記念ツアーがまさかの白紙になっていた。
複数の関係者の話を総合すると、SMAPは当初、8月末から11月にかけて5大ドームツアーを行う予定だった。
ドーム公演の会場確保は通常1年前から受け付けが始まり、事務所も事前に申し込んでいたが、そんな矢先に分裂危機が勃発。メリー喜多川副社長(89)との確執からグループの育ての親である女性チーフマネジャー、Iさん(58)が2月末に退社することになり、中居、稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(41)、香取慎吾(38)がIさんについていくことを昨年11月末までに決断。木村は残留を12月に決めたため、独立組と溝ができたこと、また事務所と独立組の契約がツアー中の9月に切れることから、事務所が12月中にキャンセルした。
ツアーで数々の金字塔を打ち立ててきたSMAP。2001年の10周年に史上初の5大ドームツアーを敢行し、02年に驚異の115万人動員、05年には単独アーティスト初の東京・国立競技場公演を実現。節目も大事にしており、06年の15周年には2年連続となる国立競技場公演、11年の20周年にはデビューイベント(1991年)を行った埼玉・西武園ゆうえんちでイベントを開催し、感謝を伝えてきた。
解散報道後も、ファンは25周年イベントの開催を願っていただけに、ドームツアーという“最後の希望”が無くなったショックは計り知れない。
ツアーについて、イベント関係者は「一度崩した予定を戻すのは相当難しい。すぐに別の予定が埋まってしまう」と分析。また、メンバーの仕事を管理してきたIさんは、報道陣に追われて自宅に帰れない状況が続いており、所在不明なことからも再調整は厳しい。解散の場合、最悪ならラストなるドームツアーは完全消滅し、二度とSMAPをライブで見られなくなる可能性もある。
ただ、“希望”がゼロになったわけではない。プロ野球のクライマックスシリーズが始まる10月は、出場球団によってはドームに空きが出ることもあるからだ。2週間前にキャンセルが出たため、追加公演を行った人気グループもある。
もちろん、ツアー実現にはグループ存続が前提。独立の意志を固めていた4人は、中居が芸能界の大物から「グループに戻りたいなら、木村拓哉に土下座するぐらい謝れ」と助言を受けたこともあり、存続の可能性は残されている。木村も「ファンのために何としても25周年ツアーをやりたい」との思いから、4人と事務所との橋渡し役になる可能性も出てきた。
5人がファンへの“おわびツアー”で再びドームに立つ日は来るのか。
背番号『18』の執念
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